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クエリ検索: "弁当箱"
767件中 1-20の結果を表示しています
  • *山口 真由, 谷口(山田) 亜樹子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2011年 23 巻 D1p-19
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/08/30
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】近年、景気の停滞が続き、食費節約のため、外食を控え弁当を持参する傾向が高まりつつある。また、海外においても経済性や健康志向から機能的な日本の
    弁当箱
    に注目が集まっている。そのような背景から、女子学生がどのような
    弁当箱
    を持参しているか、また弁当に関する意識および実態を把握することを目的とした。
    【方法】調査時期は2009年、大学1年の女子学生72名を対象として昼食時における弁当持参の状況、弁当に対する意識に関するアンケート調査を実施した。
    【結果】アンケート結果より、72%の学生が弁当を持参しており、持参する理由として経済的、節約になる、が77%と非常に高く、次いで体に良い、栄養のバランスが良いとの回答が13%であった。一方、弁当を持参しない理由として、作る、
    弁当箱
    を洗うのが面倒30%、作る暇がない30%であった。弁当を自分で作る学生は47%、家族に作ってもらう学生は52%と、大学生になっても未だ家族に弁当を作ってもらう学生が多くみられた。
    弁当箱
    の形(1段あるいは2段重ね式)に関しては、1段式が40%、2段式が57%とやや2段式が多く、1段式の理由として、2段だと量が多すぎる、1段だと荷物にならないなどがあげられ、2段式の理由は、おかずとご飯を分けたい、2段の方がたくさんの量が入るといったことがあげられた。弁当で一番気を使うことは、栄養面38%、衛生面29%、金銭面25%となり、節約や栄養バランスを目的で持参する学生が多い割に、衛生面を重視している学生が多いことがわかった。
    弁当箱
    への希望として、保温性のある、密閉性が高い、汁物が入る
    弁当箱
    、などが多くあげられた。このような
    弁当箱
    は既に市場に出回っており購入は可能であるが高価なものが多く、実際には既に家にあるもの、あるいは手軽に購入できる価格の
    弁当箱
    の利用が多いことが示唆された。
  • 青木 美夏, 川俣 幸一
    運動とスポーツの科学
    2012年 18 巻 1 号 111-116
    発行日: 2012/12/30
    公開日: 2022/12/15
    ジャーナル フリー

    This study is to report the contents in the boxed lunches of athletes at a women’s junior college during their athletic festival. Forty-five female student athletes were surveyed about their dietary preferences, which included a Japanese-inspired menu, meats, rice with assorted ingredients, rice balls and other dishes that were not spicy. They preferred carbohydrate-rich lunch boxes with a caloric total of between 400 and 599 calories which cost between 300 and 499 Japanese yen. In a previous report, nutritional balance and flavor mostly influenced their choice of a lunchbox, whereas color coordination, size of ingredients, and volume of the dishes did not. Based on all those above stated factors, new boxed lunches were produced. The survey after the thirty female athletes had tried the new creation indicated that nutritional balance and flavor were the most important factors in satisfying their requirement for a lunch box. They did not prefer excessive volume of a lunch box. Color coordination and size of ingredients were not even discussed. These results illustrated that we need to focus on nutritional balance and flavor to produce a satisfying boxed lunch for the athletic festival.

  • 藤本 浩毅, 福本 真也, 三間 洋平, 播磨 美佳, 北原 智子, 阪下 裕子, 石川 佳代子, 野井 香梨, 花山 佳子, 灘井 城, 服部 俊一, 塚田 定信, 稲葉 雅章, 西沢 良記
    糖尿病
    2010年 53 巻 9 号 706-712
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/10/15
    ジャーナル フリー
    弁当箱
    容器を用いて糖尿病用カロリー制限食を作る条件を検討した.主食:主菜:副菜の比率を1:1:1と3:1:2に其々分割する111
    弁当箱
    と312
    弁当箱
    を用いて作った計414食を栄養学的に解析した.111弁当食と312弁当食の炭水化物率は其々57.5±7.9と65.6±7.7%であり,111弁当食が糖尿病食として適正であった.食事エネルギー量は
    弁当箱
    容量と強く相関し,容量の設定によって目標とするエネルギー量に近い食事を作れると考えられた.また,重量もエネルギー量と強く相関することから,食事の重量からエネルギー量が推定できると考えられた.重回帰分析では容量,重量,主食⁄主菜⁄副菜の比率,脂質率がエネルギー量の独立した規定因子であり,これら4因子でエネルギー量の93.2%が説明された.これらの結果から,目標エネルギーに対応する容量の111
    弁当箱
    に食材を詰め,最後に重量で調整すれば適正な糖尿病食が簡便に作れると考えられた.糖尿病食事療法を簡単に実践しながら自己学習する新たな方法として111
    弁当箱
    法の可能性を示した.
  • 庄司 一郎, 大西 真理子, 鴨居 郁三
    調理科学
    1993年 26 巻 2 号 119-126
    発行日: 1993/05/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • 羅 丹, 磯貝 恵三
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    1997年 44 巻
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/08
    会議録・要旨集 フリー
  • *富永 暁子, 吉田 一実
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2016年 28 巻 2P-36
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/28
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】1食に何をどれだけ食べればよいかを把握するための教材である「3・1・2
    弁当箱
    法」の学習は、食育に有効であるといわれている。幅広い世代にわかりやすい教材であり、足立・針谷によって開発されたものである。本研究では、栄養士養成校の調理教育の一環として取り入れた際の、学習効果について検討することを目的とした。
    【方法】本学家政科食物栄養専攻(栄養士養成課程)の学生108名を対象とし、「3・1・2
    弁当箱
    法」を実施した。記名自記式質問紙によるアンケートにより、食事のバランスや弁当作り、調理や食に関する意識や行動等の質問をした。アンケートは実施直前、実施直後、実施3か月後、実施6か月後の全4回行い、有効回答数は101名であった。学習日は2015年6~7月で、学習の理解を確かめるためのリ・マインドコンテストは、その6か月後の2015年12月~翌2016年1月に実施した。
    【結果】料理の頻度は、「月1回位」が約4割で最も多く、実施直前と実施6ヶ月後に差はみられなかった。実施直後のアンケートで「3・1・2
    弁当箱
    法を日常の食事や食生活に活用できると思うかの問いに対し、「できると思う」と「だいたいできると思う」で8割以上を超えていた。実施3か月後「3・1・2
    弁当箱
    法」に基づいた、適量で栄養バランスのとれた食事を食べているかの問いでは、「ほぼ毎日食べている」と「ときどき食べている」で6割を超えていた。6か月後の同じ問いの回答では約5割になっていたが、リ・マインドコンテストの実施により、今後、自分に合った「3・1・2
    弁当箱
    法」に沿った弁当を作ると「思う」という回答が約8割となり、意欲の高まりが示された。
  • 「弁当箱ダイエット法」による食事の適量把握に関する介入プログラムとその評価
    針谷 順子
    栄養学雑誌
    2003年 61 巻 6 号 349-356
    発行日: 2003/12/01
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
    Meal planning skills that are easily practiced in a daily life tend to be strongly needed in view of the prevention and treatment of life-style related diseases to cater for the wide variety of the life styles, health problems, meals and cooking methods, and food information. The “Lunch Box Diet Method, ” which is based on the framework of the Dish-Selecting Method of nutritional education, has been theoretically and practically proved to be effective for understanding one meal volume, and an intervention (educational) program to understand the appropriate volume of one meal was created, which has included one study meeting, we asked 49 mid- and high-age female learners as subjects to participate in this program for a practice period of 1 to 3 weeks, during which they could practice the method freely according to their own schedule. The learners practiced the “Lunch Box Diet Method” for an average of 9.4±6.7 days in their daily life. The volume of meals during the practice period became more appropriate than that before the study meeting, and their weight, percentage of body fat and blood quality have significantly improved. Their dietary knowledge, attitude and behavior have also significantly improved. 96% of the learners encouraged their family, friends and neighbors to test the “Lunch Box Diet Method.”
    These results indicate that the program is easily usable in daily life and is effective for producing meals and improving health.
  • 小学生のアンケート結果より
    *森脇 弘子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 P-061
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
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    目的 近年,小学生において,生涯にわたり健全な心身を培い,豊かな人間性を育む食育の更なる推進が求められている。小学生が食に関する経験を通じて知識と食を選択する力を習得し,健全な食生活の実践につなげることが重要である。また,小学生の食生活は保護者の影響を受けている。そこで,小学生の親子を対象とし,望ましい食事量や食事バランスを簡単に知ることのできる
    弁当箱
    ダイエット法による料理教室を実施した。
    方法 2013~2015年の8月,広島市内のA公民館で料理教室を実施した。対象者は小学生とその保護者,内容は
    弁当箱
    ダイエット法の説明,調理の説明,参加者による調理実習,弁当の試食とした。参加者は小学生37名,保護者24名であり,教室の最後に小学生を対象にアンケート調査を行った。調査内容は
    弁当箱
    ダイエット法の理解と実習の評価,家庭でのお手伝い,家庭での実践や料理教室への参加についてであった。
    結果
    弁当箱
    ダイエット法の理解と実習の評価(自分に合った
    弁当箱
    のサイズの理解,料理の組み合わせの理解,それぞれの調理法の理解,彩りのきれいな弁当になったか,弁当の中身は動かずつめられたか)は9割以上ができていた。食事づくりのお手伝いはすべての者がしていた。家庭での実践や次回料理教室への参加は9割以上が肯定的な回答をしていた。以上のことより,料理教室により望ましい食事量や食事バランスを理解することができた。今後,家庭での実践がされているかなど,長期の介入を行うことが課題である
  • 保護者のアンケート調査より
    *森脇 弘子, 田渕 桂子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2016年 68 巻 P-033
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/04
    会議録・要旨集 フリー


    目的 近年,小学生において,生涯にわたり健全な心身を培い,豊かな人間性を育む食育の更なる推進が求められている。小学生の食生活は保護者の影響を受けている。そこで,小学生の親子を対象とし,望ましい食事量や食事バランスを簡単に知ることのできる
    弁当箱
    ダイエット法による料理教室を実施し,保護者を対象としたアンケート調査による教室の評価を行った。
    方法 2013~2015年の8月,広島市内のA公民館で料理教室を実施した。対象者は小学生とその保護者,内容は
    弁当箱
    ダイエット法の説明,調理の説明,参加者による調理実習,弁当の試食とした。参加者は小学生37名,保護者24名であり,教室の最後に保護者を対象としたアンケート調査を行った。調査内容は
    弁当箱
    ダイエット法の理解と実習の評価,家庭でのお手伝い,家庭での参考や料理教室への参加についてであった。
    結果
    弁当箱
    ダイエット法の理解と実習の評価(自分に合った
    弁当箱
    のサイズの理解,料理の組み合わせの理解,それぞれの調理法の理解,彩りのきれいな弁当になったか,弁当の中身は動かずつめられたか)はすべての者が肯定的であった。子どもの食事づくりのお手伝いは6割の者が毎日していた。家庭での参考や次回料理教室への参加はすべての者が肯定的な回答をしていた。以上のことより,料理教室により望ましい食事量や食事バランスを理解することができた。今後,家庭での実践がされているかなど,長期の介入を行うことが課題である。
  • 柏村 浩一, 田中 早貴, 藤谷 順子
    日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌
    2013年 17 巻 3 号 251-253
    発行日: 2013/12/31
    公開日: 2020/05/28
    ジャーナル フリー
  • —「3・1・2お弁当箱法」による学習効果を視点として—
    *多田 江利子, 長澤 由喜子, 渡瀬  典子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2011年 54 巻 A3-3
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    会議録・要旨集 フリー
    <目的> 平成19年に岩手県高教研家庭部会では、岩手県内の高校生約3000名を対象として生活実態調査を実施した。この調査から約25%の高校生が、1日に清涼飲料水を毎日1リットル以上飲んでいる食生活の実態が明らかになった。食育における重要なねらいの一つは、「自分にとって適量でバランスのよい食事を理解し、日常生活において実践すること」である。前述の結果は、それが高校生の身についていないこと、併せて「何をどれだけ食べたらよいか」に関する適切な知識・理解が生徒に欠落していることを示すものである。 また、「食事の整え方」については、小・中・高等学校と発達段階に合わせて授業が積み重ねられているが、その知識が小学校から大学生まで全く定着していない実態も先行研究から明らかになっている。 これらの実態に鑑みて、本研究ではバランスのよい食事を理解させる効果的な方法として、針谷・足立らによる「3・1・2お
    弁当箱
    法」(以下、「お
    弁当箱
    法」と記載)に注目した。高等学校家庭科において「お
    弁当箱
    法」を用いた先行研究は、小規模クラスでの実践事例や実施回数1~2回程度の報告例であり、教材としての有効性をより高めるための具体的な学習指導の方略を示した研究報告はみられない。そこで、本研究では、高校生が「自分の適量を理解して食事バランスを整える」ことをねらいとした「お
    弁当箱
    法」を用いた食教育プログラムの有効性を明らかにすることを目的とした。
    <方法>  2010年9~11月、岩手県立M高等学校(全日制・普通理数科)の1年生「家庭基礎」履修者2クラス(各々男子20名、女子19名、計39名)78名を対象に授業実践を試みた。実験群には「お
    弁当箱
    法」を中心に、対照群には食事と栄養バランスの授業後に調理実習を行った。授業配当時間は実験群22時間、対照群21時間であった。授業の前後と途中に食事スケッチ及び生徒の自己効力感・食行動・食事満足感についての4件法による自記式質問紙調査を実施した。併せて、実験群には3名の大学生による学習支援を組み込んだ。
    <結果> (1)生徒の食行動に関する自己効力感・食行動等の変容から、「お
    弁当箱
    法」による授業は、「自分の適量を理解して食事バランスを整える」ことの理解について優れた学習効果を示した。 (2)実習の実施回数は3回以上が望ましいことが示された。 (3)学習効果には教員の指導力の影響が大きいことが明らかとなった。お
    弁当箱
    法を熟知している者の指導は、生徒の授業実践初回終了直後の自己効力感を高め、食行動への移行頻度を高めた。 (4)食事構成力についても「お
    弁当箱
    法」の実験群の方が形成されていた。しかし、3回の実習を組み込んだ「お
    弁当箱
    法」だけでは、1日の食事構成力は形成されなかった。また、食選択については、生徒のこれまでの食歴や生活習慣、嗜好による影響が大きく、「家庭基礎」の学習だけでは全ての生徒に食事構成力を身に付けさせることはできなかった。 (5)「お
    弁当箱
    法」を用いた食教育プログラムだけでは生徒の直接的な食事作りにかかわる行動変容には至らなかった。この結果の背景には、生徒の生活経験に基づく「食事を整える」イメージの形成が関わっていることが推察される。
    <今後の実践課題> (1)指導時間の確保について 3回以上の実習実施で学習効果が表れたが、「家庭基礎」では一般的に調理実習は3回程度である。日常生活での実践化に至るためには、知識とそれを具現化できる技能の習得が不可欠である。「お
    弁当箱
    法」と併せて技能習得のための指導時間確保の問題がある。 (2)教師が指導する生徒数について 「お
    弁当箱
    法」には個別対応の具体的な指導が欠かせない。それには人手が必要である。地域のボランティアを授業に入れる方法も考えられるが、指導者の質を確保する上で事前指導が必要となる。その意味では既学習者として上級生の活用も考えられる。
  • 足立 己幸, 高増 雅子, 加藤 勇之助, 早貸 千代子, 田中 久子
    日本健康教育学会誌
    2013年 21 巻 4 号 338-346
    発行日: 2013年
    公開日: 2015/01/13
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    目的:食からの健康教育のためにさまざまな工夫によるプログラムが実施されてきた.しかし知識や態度の向上は見られても,日常生活での実践につながりにくい.理由の一つに,“望ましい食事”実践のゴールといえる“何をどれだけ食べたらよいか”のイメージ形成に直接役立つ教材が少ないことが挙げられる.ワークショップでは,この課題解決を試行してきた“「3・1・2
    弁当箱
    法」をベースにする食事・食事づくり法”(以下「3・1・2
    弁当箱
    法」)を取り上げ,実践をめざす行動変容の可能性について検討した.
    方法:保健体育担当教諭,養護教諭,栄養教諭や管理栄養士等35名が参加した.(1)発題として料理選択型栄養教育のツールである「3・1・2
    弁当箱
    法」の基本ルールとコンセプトのショートレクチャー, (2)健康教育現場での活用事例の紹介と共有,(3)市販弁当を使った食事づくりの体験学習と討論を行った.
    結果:「3・1・2
    弁当箱
    法」のコンセプトと体験学習の両面からの学習は,参加者自身の“望ましい1食”づくり力形成に使用可能であるととらえられた.しかし,多様な教育現場で,それぞれに可能な学習プログラムで活かすためには,健康教育関係者の連携の中で,この方法の位置づけを検討する必要がある.
  • *片山 めぐみ
    人工知能学会全国大会論文集
    2017年 JSAI2017 巻 4B2-OS-23b-1
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/07/30
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    五感を通して地域情報を伝える仕掛けとしてのお弁当を試作し販売実験を行った。お

    弁当箱
    を開けると広がっている景色、地元食材を使ったお料理の味と香り、QRコードを読み取ると聞こえてくる海や川、まちの音、
    弁当箱
    の底から姿を現わす探検マップ。札幌市立大学デザイン学部と光塩学園女子短期大学食物栄養科が北海道喜茂別町と寿都町、壮瞥町の町民の協力を得てパッケージデザインとメニューを考案した。

  • ―米国のGAIMME レポート―
    川上 貴
    日本科学教育学会年会論文集
    2017年 41 巻 1A2-D1
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/08/16
    会議録・要旨集 フリー

    本稿では,日本での数学的モデリング指導の教員研修の実践に向けて,米国で出された,数学的モデリングの授業実践を支援する教師向けのガイドライン「GAIMME レポート」を概観した。その結果,モデリング指導の教員研修の方向性として,「教材」,「モデリングやそのプロセス」,「子ども」,「手立て」に対する複合的な「レンズ」として働く教師の体系的なモデルを構築していくことの示唆が得られた。

  • 詰め方の個人差に着目して
    *髙木 直
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2012年 55 巻 P08
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/02/01
    会議録・要旨集 フリー
    <目的> 家庭科では,適量で栄養バランスのよい食事を摂取するために栄養所要量や栄養素の種類と食品との関係などを指導してきている。しかし,これらの学習内容を日々の食生活に活かすには難しい生徒も多く,実践に活かすために,概量を知る上で,針谷・足立が提唱した「3・1・2
    弁当箱
    ダイエット法」(以下,「3・1・2
    弁当箱
    法」と称す。)が有効であると考えられる。 「3・1・2
    弁当箱
    法」は,5つのルールに従って,主食・主菜・副菜を
    弁当箱
    に詰めることにより,1食に必要なエネルギーや栄養素を適量かつバランスよく摂取できるとされている方法である。また,
    弁当箱
    の容量(ml)とエネルギー量(kcal)がほぼ同値となる点も1食の食事の全体量が掴みやすく,どれ位食べればよいかの理解にとても有効だと考えられる。 しかし,実際には弁当の詰め方には個人差があることが予想され,5つのルールのうちの1つである「料理が動かないようにしっかり詰める」ということが,実際にどのように受け止められどのように詰めることができるのかを明らかにし,授業に活用する際の注意点として押さえることが大切である。 そこで,本研究では,弁当の詰め方に着目し,ばらつきの程度を明らかにすることを目的とする。
    <方法>  調査対象者は山形市内のY大学の学生36名(男女各18名)で,調査時期は2011年9~11月。調査方法は,630mlの
    弁当箱
    を用意し,1メニューに対し男女6人ずつ計12人,3メニューについて弁当詰めを実施させる。その際の指示内容は以下の3点である。①主菜・副菜は全種類使う。②主食・主菜・副菜を投影面積比で3:1:2にする。ただし,同グループ内での詰め方は自由とする。(例えば,主菜のスペースにハンバーグ4つと卵焼き1つでも,ハンバーグ2つと卵焼き3つでもよい。)③ふたを閉めてもつぶれない程度の高さまで,料理が動かないよう隙間なくしっかり詰める。なお,各メニューの内容は次のとおりである。メニューA:主食=米飯,主菜=豚の生姜焼き,卵焼き,副菜=きんぴらごぼう,小松菜とえのきのお浸し,ミニトマト,ブロッコリーメニューB:主食=米飯,主菜=ハンバーグ,卵焼き,副菜=ポテトサラダ,ほうれん草のごま和え,ミニトマト,ブロッコリー,メニューC:主食=米飯,主菜=サンマの竜田揚げ,ウインナソーセージ,副菜=ひじき煮,カボチャの煮物,ミニトマト,ブロッコリー
    <結果及び考察>  3メニューの全重量の平均と標準偏差は,メニューAが338±32g,メニューBが349±38g,メニューCが315±39gであった。足立らが「しっかり詰める」確認方法として弁当の重量(g)が弁当の容量(ml)の約7割程度としていることと比較してかなり少なく50%~55%であった。エネルギー量についてはメニューAは526±75kcal,メニューBは538±66kcal,メニューCは533±84kcalであり,630kcalに及ばない者が大半であった。主食,主菜,副菜の投影面積比率が3:1:2(50%:17%:33%)になっているかどうかについては,誤差を±5%とし,その範囲内に収まった者は主食30名(85.7%),主菜26人(74.3%),副菜23名(65.7%)であった。範囲未満者は主食5人(14.3%),主菜0人,副菜7人(20%)であり,範囲超過者は主食0人,主菜9人(25.7%),副菜5人(14.3%)であった。このことから主食は少なめに,主菜は多めに入れる傾向が見られた。主菜の米飯は3メニュー通してみると,男女で有意差が見られ,男子(174±31g)のほうが女子(150±31g)に対して多く詰めていた。弁当の容量(ml)=熱量(kcal)にするためには,いくつかの指示を与える必要のあることが明らかとなった。 
  • *小林 久美, 中和 渚
    日本科学教育学会年会論文集
    2021年 45 巻 1
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/20
    会議録・要旨集 フリー

    本稿の目的は就学前教育における食育と図形の視点から,その教材開発と実践を実施し,幼児の導かれた遊びの様子を検証することである.理論的枠組みとしてSTEMの統合の度合いのアプローチのうちThematicアプローチに注目した.このアプローチにより導かれた遊び,身体的コミュニケーション,言語による表現に注目して教材開発と実施を行い,

    弁当箱
    に料理を詰めていく遊びにおける幼児の発話と行動を分析した.その結果,食育の視点からは保育者の誘導がなければ,主食・主菜という用語と料理が結びつかないことが明らかになった.図形に関しては発話による説明より身体的コミュニケーションによって図形を実際にはめ込み隙間なくはめ込み,図形の特徴を操作して経験していた.また「半分」についての発話では,同じ発話・身体的コミュニケーションにおいて,食育と図形の2つの視点から総合的な学びに対す多面的な評価を行うことができた.

  • 赤堀 博美
    日本調理科学会誌
    2018年 51 巻 4 号 241-243
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/08/17
    ジャーナル フリー
  • 嶋田 雅子, 小林 陽子, 坂口 寄子, 岡田 加奈子, 村山 伸子, 佐々木 敏, 武見 ゆかり
    日本健康教育学会誌
    2008年 16 巻 3 号 94-109
    発行日: 2008/08/31
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    目的: 小学生を対象に「
    弁当箱
    ダイエット法」を用いたランチバイキング学習を実施した.このランチバイキング学習を通して, 児童の食物選択内容が改善するかを検討した.
    方法: 東京都世田谷区の小学6年の児童61名 (男子30名, 女子31名) が2003年秋にこの研究に参加した.ランチバイキング学習は, 年間を通じた食に関する学習プログラムの最初と後半の2回実施された.児童の食物選択内容の変化を, 栄養素, 食品, 料理レベルで検討した.さらに, 児童自身の選択内容の変化の気づきについてワークシートを分析した.
    結果: 栄養素では, 脂肪エネルギー比が男子は41%から33%, 女子は42%から29%へと有意に減少した.一方, 炭水化物エネルギー比は男子は40%から51%, 女子は40%から55%へと有意に増加した.食品では, 白飯が男子は108gから192g, 女子は82gから186gへと有意に増加し, 緑黄色野菜, 及び野菜の総重量も有意に増加した.料理では, 「食事バランスガイド」のサービング (SV) 数に基づき評価した結果, 主食と副菜の平均SV数が増え, 主菜のサービング数が減少した.学習時に児童が記入したワークシートの記述内容の分析では, 多くの児童がバランスの良い食物選択について正しい認識をしていた.
    結論: このランチバイキング学習を通して, 児童がバランスのよい食物選択のための知識とスキルを獲得したと示唆された.
  • 2年後の食生活に関する意識調査を通して
    *髙木 直, 大森 桂, 齋藤 弘子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2013年 56 巻 P29
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/01/25
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    【目的】 中学校技術・家庭科の食生活学習において,栄養素の働きや食品の栄養的特徴を知り,1食分はもちろんのこと,1日に必要な食品の種類と概量を知ると共に,献立が考えられるようになることが求められている。しかし,中学生にとって栄養素と食品を結びつけることは容易ではなく,1日,あるいは1食に何をどれだけ摂取すればよいかを把握するための教材の吟味が必要である。 そこで,足立・針谷による「3・1・2
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    法」に着目した。これは1食に必要なエネルギー(カロリー)がほぼ
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    の容量(ミリリットル)に匹敵すること,主食・主菜・副菜の割合を3:1:2にすることでほぼ必要な栄養素が摂取できるとするもので,視覚で確認できる点が優れている。すでにこれまでにもいくつかの視点から「3・1・2
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    法」の学習効果を検討してきたが,本研究では,約2年前に学習した生徒の食生活に関する意識がどのように変容したかを明らかにするものである。【方法】 調査対象は山形市内のA中学校第3学年であり、有効回答数は157名(男子81名,女子76名)である。この生徒らは2年前(2010年)の1年生の時に13時間の食生活学習を行っており,そのうち6時間は「3・1・2
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    法」に関連する学習が含まれている。なお、調査対象者が1年生時の有効回答数は2010年の学習前(以下,学習前とする)が160名(男子83名、女子77名)、2010年の学習直後(以下,学習直後とする)は154名(男子79名、女子75名)であった。この生徒らに食生活に関する質問調査を実施した。調査時期は2012年4月である(以下,2年後とする)。なお,学習前(2010年4月)と学習直後(2010年10月)にも同じ質問紙で調査を実施している。自由記述の回答は,生徒の記述内容をKJ法により分類し,3回の変化を見る。【結果および考察】 「食事をするときに気をつけていること」の回答は,学習前では,しっかり噛んで食べる等といった「食べ方」に関する記述が多かったが学習直後には減少し,「バランス」に関する記述が大幅に増加した。2年後では「バランス」がやや減少し,「食べ方」とほぼ同率となった。「食事を作るときに気を付けていること」の回答は,学習前では「作り方」に関する記述が最も多く,次に「衛生面」に関することと「バランス」に関する記述が多かったが,学習直後では「バランス」と「おいしさ」に関する記述が大幅に増加した。2年後では「バランス」の記述割合は減少するものの第1位で,食事を作るときには栄養や主食・主菜・副菜のバランスが大事であると考えていることがわかった。「献立を立てるときの条件」の回答は,学習前では最も多かったのが「バランス」であり,他の記述内容に比べて突出していた。学習直後はさらに増加したが,2年後では学習前の割合と近似し,元に戻っていた。すなわち,献立を立てるときには栄養等のバランスが大事であるという認識が学習前からかなり持っていると言うことができる。「食事でバランスがよいとはどういうことか」の回答では,学習前は「食品」の種類や数に関することが最も多かった。学習直後にはやや減少するもののなお最高率であった。学習直後で次に多かったのは「主食・主菜・副菜」であり,「量」と「栄養」が続いた。2年後では「食品」に関する記述は大きく減少し,最も高率だったのは「栄養」に関する記述であり,2位は「主食・主菜・副菜」であった。 以上のことから,全体的に,学習前と比べて学習直後には授業内容が反映された記述が多かったが,2年経過して,割合は低下するものの「バランスが大事」であることが多く記述されたことやバランスがよいことの具体的な記述もみられ,視覚に訴えることができる「3・1・2
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    法」の学習効果とみることができる。
  • *森脇 弘子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2013年 65 巻 3P-32
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/07/23
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