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クエリ検索: "さば"
13,510件中 1-20の結果を表示しています
  • 長谷川 優, 竹内 外夫
    武道学研究
    1989年 22 巻 2 号 57-58
    発行日: 1989/11/30
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
  • 高野 秀昭, 花戸 忠夫
    魚類学雑誌
    1955年 4 巻 4-6 号 207-211
    発行日: 1955/12/25
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    Mackerel fishing by ‘hanezuri’* has been carried out by fishermen in the coastal waters off Hachinohe, Aomori Prefecture, since the first trial by the research boat “Chiba-maru” (36.78 ton), Chiba Prefectural Fisheries Experiment Station, in the summer, 1951.
    During July 24-August 2, 1955, the Chiba-maru tried the ‘hanezuri’ off Hachinohe, and in adjacent southerly waters off northern Iwate Prefecture (Fig.1). The present writers were on board in the cruise, and examined the fishing ground, migration and the food of the mackerel, obtaining following results: -
    1. Mackerel fishing by ‘hanezuri’ was successfully possible in the sea off northern Iwate Pref. in the summer, 1955 (Table 1). The surface water temperature in the fishing ground was 19.8-22.0°C, and coastal currents were flowing to south. The mackerel schools were consisted of Pneumatophorus japonicus (HOUTTUYN) only, and the folk length of individuals was more or less 30cm. Gonads were all immature. The fishing stations were sometimes indicated well by flocks of sea birds on the surface of the sea.
    2. The migration was studied by tagging method. 332 individuals were tagged during the expedition. Among them 5 individuals were caught by trap-nets on the coast of southern Iwate Pref. They migrated to 110km south in 15-23 days (Table 2).
    3. The food of the mackerel taken of Kuji, in northern Iwate Pref., was mainly composed of following animals: Engraulis japonica TEMM. & SCHL., Euphausia pacifica HANSEN and Calanus plumchrus MARUKAWA.
    The predominating constituent was not similar qualitatively in ten stomachs obtained around a station in the same time (Table 3). This may be caused by considerably irregular distribution of the populations of each food animal in the coastal water.
  • 太田 静行
    調理科学
    1982年 15 巻 3 号 175-178
    発行日: 1982/10/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • 大嶋 俊, 苦瀬 博仁
    日本物流学会誌
    2004年 2004 巻 12 号 103-110
    発行日: 2004/05/15
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    2000年6月に制定された大規模小売店舗立地法には、荷
    さば
    き施設の規模の算出方法が示されており、この方法に荷
    さば
    き処理時間を用いている。この荷
    さば
    き処理時間によって、荷
    さば
    き施設の規模が大きく左右してしまう。しかしこの法律には、荷
    さば
    き処理時間の設定方法は示されていない。そこで本研究は、荷
    さば
    き処理時問の設定方法を提案することを目的とする。
  • 塚口 博司, 飯田 克弘, 中谷 武彦
    土木学会論文集
    1994年 1994 巻 494 号 107-115
    発行日: 1994/07/20
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    さば
    き駐車施設は物流活動を支える重要な役割を担っているにも拘わらず, 現在のところ, これらの施設に関する計画・運用手法が確立されていない. 荷
    さば
    き駐車に対処するためには, 附置義務的に路外荷
    さば
    き施設を整備するとともに, 路上空間において競合関係にある荷
    さば
    き駐車とその他の一般駐車を処理するための施設を整備し, さらにそれらの施設整備と一体化された運用方策が不可欠である. 本研究は, 路外と路上の荷
    さば
    き駐車施設の計画・運用ならびに一般路上駐車の扱い方を論じ, 荷
    さば
    き駐車管理システムの構築について検討したものである.
  • 石井 文悟, 岩尾 詠一郎, 苦瀬 博仁
    計画行政
    2008年 31 巻 4 号 47-54
    発行日: 2008/12/15
    公開日: 2024/04/05
    ジャーナル フリー

    If there is a lack of parking spaces, the delivery trucks have to wait before starting loading/unloading; hence, the delivery times increase if the trucks have to wait owing to a lack of parking spaces. Therefore, it is necessary to create parking spaces keeping in mind the factors of loading/unloading.

    Furthermore, the Large-Scale Retail Store Location Law provides guidelines on determining the size of loading/unloading facilities.

    However, this guideline supposes that the loading/unloading times and arrival times of the trucks are fixed. Hence, there is a concern about the consequences and delays caused by a shortage of parking spaces.

    This study introduces a specific number of parking spaces in a Large-Scale Retail Store for loading/unloading so as to ensure that trucks do not have to wait for parking space. The study involves a simulation analysis and compares the result of this analysis and the guidelines provided by the Large-Scale Retail Store Location Law.

  • *金子 小千枝, 金縄 嘉代子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2004年 16 巻 P-2
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/09/09
    会議録・要旨集 フリー
    目的 魚の中で
    さば
    は青い魚の代表であるが、「
    さば
    の生き腐れ」といわれるほど傷みやすい。また、主役にはならないが日常食としては人気の高い魚である。鮮度のよいものになると、高級魚にもまさるおいしさがある。福岡県の漁獲高で一番の魚は
    さば
    であり、全国的にも最も漁獲量は多い。この
    さば
    が福岡県でどのように食されているか、
    さば
    の鮮度・季節・地理的条件によって食され方にどのような特徴があるかを調査した。
    方法 調理文化の地域性と調理科学-魚の調理-の調査に参加し聞き取り調査を行った。時期は2003年11月から2004年5月である。調査地域はかって福岡県の僻地と言われた山村(八女郡)、新鮮な魚が入手可能な地域(福岡市)、山村と都市部の中間地域(筑後地区)の三地域で、調査後特徴ある調理に関して追調査を行い、料理を再現し過程を記録した。
    結果 三地区に共通した食べ方は塩焼き、煮物、味噌煮などであった。星野村は山村であり、交通手段が未発達の時期には魚は塩魚や干物で運搬されていた。塩
    さば
    もそのひとつで、昔から塩
    さば
    を色々に利用してきた。特に秋祭りには頭・尾をつけたままのゆずの香りがする“
    さば
    寿司”が必ず作られた。若狭
    さば街道で運ばれた塩さば
    で、関西地区ではよく作られる
    さば
    寿司が、形は異なるが福岡県の山村でも作られていることは興味深い。 都市近郊農村地帯である筑後地区ではしめ
    さば
    の“温めなます”がある。また、かます寿司の代用に
    さば
    寿司が作られるようになった。新鮮な
    さば
    が手に入り易い福岡市では、寒
    さば
    を醤油とごまに漬け込んだ“ごま
    さば
    “が刺し身がわりに食され飯にもかける。このように
    さば
    の料理には地域性がみられ、季節とともに行事との関連も深い。
  • 関 陽一, 小早川 悟, 菊池 浩紀
    交通工学論文集
    2021年 7 巻 2 号 A_160-A_166
    発行日: 2021/02/01
    公開日: 2021/02/20
    ジャーナル フリー

    わが国の都市では荷

    さば
    きを行う貨物車が利用可能な建物内の駐車施設が不足しており,その駐車需要を補うために荷
    さば
    き貨物車向けの路上駐車施設を運用する必要がある.これまでも時間制限駐車区間やローディングベイといった形で荷
    さば
    き貨物車が利用可能な路上駐車施設が運用されてきており,また現在では荷
    さば
    き貨物車が無料で 20 分まで駐車可能な路上駐車施設の運用も始まっている.しかし,このように路上駐車施設において様々な運用がなされている中で,どのような運用が荷
    さば
    き貨物車の実態に最も適しているかは明らかでない.

    本研究では,時間制限駐車区間とローディングベイに加え,荷

    さば
    き貨物車が無料で 20 分間利用可能な路上駐車施設に着目しその実態を把握することで,荷
    さば
    き貨物車の実態に最も合う路上駐車施設の運用を明らかにした.

  • 塚口 博司, 豊住 健司, 魚井 宏泰, 鈴木 正隆
    土木学会論文集
    2004年 2004 巻 758 号 35-44
    発行日: 2004/04/20
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    さば
    き駐車は原則として, 路外の荷
    さば
    き駐車施設において行われるべきであるが, 現実には路外の荷
    さばき駐車施設だけで荷さば
    き駐車需要を処理することは困難であり, 無秩序な路上荷
    さば
    き駐車は道路交通混雑等の交通問題の一因となっている. 路上における荷
    さば
    き駐車を適切に管理するためには, トラックが駐車してから出発するまでの行動特性を詳細に把握する必要がある. 本研究は, 集配送トラックの駐車行動を荷物の積み降ろし作業と横持ちトリップとの連鎖として捉え, その特性について詳細に分析するとともに, 集配送トラック用の路上駐車施設であるローディング・ゾーンのキャッチメントエリアの設定手法について論じるものである.
  • *志垣 瞳, 太田 暁子, 冨岡 典子, 福本 タミ子, 山下 英代
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2007年 19 巻 P-6
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/30
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     平成15・16年度日本調理科学会特別研究「調理文化の地域性と調理科学-魚介類-」の結果をもとに、近畿地方の行事に供される
    さば
    の調理法や地域性を検討した。
    【方法】
     日本調理科学会近畿支部食文化分科会会員19名が、2府4県の48地区、157世帯を対象にアンケート・聞き取り調査を行い、近畿地方で食べられていると思われる112種類の魚介類の中から、各家庭で食べる魚介類の種類、入手法、調理法、食べる時期(季節、日常・行事、行事名)などを回答してもらった。本報ではその調査結果から行事食として記載された
    さば
    を取り上げて集計した。
    【結果】
     
    さば
    は近畿地方のどの府県においても行事食に供され、その多くは塩
    さば
    にして利用されていた。行事食の
    さば
    料理は飯もの(特にすし類)が最も多く、次いで酢のもの、煮もの、焼きもの、麺類、生ものの順であった。正月・祭りの祝い事には
    さば
    ずし、棒ずし、姿ずし、柿の葉ずし、なれずし、ばらずしなど多種類のすしが各府県からあげられ、すしの形態には地域差がみられた。また、葬式・盆・十夜などの仏事にも
    さば
    の煮付け(兵庫県豊岡市)やしめ
    さば
    (奈良県山添村)、塩焼き・煮付け(京都府伊根町)、はやずし(和歌山県有田郡)が供されていた。さらに、田植え労働の食として田植えじまい・五月見舞いに焼き
    さば
    飯(兵庫県神戸市、豊岡市)や
    さば
    そうめん(滋賀県伊香郡、湖北町)、焼き
    さば
    (滋賀県伊香郡)が伝承されていた。このように近畿地方においては、海のない滋賀県、奈良県、京都府の内陸部において
    さば
    が行事食に利用されるのは、古くから鯖街道が発達していたことが要因と考える。*(社)日本家政学会第58回大会研究発表要旨集、P 71(2006)
  • 清水 真人
    交通工学研究発表会論文集
    2023年 43 巻
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/10/23
    会議録・要旨集 認証あり
    ネット通販の急拡大にあわせて宅配需要も増加している。そのため、住宅を目的地とした配送も増加している。特に大規模マンションでは住戸数が多く立地しているため、配送において長時間駐車が必要なケースが増えている。しかし、現在の大規模マンションには荷
    さば
    き車両の駐車スペースはなく、都心のマンションでは路上での荷
    さば
    き駐車が行われ、交通に悪影響を及ぼしている可能性がある。しかしながら、この問題に関する具体的な調査や実態の解明はほとんど行われていない。本研究では、配送業者やマンションの管理者にヒアリングを行い、得られた情報から大規模マンションにおける荷
    さば
    き活動の実態を把握し、荷
    さば
    き駐車の問題の重要性を明らかにした。
  • 「清水さば」ブランドを事例として
    婁 小波, 竹ノ内 徳人, 工藤 貴史
    地域漁業研究
    2007年 47 巻 1 号 161-175
    発行日: 2007/06/15
    公開日: 2020/12/04
    ジャーナル オープンアクセス

    The present situation of the Japanese Fisheries can be said that it is going to escape from price competition and cost-cutting competition which have already reached the limit and is turning towards the way that enhances its competitiveness by quality competition. Although considerable attention that being paid to branding strategy on fishery products for its being one of the most effective market countermeasures, there is very little theoretical and positive research accumulation involving it. Accordingly, we took up an example from TOSASHIMIZU fishery cooperation in KOCHI prefecture, where “SHIMIZU SABA” Brand has successfully been established since 1991, to offer the know-how of fishery products brand by analyzing its actual condition and the strategy of the brand marketing.

    As a fish brand, “SHIMIZU SABA” brand has been given several characteristics such as those that fishery cooperation has a right of price determination, the prices being formed in predominance from other mackerel, a exclusive distribution channel has been built through the channel management, and above all more important than the other is that a fixed demand market has been formed by producing its brand royalty. As fundamental conditions for “SHIMIZU SABA”’s success, having clarified the differentiation point, having established the organization that acts as a leader, having obtained the cooperators from the outside and having received various support etc. have been raised. Furthermore, what has also been verified in this paper is that choosing an appropriate 4P strategy and making an appropriate marketing mix and branding system in accordance with the actual situation is the more effective way of the successful brand strategy.

  • *喜屋武 ゆりか
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2022年 33 巻 P-21
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/02
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】魚食文化は和食の特徴であるだけでなく、心血管疾患等の予防の観点からも重要である。一方、総務省家計調査によると、沖縄県は魚の購入量が全国最下位である。また、沖縄県の大学生について魚を

    さば
    く調理経験の現状は不明である。本研究では、管理栄養士養成施設に在籍する大学生を対象とし、魚を
    さば
    く調理経験の現状と調理学実習における実習の省察を報告する。

    【方法】対象は沖縄県管理栄養士養成校の3年生78名(男性8名)を対象とした。2022年5月、全15回中第4回目の調理学実習(日本料理)において、主菜「鯵の南蛮漬け」の調理を行なった。各学生1尾、鯵の三枚おろしを行った。三枚おろしについては、動画による事前自主学習及び当日の示範を行った。実習後にMicrosoft Formsを用いたwebアンケート調査を行なった。アンケートは無記名であり個人情報を得ていない。

    【結果・考察】アンケートの回答率は67.9%(53名)であった。今まで(実習前)に魚を

    さば
    いた経験があるか尋ねたところ、経験あり24.5%、経験なし75.5%であった。調理学実習前の魚を
    さば
    くことへのイメージについて尋ねたところ、難しそう94.3%、簡単そう5.6%、調理学実習において魚を
    さば
    いた感想は、とても難しかった18.9%、難しかった49.1%、簡単だった30.2%、とても簡単だった1.9%との回答であった。今後、魚を
    さば
    くことへの態度として、積極的に
    さば
    きたい37.7%、機会があれば
    さば
    きたい62.3%と回答し、
    さば
    きたくないとの回答は皆無であった。実習後のアンケートの結果から、調理学実習を経て、大学生の魚を
    さば
    くことへの前向きな態度の変化が推察された。

  • デオ レォマナロ, 苦瀬 博仁
    日本物流学会誌
    2006年 2006 巻 14 号 45-52
    発行日: 2006/05/28
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    さば
    き活動には、輸送機関 (モード) と建物内の荷
    さば
    き施設 (ノード) がかかわる。しかし、アジア諸国でのモードとノードには多様な種類があり、場合によっては互いに適合してないこともある。これは、ロジスティクスの効率化のための一つの課題となる。そこで本研究は、荷
    さば
    き施設の計画におけるモードとノードの適合性の必要性を明らかにする。
  • 畦 五月
    日本調理科学会誌
    1997年 30 巻 1 号 100-103
    発行日: 1997/02/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • *久保 加織, 平谷 綾希子, 堀越 昌子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2005年 57 巻 2Ea-3
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/12/08
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 滋賀県や福井県の
    さば街道筋で漬けられているさば
    なれずしの熟成過程中の成分変化を調べ、熟成中に付与される栄養価や嗜好性について検討した。
    【方法】 大津市内で購入した塩
    さば
    を飯漬けし、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月後の水分、灰分、脂質の含量、および塩分濃度、pHを常法どおり測定した。核酸関連物質は液体クロマトグラフィーにより定量し、脂肪酸組成はガスクロマトグラフィーにより分析した。揮発成分はSPMEファイバーに吸着させ、直ちにGCMSに導入することにより分析した。
    【結果】 塩
    さば
    を飯漬けすることなく保存するとIPAの減少がみられたが、
    さば
    なれずしの脂肪酸組成は熟成6ヶ月間でほとんど変化しなかった。n-3系多価不飽和脂肪酸を多く含む
    さば
    の栄養価に変化がないだけでなく、飯に
    さば
    の脂質が移行したことによる脂質面での栄養的価値が付加されていた。カルシウムは飯漬け期間が長くなるにつれて可食部に移行し、
    さば
    なれずしはカルシウムの供給源としても有効であると考えられた。さらに脂質同様、カルシウムでも飯への移行が認められた。その他の成分は飯漬け1ヶ月の間に大きな変動を示し、その後の変化は小さかった。すなわち、IMPは飯漬け1ヶ月の間にほとんどが消失し、HxRやHx含量の最大値は1ヶ月後にみられた。pHの低下も1ヶ月の間で起こり、その後はほぼ一定であった。揮発成分は、飯漬け1ヶ月後で新たに37種の成分が検出され、その中にはふなずしの主要揮発成分と共通するなれずしに特徴的であると考えられるエステル類や、酸類、アルコール類が多く含まれていた。その後も飯漬け期間が長くなるにつれて新たな揮発成分が検出されたが、微量成分が多く、なれずしの風味を複雑にする成分ではないかと考えられた。
  • 地域性と継承について
    奥野 元子, *坂根 千津恵
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2005年 17 巻 2A-a10
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/09/13
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】島根県の出雲地方は、汽水湖である宍道湖の七珍による郷土料理が広く知られているが、石見地方は江の川・高津川などで獲れた川魚料理、隠岐地方は離島ならではの独特の魚料理が古くから継承されてきた地域である。現在でも作られている出雲、石見、隠岐地方の魚料理を調べ、地域性や継承等を検討した。
    【方法】平成15年10月から平成16年3月に実施した日本調理科学会特別研究による調査(回答者総数200名)をもとに、具体的回答のあったデータから地域特有とみられる魚介類やその料理法を調べた。検討に用いたデータ数は出雲35名(47.3%)、石見22名(29.7%)、隠岐17名(23.0%)、計74名である。
    【結果】出雲地方では63種類の魚介類について108点の料理法が挙げられ、その中には赤貝ののっぺ汁、しじみ汁、すずきの奉書焼き、わかさぎ(あまさぎ)の柳かけ、焼き
    さば
    寿司などがあり、宍道湖七珍を食材とした料理も含まれていた。同様に、石見地方は38種類69点で赤はぜの天ぷら、あかむつ(のどぐろ)のへかやき鍋、あゆの塩焼き、きんかじか(ごり)の照り焼きなどがあった。隠岐地方では、27種類55点であるが、うみうし(べこ)の味噌和え、亀の手(しあさり)の吸い物、くろあい(めじな)の炊き込みご飯、さざえカレー、
    さば
    だしを用いた隠岐そばなど種類だけでなく、特有の呼称や料理法がみられた。なお、
    さば
    寿司は、焼き
    さば
    をほぐした散らし寿司、焼き
    さばの片身をそのまま寿司飯にのせた焼きさば
    寿司が出雲の都市部と山間部でそれぞれ食されていた。なお、今回の調査にはなかったが、しめ
    さばの片身をそのまま寿司飯にのせたしめさば
    寿司が、石見地方で作られている。
  • 町田市中心市街地の実態データを用いたケーススタディ
    清水 真人, 兵藤 哲朗
    都市計画論文集
    2009年 44.3 巻 61-66
    発行日: 2009/10/25
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル オープンアクセス
    これまで、貨物車の路上荷捌き駐車は荷捌き場所が無いことから、あまり厳しく取締りされてこなかった。しかし平成18年の道路交通法の実施によりその取締りは強化された。一方で、荷捌き駐車場の整備はスペースの確保しやすいところにつくられることから、利用者にとって利用しやすいものとはなっていない。そのため、荷捌き駐車施設の最適配置を計画する方法が必要である。本論文では、町田市で実施された実態調査データを用いて、物流拠点等の配置計画に用いられる施設配置問題を荷捌き駐車施設の計画に適用する方法を研究した。その際、利用者特性を考慮して、横持ち搬送距離や待ち行列理論を用いて駐車施設ごとの必要マス数を算出している。
  • 清水 真人, 岩尾 詠一郎, 藤崎 和久, 入江 直弘, 石井 文悟, 苦瀬 博仁
    日本物流学会誌
    2008年 2008 巻 16 号 177-184
    発行日: 2008/05/28
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    既存の限られた荷捌き駐車スペースを利用する際は、効率的に利用する方策が取られている。一方で、計画時の荷捌き駐車スペース数の算定式には、これらの工夫によって必要数がどのくらい減少させることが可能なのかを反映したものはない。本研究では、荷捌き駐車スペース数の決定にどのような施策の影響があるのかを明らかにし、既存データをもとに、簡易的に端末物流施策を考慮した荷捌き駐車スペース数の算定式を提案した。
  • —「さばへなす」神々の声—
    清水 章雄
    日本文学
    2011年 60 巻 5 号 10-18
    発行日: 2011/05/10
    公開日: 2017/05/19
    ジャーナル フリー

    日本神話は、始原の時を雑霊(ぞうりょう)の活動する世界として表現した。「

    さば
    へなす」は呪力を持つ蝿(はえ)の意味で、始原世界を表す定型句である。蝿は最初の死者イザナミに集(たか)った黄泉国(よみのくに)の蛆(うじ)が変身したものである。「
    さば
    へなす」は、愛によって親を苦しめる「子ども」、皇子(みこ)の死に動揺する「舎人(とねり)」にも冠(かん)せられた。また「
    さば
    海人(あま)」は異言語を話す異人を言う諺(ことわざ)であった。雑霊の表現の特質が集合・雑音(ざつおん)・無名であることを、本論は明らかにした。

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