SEC journal
Online ISSN : 1884-2038
Print ISSN : 1349-8622
ISSN-L : 1349-8622
7 巻, 4 号
SEC journal No.27
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
巻頭言
所長対談
連載
SEC journal論文賞
IPA FORUM 2011 招待講演より
技術解説
アングル
  • 荒木 啓二郎
    2011 年 7 巻 4 号 p. 177-182
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/07/01
    ジャーナル フリー
    近年、我が国においても形式手法に基づくソフトウェア開発が注目を集めているが、その導入にはまだ障壁が高いと思われているためか、ソフトウェア開発の現場への普及が進んでいるとは言い難い状況である。九州大学では、大学院修士課程におけるPBL(Project Based Learning)科目において、企業との連携のもとに、企業での実際のソフトウェア開発プロジェクトの一部で学生チームが形式手法を適用した結果、形式手法に対する企業側の理解が深まるとともに、導入に関する具体的な見通しを得ることが出来た。本稿では、この経験に基づいて、形式手法導入の一つの有効な方法としての PBL実施事例を述べる。
組織紹介
  • 安心・安全・快適な社会のために全ドキュメントのトレーサビリティを目指す
    穴田 啓樹, 渡辺 政彦, 高田 広章
    2011 年 7 巻 4 号 p. 183-187
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/07/01
    ジャーナル フリー
    近年、機能安全規格 IEC 61508、ISO 26262に代表されるように、安全に対する説明責任が課されている。今までは「正しい製品」を作ることが安全性を証明する手段だったが、システムが極めて複雑化しており、完璧な製品を作ることは難しくなっている。今後は製品に問題があった場合にも同様に、企業として十分な努力をしたか、言い換えると「正しい方法」で作ったかを説明・証明することが求められ、第三者による検証や、より精緻な品質の監査が必要となる。このソフトウェア品質監査で最も重要になるのがトレーサビリティである。本稿では、トレーサビリティを実現するためのオープンな「ツールプラットフォーム」を提供する「TERAS」について、本号と29号(予定)の2回にわたり解説する。今回はトレーサビリティの概要についてふれ、次回はその詳細と実証評価の状況を説明する。
  • 安全性とセキュリティの高いシステムを目指して
    ILJIC Thomas, NAHHAL Karima, APOLINARSKI Xavier
    2011 年 7 巻 4 号 p. 188-189
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/07/01
    ジャーナル フリー
    CEA-LISTは、スマート・ディジタルシステムに注目した研究開発を実施する研究所であり、フランス原子力・代替エネルギー庁の1機関である。フランスのパリ郊外にあり、700名の研究者と技術者(PhD120名含)を擁し、情報通信技術(ICT)、エネルギー、交通、セキュリティ&防衛、健康、製造の各分野に関する研究を行っている。本稿では、CEA-LISTの研究内容とその特色、ビジネスモデル、安全性とセキュリティ分野に注目した活動などを紹介する。
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