日本舌側矯正歯科学会会誌
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最新号
日本舌側矯正歯科学会会誌No.29
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 的場 頌子, 山脇 裕, 本田 領
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 9-21
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
    矯正治療は適切なアンカーの設定と治療目標に従い行うことが望ましい.しかし実際は顎外・顎間固定装置の非協力や歯科矯正用アンカースクリューの拒否など,理想的な環境での治療ができない場合がある.本稿では,リンガルブラケット装着時に上顎歯列臼歯部咬合面に設置した咬合挙上用レジンアタッチメントの削合手順によりバーティカルコントロールの補助を行い咬合の改善を図った2症例を報告する.
  • かづき れいこ
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 22-26
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
     リハビリメイクとは皮膚疾患や外傷などの外観の問題に対しメイクを行い,社会復帰を促す方法で,適応症例は色みや瘢痕の被覆を行う形成外科や皮膚科のみならず,精神的フォローが必要な精神科や,機能的改善が期待される眼科など多岐に亘る.  今回,2005年6月〜2018年12月にリハビリメイクを受講した4361名に対し,メイク施術前後,3週間後にVisual Analog Scale(VAS,0mm:外観に非常に不満,100mm:外観に非常に満足),施術前,3週間後にWHO-QOL26を用いて評価を行った.いずれも3週間後はアンケート用紙を郵送し返送が確認できたものに対し検討を行った.  結果,3週間後に返送が得られたのは1994名で,VAS平均値は31(施術前),85(施術直後),56(3週間後)と推移した.WHO QOL26は項目ごとに施術前と3週間後を比較した所,全体は2.99から3.16**,身体的領域は3.30から3.38**,心理的領域は3.10から3.23*,環境は3.32から3.36*と有意に改善した(*;P<0.05,**;P<0.005).社会的領域は3.40から3.39で有意な差は見られなかった.  以上よりリハビリメイクは有効であることが明らかとなった.リハビリメイクは侵襲性がなく可逆的で,患者の意思で取り入れやすいという利点があり,治療前や治療中,治療後のいずれの段階でも有用で治療と併用して活用できる.今後,リハビリメイクの効果の検討を続けると共に普及に努めたい.
  • 比知屋 憲
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 27-29
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
    現在,国内外において多種多様なリンガルインダイレクトボンディングシステムが混在している.その中でも特にデジタルシステムは今後重要であると考えるが,精度や費用の問題で未だ導入には至っていない.一方アナログシステムは熟練した技工操作を必要とするが製作方法が多様である.本稿では上下顎同時にセットアップモデルとトランスファートレイを製作するのではなく,上顎または下顎のどちらか一方を先に製作及びブラケット装着するアナログシステムの利点でもあるひとつの方法を述べる.
  • 江花 照夫
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 30-34
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
     近年,デジタルでのセットアップを始め口腔内スキャン,そしてボンディングシステムまでデジタルによるワーキング環境が目覚ましく発展している.しかし,実際にデジタルとアナログの違いは何であろう?セットアップを行う際にどのような違いが,生じるのだろう?  今回は,これらの違いを明確にし,双方のメリットを加味した新しいセットアップを紹介したいと思う.
  • 小林 隆子
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 35-39
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
     デジタルSETUPと従来のアナログSETUPでは,歯科医院にとっての利点欠点は一長一短で,歯科技工所にとってもそれは同様である.  SETUP模型の持つ役割はどちらを選択しても果たせるが,デジタル化した場合,技工所への発注〜商品到着までのプロセスが異なる部分が多いため,歯科医師によってはデジタル化という選択が出来ない場合もある.  よって今回は,デジタルとアナログの相違に焦点を当て『発注方法』『SETUP製作工程』の,利点欠点,留意点を紹介する.
  • −アナログセットアップから装置製作について−
    稲垣 達朗
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 40-44
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
     リンガル矯正治療においては,目視による正確なブラケットの位置付けが難しいことや,唇側面に比べ舌側面の解剖学的形態が複雑であることからラビアル矯正で行われているダイレクトボンディングが困難である.さらにブラケットポジションのわずかな違いが及ぼす歯の位置変化がラビアル矯正よりも大きい.このことから現在,リンガル矯正においてはインダイレクトボンディングが主流である.このインダイレクトボンディングの準備段階に,セットアップモデルを使用した,ブラケットベースと歯面との間のレジンベースの作製が重要となる.このレジンベースによってセットアップモデルの情報がブラケットに反映されるからである.そして現在,セットアップ模型の製作にはアナログとデジタルがありデジタルの有用性が注目されている.一方,アナログセットアップでは歯の分割やワックス操作等,煩雑な部分もあるが,咬合器を使用することによる生体との調和,機能時の確認の正確性,歯の移動に伴うセットアップの再調整などの場面において,アナログの持つ長所は多い.今回我々が行っているアナログセットアップの製作から装置製作を紹介し,その特徴を検討したいと思う.
  • 後藤 光利
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 45-49
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
    現在,歯科界においてもCAD/CAM技術による補綴物の製作が進んでいる.従来の手作業による製作からデジタル技術を用いることで,これまでになかった補綴物の製作はもとより3次元技術による診断と治療技術へと発展しようとしている.ことに,口腔内スキャナーの普及はデジタルデンティストリーをさらに加速させるだろう.矯正界に於いても同様のことが言えると思われる.そこで今回,セットアップにフォーカスし,印象採得からセットアップ用模型製作,セットアップ作業との作業工程ごとにアナログとデジタルのそれぞれの手法の利点,欠点を整理した.現在私どもの技工所ではアナログとデジタルの両方の方法を行っており,参考になればと思う.
  • 加藤 敬三, 髙木 豊明, 岩元 瑠美, 大矢 伸治, 玉村 長都, 安藤 勝也, 宮崎 芳和, 神谷 貴志, 伝法 昌広, 小林 美砂子, ...
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 50-128
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
  • 髙木 豊明, 青木 泰樹, 宮本 豊, 高柳 譲司, 姫野 祥子
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 129-164
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
  • 居波 徹, 相澤 一郎, 椿 丈二, 重枝 徹, 近川 美喜子, 橋場 千織, 高橋 徹, TAIZO TAZUMI, 高橋 治, 吉田 哲 ...
    2019 年 2019 巻 29 号 p. 165-204
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
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