主要な研究成果の発表を「ネイチャー」や「サイエンス」など海外の著名学術誌・雑誌に依存しているわが国の学術世界。３年連続のノーベル賞受賞が示すように、研究水準は世界レベルに達しているが、海外有力学術誌と比肩する国内の学術誌が少ないため意欲的な研究者は研究成果を海外の雑誌で発表している。こうした状況に危機感を持つ研究者による特別シンポジウムが２月２７日、東京・乃木坂の日本学術会議講堂で開かれた。世界に通用する「日本発の学術情報誌」へ向けた熱心な議論を紹介する。

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・ネコ免疫不全ウイルスの宿主特異性決定機構の解明 ─エイズウイルスの起源と進化を探る─
・ナノボール：次世代ＤＮＡ解析デバイスの心臓部 ─ナノテクＤＮＡ解析が簡便･迅速･低コストに─
・試験管内で植物ＲＮＡウイルスゲノムの複製に成功
・固体電解質中での金属原子移動を利用したスイッチにより半導体回路の組み替え動作を実現 ─回路利用効率が高く応用範囲の広いプログラマブルロジックへ道─
・グリア細胞の接着によって完成する神経細胞の成熟 ─神経シナプス形成における、グリア細胞接着効果の実証とその分子メカニズムを解明─
・Toll様受容体７がウイルスの認識に関与していることを解明
・酸化ストレスを感知する分子制御を解明 ─酸化ストレスを原因とする疾患に対する治療法創出へ道を拓く─
・巨大な非線形磁気光学効果の発現に成功 ─電気分極を持つ磁性体にて─

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本事業は、研究開発ポテンシャルの高い地域７地域（北海道、宮城、東海、石川、大阪、広島及び福岡）に整備を行った研究成果活用プラザにおいて、地域の独創的な研究成果を活用して「産学官の交流」及び「産学官による研究成果の育成」を通して、技術革新による新規事業の創出を目指すものである。各研究成果活用プラザに設置した技術評価委員会において、課題の新規性及び優位性、研究計画の妥当性、事業化の可能性を評価項目として課題の技術的評価を行い、当該評価に基づき、機構において新規採択課題16件を決定した。

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・平成16年度　新規事業について
【技術移転　委託開発事業　開発成功】
・シーケンスペア・アルゴリズムを用いた集積回路設計ツールの開発 ─ブロック配置最適化における大幅な省力化、スピードアップが可能─

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・基礎研究の成果　初春の大阪で報告会 ─着実な前進に参加者の関心も高く─
・第１回「社会技術研究シンポジウム」を開催
・「科学と音楽の夕べ　ニッポン夢おこし」を高崎市で開催
・AAASフェロー受賞 ─齋藤 烈教授、山本 尚教授─
・「科学技術振興審議会」第１回会議を開催

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研究領域　「情報基盤と利用環境」
研究課題　「思考支援とコミュニケーションのための３次元CG製作・利用技術の開発」
東京大学大学院情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻　講師　五十嵐 健夫

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