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クエリ検索: "幼稚園教育要領"
1,727件中 1-20の結果を表示しています
  • ―教員養成学部教官研究集会幼稚園部会(1954大分大学)における議論に焦点をあてて―
    後藤 正矢
    保育学研究
    2021年 59 巻 2 号 19-30
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/06/13
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は
    幼稚園教育要領
    の成立過程を明らかにすることである。そのために,教員養成学部教官研究集会幼稚園部会(1954)における審議がどの程度,どのように反映されたかを検討した。研究方法は,研究集会時の「案」,審議内容,
    幼稚園教育要領
    (1956)の比較である。
    検討の結果,この研究集会における審議が
    幼稚園教育要領
    にかなり反映されていることが明らかになった。また,
    幼稚園教育要領
    の成立に国立大学の研究者の一部のみが大きな影響を与えたことも明らかとなった。
  • 山西 多加
    教材学研究
    2021年 32 巻 25-32
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/05/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • 髙橋 慧
    美術教育学研究
    2017年 49 巻 1 号 201-208
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/31
    ジャーナル フリー

    本論は,造形と音楽を結び付けた表現活動が子どもに与える影響について,幼稚園で勤務する保育者の意見を基に考察するものである。質問紙調査によって,岡山県内の公立及び私立幼稚園171園から回答を集計し,KHCoderによる分析を加えた。その結果,9割を超える保育者が,子どもへの影響について肯定的に捉えていることが示された。肯定的な意見は,具体的に「①想像力・感性・創造性」「②自由な発想」「③活動の楽しさ」「④個性」の4要素に分類されることが判明した。4要素ごとの回答者の出現率は,①42.9%:②15.2%:③13.1%:④12.5%であり,「①想像力・感性・創造性」に対する保育者の関心の高さが認められた。また,1割弱の保育者からは,子どもへの影響について否定的な意見も認められた。具体的には,「造形と音楽を結び付ける難易度の高さ」「保育者の実践における見通しの不透明さ」という課題が明らかになった。

  • 津田 由加子, 保木井 啓史
    美術教育
    2008年 2008 巻 291 号 30-37
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
    The purpose of this research is to clarify what teachers support should do closely to infants in order to build up activities with thinking and tackling their own behaviors.Using the analytic way of “ Flanders ”, I classified the conversation into some categories and reviewed them.
    As a result, infants' thoughts diffused and we had to create such as an inquiry which does suggestion with expectations of development on each infants. It was effective way to help children that teachers accepted various thoughts from the inquiries. Moreover, it was clear that the reliable relationships between teachers and infants were essential to the inquiries from teachers.
  • 保育内容「健康」テキスト本と幼稚園教育要領解説のテキストマイニングによる分析
    望月 文代, 吉田 伊津美, 鈴木 隆, 内田 裕子, 阿部 弘生, 青木 康太朗, 鈴木 みゆき
    乳幼児教育・保育者養成研究
    2020年 1 巻 13-23
    発行日: 2020年
    公開日: 2024/03/21
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は、2つの研究を通して領域「健康」に関する専門的事項を明らかにすることを目的とした。研究1では保育内容「健康」として出版されているテキスト本をもとに、その中で扱われているキーワードを抽出し、テキスト本からみた領域「健康」に関する専門的事項を明らかにすることを目的にテキストマイニングによる分析を行った。その結果、内容は大きく7グループに整理され、このうち4グループが専門的事項に関するものであると考えられた。研究2では
    幼稚園教育要領
    のねらい及び内容に記載の事項を整理するため、
    幼稚園教育要領
    解説第2章の領域「健康」全文に対しテキストマイニングを行った。その結果、7グループが見いだされた。テキスト本から明らかにした4つの専門的事項の
    幼稚園教育要領
    解説への位置づけを確認したところ、すべてが
    幼稚園教育要領
    解説に記載の事項との対応がみられた。これらを総合的に考察し、領域「健康」に関する専門的事項を「健康」「基本的生活習慣」「心身の発達・運動発達」「安全」の4事項に再整理し、各事項を構成するキーワードを示した。
  • ―学生が行う模擬保育と考察―
    林 富公子
    夙川学院短期大学教育実践研究紀要
    2018年 2018 巻 12 号 88-99
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/09/13
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
     保育者養成校の学生は在学中、入園期の子どもと関わることはほとんどない。学生が実習で関わる子どもは朝の準備や大まかな1 日の保育の流れを知っている子どもたちである。しかし、保育者養成校の学生が卒業し保育者になって初めて出会う子どもは入園期の子どもである。つまり、学生が実習における子どもの様子を想像しながら入園期の子どもの保育をす ると予想外の事がたくさん起こり、学生は大変混乱してしまうことが推測される。そこで今回は保育者養成校の学生最終学年最終学期時に、学生が入園式翌日の保育に対する模擬保育を通して考える機会を作った。
  • 保育要領及び幼稚園教育要領にみる「社会」と「自然」に注目して
    二子石 諒太
    尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編
    2020年 52 巻 61-75
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/07/30
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,領域「環境」が新設されるまでの過程において自然と社会はどのように捉えられ,どのような意味内容をもっていたのかについて考察することである。その結果,社会は規範意識や道徳心,公共心といった個人や集団の内面的価値観から経済・産業への志向がみられた。自然は幼児の生活の場から,科学的思考のための教材という意味内容の変化があり,今日の領域「環境」へと編集・継承されていることが明らかになった。
  • 指導法のあり様をめぐって
    生野 金三
    尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編
    2020年 52 巻 13-24
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/07/30
    ジャーナル フリー
    本研究では,2017(平成29)年改訂の『
    幼稚園教育要領
    』と2008(平成20)年改訂の『
    幼稚園教育要領
    』との対比を試みた。それを基に領域「環境」の「ねらい」及び「内容」の特徴を,「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」との関りより探った。このことを踏まえて,領域「環境」の指導法,つまり「七夕飾り」という単元を取り上げ指導法について考察を加えた。
  • 村田 透
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2016年 37 巻 415-428
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/08/26
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,幼児期の子どもの造形表現過程の具体性を明らかにすることである。そのため筆者は,子ども(4歳児と5歳児)を対象とした「造形遊び」を実践し,関与観察とエピソード記述を用いて分析・考察した。明らかになったことの1つ目は,造形表現行為を通して,子どもは身の周りの環境にかかわり,自分にとっての固有のものやことの意味をつくり,自分のアイデンティティをつくり出していたということである。2つ目は,子どもの表現行為は,多様な特徴(「材料遊び」「操作遊び」「構成遊び」「模倣遊び」など)がある〈いま-ここ〉によって成り立ち,それらが入れ替わり立ち代わり生じるということである。3つ目は,子どもの表現行為の過程は,多様な特徴がある〈いま-ここ〉の表現が,次の〈いま-ここ〉の表現を誘発して,表現過程に連続性や発展性が生じる場合もあるということである。
  • *中和 渚, 高阪 将人, 松原 憲治
    日本科学教育学会年会論文集
    2021年 45 巻 1
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/20
    会議録・要旨集 フリー

    本稿の目的は2008年と2018年の

    幼稚園教育要領
    解説の内容を抽出し, 比較分析することで,科学的探究心に関わる記述の変遷について探索的に明らかにすることである.方法としては科学的探究心に関連が深いと考えた「科学」「数量・図形」「自然」「探究」「命」の計5つの名詞に関わる文章を各要領解説から抽出した.次にText Mining Studio を用いてそれらの文章における使用頻度が高い言語を抽出し,係り受け,共起ネットワーク等を作成して分析を行った.分析の結果「科学」については全く記載に変化がなく「探究」「命」の変化が大きいことが明らかになった.特に「探究」では「探究心」が「好奇心」と合わせて扱われ,科学的探究心に大きく関連していることが分かった.また,「探究」「命」の質の変化には
    幼稚園教育要領
    の「望ましい10の姿」に関する説明箇所が影響を与えていることが明らかになった.

  • ―Bildung (ビルドゥング) 概念を手がかりとして―
    中西 さやか
    日本教育学会大會研究発表要項
    2019年 78 巻 97-98
    発行日: 2019/07/10
    公開日: 2020/01/30
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • ~幼稚園における絵画・造形活動の事例を考察する~
    柴 ひろ
    甲子園短期大学紀要
    2023年 41 巻 1-12
    発行日: 2023/03/15
    公開日: 2023/04/17
    研究報告書・技術報告書 フリー

     教育では、どの分野においても、主体性のある活動であることが最も重要なこととして求められる。 主体性の育ちは、主体的な活動から培われ、「

    幼稚園教育要領
    」にも明記されているように、教師には、幼児の主体的な活動が確保されるよう幼児一人一人の行動と予想に基づき、計画的な環境の構成と援助が必要とされる。 本稿では、実際の幼稚園での絵画・造形活動の実例を分析し、表現活動における主体性を育むための、環境の構成や、保育者の援助の在り方を考察した。そして、子どもの姿や、作品を掲載し、表現活動の可視化を試みた。 このことから、保育者が日々の保育の中で、子どもが身近な環境にかかわる力を育てること、発達段階や子ども一人一人の持ち味を受け止め、保育者の援助の方向性を見定めことが最も大切あることが分かった。

  • -「わくわくチャレンジ!」の実践から-
    鈴木 宏昭
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2011年 26 巻 5 号 15-18
    発行日: 2011年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では,幼児教育における科学的体験活動のプログラムを開発し,その有効性を実証的に解明するため,「わくわくチャレンジ」プログラムを開発し,実践した。開発したプログラムは,幼稚園の年少から年長までを対象としたものであった。また,プログラムの内容は,虫メガネを用いた観察活動をはじめ,スライム作成など,幼稚園児の五感を刺激し,幼稚園児それぞれの活動を重視したものとした。このプログラムは,幼稚園児に科学的体験活動を提供することにとどまらず,幼稚園教員の研修として,さらには,幼稚園教諭の免許取得希望学生に対する教員養成の機会となった。
  • ー「他の幼児」から「友達」へ一
    林 富公子
    夙川学院短期大学研究紀要
    2018年 45 巻 45 号 74-90
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/10/31
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 一遊びの中の保育内容5領域の検討一
    園田 雪恵
    夙川学院短期大学教育実践研究紀要
    2016年 2016 巻 9 号 40-48
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/09/13
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
     本稿において、特例講習科目「保育内容総論」の授業を振り返ることにより、授業改善を行うことが目的である。第2回目の「遊びの中の保育内容5領域」の検討では、アクティブ•ラーニング型授業としてThink-Pair-Shareの技法を取り入れた。授業では、佐賀大学文化教育学部附属幼稚園の『遊び集』より5つの事例を用いて分析を行つた。分析方法は、次のとおりである。事例にあげている遊びの内容を読み、遊びを把握する。続いて、その内容に関連すると考えられる
    幼稚園教育要領
    5領域の内容項目を抽出していく。分析の結果、2人が全く同じ分析結果になったという事例は1つもなかった。また、『遊び集』で分析されている結果とも、違いがあることから、子どもの遊びに対して様々な見方があるということが窺われた。Think-Pair-Shareの技法を取り入れた授業において、他者の考えを聞くことにより、違う視点で子どもの遊びを見ることができたという感想があった。遊びの中に、保育内容5領域が含まれていることについて、定の理解が得られたものと考えられる。
  • -幼稚園における運動遊びの事例を通して-
    柴 ひろ
    甲子園短期大学紀要
    2022年 40 巻 19-27
    発行日: 2022/03/15
    公開日: 2022/04/18
    研究報告書・技術報告書 フリー

    今、子どもを取り巻く環境が大きく変化し、現状から見えてくる課題は大きい。 生活全体が便利になったことで、歩くことをはじめ、体全体を動かす機会が減少し、子どもにとっても体を動かす遊び等の機会が少なくなっている。子どもにとって体を動かす機会が減少していることは、その後の子どもの発達に大きな影響力がある。それは、児童期や、青年期の運動やスポーツに親しむ資質・能力の育ちの減退、意欲・気力の弱まり、ひいては、対人関係などへのコミュニケーションの構築にも影響が及ぶようにもなる。 このような状況を改善するためには、子どもが主体的に体を動かすことが大切である。主体的な身体活動は、子どもの身近な「環境」から育まれる。そして、その「環境」を構成する保育者の存在、保育者の子どもへの細やかな支援、援助が不可⽋である。 本論では、幼稚園における運動遊びへの取り組みの事例をとおして、子どもが育っていくための保育者の「環境」へのアプローチは如何にあるべきかを探究していく。

  • 環境を通して行う教育を行う存在として
    村井 尚子
    日本教師教育学会年報
    2022年 31 巻 88-98
    発行日: 2022年
    公開日: 2024/05/03
    ジャーナル フリー
    Although kindergartens are positioned as schools under the School Education Law, they differ from school education after elementary school, and thus the expertise of teachers differs in some respects from that of elementary school and beyond. This study analyzes the meaning of teacher expertise in kindergarten by tracing the history of the transition from the postwar guidelines for childcare to those for kindergarten education, with “education through the environment” defined as unique to early childhood education. The history of changes in kindergarten education guidelines since the publication of “Guidelines for Child Care and Education” in 1948 can be seen as a trail of trial-and-error in trying to incorporate the difficult concepts of “providing an appropriate environment” and “education through the environment” into the practice of kindergarten education. One of the reasons this concept is difficult to understand is that kindergartens have a history of providing education in advance of elementary school education or emphasizing watching over the children without providing any educational activities. Since the 1998 revision, when the term “planned environmental composition” was used, “education through the environment” has finally come to permeate practice in childcare settings. However, the concept remains ambiguous and difficult to understand. How to teach “education through the environment” in the field of teacher training is an issue for the future.
  • 豊泉 尚美
    デザイン学研究
    1997年 43 巻 5 号 1-4
    発行日: 1997/01/31
    公開日: 2017/07/25
    ジャーナル フリー
    幼児教育の現場におけるデザインの教育的活動の意味とそのありかたを考察する, という研究テーマで, とくに「壁面構成」と呼ばれる作業をひとつのデザイン活動例としてとりあげる。保育現場で「デザイン」ということばを耳にする機会は現在ほとんどないが、幼児の遊びのなかにも「デザイン」の萌芽を多く認めることができる。保育者が今後保育空間のなかで, 子どもとモノ, モノとモノの望ましい関係づけを追及し, よりよい保育環境を創造するというデザインの概念をとり入れて, 「壁面構成」などの造型教育活動が行なわれることが望ましい, と提案する。また, このようなデザインの考え方はすでに改訂された「
    幼稚園教育要領
    」や「保育所保育要領」の「環境」と「表現」という新しい領域概念のなかに含まれていると考えられ, 今後幼児教育の場でデザイン活動を実践する上での指針として, おおいに参考になるものと思われる。
  • 幼稚園教育要領「環境」領域の分析を通して
    田村 徳至
    経済教育
    2023年 42 巻 42 号 120-124
    発行日: 2023/11/30
    公開日: 2025/04/19
    ジャーナル フリー

    本研究は,現行

    幼稚園教育要領
    「環境領域」の記述内容,OECDによる幼児教育・保育の国際比較調査結果,関係する先行研究等を分析した結果を基に,幼児教育段階における金融経済・消費者教育の学習プログラムを開発することである。国立教育政策研究所の調査報告によると,日本は「数」に関する内容を実践することが「非常によく当てはまる」と回答した保育者の割合が外国の4~5割程度である。また,国民生活センターの報告では,現在,小中学生の金銭トラブルが続発している状況である。そこで,幼児段階で適切な判断力の基となる経済概念(「希少性」「トレードオフ」等)を理解していることが重要と考え,5歳児向けの学習プログラムを開発した。

  • ─ 保育者養成課程の学生を対象とした混合研究法を用いて ─
    甲斐 万里子, 藤尾 かの子, 五十嵐 睦美, 髙橋 潤子, 長谷川 諒
    音楽教育学
    2022年 51 巻 2 号 25-35
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/31
    ジャーナル フリー

     本研究は, 子どもの目線に立った体験的な学習が, 子どもの主体的な音表現を促すための保育技術にどのように影響するのかを明らかにすることを目的とする。4年制の保育者養成課程に在籍する大学生168名を対象に, 子どもの立場で表現活動を実践させた上で, 5件法と自由記述による質問紙調査を実施した。表現活動は, グループに分かれて, 終始擬音語で物語が進む絵本の抜粋を解釈し, 楽器で表現するものである。各調査の結果, 学習者が, 子どもの立場で実践を行う有効性を「イメージの具体化と方略の発見」「素材に対する柔軟な視点の獲得」「支援の技術の伸長」の3点に見出すことができた。ただし, 保育技術を獲得するためには, 表現活動において, 学習者が十分に熟考し, 表現に納得できるだけの協働的な営みを実現させなければならないことも, 量的, 質的分析の結果の比較検討を通して明らかになった。

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