日本食品科学工学会誌
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乾めんの形と内部気泡が食塩の溶出に及ぼす影響
大久 長範千葉 紘子長谷川 勇治高畠 聡秋山 美展
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2002 年 49 巻 8 号 p. 547-550

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抄録
1) 稲庭うどんのグループ(7種類)の断面には,長く延びた気泡が観察された.
2) 供試乾麺の食塩の初期溶出速度と体積表面積比(S/V)との関係を求めた.稲庭うどんグループのS/V比は,2.5~3.4の範囲にあり,一分間の茹でにより30~60%の食塩が溶出した.
3) 茹で麺のαアミラーゼ消化は,稲庭うどんがナンバーワンうどんより早かった.
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© 社団法人 日本食品科学工学会

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