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クエリ検索: "サッパ"
620件中 1-20の結果を表示しています
  • 井田 齊, 岡 登, 林崎 健-
    魚類学雑誌
    1991年 38 巻 3 号 289-294
    発行日: 1991/11/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    ニシン亜科3種の染色体をair-drying法により分析し, DNA量を顕微分光濃度計を用いて測定した.
    サッパ
    とマイワシの核型は2n=48, 24対の次端部一端部着糸型染色体 (ST-A) のみから構成され, ニシンの核型は2n=52, 6対の中部-次中部着糸型染色体 (M-SM) と46対のST-Aから構成されていだ.DNA量は
    サッパ
    2.32pg/cell, マイワシ2.69pg/cell, ニシン1.92pg/cellであった.これら3種の核型及びDNA量より, 祖先形から推測される変異において, DNA量の変化を持つ種 (
    サッパ
    , マイワシ) と染色体の数と形態の変化を持っ種 (ニシン) があった.以上のことから, ニシン亜科内において少なくとも2っの進化の方向性があることが示唆された.
  • -下衣・履物を中心に-
    *千葉 桂子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2015年 67 巻 2P-39
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/07/15
    会議録・要旨集 フリー
    目的 残存する会津の仕事着の上衣に着目し,施された刺し子の文様特性について前に報告した。本研究では,それに引き続き下衣と履物に着目し,上衣と同様に文様特性について検討を行った。また,それらの材料や使用方法等についても検討し,これまであまり触れられて来なかった会津の刺し子と衣生活の一端を把握することを目的とした。
    方法 (財)会津民俗館に収蔵されている福島県指定重要有形民俗文化財「会津の仕事着コレクション」(昭和49年指定,全476点)を資料とした。本資料には江戸時代から昭和40年代頃に使用されたものが含まれている。その中で,収集台帳上の分類B(下衣,176点),C(履物他,64点)を対象に写真撮影や民俗資料収集台帳の記載内容の分析を行った。
    結果 下衣で多かったのがモモヒキであり,次いで
    サッパ
    カマ,サシコ
    サッパ
    カマであった。多くの
    サッパ
    カマの材料は麻であるのに対し,サシコ
    サッパ
    カマはすべて手織木綿であった。上衣では装飾的な文様もみられたが,下衣ではたて刺しがほとんどであり,布の補強が目的と考えられる。また,履物および関連品では,シブガラミ,サシコタビ,カカトカゲ,アシマキがあり,たて刺し,ぐのめ刺しが多くみられたが,タビには上衣にもみられた山道刺しや花型刺しが複数認められた。すべて冬の野良・山作業用であり,足部全面に刺し子をすることで補強と保温性の向上を図ったと考えられるが,装飾としても印象的であった。
  • *畦 五月
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2016年 28 巻 2P-46
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/28
    会議録・要旨集 フリー
    目的】分類学でのニシン上目ニシン目ニシン科という同一の科目に属するヒラ、
    サッパ
    、コノシロの食習慣に焦点をあてた。これらが、岡山県を主な利用地域として共通に食習慣が残っている要因について探った。 【方法】現代のデータは日本調理学会特別研究「魚類調査」(平成15・16年実施)より、大正から昭和初期は「日本食生活全集」より収集した。江戸時代のデータは、「翻刻江戸時代料理本集成」「日本調理秘伝集」などから、岡山県のデータは岡山藩の記録である「御後園諸事書留帳」などより収集した。 【結果】現代、ヒラと
    サッパ
    は岡山県でその使用事例が少例見られたが、他県での利用はほとんどなかった。コノシロは全国的に利用がみられるが、最多利用されている県は岡山県であった。ヒラは煮物、
    サッパ
    は酢を使用した料理、コノシロはすしを含めた酢を使用した料理が主たる料理であった。他県ではほとんど利用されていないこれらが岡山県で使用された理由を江戸時代文献より探った。容易に網にかかる三種は、岡山藩の特産物であった。さらに江戸時代には「下」の品格の魚と定義されながらも、後楽園での宴席の料理材料となった。ヒラは、田植え等の稲作行事に、
    サッパ
    は秋の行事での記録が残る。つまり、江戸時代にはすでにこれらの食習慣が岡山で形成され、後楽園での行事に合わせ使用されていた。この習慣は、明治・大正・昭和と継承され、行事食、日常食、あるいは保存食として食べ継がれてきた。実際、昭和30年代頃まで、ヒラは田植え・代満ての行事食に使用され、
    サッパ
    ・コノシロは祭りでのすし材料として使用された。容易に漁獲できることや、食味の類似性、保存の可能性、陸路や河路での運搬に耐えることが、これらの魚食文化が岡山県で現代まで継承されてきた理由と考える。 
  • セプター, サッパン
    緒方 健, 原 敬造
    熱帯林業
    1970年 0 巻 17 号 44-
    発行日: 1970/07/25
    公開日: 2022/12/02
    解説誌・一般情報誌 オープンアクセス
  • 小田 直樹
    日本水産学会誌
    2007年 73 巻 2 号 233-243
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/04/03
    ジャーナル フリー
    サッパ
    の年齢と成長,成熟を鱗の輪紋の読み取りと生殖腺の観察,計量により推定した。試料には商業漁獲物および釣りと定置網の漁獲物を用いた。輪紋は年 1 回,9 月から 10 月に形成された。雌雄ともに少なくとも体長 9.5 cm で成熟し,産卵期は 6~9 月で,8 月が盛期と推定された。個体の年齢別体長に最尤法を適用し,雌雄別に季節変化を考慮した von Bertalanffy の式が他の成長モデルよりも適合した。統計学的に雄よりも雌の成長が速かった。試料中 50% が成熟に達する体長は雌雄それぞれ 10.32 cm と 10.11 cm であった。
  • 王 暁東, 東島 昌太郎, 八木 佑太, 木下 泉, 藤田 真二, 広田 祐一, 指田 穣, 山中 拓也
    La mer
    2022年 59 巻 3-4 号 101-112
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/06/27
    ジャーナル フリー
    ニシン科のコノシロおよび
    サッパ
    は,島原湾・有明海における仔魚相の優勢種であり,それぞれ春および春-夏に産卵し,これら2種の仔魚分布は,春季の湾奥河口域において部分的に重なっていた。そのため,両種間の浮遊期でのニッチェの競合の可能性が考えられた。そこで,両種の初期生活史を詳細に比較するために,仔稚魚を浮遊期,底生期および接岸期に分けてそれぞれ稚魚ネット,桁網および小型曳網によって,2006および2019両年5月に有明海において調査した。卵・仔魚の水平分布は2種とも両年間で変動したが,両種仔魚は基本的には湾奥部に集積することが認められた。その後,コノシロは砂浜汀線域,
    サッパ
    は湾奥河口域をそれぞれ成育場として利用していた。一部の河口域では両種は共通して分布していたが,その河口域の2006年での鉛直的に仔魚分布をみると,潮汐に拘わらず,コノシロは表層に集積していたのに対して,
    サッパ
    は底層から表層にかけて分散していた。この鉛直分布の相違が,河口域での両種の仔魚期間におけるニッチェの競合を緩和していると考えられた。
  • 藤田 大樹
    CANCER
    2022年 31 巻 29-36
    発行日: 2022/08/01
    公開日: 2022/08/24
    研究報告書・技術報告書 フリー

    Species in Cymothoidae (Crustacea: Isopoda) are cosmopolitan parasite infesting marine, freshwater and brackish water fishes. In Cymothoidae, Anilocra and Nerocila species have an elongated juvenile stage called the aegathoid stage. A total of 831 Japanese halfbeaks Hyporhamphus sajori (Beloniformes: Hemiramphidae) were collected from 11 sites in Japan. The aegathoid stage was seen infesting a Japanese halfbeak collected from Osaki-Shimojima Island, Kure City, Hiroshima Prefecture, and identified as Anilocra clupei by DNA barcoding using the COI and 16S rRNA sequences. The morphology of this individual was also almost identical to the aegathoid stage of A. clupei in the previous study. The prevalence of the aegathoid stage of A. clupei on Japanese halfbeaks was very low at 0.12% in all of Japan and 0.93% in the coast of Osaki-Shimojima Island. Aegathoid stages of A. clupei may have lower host-specificity than adult females, and be able to infest more comprehensive species of fish, which may increase the survivability of the aegathoid stages.

  • 畦 五月
    日本調理科学会誌
    2016年 49 巻 6 号 362-370
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/12/19
    ジャーナル フリー
     岡山県南部地方で食用とされているヒラ,
    サッパ
    ,コノシロの食習慣に注目した。これら三種の魚は分類学上極めて類似し,白身が多く,しかも小骨が多いという特徴を示す。酢の物,すし,焼き物,煮物などの多彩な調理方法で三種は食べられるが,昭和初期から大正時代には,稲作行事や祭りの行事に合わせ使い分けがされている魚であった。その食習慣が形成されている背景を,江戸時代の岡山藩の文献より明らかにした。三種は岡山藩の産物として認定され,幕府に届け出をされた魚であった。後楽園での各種行事の饗応膳にも使用された魚であったが,藩主など身分階級の高い人の膳にはのらない魚であった。この江戸時代からの食習慣は,調理法を伝承しながら,現代も他の魚の食習慣とともに岡山県南部地域に継承され,岡山県独自の食習慣を形成している。
  • 勝部 駿, 佐原 宏典
    日本航空宇宙学会論文集
    2022年 70 巻 1 号 1-6
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/02/05
    ジャーナル 認証あり

    In spacecraft systems, it is important to quickly detect and deal with anomalies. However, the increasing complexity of spacecraft systems makes it difficult to avoid failures using previous anomaly detection methods. In recent years, anomaly detection methods based on machine learning have been studied. But it is difficult for a spacecraft to detect anomalies autonomously in orbit. In this study, we propose an anomaly detection method that defines and monitors a single variable representing the health status of a spacecraft system, instead of monitoring a huge amount of telemetry data. We have confirmed that the single variable can represent the health status of a spacecraft system and can be applied to the anomaly detection method.

  • 立花 伸一, 原田 智彦, 津田 和彦
    電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌)
    2021年 141 巻 10 号 1115-1124
    発行日: 2021/10/01
    公開日: 2021/10/01
    ジャーナル 認証あり

    The purpose of this study is to propose a quantitative evaluation method for clarifying intentions toward taste expressions that cannot be clarified, from word-of-mouth data of cooking recipe websites using text mining.

    This study aims to clarify the use of the word “KOKU” as an example to verify the method. As a result of applying the prediction results of BERT to LIME with certain changes, it was found that the characteristic ingredients contributing to the KOKU were identified, and that sweetness and umami were related to the KOKU as taste elements. As a result of the comparison of the terms used to describe the ingredients characteristic of KOKU and SAPPARI, there was a significant difference between the terms used to describe the oil and fat. Through the analysis mentioned above, the features of KOKU were defined. In the past, there has been no attempt to clarify the features of ambiguous taste expressions using word-of-mouth data from cooking recipe websites. The series of analysis methods presented in this paper enabled quantitative evaluation for clarifying the intentions of taste expressions that have been used by ordinary people without clear definitions.

  • 鈴木 渚斗, 山口 啓子, 中村 幹雄
    水産増殖
    2021年 69 巻 3 号 185-193
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/09/20
    ジャーナル フリー
    近年日本の沿岸域で急激に増加しているアカエイが,生態系や水産業に与える影響を明らかにすることを目的とし,島根県東部に位置する汽水域である宍道湖,中海に設置されたます網内におけるアカエイの餌選択性を調査した。ます網内において,アカエイは死んだ魚や弱っている魚を捕食している可能性が高いことが明らかとなった。しかし,ヨシエビについては,水揚げ時に生きている個体が多いのにも関わらず,アカエイのヨシエビに対する餌選択性が高く,漁獲量に対して被食量も多かった。したがって,汽水域におけるます網漁において,アカエイがヨシエビの食害生物であることが推定された。
  • 長谷川 夏来,
    サッパ
    シー アナワット, 牧野嶋 文泰, 今村 文彦
    土木学会論文集B2(海岸工学)
    2017年 73 巻 2 号 I_1543-I_1548
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/17
    ジャーナル フリー
     津波による人的被害量の推計を行うことは防災対策立案などに有用だが,さまざまな地域に適用可能な汎用性の高い被害推計手法の構築には至っていない.そこで本研究では,東日本大震災での人的被害および建物被害データを広域にわたり収集し,特定地域の被害特徴に強く影響されない人的被害推計手法を構築した.まず,建物被害から推計曝露人口を算出,実際の人的被害量との関係を調査し,これが対数正規分布に従うと明らかにした.この関係を新たに被害特性係数と定義し活用することで,より汎用性が高く,かつ幅を持った推計が可能な人的被害推計手法を提案した.さらに,岩手県釜石市と宮城県仙台市での東日本大震災の被害状況に本手法を適用し,両対象地域の被害状況を説明できた.また既往の手法との比較から,既往の手法の問題点も明らかにした.
  • *立花 伸一, 原田 智彦, 津田 和彦
    人工知能学会全国大会論文集
    2021年 JSAI2021 巻 4J4-GS-6g-01
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/06/14
    会議録・要旨集 フリー

    食べ物のおいしさには様々な要素があり,そのおいしさを表現する言葉は多くある。例えば,「甘み」のように,“砂糖の味”と明確に伝えられるものと,「コク」や「旨み」のように,“これの味”と明確にできないものがある。本研究では,明確に定義のできない味覚表現の意図解明を目的に,その一つであるコクに注目し,料理レシピ共有サイトにおける口コミ情報を用いて,一般生活者がコクを感じる際の特徴の解明を目指すものである。 本実験では,コクと

    サッパ
    リ表現を含む口コミ情報をデータセットとして,機械学習モデルによるテキスト分類器を作成し,本分類予測結果をLIMEに適用した結果,コクに寄与する特徴語として食材が多いことを明らかにした。そして,コクと
    サッパ
    リの各特徴語として確認された食材の成分データの比較から,脂質等に関して統計的に有意に差があることを確認し,コクが持つ特徴的な成分を明らかにした。

  • 大小田 勉, 喜田 克憲, 多田 司, 井尻 大地, 大塚 彰
    日本官能評価学会誌
    2021年 25 巻 1 号 8-14
    発行日: 2021/04/15
    公開日: 2023/01/18
    ジャーナル フリー

    Using the consumer sensory evaluation tool, we compared the loin of Kagoshima Berkshire pigs under different feeding and shipping conditions. The attributes that affect the overall liking were examined using correlation coefficients. Three types of pork samples cooked on a grill were presented simultaneously and compared. A total of 117 naïve consumers participated in the sensory evaluations of samples with different comparison conditions. The ranking method was used for these three samples. The correlation coefficient between sensory attributes was examined for each rank. In all comparison conditions, items with a correlation coefficient of 0.7 or more with an overall liking were mostly umami. The correlation coefficient between the preference for umami and its intensity was more than 0.6. It was found that umami was the most important factor in determining the taste of pork by consumers.

  • 石飛 裕, 平塚 純一, 桑原 弘道, 山室 真澄
    陸水学雑誌
    2000年 61 巻 2 号 129-146
    発行日: 2000/06/30
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    中海と宍道湖において1995年4月から1997年3月までの毎月1回小型定置網による漁獲調査を行なった。2年間に中海(本庄水域を除く)と宍道湖でそれぞれ69種と65種の魚類が確認された。それぞれの観測点の魚類と甲殻類の出現・成長パターンは毎年類似していたが,各種の漁獲量はこの2年間でも大きく変動した。漁獲量のなかで統計にあがらない非有用魚種の占める割合が大きいことが判明した。
    中海での確認魚種は宮地(1962)の103種に比べ著しく減少した。中海西部では,暖候期の下層水の貧酸素化が甲殻類の生育に影響を及ぼし,冬季のワカサギHypomesus transpacificus nipponensisの漁獲がほとんどなくなっていた。干拓事業による閉鎖性の増大と富栄養化による水質悪化のために,中海の漁業環境は悪化していることが示唆された。宍道湖における主要魚種の現存量を,宮地(1962)の方法と今回の結果から推定した。富栄養化の進行のなかで,宍道湖は依然として高い魚類生産性を示していたが,その構成魚種は大きく変化した。
  • 木村 安美, 寺本 あい, 治部 祐里, 田淵 真愉美, 桒田 寛子, 渕上 倫子
    日本調理科学会誌
    2015年 48 巻 3 号 200-206
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/07/06
    ジャーナル フリー
     日本人の魚介類摂取量は大きく減少し,魚介類の食文化や郷土料理は今後失われていく可能性があると考えられる。本研究では,岡山県における魚介類や郷土料理の喫食状況を把握と,南部・北部における魚介類の喫食状況の比較を行った。日本調理科学会特別研究「調理文化の地域性と調理科学―魚介類の調理―」により得られたデータを全国,中国・四国,岡山県の3つに分類して比較を行った。岡山県での特色のある魚介類として,サワラ,シタビラメ,アミ,イイダコ,
    サッパ
    が挙げられる。1人当たりのサワラ料理の数は全国0.45,中国・四国0.60に比較し,岡山県が1.57と圧倒的に高い割合を示した。サワラの調理法では,全国,中国・四国ではほとんどが焼き物で食べられているが,岡山県では生ものや煮物が多く,地域間に有意差が認められた(P<0.01)。岡山県の特色ある郷土料理を次の世代に継承することが必要と考えられる。
  • 保延 宏行, 藤井 直樹,
    サッパ
    シー アナワット, 今村 文彦
    土木学会論文集
    2023年 79 巻 17 号 論文ID: 23-17131
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/01
    ジャーナル 認証あり

     2011年の東日本大震災では油槽所や漁港に設置の小型の石油タンクの漂流や移動の被害を生じた.これら石油タンクはその対策がなされておらず,早急な対策手法の開発が課題とされている.

     筆者らは,CFRPを用いた小型石油タンクの津波対策を提案してきた.既往の報告ではFEM解析を中心にその効果の検証を実施してきた.本論文では大規模水路にて津波実験を実施し,提案する2つの津波対策の効果と工法を確認した.また,実験による動的波圧と,静的波圧を与えたFEM解析を対比し,FEM解析による効果の検証の妥当性を確認した.結果として実機適用,社会実装が期待できることを示した.

  • 長谷川 夏来,
    サッパ
    シー アナワット, 今村 文彦
    土木学会論文集B2(海岸工学)
    2020年 76 巻 2 号 I_1291-I_1296
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/11/04
    ジャーナル フリー

     津波による建物被害および人的被害量を高い解像度で予測することができれば,津波発災後即時に生存者の存在しうるエリアを予測するなど,即時被害把握や人命救助活動の効率化に有用な情報が得られると考えられる.本研究では,東日本大震災で得られた詳細かつ膨大な被害データを用いることで,建物一棟ごとの高解像度な分析を可能とする建物被害推計式を構築した.また,建物被害量をもとに人的被害を推計する手法が既往研究で提案されているため,この手法への本研究の建物被害推計式の適用性を,仙台市の被害状況をもとに確認する.さらに,これらの建物・人的被害推計手法を津波数値計算と組み合わせ,その適用性を検討することで,地震発生後の津波数値計算から人的被害量概算までの一連のプロセスによる推計の適用性について検討する.

  • 日本プランクトン学会報
    2022年 69 巻 1 号 66-68
    発行日: 2022/02/25
    公開日: 2022/03/06
    ジャーナル 認証あり
    Plankton and Benthos Research(2021年16巻3号,2021年16巻4号)の掲載論文要旨
  • 塚正 泰之, 志水 寛
    日本水産学会誌
    1989年 55 巻 3 号 529-534
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2008/02/29
    ジャーナル フリー
    The gel-forming properties of the dorsal muscle from six species of Clupeiformes (sardine, nchovy, pacific herring, round herring, scaled sardine and gizzard shad) and three species of Salmonoidei (rainbow trout, amago salmon and ayu) were compared. The potential gel-forming ability was different among the species. It was corresponding to the protein content in the muscle of those species except anchovy and ayu. By the “setting” (gelation at room temperature) and “modori” (thermal gel degradation at temperature around 60°C) inducing properties of the meat paste, Clupeiformes were divided into three groups; (1) very easily-setting and easilymodori inducing group, sardine, anchovy and pacific herring; (2) easily-setting and very easilymodori inducing group, round herring and scaled sardine; (3) easily-setting and easily-modori inducing group, gizzard shad, and Salmonoidei were divided into two groups; (1) hardly-setting and very easily-modori inducing group, ayu; (2) hardly-setting and hardly-modori inducing group, rainbow trout and amago salmon. Modori phenomena observed for sardine, pacific herring and anchovy, was quite peculiar with respect to that the degradation occurred in a wide range of temperature, between 60°C and 85°C, and did not accompany the breakdown of myosin heavy chain, which is known as an indicator for the typical modori phenomenon.
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