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クエリ検索: "DNAポリメラーゼ"
2,559件中 1-20の結果を表示しています
  • 細井 義行
    日本大腸肛門病学会雑誌
    1994年 47 巻 9 号 1013-1020
    発行日: 1994年
    公開日: 2009/12/03
    ジャーナル フリー
    大腸癌切除例40例の新鮮凍結連続切片を用いAgNOR dot数,
    DNA
    ポリメラーゼ
    α陽性細胞率(positive rate:PR)を算出した,これらと臨床病理学的事項との関連性,およびAgNORと
    DNA
    ポリメラーゼ
    αとの相関性を解析した.臨床病理学的事項との関連では,AgNOR数は肝転移陽性例は陰性例に対して,リンパ節転移陽性例は陰性例に対して有意に高値を示した(p<0.05).Dukes'stageに関しても有意の関連を認めた(p<0.05).
    DNA
    ポリメラーゼ
    α PRでは臨床病理学的事項との間に有意の関連を認めなかった.またAgNORと
    DNA
    ポリメラーゼ
    αの間に相関性をみなかった.以上より,AgNORは細胞増殖に直接関与する因子ではなく
    DNA
    ポリメラーゼ
    αとは独立した因子であることが示唆された.また肝転移,リンパ節転移を予測する指標となり得ることが示された.
  • 本間 浩
    ファルマシア
    1993年 29 巻 4 号 373-375
    発行日: 1993/04/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 平野 英保, 中西 明, 坂本 幸哉, 東 監
    Journal of UOEH
    1981年 3 巻 3 号 181-190
    発行日: 1981/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    エールリッヒ腹水癌細胞の核小体
    DNA
    ポリメラーゼ
    を部分精製したところ, 既に知られている三種のポリメラーゼが存在していることが, 明らかになった. 単離した核小体を, 超音波処理して可溶化した上清をDEAE・カラム・クロマトグラフィーで分画化した. DEAE・カラムから, 0.08M NaClでも溶出して来る第Ⅰ分画に存在する
    DNA
    ポリメラーゼ
    は, N-エチルマレイミドに対する感受性は少なく, 至適pHは, 8.0であり, 一方, 0.15M NaClで溶出して来る第Ⅱ分画は, N-エチルマレイミドで強く阻害され, 至適pHは7.5であった. 第Ⅰ分画には
    DNA
    ポリメラーゼ
    β, 第Ⅱ分画には
    DNA
    ポリメラーゼ
    αが含まれているものと考えられる. 第Ⅱ分画および0.4M NaClで溶出される分画には,
    DNA
    ポリメラーゼ
    γが存在することも分かり, 核小体には, 核で見出されている
    DNA
    ポリメラーゼ
    α, βおよびγの三種類の総てが存在していることを確認した.
  • *内山 幸伸, 武内 亮, 木村 成介, 坂口 謙吾
    日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
    2008年 2008 巻
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/12/18
    会議録・要旨集 フリー
    色素体とは植物細胞内存在する葉緑体やアミロプラスト、白色体など、2重の膜に包まれたオルガネラの総称である。細胞内共生により生じた色素体には独自のDNAが存在し、核とは異なるDNA複製・修復機構を持っている。細胞の分裂に伴って色素体DNAも複製するが、その機構については不明な点が多い。
    以前、私達は始めて色素体内で機能する
    DNA
    ポリメラーゼ
    のcDNA(OsPolI-like)を単離し、同定した。この
    DNA
    ポリメラーゼ
    種はバクテリアの
    DNA
    ポリメラーゼ
    Iと相同性があり、真核生物の
    DNA
    ポリメラーゼ
    の分類のAファミリーに属する。この
    DNA
    ポリメラーゼ
    は真核生物においてこれまで発見されているどのクラスにも属さないため、今回私達は新たに
    DNA
    ポリメラーゼ
    π(POLP)という名前を提案するとともに、イネ細胞内に存在する2種のPOLPのうちの1つであるOsPOLP1の全長組換えタンパク質の酵素活性の特性について紹介する。さらに、これらの結果から、色素体DNAの複製修復様式について議論したい。
  • *酒井 敦, 小野 友里子, 武智 克彰, 滝尾 進, 高野 博嘉
    日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
    2005年 2005 巻
    発行日: 2005/03/24
    公開日: 2006/01/11
    会議録・要旨集 フリー
    我々はタバコ培養細胞BY-2からバクテリアの
    DNA
    ポリメラーゼ
    Iと相同なタンパク質をコードする遺伝子を二つ(NtpolI-like 1およびNtpolI-like 2)単離した。両遺伝子産物はいずれも分子量128kDa、アミノ酸レベルで互いに97.2%相同であり、122kDaに切断されて色素体に局在すると推定された。また、大腸菌内で発現させたNtpolI-like2の
    DNA
    ポリメラーゼ
    ドメインはin vitroで
    DNA
    ポリメラーゼ
    活性を示し、その性質は単離色素体核(核様体)中に存在する
    DNA
    ポリメラーゼ
    の性質と一致した。これらの結果から、NtpolI-like 1/2遺伝子産物は、いずれも色素体で働く
    DNA
    ポリメラーゼ
    であることが強く示唆された。しかし、作成したNtpolI-like2に対する抗体を用いたウエスタン解析の結果、単離色素体核だけではなく単離ミトコンドリア核中にも抗体によって認識される分子量約120kDaのタンパク質が存在することが明らかになった。この結果は、NtpolI-like1/2遺伝子産物のどちらか、または両方がミトコンドリアでも機能しているか、あるいはそれに極めて類似したミトコンドリア型
    DNA
    ポリメラーゼ
    が存在することを示し、植物のミトコンドリアと色素体の
    DNA
    ポリメラーゼ
    は互いに酷似しているという我々のこれまでの主張に合致する。現在、NtpolI-like1/2遺伝子産物の細胞内局在、ならびに両オルガネラに存在する
    DNA
    ポリメラーゼ
    の異同について、さらに検討を進めている。
  • 平野 英保, 東 監
    Journal of UOEH
    1981年 3 巻 3 号 191-201
    発行日: 1981/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    盛んに増殖をしているマウスのエールリッヒ腹水癌細胞から核および核小体を単離精製し, そこに存在する
    DNA
    ポリメラーゼ
    の諸性質およびその含量を検討した. 細胞内での
    DNA
    ポリメラーゼ
    の分布を調べるに当って, これら酵素の細胞内分布は, 細胞をホモジェナイズする溶液等によって左右され易いので, 全く異なる2つの方法で, 核を単離した. 1つは低張液, MgCl2および界面活性剤であるNonidet P-40を用いる方法で, 他は等張液とCaCl2のみで, 界面活性剤は用いない方法である. 核, 核小体およびクロマチンから
    DNA
    ポリメラーゼ
    を抽出し, DEAE-セルロース・カラムクロマトの後, α, βおよびγを夫々選択的に測定した. 核と核小体では, 夫々のDNA含量に比例しで
    DNA
    ポリメラーゼ
    も存在した他, 核小体クロマチンにも強く結合している
    DNA
    ポリメラーゼ
    が存在したので, その複製に関与していることを示唆している.
  • 水品 善之, 吉田 英生, 久山 徹, 米澤 裕子, 吉田 弘美, 羽田 尚彦
    日本栄養・食糧学会誌
    2006年 59 巻 5 号 271-276
    発行日: 2006/10/10
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    抗がん機能性食品素材の開発を目指して, 天然材料からDNA合成酵素 (
    DNA
    ポリメラーゼ
    ) 阻害物質を探索したところ, 乾燥グァバ葉の50%エタノール抽出物「グァバ葉(1)」に強い活性を見出した。また, 疎水クロマトグラフィーで粗精製した「グァバ葉(2)」には, より強い活性があった。一方で, 抗がん作用が知られているアガリクス粗精製物についても
    DNA
    ポリメラーゼ
    阻害活性があることを見出したので, グァバ葉とアガリクスを混合して併用効果を調査した。その結果, 複製型である
    DNA
    ポリメラーゼ
    αに対しては, 阻害の相乗効果がみられたが, 修復型である
    DNA
    ポリメラーゼ
    λについては, 阻害が減弱した。
  • 鈴木 和郎, 横山 新一郎, 布上 直和, 鶴岡 延熹, 清水 盈行
    臨床血液
    1982年 23 巻 2 号 155-162
    発行日: 1982年
    公開日: 2009/01/26
    ジャーナル 認証あり
    Recently, it was shown that the synthetic polymers, poly rA·oligo dT and poly rCm·oligo dG were effective template-primers for assaying reverse transcriptase originated from RNA tumor virus. These template-primers have been used for distinguishing reverse transcriptase from DNA dependent DNA polymerase (DNA polymerase β or γ). Reverse transcriptase activities were estimated in leukemia and hemopoietic dysplasia. They were five cases of AML, one case of APL, one case of AMoL, two cases of CML, three cases of hemopoietic dysplasia, three cases of ALL and one case of hairy cell leukemia. DNA polymerase activities and the ratio of DNA polymerase activities were measured by different template-primers, poly rA·oligo dT, poly rCm·oligo dG and poly dA·oligo dT.
    As a result, reverse transcriptase activities were found in one case of AML, two cases of hemopoietic dysplasia, one case of APL and one case of hairy cell leukemia. It is especially noted that reverse transcriptase activities have been found in two cases of hemopoietic dysplasia. They should be measured repeatedly during the clinical course of these patients. It is inferred from these results that RNA virus might be concerned to the etiology of some cases of human leukemia.
  • 豊木 嘉一, 吉原 秀一, 佐々木 睦男, 十束 英志, 赤石 節夫, 清野 景好, 鳴海 俊治, 今 充
    日本消化器外科学会雑誌
    1993年 26 巻 9 号 2377
    発行日: 1993年
    公開日: 2011/08/23
    ジャーナル フリー
  • 生物物理
    2015年 55 巻 1 号 053
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/01/31
    ジャーナル フリー
  • 岡野 重幸, 小原 剛, 奥山 修兒, 竹村 清一, 斉藤 裕輔, 浦 等, 蘆田 知史, 綾部 時芳, 柴田 好, 岡村 毅与志, 並木 正義
    日本消化器病学会雑誌
    1990年 87 巻 11 号 2444-2450
    発行日: 1990年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    切除された大腸癌および大腸腺腫に対し抗
    DNA
    ポリメラーゼ
    αモノクローナル抗体を用いてその増殖能を同定し, 病理組織所見との関連について検討した. 腫瘍細胞1000個あたりの
    DNA
    ポリメラーゼ
    α陽性細胞率を
    DNA
    ポリメラーゼ
    α labeling index (L.I.) として算出したところ, 大腸癌ではL.I.: 51.6%で大腸腺腫のL.I.: 28.6%に比べて有意に高かつた. 大腸癌のL.I.は stage が進行するにつれて, また壁深達度が深くなるにつれて高値を示した. 一方, 大腸腺腫におけるL.I.は, その異型度が高度になるにつれて高値となる. L.I. は大腸癌および大腸腺腫の生物学的悪性度および組織学的異型度の判定に有用と思われる.
  • *酒井 敦, 澤井 優, 田草川 真理, 高野 博嘉
    日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
    2008年 2008 巻
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/12/18
    会議録・要旨集 フリー
    我々はタバコ培養細胞BY-2からバクテリア
    DNA
    ポリメラーゼ
    IホモログのcDNAを2種類単離し、対応する遺伝子をNtPolI-like1およびNtPolI-like2と名付けた。両遺伝子はアミノ酸および塩基配列レベルで97-98%と、実質的に同一といってよいほどの高い相同性を示す。遺伝子産物は
    DNA
    ポリメラーゼ
    活性をもち、色素体とミトコンドリアの両方に輸送され、色素体核およびミトコンドリア核の両方に存在すること、その分子量や生化学的性質はオルガネラ核に含まれる
    DNA
    ポリメラーゼ
    活性のそれと一致することが明らかになっていた。さらに、オルガネラDNA合成が一過的に活発化する時期にNtPolI-like転写産物が一過的に増加することも分かっていた。今回、転写産物レベルだけではなく、単離オルガネラ核中に含まれるNtPolI-likeタンパク質量も、植え継ぎ直後の細胞増殖ごく初期に一過的に増加することを確認したので報告する。NtPolI-likeタンパク質量の変化は、オルガネラのDNA合成活性や
    DNA
    ポリメラーゼ
    活性量の変化と極めてよく一致しており、NtPolI-like産物が細胞増殖初期に見られる一過的なオルガネラDNA合成の活性化に関与する
    DNA
    ポリメラーゼ
    であることを強く示唆する。現在、NtPolI-likeの発現とオルガネラDNA合成活性との関係についてさらに検討中である。
  • *清水 雅富, 山田 雅巳, グルーズ ピーター, 布柴 達男, 徐 岩, 益谷 央豪, 碓井 之雄, 杉山 弘, 花岡 文雄, 能美 健彦
    日本放射線影響学会大会講演要旨集
    2006年 2006 巻 WS3-2
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/03/13
    会議録・要旨集 フリー
    Yファミリー
    DNA
    ポリメラーゼ
    は細菌からヒトまで広く生物界に存在し、その特徴は鋳型DNA上の損傷部位(例えばピリミジン2量体)を乗り越えて複製を行う点にある。一方、活性酸素などによる損傷は、DNA鎖上ばかりでなく、その前駆体となるヌクレオチドプール中のdNTPにも起こる。このdNTPの酸化は、自然突然変異や発がんの有力な原因と考えられている。ヌクレオチドプールの酸化により生ずる8-OH-dGTPと2-OH-dATPが、Yファミリー
    DNA
    ポリメラーゼ
    によりどのようにDNA中に取り込まれるかを検討した。
    我々はこれまでに、ヒトのYファミリー
    DNA
    ポリメラーゼ
    の一つである
    DNA
    ポリメラーゼ
    η(pol η)が、8-OH-dGTPを鋳型鎖のAの向かいに取り込み、2-OH-dATPをTとGの向かいに取り込むことを報告している。今回、さらに詳細な検討を行うために(i) pol ηの反応速度論的解析と(ii)大腸菌を使ったin vivoの実験を行った。(i) pol ηがAの向かい側に8-OH-dGTPを取り込む効率(kcat/Km)は、正常なdTTPを取り込む効率の約60%であった。またpol ηは2-OH-dATPをTの向かい側だけでなくCあるいはGの向かい側にも取り込んだ。(ii) Superoxide dismutaseをコードするsodAsodB両遺伝子と、鉄の取り込みのregulatorをコードするfur遺伝子を欠損した大腸菌株の高い自然突然変異はDNA損傷ではなく酸化dNTPに基づくが、この変異は大腸菌のYファミリー
    DNA
    ポリメラーゼ
    をコードしているdinBとumuDCのどちらか一方あるいは両方を欠損させると80%以上消失した。
    以上の結果は、Yファミリー
    DNA
    ポリメラーゼ
    が、鋳型DNA上の損傷部位を乗り越えて複製を行う以外に、酸化dNTPをDNA中に取り込むことで突然変異を促進する可能性を示唆している。
  • *冨田 純也, 石川 智子, 金 鎭炯, 亀井 保博, 上田 龍, 藤堂 剛
    日本放射線影響学会大会講演要旨集
    2006年 2006 巻 P1-26
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/03/13
    会議録・要旨集 フリー
    DNAは損傷部位において突然変異が誘発される。この突然変異誘発機構にDNA損傷部位を乗り越えてDNA 複製を行うTLS(translesion synthesis)
    DNA
    ポリメラーゼ
    が関与している。突然変異誘発機構はDNA修復機構であるとともに染色体の維持に必要不可欠な機能である。TLS
    DNA
    ポリメラーゼ
    の一部は、一次構造上の類似モチーフの存在からYファミリー と分類される。ショウジョウバエで同定されたdRad30A, dRad30B, dRev1は このファミリーに属している。我々の研究室ではin vitro の系で、これらいずれの遺伝子産物も損傷を乗り越えるDNA合成活性を持つ事が明らかにしてきた。近年、人でREV1タンパク質がYファミリー のTLS
    DNA
    ポリメラーゼ
    (Polh, Poli, Polk)と相互作用する事が明らかとなった。また、これらのTLS
    DNA
    ポリメラーゼ
    はPCNAとも相互作用する。このことは、TLS
    DNA
    ポリメラーゼ
    がDNA損傷部位において重要なDNA複製機能があるとこを示唆している。我々は、突然変異誘発機構を調べるために、ショウジョウバエのTLS
    DNA
    ポリメラーゼ
    の機能解析を行っている。我々はショウジョウバエにおいてdRad30A, dRad30B, dRev1の相互作用を調べた。dRad30Aは、dRev1と相互作用するのに人より1箇所多い2箇所のFF配列が重要であることがわかった。またdRad30Aは人から保存されているdRev1のC末で相互作用する事がわかった。dRad30Bは、dRev1と複数のドメインで相互作用し、dRev1のBRCTドメインで相互作用する事がわかった。また、イーストのツーハイブリッド法により幾つかの候補遺伝子も同定した。その遺伝子のうち一つについて解析を行ったのでこれについても報告したい。
  • 横須賀 収, 小俣 政男, 内海 勝夫, 伊藤 よしみ, 今関 文夫, 松山 泰久, 森 順子, 奥田 邦雄, 寺尾 清
    肝臓
    1984年 25 巻 1 号 12-17
    発行日: 1984/01/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    アヒル血中にHBウイルス類似のウイルスが存在する事が報告されてきた.今回著者らはアヒル血清中の
    DNA
    ポリメラーゼ
    活性を計59羽のアヒルより得た204検体にて測定,DHBV陽性群4,113cpm/0.2ml,陰性群530cpm/0.2mlと有意差(p<0.01)を認め,更に電顕によるウイルス様粒子の多寡と
    DNA
    ポリメラーゼ
    活性値との間に相関を認めた.更にCsCl2を用いたウイルス様粒子の分離精製によりDane粒子様のDHBV-Type-1粒子には高値の
    DNA
    ポリメラーゼ
    活性とDHBV-DNAを,球状DHBV-Type-2粒子には
    DNA
    ポリメラーゼ
    活性は低く,蛋白含量の多い事を明らかにした.又アヒル肝病変との対比により,病変の進行度とDNA-P活性は逆相関する事を認め,これらはHBVとDHBVが類似している事を示唆すると考えられた.
  • *森山 崇, 宮島 一徳, 黒岩 常祥, 佐藤 直樹
    日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
    2004年 2004 巻
    発行日: 2004/03/27
    公開日: 2005/03/15
    会議録・要旨集 フリー
     植物・藻類では、オルガネラゲノムの複製酵素は同定されていない。ゲノムプロジェクトによりゲノム塩基配列が決定されたArabidopsis thalianaや単細胞性紅藻Cyanidioschyzon merolaeには、ミトコンドリアの複製酵素と考えられている
    DNA
    ポリメラーゼ
    γは存在していない。C. merolaeの核ゲノムから、大腸菌
    DNA
    ポリメラーゼ
    Iと相同な
    DNA
    ポリメラーゼ
    をコードする遺伝子が2個見つかった (PolA、PolBと呼ぶ)。
     PolAとPolBの細胞内局在を、GFPと単離プラスチドについての免疫ブロットで調べた。これらの結果から、PolAとPolBはプラスチドとミトコンドリアの両方に局在することが示唆された。PolAとPolBをチオレドキシンとの融合タンパク質として発現、精製し酵素活性を測定した。PolAとC. merolaeのプラスチド核様体のDNA合成活性に対する阻害剤の効果を調べた。その結果、100 μM ddTTPを加えた時PolAの活性はほぼなくなるが、プラスチド核様体の活性は半分になった。この結果は、C. merolaeのプラスチド核様体には2種類の
    DNA
    ポリメラーゼ
    が存在することを示唆している。現在、C. merolaeの同調培養を行っており、細胞周期におけるPolAとPolBの発現パターンを調べる予定である。
  • 三田村 圭二, 井廻 道夫, 松崎 靖司, 大菅 俊明, 津田 文男, 真弓 忠
    肝臓
    1982年 23 巻 9 号 1091
    発行日: 1982/09/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 樋口 大介, 関山 和彦, 与芝 真, 井上 和明, 藤田 力也
    日本消化器病学会雑誌
    1998年 95 巻 9 号 1001-1007
    発行日: 1998年
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    HBV(hapatitis B virus)キャリアの重症化例19例(プロトロンビン時間またはヘパラスチン時間<40%)にインターフェロンと免疫抑制剤を投与し,9例(47.4%)が生存した{劇症化例13例中5例(38.5%)が生存}. 治療前
    DNA
    ポリメラーゼ
    陽性者10例中
    DNA
    ポリメラーゼ
    が治療1週間後に陰性化した5例と低値(陽性)で推移した1例は生存した. 一方, 治療1週間後に有意に低下しなかった4例はすべて死亡した. 治療前
    DNA
    ポリメラーゼ
    陰性者4例中2例が生存, 2例が合併症により死亡した. 以上よりHBVキャリアの重症化例では治療によりHBV増殖が1週間以内に抑制された場合, 生存の可能性が高いと考えられた.
  • *前澤 創, 安藤 祥子, 本山 拓郎, 国府田 宏輔, 小祝 修
    日本放射線影響学会大会講演要旨集
    2010年 2010 巻 OA-5-4
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/12/01
    会議録・要旨集 フリー
    ヒトには14種類の
    DNA
    ポリメラーゼ
    が存在し、アミノ酸配列の相同性に基づきA、B、X、Yの4ファミリーに分類される。Xファミリーは、
    DNA
    ポリメラーゼ
    β(polβ)、
    DNA
    ポリメラーゼ
    λ(polλ)、
    DNA
    ポリメラーゼ
    μ(polμ)から構成される。Xファミリー
    DNA
    ポリメラーゼ
    は、DNA修復反応時に、損傷し欠失したDNAを合成する。polβ及びpolλは、塩基除去修復に機能し、polλ及びpolμは、DNA二本鎖切断修復機構である非相同性末端結合(NHEJ)に機能すると考えられている。多くのDNA修復関連タンパク質は、DNA損傷時に損傷部位に集積する性質を示す。polβ及びpolλもまた、DNA損傷部位へ速やかに集積することが生細胞タイムラプス観察によって示されている。しかし、polμのDNA損傷部位への集積については、未だ生細胞を用いて観察されていない。我々は、polμのDNA損傷部位への集積機構を明らかにするために、パルスレーザーを用いて導入したDNA二本鎖切断部位へのpolμの集積をタイムラプス観察した。polμは、迅速にDNA損傷部位へ集積し、5分以内に損傷部位への集積が飽和した。polμは、polβが集積を示す、一本鎖DNA切断部位や塩基損傷部位への集積を示さなかったことから、DNA二本鎖切断部位へ特異的に集積していると考えられた。また、FRAP法及び光変換タンパク質を用いた解析によって、DNA損傷部位に集積したpolμと核質に存在するpolμは容易に入れ替わることが示された。さらに、polμ内のDNA損傷部位への集積に機能する領域を同定するために、polμの欠失変異体を用いてDNA損傷部位への集積を観察した。その結果、BRCTドメインを含むN末端領域、DNA結合領域であるHhHモチーフを含む領域、C末端領域のいずれも、DNA損傷部位へ集積することが示された。しかし、完全長polμに比べ、集積の遅延や集積量の減少が観察された。これらの結果は、polμのDNA損傷部位へ集積には少なくとも3つの領域が必要であることを示唆している。
  • 今中 忠行, 跡見 晴幸
    化学と教育
    1999年 47 巻 4 号 260-263
    発行日: 1999/04/20
    公開日: 2017/07/11
    解説誌・一般情報誌 フリー
    今までに報告された主なDNA塩基配列決定技術を紹介するとともに, それぞれの化学反応を論じる。おもに, ピペリジン処理によるDNA鎖の配列特異的化学切断を利用したマクサムとギルバートの方法, サンガーの開発した
    DNA
    ポリメラーゼ
    によるDNA合成を利用したジデオキシ法について解説する。また, 放射能標識を使わずに, 蛍光標識を用いた塩基配列決定法および耐熱性
    DNA
    ポリメラーゼ
    を利用した最新のシークエンシング技術についても紹介する。
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