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クエリ検索: "横田彩"
16件中 1-16の結果を表示しています
  • 横田 彩子, 廣瀬 雅裕, 海老澤 勝人
    心臓
    2011年 43 巻 9 号 1245-1249
    発行日: 2011年
    公開日: 2013/01/19
    ジャーナル フリー
    患者は, 65歳, 男性. 発熱, 背部痛, 多関節痛を主訴に来院した. 造影CTで腎動脈下腹部大動脈瘤があり, 血液および尿培養からメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(methicillin-susceptible staphylococcus aureus; MSSA)が検出された. 抗菌薬にて症状は改善していたが, 入院6日目に突然ショック状態となり, 再検したCTにて動脈瘤の急速な増大と後腹膜腔への破裂を認めた. カテコラミン投与および輸血を併用して血行動態を維持しながら, 緊急人工血管置換·大網充填術にて救命し得た. 瘤壁よりMSSAが検出され, 術後は3カ月間の抗菌薬投与を行った.
    感染性大動脈瘤は, 比較的稀な疾患である. しかし, 医療の進展に伴いカテーテル検査による動脈損傷や糖尿病, 悪性腫瘍治療などによる慢性的免疫機能低下の患者人口は増加し, これらの感染性大動脈瘤のリスクを持つ患者も増すと予想される. 菌血症を呈する患者で大動脈瘤がみられた場合には常に考慮しなければならない. 内科的治療のみでの予後は不良であり, 抗菌薬と外科的治療の併用が基本である. グラフト感染予防のため, 術前の十分な抗菌薬投与が望ましいが, 感染性動脈瘤は破裂の頻度および死亡率が高いため, 適切な手術時期を見極める必要がある. 当症例は院内発症した後腹膜に限局する動脈瘤破裂であり, 速やかな手術により救命できたものと考えられた.
  • 岡 滋晃, LI Wei, 伊藤 喜広, 金子 俊輔, 斉藤 仁, 赤木 寛一
    土木学会論文集F1(トンネル工学)
    2019年 75 巻 2 号 I_20-I_29
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/03/17
    ジャーナル フリー

     軟弱地盤中に建設されたトンネルでは,地盤中の復水に伴うトンネル下部の地盤の膨張によりトンネル設計時の荷重に対して,付加荷重が発生することがある.このため,復水過程にある地盤中のトンネルの維持管理にあたっては,将来の付加荷重を確実に予測することが重要である.本論文では,トンネル内の天端のひび割れの原因をFTAにより特定し,2次元土水連成FEM解析によってトンネル下部の地盤の膨張とそれに起因する付加荷重の発生メカニズムを明らかにした.さらに,将来の地盤の復水状況を双曲線法により予測し,これにより,トンネルのセグメント鉄筋の降伏時期を適切に予測できることを示した.

  • 清水勇人新保昌久, 勝上野修市, 新坂野康人, Tomokazu Ikemoto, Masaru Ichida, Shuichi Ueno, Takaaki Katsuki, Arata Muraoka, Yasuhito Sakano, Kouji Kawahito, Yoshio Misawa, Kazuomi Kario
    心臓
    2013年 45 巻 9 号 1132-1137
    発行日: 2013/09/15
    公開日: 2014/09/17
    ジャーナル フリー
    症例は,58歳,男性.34歳の時に感染性心内膜炎を発症し,抗生物質による保存的加療を受け,この時から僧帽弁閉鎖不全を指摘されていた.46歳より心不全症状出現し,47歳(今回入院の11年前)時に当院にて僧帽弁置換術,三尖弁形成術を施行された.今回入院1 週間ほど前より夜間の発熱,咳嗽,食欲不振が持続した後,突然の胸部絞扼感が出現し当院へ救急搬送された.急性下壁梗塞と診断し,緊急心臓カテーテル治療を行ったところ,右冠動脈入口部の完全閉塞を認め,血栓吸引にて多量の赤色血栓を吸引したが,塞栓子は一部残存した.第2 病日より38℃台の発熱が持続し,第5 病日で41℃に悪化した.心臓超音波検査にて僧帽弁および大動脈弁,三尖弁に疣贅が認められ,血液培養でStreptococcus sanguisが検出されたため,心筋梗塞の原因は疣贅による塞栓と考えられた.人工弁への感染であり,保存的加療では困難と判断し,僧帽弁再置換術,大動脈弁置換術,三尖弁形成術を施行した.大動脈弁には右冠尖および左冠尖に疣贅を認め,弁組織の培養では,血液培養と同様の起炎菌が認められた.長期間をおいて繰り返し感染性心内膜炎を発症し,疣贅による塞栓で急性心筋梗塞を発症した稀な症例であり,その治療方針などについて文献的考察とともに報告する.
  • 岡 滋晃, 伊藤 喜広, Wei LI, Alireza AFSHANI, 金子 俊輔, 斉藤 仁, 赤木 寛一
    土木学会論文集F1(トンネル工学)
    2020年 76 巻 1 号 49-61
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/20
    ジャーナル フリー

     軟弱地盤中に建設されたトンネルでは,トンネル内への地下水の漏水に伴う周辺地盤の圧密によりトンネル上部の設計時の土圧に対して,付加荷重が発生することがある.したがって,補強対策の設計にあたっては付加荷重を確実に予測することが重要である.本論文では,三次元土水連成FEM解析を実施し,漏水に伴う周辺地盤の圧密とそれに起因する付加荷重の発生メカニズムを明らかにした.さらに,既往の二次元土水連成FEM解析を用いて算定した付加荷重との比較を行い,簡便な二次元土水連成FEM解析によって付加荷重を高精度で算定できることを確認した.

  • 古澤 悠吾, 溝上 章志, 森 俊勝, 八戸 龍馬
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2020年 76 巻 2 号 168-179
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー

     本研究では,個人間カーシェアリングを自動運転車両で行う自動運転シェアリングサービスに対する手段転換とサービス提供に関する意志決定モデルの推定,およびそれらを組み込んだ自動運転シェアリングサービス運用シミュレータの開発を行った.このシミュレータを用いて,熊本都市圏を対象に自動運転カーシェアリングサービスが導入されたときの利用需要,車両価格や貸出価格が予約受付トリップ数やサービス提供者の収益に与えるインパクト,都心部における駐車時間の変化などについて分析を行うことを目的とする.その結果,全トリップの約15%がこのサービスに転換すること,サービス提供者は一日に約15,000円の収益を得ること,都心部の自動車1台あたりの駐車時間は半分程度まで減少することなどが明らかになった.

  • トリップの時空間特性・個人属性の観点から
    香月 秀仁, 東 達志, 谷口 守
    都市計画論文集
    2017年 52 巻 3 号 769-775
    発行日: 2017/10/25
    公開日: 2017/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
    近年の技術発展に伴い,個人での保有・利用が主流であった自動車の利用方法に変革が起きつつある.その要素の一つは,スマートフォンのアプリを介したライドシェア等のシェアモビリティの台頭,もう一つは運転の自動化である.これらの要素が組み合わせることで,自動車を保有することなく「移動」できる新たな交通サービス(Shared-adus)の実現が期待できる.本研究では,このShared-adusが実用化した際に,「いつ」「どこで」「だれが」「どんな」トリップがShared-adusを「利用するのか・相性が良いのか」について多角的視点から検討を行った.これらの分析のため,個人属性や移動目的を把握可能なパーソントリップ調査データを用いた.結果として,1)工業地域において乗合が成立しやすい2)都市部に近い地域ではオフピークの時間帯にも乗合が比較的生じやすい,3)Shared-adusの導入によって車両の運行率が3倍程度に高まるといったことが明らかとなった.
  • 横田 彩子, 今井 靖
    人工臓器
    2014年 43 巻 3 号 161-166
    発行日: 2014/12/15
    公開日: 2015/03/19
    ジャーナル フリー
  • 小西 秀明, 松中 亮治, 大庭 哲治, 田中 皓介, 宇野 伸宏
    都市計画論文集
    2023年 58 巻 3 号 1040-1047
    発行日: 2023/10/25
    公開日: 2023/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    日本の地方都市では,公共交通の利用が低迷し,公共交通事業者の経営の悪化が進んでいる.このような状況では,公共交通のサービス水準が低下し,交通弱者が増加すると考えられる.これらの問題を解決する手段として,共有型自動運転車両(SAV)の導入が考えられるが,SAVの導入には,公共交通の補完や交通弱者の移動手段確保などのメリットがある一方,居住地の拡散や公共交通の利用減少などのデメリットもあると考えられる. <br />本研究では,都市内交通シミュレーションと土地利用交通モデルを用いて,地方都市にSAVを導入した場合の都市構造の変化と社会的便益を定量的に評価した.また,導入後の運用や対策として,SAVと既存公共交通の乗換およびSAVの運賃体系を考慮したシナリオ分析を行った.その結果,SAVを導入したすべてのシナリオにおいて社会的便益が正となり,SAVの導入に一定の社会的意義が示唆されること,SAVと公共交通の乗換を実施し,短距離においてSAV運賃を低く設定した場合に,居住地の拡散が抑えられ,公共交通事業者の収益が増加し,社会的便益が最も大きくなることを示した.

  • 日本農芸化学会誌
    2000年 74 巻 sup 号 52-54
    発行日: 2000/03/05
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
  • 小松﨑 諒子, 御手洗 陽, 谷口 守
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2021年 76 巻 5 号 I_729-I_737
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/04/20
    ジャーナル フリー

    近年完全自動運転の実現に向け自動運転の実用化が進んでいる.自動運転車内でドライバーは運転行為から解放され多様な活動が可能になるが,車内での活動がどのように変化するのかについては明らかになっていない.そこで本研究は,自動運転車内の活動意向とその要因を明らかにしニーズに対応したモビリティ設計について検討することを目的に,アンケート調査により自動運転化後の活動意向の構造的な把握を行った.調査は,自動運転化後の移動中の活動意向を各活動時間の割合として問う設問を含んでいる.調査結果を用い共分散構造分析によってモデルを作成した結果,時間を重視し効率的な移動を志向する個人が活動意向が高いこと,男性は業務活動意向が高いことなど自動運転化後の活動意向は個人属性・内面的属性に影響されることが示された.

  • 御手洗 陽, 東 達志, 谷口 守
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2020年 75 巻 6 号 I_277-I_285
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/08
    ジャーナル フリー

    非都市部において,日常生活に最低限必要な都市機能を集約させる「小さな拠点」の整備が目指されているが,人口減少等により,それらの維持・形成が困難なケースが存在する.そこで本研究は自動運転車に都市機能を搭載し,無人で移動・営業を行う機能搭載型自動運転車 “ADVUS” の導入による小さな拠点での都市機能の供給手段を提案し,医療サービスを対象に住民の小さな拠点の実行動と利用意向の比較を通じて,ADVUSの小さな拠点への配置によって顕在化する利用意向を分析した.その結果,1)実行動以上に小さな拠点への利用意向が存在し,ADVUSによる都市機能の一時配置により小さな拠点が利用される可能性を示した.また,2)住民の医療サービスの利用頻度から,一台のADVUSで複数の小さな拠点間を移動しサービスを供給できる可能性を示した.

  • 御手洗 陽, 小松崎 諒子, 谷口 守
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2021年 76 巻 5 号 I_657-I_666
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/04/20
    ジャーナル フリー

    近年,完全自動運転の実現へ期待が高まっており,それに合わせて新たな交通サービスの開発が進められている.ここでは,その一つに挙げられる機能搭載型自動運転車“ADVUS”に着目し,その利用に影響を与える要因を独自に実施したアンケート調査の分析を通じて明らかにした.なお,本稿では,「病院での診察」及び「趣味活動の実施」を対象とし,ADVUSの利用選好に関する共分散構造モデルを提示した.得られた結果として「いつでも利用できる」「好きな時に利用できる」などのADVUSの時間的な柔軟性は,いずれの活動においてもADVUSの利用促進要因となっていた.一方で,両活動の利用意向に対し,現在利用している施設へのアクセシビリティや施設への信頼度等,影響を与える要因が異なることも示された.

  • 香月 秀仁, 東 達志, 高原 勇, 谷口 守
    都市計画論文集
    2018年 53 巻 3 号 544-550
    発行日: 2018/10/25
    公開日: 2018/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
    近年,自動車利用には「シェア交通」「自動運転化」という2つの大きな潮流が見られる.この2つの要素が組み合わさったシェア型自動運転交通"Shared-adus"は郊外地域における将来的なモビリティサービスとして期待される.現状の自家用車保有台数より少ない車両数で運行でき,従来まで必要とされた駐車スペースが削減できることが期待される.本研究では,Shared-adus導入に伴う駐車時空間の削減効果を地域特性と併せて把握した.主な結果以下の通りである.1) 導入地域全体では現状と比較して約7割の駐車時空間が削減できる.2) 駐車時空間の削減量は人口密度が比較的高い地域において大きくなる.3) 駐車時空間の削減率は工業地域において高くなり,業務地域において低くなる.
  • 香月 秀仁, 東 達志, 高原 勇, 谷口 守
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2018年 74 巻 5 号 I_889-I_896
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/10
    ジャーナル フリー
    本研究では自動車の自動運転(adus),およびシェア交通という2つの要素に着目し,それらの要素が融合した新交通サービス:Shared-adusの運行を想定する.この交通サービスでは車両が乗客を乗せずに走行する「空走時間」が発生し,環境負荷を増大させる可能性がある.そこで,空走時間を含めた車両の走行時間について,運行方式およびサービスレベルの設定による走行時間の変動を推計するとともに,都市構造と環境負荷の関係について検証を行った.主な結果は以下の通りである.1) Shared-adusの運行によって車両によるCO2排出量は現状の1.6~1.7倍程度に増加し,2) その内の約1/4は空走によって発生する.3) サービスレベルを高めるほど,車両によるCO2排出量は増加する.4) 人口密度が比較的低い地域において空走によるCO2排出量の割合が高くなる傾向が見られる.
  • 自宅での待機と施設への移動に要する時間価値に着目して
    中山 健人, 本間 健太郎
    都市計画論文集
    2023年 58 巻 1 号 135-142
    発行日: 2023/04/25
    公開日: 2023/04/25
    ジャーナル オープンアクセス

    自動運転の技術開発が進み、車内空間を活用した機能搭載型自動運転車の実装が予測される。本研究ではエージェントベースシミュレーションを用いて、これまでの自宅と施設間の歩行往復移動時間と、自動運転車による自宅でのサービス享受までの待ち時間を比較する。この結果より必要な車両数の算出とサービス特性を考察する。研究結果から、週一回すべての住民が30分程度利用するサービスでは、ランダム型の需要パターンで0.0058台/人 程度の車両が必要で、この車両数はタクシーの約1.5倍程度であった。待ち時間を増加させる要因として需要パターンの差異があり、待ち時間は集中型>ランダム型>分散型の順で、集中型は分散型の5倍程度の時間を用した。またサービス提供範囲内の総車両数が10台を下回る場合、待ち時間が急増することもわかった。一般化費用の比較すると都市部は地方都市の約1.15〜1.57倍程度の費用がかかる。

  • 日本放射線技術学会雑誌
    2021年 77 巻 9 号 1015-1132
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/20
    ジャーナル 認証あり
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