現在,知識推論,音声対話,画像処理,動作計画を要素知能とし,これらに関係するソフトウェアモジュールを組み合
わせることによって,エンドユーザーが簡単に人と機械が協働する知能アプリケーションを開発するための総合知
能アプリケーションプラットフォーム,PRINTEPS (Practical INTEligence aPplicationS)の研究を進めている[1].本稿で
は,小学校6年生の理科の「てこのはたらきのきまり」の実験に複数のロボットと教師・児童が連携するシステムを
導入し,そのシステムの評価と,授業を通じて得られた,PRINTEPSでの実現や小学校教育実践に向けた知見について
述べる.
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