ホソカワ粉体工学振興財団年報
本年報は、粉体工学の啓蒙、発展を目的として平成3年12月に設立されました公益財団法人ホソカワ粉体工学振興財団の年報です。それぞれの年度の事業内容と実施状況の概要、役員等の名簿と共に、その助成・褒章事業の対象となった研究従事者から提出された報告書をまとめて公開しています。財団活動の詳細につきましてはそのホームページ(http://www.kona.or.jp/jp/)に掲載されています。
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収録数 592本
(更新日 2022/10/01)
Online ISSN : 2189-4663
ISSN-L : 2189-4663
研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
おすすめ記事
29 巻 (2021) p. 47-50
ワンポット型粉体加工装置による医薬品の個別化製造 もっと読む
編集者のコメント

医薬品の個別化製造を将来的に達成するには、製造工程を可能な限り高効率化する必要がある。我々はろ過・乾燥機能に加え粉体加工操作をハイブリッド化したワンポット型加工装置を開発した.卓上サイズの本装置は,ろ過・乾燥・粉体混合・湿式造粒の全工程を一括処理できる.

29 巻 (2021) p. 73-77
粉体バルク挙動に着目したDEM手法の開発 もっと読む
編集者のコメント

離散要素法(DEM)では,剛性を低減させたモデル粒子を用いてオリジナル粒子のバルク挙動を模擬する方法がしばしば用いられる.本方法を付着性粒子のシミュレーションに適用する場合には,剛性低減による接触時間の増加に伴う過剰なエネルギー散逸を防ぐ必要がある.この記事では,粒子剛性低減率に合わせて粘性減衰係数をスケーリングすることで,粒子の静的状態と動的な挙動を同時に模擬可能であることを報告している.

29 巻 (2021) p. 41-46
レーザーと凝集粒子の相互作用に起因する諸現象の解明 もっと読む
編集者のコメント

表面増強ラマン散乱(SERS)は,単一分子レベルの超高感度検出が実現可能な手法として、分析化学やバイオ、ナノテクノロジーなど、様々な分野での応用が検討されている。本研究では、SERS効果の発現に重要となる、貴金属ナノ粒子の凝集状態の制御をエアロゾル手法によって実現し、凝集粒子を構成する一次粒子間の結合が極めて高いラマン散乱増幅効果を発現することを明らかにした。

29 巻 (2021) p. 62-67
スラリーの乾燥により作製される多孔質膜の性能制御 もっと読む
編集者のコメント

燃料電池の触媒層を想定してカーボンブラック (CB) およびアイオノマーを用いた多孔質膜の性能の制御を検討した.CB およびアイオノマーを分散させたスラリーをドクターブレードで基板上に塗布したのち,基板側から加熱することで多孔質膜を得た.比表面積が異なる CB から得た膜の透過率を測定したところ,透過率は CB の比表面積が大きな場合には膜厚に対して一定であったのに対して,比表面積が小さい場合には膜厚と共に増加した.

29 巻 (2021) p. 36-40
紫外線と静電場を用いた粒子の帯電量操作と運動制御 もっと読む
編集者のコメント

電場と紫外線の利用により、機械的外力や流体力を用いずに、粒子の帯電と運動を同時に制御して堆積粒子を除去することができる。この記事では、絶縁板に堆積させた誘電性粒子を上向きの静電場と紫外線照射によって帯電・ 浮揚させる方法を提案し、紫外線照射によって粒子から放出される光電子が浮揚粒子のフラックスと運動に与える影響について説明している。

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