ソフトウェアの品質は目に見えないと言われる。ソフトウェアはハードウェア・システムを動かすための仕組みであり、確かに直接見ることはできないものの、間接的にその品質を測る方法は幾つもある。「ESQR
※1:組込みソフトウェア開発向け品質作り込みガイド」(以下、ESQR)はソフトウェアの品質を見える化、数値化して品質をコントロールするための概念、手法、品質目標及びその参考値、システム障害の程度を客観的に評価するためのスケールなどを提案している。更に、ソフトウェア開発は人的要因の品質への影響が非常に大きいことから、数値に表すことのできない定性的な観点として、開発を円滑に進めるためのヒント集も紹介している。
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