現代社会学研究
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最新号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 梶井 祥子
    2019 年 32 巻 p. 1-3
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
  • 高田 洋
    2019 年 32 巻 p. 5-19
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
  • 寺田 晋
    2019 年 32 巻 p. 21-31
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル フリー
    近年,インターネットを通じたヘイト・スピーチやフェイク・ニュースの拡散を背景に右派ポピュリズム勢力が台頭するとともに,人種差別主義や排外主義に対する抗議行動も激化している。こうした時代状況のもとで,社会の分断を危惧する声が高まっている。しかし,社会の分断とはどのような状態で,それは解消されるべきなのか,解消されるべきであるとしたらどのように解消されるべきなのだろうか。この論文では,以前から分断が危惧されてきたアメリカ社会において分断が議論される際に頻繁に用いられるシヴィリティという概念を分析する。本論文の主張は⚓点にまとめられる。第一に,アメリカでは,しばしば,意見対立する人々の間であっても守られるべき規範としてシヴィリティが持ち出され,この規範に反する行為が社会を分断するとみなされる。第二に,何がこの規範なのかについては共通了解は存在せず,ある理解からしてみれば分断を克服する行為が,他の理解からしてみれば分断を促進する行為とみなされる場合があり得る。第三に,シヴィリティの主張は深刻な人権侵害や少数派に対する物理的暴力を覆い隠すという問題がある。とくに,対話の継続を規範とするシヴィリティ理解は傷つきやすい人々に対し危害に耐えることを強いるという問題がある。分断の解消と対話の促進を主張する人々はシヴィリティの規範を明確化し,こうした問題に答える必要があるのである。
  • 竹富町西表島のエコツーリズム協会との関わりを事例として
    内田 弘
    2019 年 32 巻 p. 33-50
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
    現在,都市から地方へ移住する者が増えているという動きがある。すなわち,⽛田園回帰⽜と呼ばれる新しいうねりが起こっているのである。この動きには多くの若者も含まれている。そして,人口減少によって厳しい状況に直面 している地域における再生の希望を見出している実践家や研究者も少なくない。こうした動きを踏まえた地域づくりに関する先行研究は,主に「よそ者」が地域および地域住民に与えるインパクトに焦点を当てていた。 しかし,著者の視点は地域から受け入れられ,地域を支え,地域づくりの担い手になっていくことが,移住若者の社会的自立の形成につながるのではないかというものである。その地域づくりの担い手になっていく過程を,地域の担い手育成実践として位置づけたい。それゆえ地域の担い手育成実践研究は,現代社会における若者の自己アイデンティティの形成と社会的自立の問題を探求することにつながるものと思われるのである。 本稿では,移住若者が地域の担い手になる過程において,地域の生活文化・伝統の学習,地域から受け入れられ,必要とされることで移住若者が地域へのアイデンティティを形成すること,また移住若者と地域の人たちとをつなぐ地 域づくりの⽛団体⽜(西表島エコツーリズム協会)の役割が重要であることを明らかにしたい。
  • 蝦夷の光⽞と⽝エカシとフチ⽞に着目して
    木戸 調
    2019 年 32 巻 p. 51-68
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
    アイヌ民族にかかわる先行研究では,アイヌ民族の主体的な「アイヌ史」の構築が求められている一方で,マジョリティである和人が同化を強制したとする「悲劇」的な歴史観が強かった。加えて,現在まで継承されているアイヌ文 化が存在することを踏まえられていない。そこで本稿は,同化をマイノリティが経験する現象と理解し,『蝦夷の光』『エカシとフチ』を対象に,差別的な状況を改善しようとするアイヌ民族個々人の戦略の中に同化を位置づけ,考察した。その結果,まず1900 年代から1910 年代は困窮に対する戦略が意図せざる結果としての文化的同化を引き起こしていたこと,1920 年代以降,差別が増加することで意識的な戦略としての文化的同化が生じていったことが明らかと なった。このように,困窮が意図せざる結果としての同化を,差別が意識的な文化的同化をもたらしたといえる。一方で,1930 年代以降の困窮に対する戦略の中に,アイヌ文化を観光業の中で利用する「観光化」が存在していた。この「観光化」がアイヌ文化継承の糸口となったことが示唆された。このように,アイヌ民族個々人の戦略を分析すること,継承の可能性を踏まえながら同化を考察することができた。また,アイヌ民族の戦略は同化のみにとどまらず,「観光化」が存在したように,常にその構造を超える可能性をはらむものであったのではないだろうか。
  • 農村部の事例との比較から
    張 玥
    2019 年 32 巻 p. 69-87
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
    日本人男性と外国人女性による国際結婚に関する考察は多くが農村部に嫁いだ外国人妻に焦点を絞って行われており,都市部在住の外国人妻の生活現実に関する検討が行われていない。また,外国人妻の中で中国人女性の占める割合が最も多く,更に,中国人妻全体の中で,2017 年の21 大都市における中国人妻の占める割合が42%になっているにもかかわらず,都市部に在住する中国人女性に視点を絞った研究は少ない。本研究は,先行研究で指摘された農村部の国際結婚に関する⚗つの問題点に基づき,都市部の状況を考察した上で,都市部と農村部の違いを明らかにする。その結果,以下のような仮説的な知見を得た。都市部では,言葉の問題は夫婦間コミュニケーションに農村部ほど深刻な問題になっていない。一方,都市部では,ストレスの要因が複雑化してきている。日本人との人間関係が形成し難しいこと,日本語教室,近隣,職場など社会生活の様々な面で,偏見・差別を感じること,文化的差異により夫婦関係に葛藤を感じること,言葉の制限で良い職に就けないことなどがストレスに繋がっている。以上のようなストレスの解消手段としては,都市部では,同国人ネットワークが有効に機能している。しかし,同国人ネットワークが有効に機能することは日本社会との交流が希薄になるという逆効果にもつながる。その結果,日本文化に溶け込めないまま,夫婦間における文化的差異は一向に縮まらない。そのため,行政の面で,結婚移住女性にとって利用しやすい支援活動の在り方を考察する必要がある。
  • 原 俊彦
    2019 年 32 巻 p. 89-94
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
  • 金子 勇
    2019 年 32 巻 p. 95-98
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル フリー
  • ハインリッヒ パトリック
    2019 年 32 巻 p. 99-103
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
  • 伍 嘉誠
    2019 年 32 巻 p. 105-109
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
  • 角 一典
    2019 年 32 巻 p. 111-113
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
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