国際エクササイズサイエンス学会誌
Online ISSN : 2436-679X
Print ISSN : 2433-7722
4 巻, 1 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 久保田 智洋, 谷口 圭佑, 坂本 晴美, 六倉 悠貴, 巻 直樹, 高田 祐, 中村 茂美, 黒川 喬介, 岩井 浩一
    2021 年4 巻1 号 p. 1-9
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/01/24
    ジャーナル オープンアクセス
    [目的] 地域在住の老々世帯における社会参加活動の特性を把握することを目的とする. [対象と方法] 地域在住の老々世帯に該当し,要介護認定を受けていない700名. [方法] 郵送調査.調査項目は,年齢,性別,家族構成,要介護認定の有無,「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」の「地域での活動について」の8項目.[結果] 前期および後期女性高齢者は,「趣味活動」と「学習活動」が男性に比べて有意に頻度が高かった.[結語]老々世帯において,これらの活動への参加を1つの指標と支援していくことが介護予防には必要である.
  • 須藤 大輔, 齋藤 洸, 津田 幸汰, 小口 泰喜
    2021 年4 巻1 号 p. 10-15
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/01/24
    ジャーナル オープンアクセス
    [目的] 静止立位からの振り出し脚の違いが,歩行開始時の運動戦略にどのような影響を与えるかを検討すること. [対象と方法] 若年者21名を対象とした.利き足の判別は質問表を用いて行った.測定課題は,静止立位からの歩行開始として,利き足あるいは非利き足からの振り出し脚の2条件を設定した.三次元動作解析装置(VICON)と床反力計を用いて床反力,関節モーメントを分析して運動戦略への影響を検討した. [結果] 利き足は全員が右であった.利き足からの歩行では非利き足からの歩行と比較して,振り出し脚および支持脚股関節屈曲モーメント,床反力左右成分に有意な差が認められた.[結語] 利き足と非利き足の機能の差により,静止立位からの歩行における運動戦略へ影響が生じることが示唆された.
  • 鈴木 啓子, 林 聡, 村上 慎一郎, 昇 寛
    2021 年4 巻1 号 p. 16-21
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/01/24
    ジャーナル オープンアクセス
    [目的]マインドフルネストレーニング(MT)としてのヨガの実践がマインドワンダリング(MW)及び感情・気分に及ぼす影響について検討した. [対象と方法] 健常な女子専門学校生8名を対象に,呼吸や身体感覚に意識を向ける教示を取り入れながら30分間のヨガを実施し,介入前後で脈拍数,静座瞑想中のMWの回数,緊張覚醒(TA)を測定し比較した. [結果] ヨガの介入前に比べて介入後ではMW回数の減少とTAスコアの低下が有意であり(P<0.05),介入前後の変化率の関係では,MWの回数とTAスコアにおいて強い正の相関が認められた(r=0.77,P<0.05). [結語] 短時間のヨガの実践が注意制御機能の向上を生じさせ,MWの減少をもたらし,不安感や緊張感などネガティブな感情を低下させる可能性が示唆された.
  • 村上 慎一郎, 崎田 正博, 霍 明, 林 聡, 亀山 一義, 坂本 竜司, 鈴木 啓子, 藤野 英己
    2021 年4 巻1 号 p. 22-26
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/01/24
    ジャーナル オープンアクセス
    [目的] 有酸素運動は,エクササイズやフィットネスによく利用される.筋血管系に対して効果があることもよく知られている.本研究の目的は,有酸素運動の遅筋対する局所効果を,三次元(以下3-D)で明らかにすることである. [対象] オスのウィスター系ラット(6週齢)12匹を6匹ずつ無作為に,次の2群に分けた.①6~8週齢の間,自由飼育した群(以下Con群)②6~8週齢の間,有酸素運動を処方された群(以下Ex群). [方法] 両群の9週齢時のヒラメ筋を比較した.評価項目は,血管内皮増殖因子(以下VEGF)の表出量,筋コハク酸デヒドロゲナーゼ(以下SDH)活性,筋毛細血管直径および筋毛細血管容量とした.3-D観察は,共焦点レーザー顕微鏡を使用した. [結果]VEGFの表出量,SDH活性,筋毛細血管直径および筋毛細血管容量は,EX群のほうが大きかった. [結語] 本実験は,有酸素運動のラット遅筋に対する効果として,筋代謝の改善がみられることを3-D筋毛細血管解析を交えて明確に示した.
  • 霍 明
    2021 年4 巻1 号 p. 27-31
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/01/24
    ジャーナル オープンアクセス
    神経筋関節促通法(NJF)は運動学の知識に基づき,固有受容性神経筋促通法の促通要素と関節構成運動を統合し,他動・自動・抵抗運動における関節の動きを改善する新しい運動療法技術である.NJFの歴史,理論体系,治療技術,適応疾患,研究成果などを紹介する.
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