詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "地域創生科"
146件中 1-20の結果を表示しています
  • *青木 博光, 村上 隼, 成澤 友香, 丸山 隼人, 橋本 叡信, 平田 裕大, 三浦 恭兵, 神山 拓也
    日本作物学会講演会要旨集
    2022年 253 巻
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/03/25
    会議録・要旨集 フリー
  • *神山 拓也, 平田 裕大, 原 貴洋, 村上 隼
    日本作物学会講演会要旨集
    2022年 253 巻
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/03/25
    会議録・要旨集 フリー
  • *竹島 亮馬, 藤原 洋介, 小林 省吾, 村上 隼, 神山 拓也, 中野 恵子, 渕山 律子, 島 武男, 原 貴洋
    日本作物学会講演会要旨集
    2022年 253 巻
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/03/25
    会議録・要旨集 フリー
  • *奈須野 恵理, 佐々木 裕哉, 遠藤 瑞歩, 志野 裕亮, 杉山 大地, 関 篤也, 加藤 紀弘
    日本地球化学会年会要旨集
    2020年 67 巻
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/01/29
    会議録・要旨集 フリー

    活性汚泥由来Roseomonas sp. TAS13は、グラム陰性細菌のQuorum sensing (QS)機構でシグナル物質として汎用的に利用されているN-acylhomoserine lactone (AHL)を加水分解する。TAS13株のゲノムからAHL acylase (AirP)だけでなくLuxR familyに属するAHL受容体(RotR)の遺伝子が同定された。しかし、対になるLuxI familyに属するAHL合成酵素が存在しないことからAHLとの相互作用解析例が少ないLuxR soloに分類される。これまでにRotRはアシル鎖長がC8からC12のAHLとの親和性が示唆されている。本研究ではAHLを加水分解すると同時にAHLを利用して遺伝子発現を制御するTAS13株に注目し、各AHLの分解されやすさとLuxR soloとの親和性の違いによるQS機構を介した代謝制御の解明を目指した。

  • *村上 隼, 藤原 洋介, 中野 恵子, 渕山 律子, 竹島 亮馬, 島 武男, 原 貴洋, 小林 省吾, 神山 拓也
    日本作物学会講演会要旨集
    2022年 253 巻
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/03/25
    会議録・要旨集 フリー
  • *杉山 大地, 遠藤 瑞歩, 奈須野 恵理, 加藤 紀弘
    日本地球化学会年会要旨集
    2020年 67 巻
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/01/29
    会議録・要旨集 フリー

    グラム陰性細菌ではN-アシルホモセリンラクトン (AHL) をシグナル分子とする細胞間情報伝達機構Quorum Sensing (QS) によって標的遺伝子の発現が制御されている。細胞内濃度が閾値に達すると、AHLはLuxR familyに属する受容体タンパク質と複合体を形成し、標的遺伝子のプロモーターと相互作用することで転写が活性化される。対になるAHL合成酵素を持たないLuxR soloと呼ばれるLuxRが多くの細菌ゲノムに存在するものの、応答するAHLの種類や制御する標的遺伝子を実験的に解析した例は少ない。そこで、本研究では活性汚泥から単離したRoseomonas sp. TAS13株が有するLuxR solo、RotRの大量発現系を構築し相互作用するAHLを特定した。更に、アシル鎖長の異なるAHLの添加条件で培養したTAS13株のタンパク質発現パターンを二次元電気泳動により比較した。

  • *青木 博光, 成澤 友香, 丸山 隼人, 橋本 叡信, 神山 拓也
    日本作物学会講演会要旨集
    2023年 255 巻
    発行日: 2023/03/27
    公開日: 2023/03/27
    会議録・要旨集 フリー
  • Naofumi Oya, Takanori Uchiyama
    生体医工学
    2022年 Annual60 巻 Abstract 号 156_2
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/01
    ジャーナル フリー

    We investigated the nonlinearity of the abductor digiti minimi muscle in voluntary contraction. A healthy young male volunteer participated in the experiment. The electromyogram (EMG) of the abductor digiti minimi muscle was measured during voluntary contraction, and the voluntary contraction force (VCF) was measured with a force sensor. The participant窶冱 hand was fixed on a measurement table made of thermoplastic resin to fit his palm, so that he could move only his digitus minimus. The VCF and the target force were displayed in real time on an LCD display in front of the participant. The participant was instructed to track the target force. Finally, system identification was performed using the Hammerstein model, the input and output of which were the EMG and the VCF, respectively.

  • 木原 匠, 木村 正, 窪田 誠, 服部 麻木, 鈴木 直樹, 斎藤 充
    生体医工学
    2022年 Annual60 巻 Abstract 号 156_1
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/01
    ジャーナル フリー

    【目的】Windlass mechanism(WM)は,足部の中足趾節(MTP)関節の背屈により足底腱膜が緊張すると縦アーチが増大する機構であるが,これまで,3次元かつ詳細な検討はされてこなかった.本研究の目的は,WMに伴う母趾列の各関節の変位量と舟状骨の高さを3次元的に評価することである.【方法】対象は13名23足の健常足とし,荷重位足部CTで,母趾指腹が床面に接地,30°背屈した状態を撮影し,ICPアルゴリズムを用いて,母趾背屈に伴う ①各骨の変位量,②各関節における近位骨を基準とした遠位骨の変位量,③足底板から舟状骨までの高さ(最低点と幾何中心)を計測した. 【結果】母趾背屈に伴い,舟状骨は3.2°回外,1.3°背屈,内側楔状骨は1.3°回外,0.3°底屈,第1中足骨は,0.9°回内,1.2°背屈した.距舟関節では舟状骨は3.5°回外,0.7°底屈し,内側楔舟関節では内側楔状骨は2.0°回内,1.4°底屈,第1TMT関節では中足骨は2.1°回内,0.4°底屈した.舟状骨の高さは,最低点では1.9mm,幾何中心では1.1mm上昇した.【考察】正常足でのWMでは,母趾背屈に伴い舟状骨の上昇とともに,脛骨に対して舟状骨は背屈し,舟状骨より遠位の関節では近位骨に対し遠位骨が底屈した.また,舟状骨,内側楔状骨は回外しており,これは縦アーチの変化に連動して,足部全体にも変化が及ぶと考えられた.

  • 益子 翔太, 髙田 優介, 福冨 達哉, 山道 健志郎, 坂 翔太, 高山 善匡, 山本 篤史郎, 新井 真人
    銅と銅合金
    2023年 62 巻 1 号 139-144
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/08
    ジャーナル フリー

    Compositionally complex alloys with the aim of light weight, high strength and high ductility were developed as medium entropy ones using four elements, Cu, Al, Zn and Mg. In order to investigate possibility of improving ductility of the alloys, high temperature deformation and subsequent properties were examined in Cu4Al4ZnMg (4411) alloy with the highest compressive strength at room temperature and the fundamental composition CuAlZnMg (1111) alloy. Flow stress had a peak immediately after yield point and decreased gradually with strain in true stress –true strain curve in both alloys. It was found that cracks at the apex of the indentation in the Vickers hardness test, which showed brittle, were also observed in the specimens subjected to high temperature compressive test at various temperatures and strain rates as well as as–cast alloys before the test. Higher fracture toughness was, however, obtained in the specimens after the compressive test compared with ones before in both alloys. This fact suggested desirable possibility of improving ductility by controlling the microstructure through deformation at elevated temperatures.

  • *関 篤也, 佐々木 裕哉, 奈須野 恵理, 加藤 紀弘
    日本地球化学会年会要旨集
    2020年 67 巻
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/01/29
    会議録・要旨集 フリー

    Roseomonas sp. TAS13が保有するPenicilline G acylase (PGA)はグラム陰性細菌のQuorum Sensing (QS) 機構で利用される細胞間シグナルN-acylhomoserine lactone (AHL) と抗生物質の双方を加水分解する。これは抗生物質耐性に加えて周囲のQS機構を阻害する2つの機能を有する可能性を示すものの、その生態的な意義は不明である。そこでTAS13株と単離源の異なる2種類のRoseomonas属細菌のPGAをクローニングしPenicilline G (PenG)及びAHLの分解活性を比較した。その結果TAS13株由来のPGAはPenGとAHL双方の分解活性が高かったのに対して、他のPGAでは分解活性が有意に低かった。これは一部のRoseomonas属細菌のPGAが近縁に生息する細菌のQS阻害に寄与することを示唆している。

  • 國森 皓貴, 山岸 史明, 松本 健志
    生体医工学
    2022年 Annual60 巻 Abstract 号 157_2
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/01
    ジャーナル フリー

    骨粗鬆症は骨量・骨質の著しい低下による易骨折性を示す疾患であり,高齢者の罹患は要介護や寝たきりのきっかけにもなることから深刻な社会的課題となっている.骨粗鬆症の予防には運動が効果的であることから,低侵襲性で運動代替効果を持つ全身性微振動刺激(WBV)に期待が持たれている.本研究では,近年,その有効性が示唆されている断続性を考慮したWBVの骨粗鬆症予防効果を検証した.卵巣摘出マウスを対象とし,WBV負荷装置には入れるが振動を与えない群(Sham,n=8),既に効果を認めている振動期3秒-休止期9秒の断続WBV群(I-WBV,n=8),振動期3秒-不規則長の休止期(3~15秒)の断続WBV群(IR-WBV,n=8),また新たに段階的(3~15秒)に休止期が増減する断続WBV群(Step,n=8)の4群に対して,WBV負荷実験を2週間行い,脛骨を採取した.放射光CTによる骨構造解析の結果,Step群については,皮質骨厚さでI-WBV群に比べ有意に大きく,海綿骨骨梁幅ではSham群に比べ有意に高値を示した.骨ミネラル密度は,皮質骨ではI-WBV群を除いた振動群でSham群よりも有意に高値を示した.一方,海綿骨ではすべての振動群でSham群よりも有意に高値を示した.ラマン分光分析による骨成分評価の結果では,皮質骨のミネラル結晶化度においてI-WBV群がSham群と比べて有意に高値であった.また,その他の成分指標では,有意差はなかったがStep群がSham群に比べ最も大きな値を示した.Step群において,より長い休止期が連続することが振動刺激の感度回復に有効である可能性が窺われた.

  • 鈴木 美里, 嶋脇 聡, 中林 正隆, 伊藤 聡志
    生体医工学
    2022年 Annual60 巻 Abstract 号 157_1
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/01
    ジャーナル フリー

    関節の状態を理解することは,関節障害や疾患の治療および治療後の回復を支援する上で非常に重要であり,接触面積や接触分布は重要な情報となる.本研究では、肩関節の外転時における外旋・内旋に着目した.90°以上の外転姿勢における外旋・内旋運動は投球姿勢に近く,回旋可動域と疼痛障害への関連性が示唆される.このような姿勢での研究について,屍体肩を用いたin vitro研究は存在するが,in vivoでの関節軟骨の接触状態を評価した研究は少ない.そこで本研究では、in vivoで外転して回旋した肩をMRI撮影し、MRI画像から肩甲上腕関節軟骨の接触面を計測・調査した.健常な成人男性4名を対象として、仰臥位で,基本肢位(外転0°,回旋0°),外転120°(回旋0°),外転120°における最大外旋および最大内旋の4姿勢をMRI撮影した.ImageJを用いて,MRI画像の輝度分布から接触判定を行い,それら接触点から接触面積を算出した.その結果、外転角度の増加に伴い接触面積は減少し,回旋角度の増加に伴い接触面積は増加した. また,MRI画像から三次元骨モデルを作成し,そのモデル上に接触分布を貼付して、運動角度に伴う接触分布の推移を可視化した。肩甲骨の関節窩面において、接触分布は外旋時に後方へ,内旋時に下方へ移動した。上腕骨頭面において、接触分布は外旋時に後方へ,内旋時に前方へ移動した.

  • 太田 和良, 近藤 伸也
    土木学会論文集F6(安全問題)
    2022年 78 巻 2 号 I_43-I_54
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/02/06
    ジャーナル フリー

     大規模災害等では,災害対策本部の運営を中心に,ICS(Incident Command System)における目標管理型災害対応の観点から「定期的な対応計画の作成」「目標の設定と定期的な業務のチェック・改善」の導入が進んでいる.しかし,もう一つの重要な柱である「権限委譲」に関しては様々な事例報告があるものの,その実態に関する議論が不十分である.本稿では,和歌山県における災害事例を対象に,県行政の出先機関への調査等から災害現場における権限委譲の実態と課題を明らかにする.また,権限委譲の課題解決には,地域ステークホルダーと県行政機関との関わり,あるいは現地指揮官による状況判断や意思決定過程を検討する必要がある.そのためには「組織論」によるアプローチのみならず,「組織間関係論」さらには「組織行動論」としてとらえ議論する必要があることを提示する.

  • 鄒 艶華, *掃部 真誉
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2023年 2023S 巻
    発行日: 2023/03/01
    公開日: 2023/09/01
    会議録・要旨集 フリー

    近年,微細管は医療機器や化学分析機器,バイオテクノロジー分野など幅広く用いられている.なかでも複雑な形状をした微細な異形管は初期粗さが粗く,内面を研磨できる技術が少ないため,新しい研磨技術の開発が切望されている.本研究では,5軸制御ロボットを使用し,磁気研磨法による異形管のテーパ部の内面加工を実現することを提案している.今回の実験では異形管のテーパ部を3区間に分けた各区間の代表径と同じ径の微細直管を使用し,各径の加工特性を探り表面粗さの均一化を目指し研究を行った。その結果について報告する.

  • *菊地 真以, 松英 恵吾
    日本森林学会大会発表データベース
    2023年 134 巻 P-090
    発行日: 2023/05/30
    公開日: 2023/05/30
    会議録・要旨集 フリー

     森林の多面的機能発揮への期待の高まりを背景に、林野庁は育成単層林の育成複層林への誘導について目標面積を設定し、複層林化を促進している。そのゾーニング計画作成のためには、林地の生産力や地利条件、多面的機能発揮の能力を適切に評価する必要がある。

     森林評価を行う際には、森林内の林齢や樹種構成、樹高、密度などを示すデータが必要になるが、森林簿ならびに森林調査簿等のデータでは精度の問題が指摘されている。こうした状況をうけて、一部の森林ではALS(Airborne Laser Scanning)による計測が進められており、より詳細な森林情報の取得が可能になってきた。一方、ALSデータの活用に関しては解析方法を含めて検討の余地がある。そこで本研究では、ALSデータを活用した森林評価を行い、ゾーニング計画の作成を試みた。

     栃木県渡良瀬川森林計画区において、既に計測が終了している鹿沼市の民有林のALSデータとDTMを用いて地位、地利、林況の評価を行った。これらの評価結果を統合することにより、今後も育成単層林の状態を保つべき森林を抽出し、主伐や間伐の優先順位を求めることが可能となる。

  • *岩木 智史
    日本心理学会大会発表論文集
    2021年 85 巻 PP-049
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/30
    会議録・要旨集 フリー

    いじめ被害を経験したことによる影響について,その時期や種類による効果の差,またそれらがどの程度長期的に持続するかについて着目した検討は少ない。本研究は大学生211名を対象に,過去のいじめ被害経験(有無,有の場合はその種類・時期・長さ)が個人の自尊感情,ゆるし傾向性に与える影響を検討した。被害経験(あり群/なし群)を独立変数,他者へのゆるし傾向性を従属変数とした一要因参加者間分散分析の結果,叩く,蹴るなどの身体的いじめ被害経験をもつ個人は,そうした被害経験を持たない個人と比べて,他者を許す気持ちをより抱きにくくなる可能性が示された。一方,冷やかしなど言語的いじめ被害経験による他者へのゆるし傾向性の差は認められなかった。音声対話には揮発性という特徴があるがゆえに,音声言語によるいじめは物理的にその痕跡を捉えにくい。一方,身体へのいじめは痛みや傷となって体に残るため,被害者自身がその被害を受けたということをその後も何度も想起しやすくなると考えられる。こうした各攻撃行動の特性とゆるし傾向性の関係が示唆されたと言えよう。その他の従属変数において得られた有用な結果についても発表時に議論予定である。

  • 藤井 広重
    アフリカレポート
    2022年 60 巻 7-18
    発行日: 2022/02/15
    公開日: 2022/02/15
    ジャーナル フリー HTML

    2013年と2017年のケニアでの総選挙は比較的平和裏に実施され、暴力的な争いは限定的であった。他方で、ケニアでは選挙をめぐる裁判が増加し、権力に対する司法という公式なルールが果たす役割が高まる司法化の進捗がみられた。近年、アフリカではケニアのほかにも、マラウイ、ザンビア、ナイジェリアなどで、大統領選挙に関連した裁判が提起され、権力に対する公式なルールが果たす役割は高まっている。上記のいずれの国でも大規模な暴力には至っておらず、アフリカ域内の選挙をめぐる司法化は、平和な選挙の実施における重要な要素かもしれない。そこで本稿は、ケニアの選挙をめぐる司法化が、次回2022年に予定されている大統領選挙にどのような影響を与えているのか、裁判所での議論を手がかりに考察した。そして、ケニアでは制度改革を契機とした司法化が進捗する一方で、法に基づく公式な制度が、法に基づかない非公式な制度に補完されている現況を本稿での考察によって明らかにした。このため、必ずしも裁判にて紛争そのものが解決されるとは言い切れず、政治エリートの個人的な取引が引き金となって、2022年大統領選挙をめぐる緊張がさらに高まる可能性は否定できないことを指摘した。

  • 藤井 広重
    アフリカレポート
    2019年 57 巻 61-72
    発行日: 2019/09/28
    公開日: 2019/09/28
    ジャーナル フリー HTML

    本稿の考察は、司法および人権アフリカ裁判所(ACJHR)の設置が進捗しない要因を解き明かすことを目的としている。ACJHRは、国際刑事裁判所(ICC)によるアフリカでの司法介入に対する反発の結果、オルタナティブなメカニズムとして生み出されようとしていた。だが、多くのアフリカ諸国がACJHRの構想に賛成した一方で、設置のためのマラボ議定書を批准した国はない。本議論を紐解けば、マラボ議定書が有する現職の国家元首と政府高官の訴追免除規定によってヨーロッパ諸国からの支援を得ることができず、また、マラボ議定書成立当初はNGOなどからの批判も見受けられたが、近年は現実に即した規定でありACJHRは機能するのではないかと肯定的な評価に変わってきた。ここに、ICCに対するアフリカ諸国のスタンスに関わらずACJHR設置議論が進捗しない要因を見つけることができる。さらにこのような考察を通して、ICCに対し影響力を行使しようと試みるアフリカの姿も垣間見えてきた。本稿での考察は、アフリカをICCとの関係性において客体としてではなく主体として捉えることが重要であることを示すことにつながった。

  • *関本 均, 樋口 彩香, 岩田 明香里, 平田 慶, 仲本 渓香
    日本森林学会大会発表データベース
    2021年 132 巻 P-243
    発行日: 2021/05/24
    公開日: 2021/11/17
    会議録・要旨集 フリー

    137Csの経根吸収はKが共存することにより抑制されることが知られている。一方、Kは137Cs吸収移行を促進するという指摘もある。137Cs 添加前後および同時のK処理の影響をRI実験によって検討した。

    137Cs添加前のK処理の影響:1年生のスギ苗を異なるK濃度(0(欠乏)、0.15(標準)、0.6(4倍)、2.4(16倍)mmol/L)で2週間水耕栽培した後、137Csを添加し1週間栽培した(K:0.15 mmol/L)。また、異なるK濃度での栽培終了時(137Cs投与前)に、各試験区の地上部のK含量を測定した。地上部の137Cs濃度に有意差はなかったが、137Cs濃度の増減は体内K含量の増減に対応した。137Cs添加後のK処理の影響:スギ苗をK濃度0.15 mmol/Lで水耕栽培し、 137Csを添加し1週間栽培した。その後、137Csを含まない、異なるK濃度の水耕液で2週間栽培した。137Cs濃度は添加後のK処理に影響されなかった。137Cs添加と同時のK処理の影響:スギ苗をK濃度0.15 mmol/Lで水耕栽培した後、異なるK濃度に変更すると同時に137Csを添加し1週間栽培した。スギ苗の137Cs濃度はK欠乏で助長され、0.15 mmol/L以上のKの共存では低かった。

feedback
Top