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クエリ検索: "手洗い"
7,804件中 1-20の結果を表示しています
  • 藤田 直久
    環境感染
    2004年 19 巻 1 号 103
    発行日: 2004/01/26
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 名村 章子, 西嶋 攝子, 朝田 康夫
    日本皮膚科学会雑誌
    1992年 102 巻 12 号 1563-
    発行日: 1992年
    公開日: 2014/08/12
    ジャーナル 認証あり
    近年(1989年)米国Pennsylvania大学で考案されたFull-hand touch plate法と画像解析装置(Computerized Image Analysis)を用いて,
    手洗い
    時間による手表面の除菌効果を比較検討した.流水による
    手洗い
    時間を10秒,30秒,1分,3分間とし,
    手洗い
    前後に手掌をFull-hand touch plate用の培地に押しあて,37℃,48時間培養後コロニー占有面積を比較検討した.
    手洗い
    前を100として
    手洗い
    後の除菌率をpercent(%)reductionで表わした.結果は3分,1分,30秒,10秒の順で除菌効果は優れており,それぞれ76.4%,76.0%,65.5%,55.7%であった.
    手洗い
    時間10秒では55.7%と除菌効果は低く,1分では76%とかなり有効な結果であった.しかし3分間でも76.4%であり,
    手洗い
    時間は1分間もしくはそれ以上が必要と考えられた.また76%以上の除菌効果を得るためには殺菌消毒剤の併用が必要と考えた.
  • *布川 育子, 能井 さとみ
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2019年 31 巻 2P-50
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/26
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】給食施設において食中毒予防は非常に重要である。そのためには正しい

    手洗い
    が不可欠である。そこで,栄養士養成課程学生の
    手洗い
    の実態を明らかにし,さらに学年間の比較を行い,指導のための資料とすることを目的とした。

    【方法】2019年4月に本学食物栄養科の学生を対象とし,無記名自記式質問紙調査を行った。調査内容は,日常の様々な場面の

    手洗い
    頻度および石鹸使用頻度,
    手洗い
    で意識すること,洗う部位,入学後の意識等であった。有効回答数は,1年生98,2年生102であった。学年間の比較はχ2検定およびマンホイットニー検定を用いた。

    【結果および考察】

    手洗い
    頻度は,「短大での調理前」,「排便後」,「自宅での調理前」の順に高く,「食事前」,「外出後」,「掃除後」の順に低かった。石鹸使用頻度は,「短大での調理前」,「自宅での調理前」,「掃除後」の順に高く,「食事前」,「排尿後」,「調理中」の順に低かった。
    手洗い
    頻度は学年間で有意差はなく,石鹸使用頻度は「食事前」,「調理中」,「掃除後」において2年生が有意に高かった。
    手洗い
    で意識することは,「部位」,「石鹸をよく流す」,「よく泡立てる」の順に多く,部位を意識する者の割合は2年生で有意に高かった。洗う部位は,「手のひら」,「指の間」,「手の甲」の順に多く,「指先」および「親指」は2年生で有意に高かった。入学後意識が高くなったと「強く思う」または「思う」者は82.5%であった。以上より,2年生は1年生より望ましい
    手洗い
    行動をしていることがわかった。今後は,調理前以外の場面での
    手洗い
    の必要性とともに,
    手洗い
    時間や洗う部位についてもさらに指導し実践を促すことが必要だと考えられた。

  • 齊藤 真, 小松 貞子, 奥山 江利子, 菊地 律子, 多田 豊一, 佐藤 多恵子, 村上 清子, 工藤 つぎ子
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2006年 55 巻 2D15
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/11/06
    会議録・要旨集 フリー
    <緒言>2005年2月1日、医療法施行規則の一部を改正する省令が公布され、手術室の構造設備に関する規定が、「滅菌水
    手洗い
    の設備が必須ではない。」と改正された。
     当院でも設備の維持管理に年間約260万円の経費がかかっている。積極的なコスト削減策は重要な事項である。このため改正医療法に沿った取り組みを求められることは必定と思われた。
     しかしただちに変更することに抵抗を覚えるスタッフが多いのではないかと考え、手術時
    手洗い
    に対する現在の考え方を知り、今後の方向性を見出す目的で調査に取り組んだ。
    <方法>研究方法:無記名による質問紙調査
    調査内容:法改正・水道水による
    手洗い
    ・速乾性手指消毒剤の使用
    調査期間:平成17年5月7日から9月9日
    調査対象:外科系医師35名、麻酔科医師3名、研修医28名、手術室看護師20名
    <結果>84名から回答を得た。回収率97.7%。
     『平成15年度厚生労働科学研究費補助金による緊急特別研究「医療施設における院内感染(病院感染)の防止について」の研究報告について知っていますか。』に対し「知っている」28名、「知らない」54名。「水道水で
    手洗い
    をすることに抵抗を感じますか。」に対し、「抵抗あり」30名、「抵抗なし」54名。抵抗ありの理由は、「経験がないので、なんとなく戸惑いがある」20名と最も多かった。「
    手洗い
    後、速乾性手指消毒剤を使用していますか」は、「使用している」41名、「使用していない」39名。使用していない理由として、「手が荒れる・しみる」をあげた13名の
    手洗い
    方法は、ブラシ使用が11名であった。
     「今後、水道水で
    手洗い
    を施行することとなった場合、取り組まなければいけない課題などはありますか」に対し、「速乾性手指消毒剤使用の徹底」を挙げたのは37名、「術中の手袋交換」は21名であった。
    <考察>掲示した規則に対して、知らないとの答えが54名と多かったのは改正後、日が浅かったことや、カンファレンスルームへの出入りの頻度、日頃の感染に対する関心の程度が影響していると推察する。しかし法改正を知らなくとも水道水で
    手洗い
    をすることに抵抗を感じない人の方が多かった。法改正を知っているか知らないかは、手術時
    手洗い
    に水道水を使用することに対しての抵抗感に関連しないといえる。
     2002年のCDCガイドラインで高く推奨されている速乾性手指消毒剤の使用は必須である。しかし半数が使用しておらず、理由として「手が荒れる・しみる」をあげた13名中11名は
    手洗い
    方法としてブラシを使用していた。微生物学的な観点から皮膚の損傷を最小限にする必要があり、個人のハンドケアや
    手洗い
    法の見直しも重要となってくる。さらに保湿効果のある速乾性手指消毒剤の導入などの検討が必要と判った。
    <結論>1、法改正について知っている・いないに関わらず、54名(62.7%)が手術時
    手洗い
    に、水道水を使用することに抵抗を感じていないことが分かった。
    2、水道水使用に抵抗があるは30名(35.7%)でその理由は経験がない、衛生管理が心配、習慣的なものであった。
    3、速乾性手指消毒剤の使用は41名であった。使用しない理由として、手が荒れる・しみるが13名と最も多かった。
    4、水道水に関わる衛生管理の状況報告や速乾性手指消毒剤使用の必要性・正しい知識の浸透など今後の取り組みの方向性がわかった。
  • 伊藤 祐子, 瀬戸 幸智子, 田中 千鶴子, 村田 園美, 梶 千里, 佐藤 真理子, 林 久美子
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2006年 55 巻 1G607
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/11/06
    会議録・要旨集 フリー
    <はじめに> 手指衛生は感染対策の基本である。当院ではH14年度より看護職員を対象に
    手洗い
    教育を実施している。CDCガイドラインが改訂され、場面に応じた
    手洗い
    が行われているか、H15年度より
    手洗い
    手技について13項目・
    手洗い
    意識について6項目を含めた「
    手洗い
    チェックリスト」(以下チェックリスト)を用いた現状把握・評価を行ってきた。当初は、定期的な指導・評価を行わなかった為、期間が空くことにより
    手洗い
    手技の低下がみられた。そこでH16年度からは、定期的(3ヶ月毎)に実施し、その結果正しい
    手洗い
    手技は定着してきている。しかし
    手洗い
    意識に関しては、必要な場面で
    手洗い
    が実施できている部分と、実施できていない部分がある。この3年間の教育結果を分析し、
    手洗いの意識面と実践面を相互に踏まえた手洗い
    教育について考察したので報告する。
    <分析方法> 3年間の
    手洗い
    チェックリストを項目毎、セクション毎に集計・比較した。
    <結果・考察> H15年から現在まで9回実施し、評価を行った。
    手洗い
    手技項目1回目の結果、できているが全体で78%であった。この結果を各セクションのリンクナースにフィードバックし指導したところ、3ヶ月後に実施した2回目は89%と上昇。しかし3回目実施まで8ヶ月期間が空き、
    手洗い
    手技の項目が80%と2回目より低い結果となった。これは3回目のチェックリスト実施までの期間が空き、時間の経過と共に個人の
    手洗い
    の意識が低下したためと考える。正しい
    手洗い
    の定着をめざし、H16年度より期間を決めて実施し、継続的教育に取り組んできた。その結果、
    手洗い
    手技に関しては全体的に92%以上ができているという結果となった。正しい
    手洗い
    を実施する為には期間を決めた継続的教育が有効だった。しかし
    手洗い
    意識に関する項目については良い結果が得られていない。特に同一患者の処置毎、他の患者に移る前の
    手洗い
    ・手指消毒ができていない。チェックリストの内容に『同一患者、他の患者に移る前に必ず
    手洗い
    もしくは視覚的汚染のない時は擦式消毒剤を使用しているか』というCDCガイドラインに基づいた擦式消毒剤の使用を推奨した項目がある。しかし、その表現は場面にあった具体的な内容では無いため正しい結果が得られていない。これは
    手洗い
    の意識、必要性に個人差があることと、場面に応じた
    手洗い
    の方法が身についていないことなどが原因として考えられる。
    手洗い
    は、適切な場面で確実に正しい方法で行う事が重要である。今後は正しく身についた
    手洗い
    手技を維持し、場面に応じた正しい
    手洗い
    が、実践できるようチェックリストの内容を検討し、定期的・継続的教育に取り組んで行きたいと考えている。
  • ― iPad を活用した事例―
    東條 正典, 佐藤 千秋, 竹田 昭博, 長南 敬子, 齋藤 哲也
    理療教育研究
    2016年 38 巻 1-7
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/02/04
    ジャーナル オープンアクセス
     ロービジョンの生徒に対する衛生的
    手洗い
    の指導において、
    手洗い
    チェッカーロー ションとブラックライトおよびiPad を活用した実習を行ったところ、洗い残しが減少 し、衛生的
    手洗い
    により主体的に取組む姿が認められたので報告する。  過去の報告にもあるように、初学者の
    手洗い
    は衛生的に不十分であることが多い。本 校においても年度当初より衛生的
    手洗い
    を指導しているが、十分な
    手洗い
    を行える生徒 は少なかった。  そこで先行研究を参考に
    手洗い
    チェッカーローションとブラックライトを活用し、洗 い残しの可視化を試みた。また、氏間の報告を参考にiPad を用いて
    手洗い
    結果を撮影 する実習を取入れた。これにより、実習直後にiPad で撮影した画像を拡大・縮小し、ロー ビジョンの生徒に即時的なフィードバックを行うことができた。また、洗い残しをスケッ チする活動を取入れたことで、生徒が洗い残しを見落としていないか教師がチェックす ることができた。  これら一連の実習を行うことで、生徒たち自身が「手がよく洗えていない」事に気づ くことができ、衛生的
    手洗い
    に主体的に取り組むようになった。翌週以降の
    手洗い
    にお いても洗い残し部位に配慮した
    手洗い
    が行えるようになり、実習前に比べ洗い残しに配 慮した
    手洗い
    ができるようになった。
  • 内田 数海, 高崎 健, 次田 正, 山本 雅一, 大坪 毅人, 秋山 和宏, 片桐 聡
    日本臨床外科医学会雑誌
    1997年 58 巻 7 号 1445-1448
    発行日: 1997/07/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    電解酸性水による
    手洗い
    消毒の有効性を判定する目的で,電解酸性水,
    手洗い
    用ポビドンヨード液,滅菌蒸留水でそれぞれ
    手洗い
    を施行し,
    手洗い
    前,
    手洗い
    直後,手術終了時について経時的に手指上の細菌を比較検討した.その結果,電解酸性水には
    手洗い
    用ポビドンヨード液とほぼ同程度の消毒効果が認められ,術前
    手洗い
    に十分利用可能であると考えられた.
  • 上野 真理恵, 三宅 公洋, 島田 英昭, 髙見澤 裕美, 友川 幸
    日本健康教育学会誌
    2022年 30 巻 2 号 125-134
    発行日: 2022/05/31
    公開日: 2022/06/10
    ジャーナル フリー

    目的:幼稚園児の年齢(学年)ごとの

    手洗い
    の能力を明らかにし,効果的な
    手洗い
    指導の在り方について示唆を得ることを目的とした.

    方法:2020年12月に,N県内のA大学附属幼稚園において,園児を対象に分析的観察研究(横断研究デザイン)を実施した.調査項目は,

    手洗い
    の方法,
    手洗い
    時間,すすぎ時間,洗い残し部位とし,学年間の差異を検討した.

    結果:保護者の同意が得られた園児77名(88.5%)のデータを分析した.

    手洗い
    の方法は,年少児が年長児に比べて有意に得点が低かった.石鹸を使用した園児の割合は,年少児と年中児で60%未満であった.適切な
    手洗い
    時間を満たした園児の割合は,年少児で最も低く,年中児と年長児に比べて有意に
    手洗い
    時間が短かった.適切なすすぎ時間を満たした園児の割合は,すべての学年で30%未満であり,学年間の有意差はみられなかった.洗い忘れ・洗い残しがあった部位は,年少児では,手の平以外の部位,年中児と年長児では,指先,親指,手首(年中児は指の間)であった.

    結論:今後の

    手洗い
    指導では,年少児には,石鹸の使用や手全体を洗う等の適切な
    手洗い
    の方法,年中児と年長児には,石鹸の使用に加え,洗い忘れ・洗い残しがあった部位,すべての学年で,手のすすぎ方や拭き方に関して指導していく必要がある.さらに,年少児や年中児が使用しやすい箇所への石鹸の配置,
    手洗い
    場への踏み台の設置等,
    手洗い
    の環境の工夫が必要である.

  • 矢野 久子, 小林 寛伊, 奥住 捷子
    環境感染
    1995年 10 巻 2 号 44-47
    発行日: 1995/10/20
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    病院感染防止のために衛生学的
    手洗い
    は重要である. しかし, 病棟などでの
    手洗い
    の頻度,
    手洗い
    時間の短さが指摘されている. 高度に手指汚染した場合の
    手洗い
    時間,
    手洗い
    方法とその効果について検討した.
    手洗い
    の訓練を受けていない対象者1名の手指 (片手) に, 7.0×108 CFU/mlStaphylococcus aureusまたはEscherichia coliを片手に100μlずつ付着・乾燥させた後に衛生学的
    手洗い
    を行った.
    手洗い
    の時間は5-60秒であり,
    手洗い
    方法は流水のみ, 石鹸と流水, 4w/v%
    手洗い
    用クロルヘキシジンと流水, 10w/v%ポビドンヨードと流水て, 片手ずつ手掌全体を培地に押しつけた. 各群の
    手洗い
    は5回ずつ行った. 培養後, 菌数算定を行い, Wilcoxonの符号順位検定を行った.
    流水のみで5秒間
    手洗い
    をした場合の対数減数log10 reductionは, S. aureusが4.0, E. coliが3.2であった. 流水のみ. および石鹸と流水による30~60秒間の
    手洗い
    の場合では, 両付着菌とも十分には除去されなかった. 両消毒薬を使用して20秒間以上の
    手洗い
    を行うと, 付着菌はほぼ除去された. 両消毒薬を使用しての
    手洗い
    は, S. auyeusはどの
    手洗い
    時間でも, E. coliは10秒間以上の
    手洗い
    で, 流水のみあるいは石鹸と流水での
    手洗い
    と比較して有意 (p<0.05) に菌数が減少した.
    以上より,
    手洗い
    は行うことが第一に重要である. 高度の汚染の場合は, 消毒薬を使用して20秒間以上の
    手洗い
    を行う必要がある.
  • 山岸 善文, 高尾 佳保里, 北谷 範子, 根ヶ山 清, 藤田 次郎
    医科器械学
    2003年 73 巻 4 号 216-
    発行日: 2003/04/01
    公開日: 2022/06/24
    ジャーナル フリー
    〔目的〕諸外国(欧米,アフリカ地域)では手術時
    手洗い
    用水に水道水を使用している.水道水でなく,滅菌水を使用することに関する科学的根拠はなく,手術時
    手洗い
    に水道水を使用するのは,諸外国の常識となっている.わが国で滅菌水が使用される背景には,スリッパの履き替え.高性能フィルタの多用,神経質過ぎるゾーニングなど,わが国の感染対策に共通する過剰対策に由来されていると思われる.しかしながら,諸外国が水道水を使用しているから,わが国でも水道水でよいという根拠もない.わが国の手術をとりまく諸条件を考慮しながら,どの程度の清潔度が費用対効果からみて適正であるか,を検証する必要があると考え,今回水道水と滅菌水を使用した場合の手術時
    手洗い
    の効果を比較および検討した.〔方法〕使用する水の品質にどれほど差があるのか,また,
    手洗い
    後の手指の微生物数にどれほど差があるのか,を検討した.手術室スタッフに滅菌水と水道水で
    手洗い
    してもらい,タオルでの拭き取り前後にパームスタンプ法,フィンガープリント法を施行した.また滅菌水と水道水においてグローブジュース法も施行した.〔結果〕水道水,滅菌水とも培養で細菌をみとめなかった.
    手洗い
    においても水道水と滅菌水では細菌数に有意差をみとめなかった.〔考察〕水道水で
    手洗い
    した場合でも,滅菌水で
    手洗い
    した場合と同等の効果が得られると思われた.それにより,
    手洗い
    装置のフィルタのメインテナンスが不要となるコスト効果が得られると思われる.他施設の状況を含め,今後もひきつづき検討していく予定である.
  • 樋上 光雄, 嶋田 由華, 石松 維世, 石田尾 徹, 笛田 由紀子, 保利 一
    産業衛生学雑誌
    2014年 56 巻 6 号 237-244
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/12/20
    [早期公開] 公開日: 2014/09/09
    ジャーナル フリー HTML
    目的:着用直後および着用後24時間室温で保管した防じんマスク面体の細菌付着状況を調べ,着用後のマスク面体について消毒用エタノールを使用しない除菌方法を検討した.方法:実験室等で約1時間着用した防じんマスク面体を対象とし,着用による面体への細菌付着の有無を確認した.次回着用時までのマスク面体の細菌汚染の継続を防止する方法を検討するため,皮膚から分離した細菌を塗布したシリコンゴムシートを使用し,除菌方法を検討した.「消毒用エタノールによる払拭」を対照とし,「水道水で払拭」,「水道水で払拭後乾拭き」,「蒸留水で払拭後乾拭き」,「乾拭き1回」および「乾拭き2回」の5つの方法を検討した.消毒用エタノールと同等の除菌効果があると認められた方法について有用性を実際に着用したマスクを用いて調べた.結果:着用により防じんマスク面体への細菌の付着が確認された.また,細菌の付着は25℃・24時間放置後のマスクからも認められた.「水道水で払拭後乾拭き」および「蒸留水で払拭後乾拭き」の2つの方法で「消毒用エタノールで払拭」と統計学的に同等の除菌効果が得られた.有効な除菌方法の1つである「水道水で払拭後乾拭き」により,着用したマスク面体での除菌効果を調べた結果,付着した細菌数の減少が認められた.考察:着用後の防じんマスクについては,未処理で保管した場合,24時間後も細菌のコロニーが検出されたことから,着用後の保管前に除菌する必要があると考えられる.防じんマスク面体の除菌方法については,水分を含むティッシュペーパーで払拭した後は,残った水分を拭き取ることが重要であると考えられる.
  • 土田 敏恵, 荻野 待子, 竹田 千佐子
    日本看護研究学会雑誌
    2013年 36 巻 4 号 4_19-4_27
    発行日: 2013/09/01
    公開日: 2016/03/05
    ジャーナル フリー
     3軸加速度センサを利用した
    手洗い学習システムの手洗い
    技術の習得と学習の継続性,および手指の細菌減少に影響する
    手洗い
    技術を明らかにすることを目的とした。中学生20名を,加速度センサシステム使用群(モニタ群)と
    手洗い
    練習機使用群(従来群)に無作為に割り付け,石けんと流水による
    手洗い
    を30分間練習し,練習前後と練習3か月後に
    手洗い
    手技,実施時間,手指の擦りあわせ状況(前腕の加速度),
    手洗い
    効果(細菌数減少値)を測定した。
    手洗い
    手技と実施時間は,両群とも練習前に比べて練習後,練習3か月後とも有意に数値が高くなり,
    手洗い
    技術の習得と学習の継続性を認めた。手指の細菌数減少値は,両群とも各期間において有意な差はなかった。前腕の加速度は,練習直後,練習3か月後ともにモニタ群のほうが有意に大きく,手指をしっかり擦りあわせていた。手指の細菌減少と
    手洗い
    技術には相関を認めず,細菌減少を促進させる
    手洗い
    技術は抽出できなかった。
  • 城生 弘美, 志自岐 康子, 金 壽子, 武 未希子, 長塚 靖子, 川村 佐和子
    東京保健科学学会誌
    1999年 1 巻 2 号 167-170
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル フリー
    本研究は日常的
    手洗い
    に関する継続研究である。平成9年に日常的
    手洗い
    のうち5つの方法で
    手洗い
    前後の細菌数の変化を観察したが, 擦式アルコール消毒剤を用いた場合にのみ,
    手洗い
    後の細菌数が減少していた。その他の方法で
    手洗い
    後に細菌数が増えた原因は, 手が十分乾燥していない状態で培地にスタンプをしたためと考えられた。そこで今回は, 擦式アルコール剤を除く他の4つの
    手洗い
    方法(流水5秒, 流水30秒, 固形石鹸, ポンプ式石鹸)で, 寒天培地接触法を用いて,
    手洗い
    後の手の乾燥時間と細菌の除去効果との関連をみた。その結果, 細菌数は「手拭き直後」では流水5秒においてのみ
    手洗い
    前に比べ減少しており, 流水30秒・固形石鹸.ポンプ式石鹸においては, 増加する傾向にあった。しかし, 「手拭き後30秒」および「手拭き後60秒」では, 4つの方法いずれにおいても細菌数は減少しており, 除菌率にも有意な差が認められた。このことから,
    手洗い
    後対象物に付着する細菌数は「手拭き直後」よりも「手拭き後30秒」以上経過し, 手を乾燥させた状態のほうが少ないことが明らかになった。
  • 大須賀 ゆか
    日本看護科学会誌
    2005年 25 巻 1 号 3-12
    発行日: 2005/03/20
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
    【目的】本研究は,
    手洗い行動に関係性の強い因子を明らかにし手洗い
    行動の改善への示唆を得ることを目的とした.
    【方法】2病院の看護師93名を対象に構成的観察法と自記式質問紙法を実施し,
    手洗い
    行動 (
    手洗い
    の実施・
    手洗い
    の質) と経験, 教育, 関心, 知識, 忙しさ (看護業務量・スタッフ不足) の関係の有無・関係の強さを探索した.
    【結果】
    手洗い
    の実施には看護業務量, 教育, 経験が影響していた.
    手洗い
    の質には看護業務量とスタッフ不足が影響していた.
    手洗い
    の実施では, 看護業務量の変数である1時間の仕事数が25を超えるとオッズ比は7.75となり, 35を超えると12.99となった (CI. 1.54~39.03, 1.64~102.72).
    手洗い
    の質では, 仕事数が25を超えるとオッズ比は6.86となり, 35を超えると28.52 (CI. 1.43~32.95, 2.43~335.08) となった.
    【結論】
    手洗い
    行動に関係する因子は, 忙しさ, 教育, 経験であり,
    手洗い
    行動を改善するためには, 看護業務の見直しを中心とした忙しさの改善, 擦式手指消毒剤を使用した
    手洗い
    の推奨とトレーニング, 感染に関する院内教育の充実の必要性が示唆された.
  • 前田 憲孝, 神田 鉄平, 岩本 咲, 尾高 里美, 貝原 美由, 金安 真央, 斉藤 有衣, 深町 沙紀
    日本獣医麻酔外科学雑誌
    2018年 49 巻 3+4 号 26-32
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/06/27
    ジャーナル フリー

    手術時

    手洗い
    時に使用する
    手洗い
    方法・製剤による消毒効果・手指の皮膚に与える影響の違いを検討した。その結果、擦式手指消毒剤の種類、
    手洗い
    方法にかかわらず、
    手洗い
    直後、4時間後共に明らかな消毒効果が認められた。
    手洗い
    方法による皮膚の保湿性の違いは認められなかったが、フォーム状製剤の方が、ジェル状製剤に比べ
    手洗い
    2時間後の時点での保湿性に優れていた。利便性、費用、皮膚への影響等を総合的に判断すると、フォーム状製剤を用いたウォーターレス法は手術時
    手洗い
    として非常に有効な方法であると考えられた。

  • 近藤 陽子
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2007年 56 巻 1B06
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/12/01
    会議録・要旨集 フリー
    [はじめに]当院外来処置室は中央化されており、全科の静脈・筋肉注射、採血、検査説明、各種処置が集中し、外来において最も
    手洗い
    を必要とする場である。しかし、当院処置室の
    手洗い
    状況の観察をしたところ、実施されていないのが現状であった。院内感染防止と
    手洗い
    の重要性は広く認識され、CDCガイドラインも作成されている。藤井1)は「医療従事者で
    手洗い
    の重要性を知らない人はいないはずなのに、世界的傾向として
    手洗い
    のコンプライアンスは低い」と述べている。
    手洗い
    は、感染防止の為の重要な要素であることを認識すると共に、
    手洗い
    のコンプライアンスを阻害する要因を探るため、アンケート調査を実施し分析したのでここに報告する。 [方法]当院外来看護師30名を対象                      1.
    手洗い
    についてのアンケート調査 2.デイルの学習ピラミッドとアンケート結 果を基に勉強会 3.勉強会後のアンケート調査 [結果・考察]
    手洗い
    の必要性はアンケートに 答えた全員が理解していると答えているのに、勉強会前後での
    手洗い
    の回数は2回から5回が一番多く、増えていない。
    手洗い
    方法も明らかな手指の汚染がない時は、アルコールが菌を減少させるなどの理由から、現在の
    手洗い
    方法の第一選択は、「速乾性手指消毒剤」であると勉強会のなかで強調した。しかし勉強会後のアンケートの結果も「石鹸+流水」が「速乾性手指消毒剤」を大きく上まわっている。このことは、目に見える汚染のあった時のみに
    手洗い
    をする為ではないかと考えられる。デイルの学習ピラミッドによると、人間の記憶できる割合は、読む-10%, 聞く-20% ,見る-30%,デモンストレーション-50%、グループワーク-70%、実際に他人に教える-90%、と示している。そこで私達はグループワークまでを勉強会に取り入れ、そのグループワークの結果出された意見を参考に、処置台の上に
    手洗い
    の標語をプレートにして表示してみた。アンケートの結果そのプレートにより意識が高まった、と感じた看護師は25名中15名で60%だった。その中でも、業務が多忙であっても目に留まるので、意識して
    手洗い
    できると答えた人もいたし、感染防止の為に
    手洗い
    を実施していると答えた人が25名中13名で52%であった。しかし先に述べたように
    手洗い
    の勉強会後でも、
    手洗い
    の回数は増えていない。  私達は今回、外来看護師に勉強会を行うことにより
    手洗い
    への意識の変化がもたらされ、中央処置室での速乾性手指消毒剤の使用が1処置の一連の流れの中に組み込まれ、回数が増えると予想していた。しかし実際に
    手洗い
    の回数が増えていないということは、
    手洗い
    の必要性は理解していても行動に反映されていないと言う事だと考えられる。今回のアンケートの結果とグループワークから、感染委員の実施している
    手洗い
    トレーニングの実施率は低い。看護師1人に対する患者数の増加は
    手洗い
    コンプライアンスを下げる。ミーティング時の声がけや勉強会の開催回数をもっと考慮し、繰り返しの教育の必要性を強く感じた。今後感染委員の基本的考えに沿って啓蒙活動の継続に取り組んで、私たち看護師が感染源にならないよう1処置1
    手洗い
    の徹底につとめていきたいと思う。
  • *山田 夏代, 板橋 未奈, 石田 和夫
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2018年 70 巻 P-169
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/28
    会議録・要旨集 フリー
    目的
    手洗い
    の目的は目に見える汚れと、外界由来の有害微生物の除去にある。特にノロウイルスの場合患者・保菌者の糞便から手指を介しての食中毒が多く、食品を取り扱う業務においては
    手洗い
    の重要性が再び注目されている。本実験では、生菌数およびATP拭き取り検査から
    手洗い
    の効果を比較評価した。実験方法
    手洗い
    指導を受けていない本学学生23名を対象に実施した。石けんを使った
    手洗い
    は「自己流:泡立て15.3秒、洗い21.2秒、すすぎ21.3秒(平均)」「30秒・1回洗い:泡立て20秒、洗い30秒、すすぎ20秒」「30秒2回洗い:泡立て~すすぎを2回繰り返す(大量調理施設衛生管理マニュアル準拠)」の3通りである。
    手洗い
    前は右手、
    手洗い
    後は左手からGlove juice法に従って抽出回収した溶液を検液として生菌数、ATPの測定に用いた。結果(1)生菌数:3通りの洗い方全てにおいて、
    手洗い
    前後の生菌数は10CFUであり、有意な差はなかった。(2)ATP:3通りの洗い方全てにおいて、
    手洗い
    後に有意な減少があった。(p<0.01)(3)生菌数とATP値の間に有意な相関は無かった。まとめATP値の有意な減少はATPを含む汚れ(有機物+一過性微生物)の洗浄除去によるものであり、
    手洗い
    の入念度が関係する。生菌数に有意な差がなかったのは、
    手洗い
    後に皮膚深層部から湧出して来る膨大な数の常在微生物に相殺された形になったものと推察された。
  • 第1報看護師へのアブローチ
    黒須 一見, 太田 真弓, 市川 利枝, 小川 和子, 深澤 けい子, 江国 かほる, 茂木 玲子, 工藤 晶子, 吉山 明子, 根本 美恵子
    環境感染
    2004年 19 巻 3 号 356-359
    発行日: 2004/08/10
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    都立荏原病院では, 平成12年4月にリンクナースを立ち上げ, 医師・看護師65人を対象に
    手洗い動作の観察と手洗い
    後の菌残数調査を実施した. この際, 正しい
    手洗い方法について理解されていないことや手洗い
    の1つ1つの動作が不十分であるなどの問題が見られ, 職員への
    手洗い
    方法の技術の習得と徹底が課題となった. そこで平成13年度は全病棟看護師270名を対象とし,
    手洗いの学習会と手洗い
    行動の観察 (5回) 及び
    手洗い
    後の菌数調査 (パームスタンプ使用) を実施し, 培養後のパームスタンプをデジタルカメラで撮影し, フィードバックした. その結果, 看護師の
    手洗い
    の意識が高まり,
    手洗い
    行動の改善につながった.
  • *柳澤 千香子, 押見 雅義, 鈴木 昭広, 齋藤 康人, 礒部 美与, 高橋 光美, 洲川 明久
    理学療法学Supplement
    2007年 2006 巻 439
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/05/09
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】当センターは、高度専門医療を中心に対応しており318病床を有する。2004年に感染症対策委員会の下に実行的な組織として、Infection Control Teamが医師・看護師・各部門のコメディカル・事務職員により編成された。職業感染・針刺し事故・教育および研修・抗生剤の適正使用・院内感染の監視等に関する活動を行っている。重要な活動の一つに多職種を対象とした感染管理教育があげられる。教育活動として全職員を対象とした院内研修会の他、各部門においても研修を行い啓蒙に努めている。今回リハビリ部門において標準予防策に基づき衛生的
    手洗い
    方法の研修を行った。その後、
    手洗い
    の教育効果の実態把握と意識調査について評価を行った。【方法】対象はリハビリ部門の職員7名(リハ医・PT)。事前に衛生的
    手洗い
    方法について6ヶ月前にビデオ資料を用いて指導を行っていた。実技の評価として、
    手洗い
    ミスは蛍光塗料とブラックライトを組み合わせた機械(Glitter Bug)を用いて3段階の評価を行った。行動・意識の評価として、
    手洗い
    方法の基本動作・手順については16項目(波多江ら2000)、日常業務において
    手洗い
    が必要と思われる場面の施行は15項目(掛谷ら2004から抜粋)について、それぞれ最近1ヶ月の実施率についてアンケートを行った。【結果】1.
    手洗い
    ミスの評価は、A判定(爪の付け根等を残してほとんど落ちている)0名・B判定(手首、指の間等一部に残っている)4名・C判定(全体に残っている)3名であった。2.
    手洗い
    方法の基本動作・手順については、ほぼ実施していると答えた割合が80%以上の項目は、ゴミ箱にふれずにペーパータオルを捨てる・半袖の着用・爪のカット・水はねに注意する・洗面台に手を触れないの5項目のみであった。また0%だったのは、水道水は2~3秒流してから手を洗う項目であり、他にも実施していないと答えたものが8項目あった。3.日常業務において
    手洗いが必要と思われる場面での手洗い
    は、ほぼ実施していると答えた割合が80%以上の項目は排泄介助後・トイレをすませた後の2項目のみであった。また実施していないと答えたものが12項目あった。【考察】院内感染対策において、
    手洗い
    は最も基本的であり重要である。今回の結果より、衛生的
    手洗い
    方法について指導を行っているにも関わらず6ヶ月後には正しく行えていなかった。指導方法が知識の伝達だけで実技を取り入れていなかったため、習得できていなかった可能性もあるが、教育効果の継続は難しいことが明らかだった。医療従事者の手指からの交差感染のリスクを減少させるためには、他に速乾性擦式手指消毒薬併用を積極的にすすめる必要がある。
    手洗い
    に対する基本動作や意識についても認識が低く、必要性についての理解や意識の改善を促す必要があった。
    手洗い
    行動を習慣化させ、知識や技術を習得できるよう繰り返しの再教育の実施は必要と思われた。







  • 山本 恭子, 桐村 智子, 鵜飼 和浩
    環境感染
    2000年 15 巻 3 号 213-219
    発行日: 2000/08/23
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    強酸性電解水
    手洗い
    による皮膚への影響を角質層表面の細胞変性と経皮水分蒸散量 (TEWL値) より検索し, 除菌効果と合わせて検討した.
    皮膚への影響について, 角質層表面の細胞変性をみると60秒3回の
    手洗い
    で強酸性電解水は水道水, ウェルパス®, ヒビスクラブ®よりも強い変性が認められたがTEWL値に変化はみられなかった.また, 強酸性電解水1回
    手洗い
    を15, 30, 60秒間で比較すると細胞変性は15秒間, 30秒間
    手洗い
    ではいずれも60秒間と比較し軽度であった.しかしTEWL値は15, 30, 60秒間の
    手洗い
    では変化は認められなかった.除菌率は15秒間
    手洗い
    で平均66.6%, 30秒間
    手洗い
    で89.5%, 60秒間
    手洗い
    で91.0%であり, 15秒間
    手洗い
    は30秒間, 60秒間
    手洗い
    群と比べ劣っていた.
    さらに, 臨床の場における
    手洗い
    を考慮し15秒間および30秒間
    手洗い
    を連続20回行うと, 両群とも細胞変性が認められたが, 15秒間
    手洗い
    群では48時間後, 30秒間
    手洗い
    群では72時間後に元の状態に回復した.TEWL値は30秒間
    手洗い
    20回終了直後に増加が認められたが24時間後には元の状態に回復した.
    以上の結果より, 強酸性電解水
    手洗い
    において皮膚への影響を最小限に抑え, しかも除菌効果を得るためには30秒間の
    手洗い
    がもっとも適していると考えられた.また, 強酸性電解水手洗を頻回に行う場合には常に手荒れの可能性があり, 手荒れ予防対策を考慮する必要があろう.
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