5種類のPAH (ベンゾ[a]ピレン、ペリレン、フルオランテン、ピレン、およびクリセン) の濃度を10-2~10-1μgcm-3の範囲で種々変化させたn―ヘキサン溶液の蛍光スペクトル (Ex : 305nm, Em : 330~520nm) をアスキー形式のデータセットに変換した後マイクロコンピュータに読み込みPLS (Partial Least Squares) 回帰分析法を用いて回帰モデルを構築した。別に作成した濃度既知の合成試料溶液の蛍光スペクトルに回帰モデルを適用し、5種類のPAHについて計算して得られた予測値と良い一致を見た。