詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "宮本充"
44件中 1-20の結果を表示しています
  • 海宝 龍夫
    有機合成化学協会誌
    2023年 81 巻 5 号 510-513
    発行日: 2023/05/01
    公開日: 2023/05/10
    ジャーナル 認証あり
  • 海宝 龍夫, 宮本 充彦, 昇 忠仁, 片上 功
    有機合成化学協会誌
    2004年 62 巻 1 号 27-37
    発行日: 2004/01/01
    公開日: 2009/11/13
    ジャーナル フリー
    During the past decade, much attention has been directed toward the development of potassium channel blockers, which were expected to be a novel type of antiarrhythmic agent. Pharmacological screening for new cardiovascular agents led us to discover the potassium channel blocking activity of MS-3579 which we originally prepared as a β-blocking agent. Since MS-3579 lacks potency as a class III agent and its (aryloxy) propanolamine moiety was thought to be the typical β-blocking pharmacophore, we decided to manipulate this moiety to diminish β-blocking activity and potentiate class III activity. In this paper we introduce the development of Nifekalant Hydrochloride, which selectively modulates potassium channel and homogeneously prolongs the transmembrane action potential duration (APD) and consequently, refractoriness, without slowing intercardiac condition, and can terminate reentry. Nifekalant Hydrochloride was approved and launched as the first class III antiarrhythmic agent, developed in Japan.
  • 山﨑 順二, 廣藤 義和, 山路 克昌, 岩清水 隆
    コンクリート工学
    2018年 56 巻 8 号 634-640
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/08/01
    ジャーナル フリー

    近年,暑中期におけるコンクリート温度上昇抑制対策として,ドラムの遮熱塗装やドラムカバーなど,様々な形でアジテータ車のドラムの遮熱対策や断熱対策が考案されているが,これらの対策の有効性について客観的な検証はこれまで実施されていない。そこで,暑中期のコンクリート工事における品質確保の一助とすることを目的に,日射量,外気温および積込み時のコンクリート温度など,フレッシュコンクリートの温度に影響を及ぼす様々な要因と各種の遮熱・断熱対策の効果について,水を使用した基礎的な実験に加え,国内8地点における暑中期のドラム内コンクリート温度をプローブにより連続計測した結果を用いて検討した。

  • 新スクリーニング技術の概要と動向
    俣田 英裕
    日本印刷学会誌
    2003年 40 巻 2 号 71-75
    発行日: 2003/04/30
    公開日: 2010/09/27
    ジャーナル フリー
    Recently, new digital screening technologies have been put in practical use with progress of CTP. New digital screening technologies are able to produce an image with a higher apparent resolution and greater detail than conventional halftone screening techniques. The outline and trend of the typical new screening technologies will be introduced in this paper and the comparison with each screening structure will be also shown here. The boundary length of the image area and non-image area in a fixed area, and average distance between dots were measured acording to each technology. I hope this short article will be of some help for you.
  • 桑野 栄一, 田中 淳二, 宮本 充彦, 貞包 真吾, 江藤 守総
    Journal of Pesticide Science
    1980年 5 巻 4 号 619-621
    発行日: 1980/11/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    種々の脂質低下剤およびその関連化合物を合成し, アズキゾウムシ (Callosobruchus chinensis) の卵に対する作用を検討した. 一般に, 脂質低下作用が報告されている化合物はかなりの殺卵作用を示した. Milkweed bug (Oncopeltus fasciatus) に対し毒性が報告されている clofibrate [ethyl α-(4-chlorophenoxy)-α-methylpropionate], はかなり強い殺卵作用を示したが, α-(4-chlorophenoxy)-α-methylpropionic acid の種々のアミド誘導体はまったく活性を示さなかった. 試験化合物中, 最も強い殺卵作用を示したのは ethyl 2,2,3-trimethyl-4-(4′-chlorophenyl)-3-butenoate であった.
  • 湯浅 真理, 山田 亜矢, 岩本 勉, 福本 敏, 野中 和明
    小児歯科学雑誌
    2008年 46 巻 3 号 367-372
    発行日: 2008/06/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
    乳歯の癒合/癒着は,小児歯科の臨床で認められる発症頻度の高い歯の形態異常のひとつである。健常児における癒合歯/癒着歯発現部位の大半は下顎乳前歯部であり,下顎乳臼歯部の癒合歯/癒着歯は稀である。今回,当科で定期管理中の唇顎口蓋裂児の2症例に,下顎右側乳臼歯部の癒着歯あるいは癒合歯を認めた。
    唇顎口蓋裂児は,裂隙の存在または骨欠損による口腔前庭欠如のため,ブラッシングが困難であり,プラークコントロール不良傾向にある。加えて,エナメル質形成不全等の歯の形成異常も多いことが知られている。これらの理由で,健常児と比較して齲蝕罹患率が高いとされてきた。さらに今回,顎裂との関連性がほとんどないように思われる下顎乳臼歯部にも癒着歯あるいは癒合歯が出現することが明らかとなった。これらのことから,唇顎口蓋裂児の歯科的定期管理を行う際このような特徴を考慮した積極的齲蝕予防処置を継続して行っていく必要性が示唆された。
  • 丸谷 由里子, 門馬 祐子, 畑 弘子, 小松 偉二, 真柳 秀昭
    小児歯科学雑誌
    2004年 42 巻 2 号 242
    発行日: 2004/04/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
  • 山田 和樹, 宮本 充, 後藤 雄治, 笹栗 信也, 高橋 則雄
    鋳造工学 全国講演大会講演概要集
    2009年 155 巻 103
    発行日: 2009年
    公開日: 2017/03/01
    会議録・要旨集 フリー
  • 毛利 彰仁, 廣藤 義和, 安田 正雪, 梅津 順一
    コンクリート工学
    2022年 60 巻 5 号 403-409
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル 認証あり
  • 橋本 親典, 古田 満広
    コンクリート工学
    2014年 52 巻 10 号 930-932
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/10/01
    ジャーナル フリー
  • 山本 健也, 山本 友絵, 鈴木 純一
    小児歯科学雑誌
    2011年 49 巻 1 号 29-35
    発行日: 2011/03/25
    公開日: 2015/03/13
    ジャーナル フリー
    両側下顎第二小臼歯の先天欠如を有する女児の歯列改善に,以下のような下顎第二乳臼歯の段階的分割抜去を取り入れるとともに,連続抜去法を応用した。8 歳8 か月時に両側下顎第二乳臼歯の遠心面をスライスカット,8 歳9 か月時に両側下顎第二乳臼歯の遠心部分のみ分割抜去した。下顎第一大臼歯が近心に移動し,下顎第二乳臼歯近心部分に近接した10 歳2 か月より,下顎左側および下顎右側第二乳臼歯の近心部分,上顎左側および上顎右側第一小臼歯を2 週毎に順次抜去した。その後は定期的に経過観察しているが,13 歳6 か月までに先天欠如部の空隙は閉鎖し,ほとんど自動的な歯の移動による歯列改善ができた。永久歯の歯冠近遠心幅径が大きかったため下顎第二乳臼歯の抜去が可能となったが,下顎第一大臼歯の近心傾斜を抑える目的で,下顎第二乳臼歯を一度に抜去せず,スライスカットから分割抜去という手順を踏んだ。また,下顎第二大臼歯萌出以降に先天欠如部の空隙閉鎖が完了したことから,両側下顎第三大臼歯の存在が空隙閉鎖へ有利に働いたものと考えられた。本症例は成長発育途上にあり,今後も慎重に経過観察する必要はあるが,本方法は装置装着などの患者負担を軽減でき,かつ,簡便な方法と考えられた。
  • 鈴木 敦子, 村上 充子, 大嶋 隆, 祖父江 鎭雄
    小児歯科学雑誌
    1996年 34 巻 3 号 707-713
    発行日: 1996/06/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
    混合歯列期の小児では,含歯性嚢胞により永久歯の萌出遅延および異所萌出をきたす症例が見られる。今回我々は,含歯性嚢胞による上顎中切歯の埋伏が見られた9歳男児に対して開窓法を施したところ,両側中切歯ともに口蓋側に萌出した。この異所萌出した永久中切歯に対して咬合誘導処置を行った。また,側切歯近心に異所萌出した左側犬歯は,左側側切歯と位置を交換して配列を行った。術後3年4か月経過した現在において嚢胞は治癒し,良好な咬合状態が確保されている。
  • 湯浅 真理, 山田 亜矢, 岩本 勉, 丸谷 由里子, 野中 和明, 福本 敏
    小児歯科学雑誌
    2008年 46 巻 4 号 423-430
    発行日: 2008/09/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
    唇顎口蓋裂は出生約500に1名の割合で発生する先天性奇形のひとつである。裂による顎変形や哺乳障害のみならず,歯の形成異常を認めることが多い。しかし齲蝕罹患性の高さから,これまで唇顎口蓋裂児の歯の形成異常,なかでも乳歯の形成異常に関する報告は少ない。
    著者らは,この齲蝕罹患性を低下させるために,唇顎口蓋裂児の乳歯の形成異常の中でも特にエナメル質形成不全に着日し,裂形との関連性や齲蝕有病者率の実態を知り,検討を行う目的で本調査を行った。調査対象は,九州大学病院小児歯科外来で定期管理を行っている乳歯列の唇顎口蓋裂児とした。本調査および分析の結果,以下の所見を得た。
    1.顎裂を有する児では,裂の存在する上顎破裂側に乳歯の形成異常が認められることが多い。一方で裂の存在しない反対側,あるいは下顎にも乳歯の形成異常を生じる事が確認された。
    2.本調査対象児では,軟口蓋裂単独児において右側の乳歯の形成異常を認めなかった。
    3.齲蝕有病者率は歯科疾患実態調査で報告されている健常児のそれと比較して低率であった。
    今回の調査から,顎裂児と口蓋裂児ともに乳歯の形成異常の出現を予測し,無歯期から保護者に対する口腔衛生指導を行うこと,また長期にわたる齲蝕予防処置を含む歯科的定期管理を唇顎口蓋裂児に対して行っていくことが大切であると考えられた。
  • 海原 康孝, 天野 秀昭, 三浦 一生, 長坂 信夫
    小児歯科学雑誌
    1998年 36 巻 5 号 839-847
    発行日: 1998/12/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
    小児歯科臨床において,小児の歯列および咬合について把握することは重要である。また,それらは三次元的に診断を行うことが望ましいと思われる。
    本研究は視診により正常咬合,前歯部反対咬合および臼歯部交叉咬合,開咬と診断された模型について,著者らが独自に考案した三次元模型計測システムを用いて計測を行い,小児の不正咬合を三次元的に診断する新しい方法の有用性と実用化について検討した結果,以下の結論を得た。
    1.咬合のプロフィログラムによる分析により,歯列の咬合状態を多方向から分析することができた。また正常咬合を有する小児の症例と重ね合わせて比較検討することも可能であった。
    2.歯列の幅,深さ,および高さに関する情報を,数量化されたデータにより客観的に分析することが可能であった。
    以上より,本計測システムは,術者の経験の有無にかかわらず,客観的に高精度で小児の不正咬合の診断が行え,極めて有用かつ実用的であることが示唆された。
  • 丸谷 由里子, 門馬 祐子, 畑 弘子, 小松 偉二, 真柳 秀昭
    小児歯科学雑誌
    2006年 44 巻 5 号 657-664
    発行日: 2006/12/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
    唇顎口蓋裂児におけるエナメル質形成不全の発現状況とその特徴を知る目的で,本調査を実施した。
    平成14年2月から平成15年1月までの間に,本疾患診療班各科の定期検査のため,小児歯科にて口腔診査を受けた3歳から8歳4か月までの唇顎口蓋裂児239名を対象に調査を行い,以下の結果を得た。
    1.エナメル質形成不全歯をもつ唇顎口蓋裂児は54.8%であった。乳歯列期の患児では55.2%が乳歯にエナメル質形成不全を発現しており,裂型別での発現率は唇裂で33.3%,唇顎裂で56.8%,唇顎口蓋裂で77.6%,口蓋裂で23.3%であった。混合歯列期の患児では永久歯にエナメル質形成不全をもつ者は27.6%であった。
    2.乳歯列期の患児において,観察歯2643歯中,形成不全を発現している歯は5.2%であり,唇顎口蓋裂で7.0%,唇顎裂で5.5%,唇裂で2.2%,口蓋裂で1,9%の発現であった。混合歯列期については,観察永久歯672歯中7.7%にエナメル質形成不全が認められた。
    3.唇裂,唇顎裂,唇顎口蓋裂では上顎前歯部で形成不全の発現率が高く,口蓋裂では第二乳臼歯で形成不全の発現率が高かった。
    4.前歯部同名歯では裂側で形成不全の発現率が高かった。
    5.永久歯の形成不全には白斑が多く認められたが,乳前歯のそれは白斑よりも着色や実質欠損が多かった。
    6.形成不全発現と,出生体重や唇裂・口蓋裂手術時期との関連は認められなかった。
  • 鹿毛 秀彦
    鋳造工学
    2010年 82 巻 12 号 777-779
    発行日: 2010/12/25
    公開日: 2015/04/21
    ジャーナル フリー
  • 中川 優香, 新谷 誠康, 林原 哲之, 大嶋 隆, 祖父江 鎭雄
    小児歯科学雑誌
    1999年 37 巻 1 号 165-169
    発行日: 1999/03/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
    Regional odontodysplasiaはエナメル質と象牙質とに著しい形成不全と石灰化不全をきたす疾患であり,レントゲン写真に特有の幻影状の像を程する。発症は非対称性,限局性で上顎前歯部に多発することが多い。今回1萌出遅延を主訴に来院した7歳9か月男児を臨床的診査およびレントゲン診査したところ,123のregional odontodysplasiaと診断した。
    この歯から作成した脱灰標本と非脱灰標本を病理組織検査した結果,その発生と成長の過程において,エナメル質はその石灰化の過程で,また象牙質は基質形成の過程から強く障害されていることが示唆された。
  • 中川 佳昭, 金本 優香, 武井 勉, 井上 友紀, 西原 有美, 大嶋 隆, 祖父江 鎭雄
    小児歯科学雑誌
    1996年 34 巻 5 号 1036-1043
    発行日: 1996/12/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
    幼若永久歯に認められた中心結節に対し,その発現状況および接着性レジンによる破折予防処置の効果を調べた。また中心結節の破折をきたして歯内療法を施した歯については歯根の成長と根尖の閉鎖状況について調査を行った。
    大阪大学歯学部附属病院小児歯科を受診し,中心結節を認めた41名の患者(男児22名,女児19名,平均年齢12歳5か月)の94歯を対象とした。
    歯種別には下顎第二小臼歯が43歯(45.7%)と最も多く,約4:1で下顎に多く認めた。
    1人あたりの中心結節本数は平均2.3歯で,1人あたり2歯以上の結節を認めた78歯のうち同顎左右同名歯に結節を認めたのは64歯(83.3%)であった。
    模型から測定した中心結節の大きさの平均は近遠心径,頬舌径は下顎第二小臼歯が最も大きく,それぞれ2.31mm,2.04mmであった。
    接着性レジンによる中心結節の破折予防処置は平均観察期間32.8か月で53歯のうち1歯にしか破折を認めなかった。
    中心結節が破折し根尖未閉鎖でVitapex®にて歯内療法を施した18歯のうち11歯に根尖の閉鎖が認められ,また9歯には根尖の伸長が認められた。
  • 海原 康孝, 伊藤 直子, 天野 秀昭, 三浦 一生, 香西 克之
    小児歯科学雑誌
    2003年 41 巻 4 号 700-709
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
    低位下顎第一乳臼歯の存在が歯列咬合関係に与える影響を検討した.対象は男児12名,女児17名,計29名の日本人小児である.歯列研究用模型を用いて,咬合関係,歯および歯列の大きさ,下顎歯列の彎曲について,Hellmanの歯齢別に検討を行い,以下の結果を得た.
    1.咬合関係
    前歯の咬合関係では,反対咬合の割合が最も高かった.II C期の資料のterminal planeはmesial step typeが最も多く,III A期以降の資料の第一大臼歯の咬合関係はAngleのIII級が最も多かった.
    2.歯および歯列弓の大きさ
    下顎第一乳臼歯が左右とも低位乳歯である歯列は,上下顎ともに第二乳臼歯間の歯列弓幅径が小さく,歯列弓長径が大きかった.
    3.下顎歯列弓の彎曲
    下顎第一乳臼歯が左右とも低位乳歯である歯列の彎曲は,左右差はなく,左右ともに標準値より大きかった.左右どちらか一方が低位乳臼歯の歯列の彎曲は,患側は標準値に近かったが,健側は標準値より大きく,左右非対称であった.また,II C期よりもIII A期の方が彎曲が大きく,第一乳臼歯がより低位である傾向が認められた.
    以上の結果より,下顎第一乳臼歯が低位乳歯である歯列の咬合関係は,反対咬合である割合が高く,矢状方向からみた下顎歯列弓の彎曲が強い傾向が示された.
  • 足立 薫子, 宮崎 晴代, 末石 研二
    日本口蓋裂学会雑誌
    2010年 35 巻 1 号 35-40
    発行日: 2010/04/25
    公開日: 2012/03/07
    ジャーナル 認証あり
    2004年から2006年までの3年間に当科を受診した5歳から8歳の口唇裂・口蓋裂児80名について,乳歯のう蝕罹患状況を調査し以下の知見を得た。
    裂型別う蝕罹患者率は口蓋裂が100%,唇顎口蓋裂が88.4%,唇顎裂が77.8%で,一人平均df歯数,df歯率は,口蓋裂が7.1歯(49.4%),唇顎口蓋裂が5.7歯(40.6%),唇顎裂が4.3歯(30.5%)で,う蝕罹患性は口蓋裂が最も高く,唇顎口蓋裂,唇顎裂の順であった。
    う蝕罹患者率は,全体80名で88.8%であり,年齢別では5歳で66.7%,6歳で81.0%,7歳で94.4%,8歳で94.1%と7歳まで増加していた。平成17年度(2005年)歯科疾患実態調査報告との比較では,全ての年齢において裂児の方がう蝕罹患者率が高かった。
    一人平均df歯数およびdf歯率は,全体80名で5.6歯(40.0%)であり,年齢別では5歳から7歳までは3.2歯(18.1%),5.1歯(33.8%),6.3歯(46.7%)と増加し,8歳で5.5歯(45.1%)と僅かに減少していた。
    上顎歯全体のdf歯率は42.6%で,歯種別では多い順に第一乳臼歯57.1%,第二乳臼歯50.0%,乳側切歯35.0%,乳中切歯34.8%,乳犬歯27.7%であった。下顎歯全体では37.0%で,第一乳臼歯57.1%,第二乳臼歯48.1%,乳犬歯13.8%,乳側切歯6.5%,乳中切歯0.0%の順であった。上顎乳中切歯以外の全ての歯種および上顎歯全体,下顎では第一乳臼歯および下顎歯全体で,口唇裂・口蓋裂児が実態調査より有意に高かった。また,実態調査ではう蝕罹患率は下顎歯より上顎歯の方が低いが,口唇裂・口蓋裂児は下顎歯より上顎歯の方が高い結果となり,上顎に顎裂を有するからではないかと推察された。
feedback
Top