開智国際大学紀要
Online ISSN : 2433-4618
ISSN-L : 2433-4618
17 巻
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • -NCAへの早期加盟チームの実態から-
    杉原 大輔
    2018 年 17 巻 p. 5-22
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    インターネットを活用しながら企業活動を行っている多くの現代企業にとって、そのセキュリティの重要性は増すばかりである。これへの対処としてCSIRT (Computer Security Incident Response Team)を実装する企業が増えている。しかしながら新たに設立される組織体であるため、チームの構築だけではなく、構築後の運営において課題も多く指摘されている。今後もCSIRTを設立する企業の増加が見込まれるが、本稿ではこういった新規のチームの参考となるべく、先行研究において析出されたチーム構築後の運営における課題について整理するとともに、量的調査によって日本国内企業のCSIRT の実態を把握しながら、課題に対するチームの現状を分析し、その解決向けたインプリケーションを提示する。
  • -日米の事例からの探索的検討-
    杉原 大輔
    2018 年 17 巻 p. 23-39
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    オペレーションプロセスや産業用機械といったハードウェア面と、現場におけるKY 活動やリスクアセスメントの実施といったソフトウェア面に、ヒューマンファクター研究などの産業安全に関する研究からの知見を取り入れるといった、ハード・ソフト両面の改善によって労働災害は減少してはいるものの、一定数が発生し続けており、これらの災害が非正規従業員に多いことは憂慮されるべき事態である。 本稿では、アメリカ国内の石油精製プラントにおいて連続して発生した非正規従業員の労働災害に端を発した先行研究を踏まえながら、日本国内の製造企業で発生した労働災害の実事例を通して、労働災害が非正規雇用者に多く発生する要因を探索的に検討し、その要因を軽減する対策についてのインプリケーションを提示する。
  • -フロネーシスの教育の観点から-
    土屋 陽介
    2018 年 17 巻 p. 41-54
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿では、今般の道徳教育の拡充において主要な授業方法の改善案として掲げられている「考え、議論する道徳」を取り上げ、「考え、議論する」ことは道徳教育にとってなぜ必要なのかを明らかにする。本稿の議論によれば、「考え、議論する」ことは、「道徳性」を構成する三要素の一つである「道徳的な判断力」の教育に特に寄与する。本稿では、このことを、古代ギリシアの哲学者アリストテレスが提起したフロネーシスの概念と、それをめぐる徳倫理学上の議論を参照することによって明らかにする。 本稿では、まず、道徳的な判断とはどのように下されるものであるかを検討することで、適切な道徳的判断を下すためにはフロネーシスと呼ばれる知性の働きが不可欠であることを明らかにする。次に、フロネーシスとは正確にはどのような種類の知性の働きであるかを明らかにする。その上で、私たち人間はフロネーシスをどのように獲得するのかについて、アリストテレスはどのように考えていたのかを明らかにする。最後に、子どもの哲学の創始者であるMatthew Lipmanの議論を参照して、哲学対話を通した「考え、議論する」教育が、フロネーシスの教育(すなわち、「道徳的な判断力」の育成)にとって理想的な方法であることを明らかにする。
  • −ある日本語教師の教育実践の振り返り−
    得丸 智子, 清水 順子
    2018 年 17 巻 p. 55-84
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は、ベテラン日本語教師が、ジェンドリンとヘンドリクスが開発した、現象学を背景に持つ内省手順TAE(Thinking At the Edge Steps)を用いて、10年間の教育実践を振り返った内省プロセスを、考察するものである。内省者が書き込んだTAEシートの記述と、終了後に、シートを見ながら内省プロセスを振り返った語りを資料とした。TAE手順に沿って、意味を考慮せず形式的に作った文とフェルトセンス(意味感覚)を行き来することにより、フェルトセンスが構造化され、論理的な言語表現が産出されるプロセスを、可視化することができた。
  • ~ 大学授業におけるアクティブ・ラーニング ~
    フラナガン ブルース
    2018 年 17 巻 p. 85-94
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿は、教育学の視点から日本の大学における教育法、教授法、教育技術、そして学習に関わる様々な話題を扱うシリーズの第1編である。本編は、能動的学習法であるアクティブ・ラーニングの由来、特徴、実践事例、長所、短所、また大学授業での活用に焦点を当て考察を入れながら議論を進める。
  • 生野 金三
    2018 年 17 巻 p. 95-101
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • ~共通教材の授業方法の 工夫を通して~
    石田 修一, 戸塚 千穂
    2018 年 17 巻 p. 103-123
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    小学校の音楽授業について、柏市内公立小学校5,6年生へのアンケート調査の結果、「今まで音楽の授業で学習した歌唱曲で一番好きな曲をひとつだけ答えてください」という質問で、共通教材は1位にはならなかった。しかし、共通教材はすでに地域や世代を越えて歌い継がれており、子どもたちが大人になっても歌い親しむことを期待して設定されていると考える。したがって、子どもが、共通教材に興味関心を持ち、歌い継いでいくことをねらいとして、他教科と関連を図るなど、主体的・対話的で深い学びを工夫することとした。
  • ~文学と説明文の違いから~
    遠藤 真司
    2018 年 17 巻 p. 125-132
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    小学生用の国語の教科書には、説明的な文章と文学的な文章の2つの文種がある。説明文を読む時、私たちは記述をもとに筆者の考えを理解する。一方、文学的な文章を読む時には、想像力を駆使する。教員志願者にも現職教員にも、この2つの読み方の違いを教えていく必要がある。
  • 土井 雅弘
    2018 年 17 巻 p. 133-137
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • ―学びの質を高めるための古典の指導法―
    服部 一枝
    2018 年 17 巻 p. 139-146
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • 符 儒徳
    2018 年 17 巻 p. 147-157
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本調査は文系の国際大学における大学生の情報リテラシーの現状と大学での情報教育の課題についての調査研究である。情報リテラシーという用語や定義およびその目指すものを回顧し,日本の高等学校の情報教科の設置や大学における情報教育の位置付けおよび関連の実態調査報告を踏まえる中で,国際大学生を対象とした調査報告は見当たらなかった現状などを鑑み,日本人学生と留学生を対象とするアンケート調査を行った。調査の結果,日本人学生に関するこれまでの先行結果と概ね整合しているが,同時にこれまで見られなかった新しい傾向があることがわかった。さらに,パソコンの習熟度の低い学生は,情報リテラシー向上のための動機付けや,コンピュータ・リテラシーの向上の情報教育が必要とされていることが本調査から示唆された。
  • ~ 通訳実践授業の履修生へのアンケート調査報告 ~
    フラナガン ブルース
    2018 年 17 巻 p. 159-172
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿は、2020年の東京オリンピックを間近に控え、日本の某私立大学において開講された通訳実践授業の履修生へのアンケート調査の結果を分析した報告書である。著者が担当した「通訳の英語特講」という選択科目の4年次履修生が通訳に対してどのような意識を持ったのかを調べるとともに、学生の視点から通訳授業を今後どのように改善するべきか考察を行った。本稿は、その結果を集計し分析したものと、その結果を踏まえた考察で成り立つものであり、著者自身の教員としての授業改善と、通訳「学」の意識向上、そして大学一般教養における通訳授業のあり方について考えることを目的としたものである。
  • ~2016年度「イギリスの生活と文化」における授業実践報告~
    安田 比呂志
    2018 年 17 巻 p. 173-181
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • ~小学校における英語教育の理論と方法~
    安田 比呂志
    2018 年 17 巻 p. 183-192
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
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