敬心・研究ジャーナル
Online ISSN : 2434-1223
Print ISSN : 2432-6240
1 巻, 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 小林 光俊
    2017 年 1 巻 1 号 p. 1
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/07
    ジャーナル フリー
  • 小川 全夫
    2017 年 1 巻 1 号 p. 3-13
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/07
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    世界人口変化の理論考察として人口転換理論がよく知られている。しかし日本の超高齢化と人口減少という事態はその再検討を迫っている。実践的にも、世界の高齢化に即して必要とされる人材養成の枠組みが変化している。世界の高齢化の地域差は、大量の労働の国際移動を生み出している。国際的な労働力の量と質の確保は送り出し国にとっても、受け入れ国にとっても大きな課題である。日本は高齢化の課題先進国であるが、国際的な高齢化に対応する人材養成には貢献してこなかった。ようやく最近になって、政府は「アジア健康構想」を打ち出し、本格的な国際的人材養成に踏み出そうとしている。この小論では、世界の高齢化に関する理論的動向、世界機関の取り組み状況を踏まえながら、日本国内の変化の方向性を示し、人材養成の課題を考察した。

  • 松山 永久
    2017 年 1 巻 1 号 p. 15-18
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/07
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    2016年度解剖学実習で2例の胸骨筋を観察する機会を得た。形態的特徴について森田(1936)の分類に従えばCase-1(No-1883)はType I-A で、Case-2(No-1904)はType Ⅳ-B に分類された。筋神経支配を確認した結果、1例は肋間筋支配が観察され、もう一例は胸筋神経支配が観察された。

  • ―「保育計画」から「保育課程」への転換はいかに捉えられているか―
    安部 高太朗, 吉田 直哉
    2017 年 1 巻 1 号 p. 19-26
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/07
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    本稿は、保育士養成課程科目「保育課程論」において、「保育課程」がどのように認識されているのかを明らかにするものである。2008年に保育所保育指針が改定され、保育の全体計画を表す文言は「保育計画」から「保育課程」へと転換した。保育課程とは、保育の実施に関する共有的な理念と、それに基づいた指導計画の総体である。保育課程の登場は保育士養成課程にも影響を及ぼし、新設の教科目として「保育課程論」(講義2単位)が加えられた。

    しかし、以上のような「保育計画」から「保育課程」への転換が、保育士養成施設における授業で実際にどれくらい踏まえられているのかは定かではない。本稿では、東京都下の全国保育士養成協議会会員校である指定保育士養成施設(大学・短期大学)における「保育課程論」の公開シラバスを対象とした。

  • ―キャリア教育の先行研究からの検討―
    松永 繁
    2017 年 1 巻 1 号 p. 27-36
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/07
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    日本におけるキャリア教育に関して、そのためのキャリア教育の展開の経緯、高等教育機関におけるキャリア教育、特別支援教育におけるキャリア教育、職業教育とキャリア教育の先行研究レビューを行い、キャリア教育研究の今後の課題を検討することを目的とした。

    結果、職業観の形成にとどまらない、キャリア教育が各分野で展開されていることが明らかとなった。

    一方で、キャリア発達の積み重ねが不十分なため、人生において困難さといった課題を抱える人々の存在も明らかになり、今後のキャリア教育研究の方向性のひとつとして、これらの人々への支援のためのキャリア教育の必要性が示唆された。

  • ―イースト・アングリア大学を事例として―
    水引 貴子
    2017 年 1 巻 1 号 p. 37-43
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/07
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    本稿の目的は、日本の保育者及び保育従事者における「保育の質の担保」という課題に対して、イギリスの保育制度改革と保育者養成校のカリキュラムを紹介し、若干の考察を試みることである。わが国では保育士不足解消のために保育事業参入に関する規制緩和によって、保育士資格のない者も保育職に就きやすくなった。しかし、保育の質の保障という課題が浮き彫りとなり、これを考察するうえでイギリスの事例を参考にする。イギリスでは、1990年代半ばから政府が保育基準の制定や保育職資格制度の整備などをはじめとする改革を行っている。加えて、イギリスの保育基準(EYFS)が学べる保育者養成校であるイースト・アングリア大学の教育課程を紹介する。その特徴として、大学院で資格を取得することが主流であること、3つの実習先で計約20週間の実習期間があること、実習の際に子どもを捉える方法を細かく指導されることなどが明らかになった。

  • ―知的創造の面白さ―
    川廷 宗之
    2017 年 1 巻 1 号 p. 45-52
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/07
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  • 杵渕 洋美
    2017 年 1 巻 1 号 p. 53-58
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/07
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