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クエリ検索: "田端輝彦"
26件中 1-20の結果を表示しています
  • 中野 博之
    日本数学教育学会誌
    2017年 99 巻 3 号 53-
    発行日: 2017/03/01
    公開日: 2020/11/13
    ジャーナル フリー
  • 中野 博之
    日本数学教育学会誌
    2017年 99 巻 4 号 15-
    発行日: 2017/04/01
    公開日: 2020/11/13
    ジャーナル フリー
  • −倍で表す方法の理解とよさの感得を目指して−
    加固 希支男
    日本数学教育学会誌
    2021年 103 巻 6 号 3-12
    発行日: 2021/06/01
    公開日: 2022/06/01
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は,基準量と比較量の関係どうしを比べる前に,基準量と比較量の関係を倍で表す方法

    の理解とよさの感得を目指して,包帯の伸び方の均質性を考える場面を取り入れた授業を構成し,その

    授業の教育的価値を考察することである.発話記録と児童のノート記述に基づいて授業の分析を行った

    結果,次のような児童の実態が見られた.①実物の包帯を伸ばすことが,包帯の伸び方の特性を捉えや

    すくし,均質性を根拠にした説明につながった.②児童は倍で表す方法のよさとして,伸びる前の長さ

    に関係なく,包帯の伸び方を表現できることを見いだしていた.③均質性を根拠によさを説明する児童

    の数は多くはなかったが,異なる場面で均質性について話し合う中で,児童の説明は明瞭になっていっ

    た.これらの結果から,包帯の伸び方の均質性を考える場面を割合の導入指導に取り入れることが,倍

    で表す方法のよさを考えたり,よさに気付いたりする機会を作り出し,基準量と比較量の関係どうしを

    比べることの理解につながると考える.

  • インタビュー調査に基づいて
    工藤 優, 市川 啓
    東北数学教育学会誌
    2023年 54 巻 13-22
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2024/04/02
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究の目的は,比例的推論の進展が十分ではないと思われる児童の学習指導への示唆を得るため,幼児期の比例的推論の可能性や比例的推論が機能する条件等を明らかにしていくことである。 年長児と小学校2学年児童を対象とし,本研究の目的に対し特徴的な様相を示したのべ5回のインタビューを取り上げ,子どもの問題解決の様相を分析・考察した。 その結果,以下の2つの困難点が見い出された。 1点目は,年長児,小学校2学年児童も,問題場面に示された数量の対応関係を捉えて1 とみるべきまとまりを作ることに困難があったことである。2点目は,1つのユニットが想定できたからといって,そのユニットをもとにしてノルム化ができるとは限らないことである。 これらの困難点について,必要の指導を行うことにより打開できることも見えた。 それから,児童にとって最もつかみやすい1対1対応への着目をすることにより,Scalar ratiosによる比例的推論の進展プロセスからFunctional ratesによる比例的推論への進展の道筋を作り出せる可能性を見い出すことができた。
  • *渡会 陽平
    日本科学教育学会年会論文集
    2020年 44 巻 1
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/11/27
    会議録・要旨集 フリー

    本稿の目的は,小学校算数科において比例の式の乗法の意味づけを視野に入れた体系的な乗法の意味指導を行う必要性について言及することである.そのために,小学校第6学年の児童を対象として行った授業実践の結果をもとに,乗法の意味の拡張の指導を受けた子どもに生じうる比例の式の学習場面における問題点について考察をした.その結果,従来のように「対応」の関係の乗法を数値の関係として済ませてしまう指導では,乗法の意味にこだわりを持つ児童は納得することができないことと,児童が「対応」の関係の乗法を量を考慮して意味づけようとしても,その乗法の操作を適切に言葉で表現して意味づけることは困難であるし,場合によっては数学的に適切ではない意味づけをしてしまうことの2点を問題点として指摘し,それを解消するためには「対応」の関係の乗法に関わる要素を明らかにして,それらを体系的に配置して段階的に指導する必要があることを述べた.

  • 清水 宏幸
    日本科学教育学会年会論文集
    2007年 31 巻 2B1-K2
    発行日: 2007/08/17
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    本稿の目的は,生徒たちに「数学を使う,つくる」という経験をさせ,興味を持って数学に取り組む生徒を育てることにある。そのために生徒の身近である日常の場面での課題を開発し,問題解決を通して,数学の有用性を生徒に実感させたいと考えた。その際には数学的モデル化を意識して指導することが必要となる。そこで本稿では,3つの実践例を行い,その指導の可能性について検証した。その結果,多様な解決方法が生まれ,生徒たちが粘り強く取り組む姿勢が見られた。課題の設定の仕方やどのような作業で生徒を取り組ませるか今後の授業づくりでの課題点が明らかとなった。
  • 値上がり問題と値下がり問題を用いて
    石田 淳一
    日本数学教育学会誌
    2022年 104 巻 10 号 2-11
    発行日: 2022/10/01
    公開日: 2024/02/29
    ジャーナル フリー

     「二つの数量の関係と別の二つの数量との関係を割合を用いて比べる」問題の解答状況を横断的に調べるために,値上がり問題と値下がり問題を用いて,4 年生111人,5 年生117人,6 年生120人に調査を行った.去年の値段が異なり,値上がり分が同じときの今年の野菜の値上がり方を比べる問題の正答率は4 年54.1%,5 年54.7%,6 年47.5%であった.もとの値段が異なり,値引き分が同じときの値引き後のパンの値下がり方を比べる問題の正答率は,4 年20.7%,5 年26.5%,6 年31.7%であった.値上がり問題と値下がり問題の正答率はいずれも学年間に有意差が見られず,値上がり問題よりも値下がり問題がより困難であった.この結果は「二つの数量の関係と別の二つの数量との関係を割合を用いて比べる」問題の成績が学年が上がっても伸びないこと,またいずれの学年も値上がり場面が値下がり場面に変われば成績が低下することを示している.値下がり問題の誤答分析から,値上がり問題で使用した割合の計算による方法を適用できないことや割合の計算による方法を適用できても計算結果の解釈ミスによる誤答が多い実態が明らかになった.

  • 中村 享史
    日本数学教育学会誌
    2013年 95 巻 11 号 1-
    発行日: 2013年
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー
  • 日本数学教育学会
    日本数学教育学会誌
    2003年 85 巻 7-8 号 81-
    発行日: 2003/08/01
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー
  • 比の見方の変容にもとづく 三角比の意味づけ
    今野 省吾, 市川 啓
    東北数学教育学会誌
    2023年 54 巻 23-34
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2024/04/02
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究の目的は,三角比における割合の側面の捉えを重視することで三角比の意味理解の進展とともに,割合の意味理解の進展を図ることである。 三角比の学習は辺や角へ着目し,その関係を明らかにしようとすることで,図形の見方を 豊かにし,計量の手段を拡げるものである と捉えている。 加えて,ある辺を基準としたときに,他の辺がどのようになっているかという関係を表したものであるため,その意味理解を適切に行うことは割合の理解を進展させることに他ならない 。これらを踏まえ,第1学年 「図形と計量」 の学習場面において比の見方の変容をもとにした三角比の意味理解に着目した授業を構想・実践し,その際の生徒の反応を分析した。このことから,三角比の意味を割合の見方で意味づけることで次の3点が示唆されることが明らかとなった。(三角比を割合で意味づけることでその意味に基づいた学習が展開可能であること。 (三角比の見方を対応比から形状比へと変容させていく中で割合の概念進展を促すことができる可能性があること。(意味に基づく学習の中で三角比の拡張を生徒自らが考察し,拡張による統合を生徒が実感する学習として展開できること。
  • 重松 敬一
    日本数学教育学会誌
    2013年 94 巻 R99 号 61-63
    発行日: 2013/10/30
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー
  • 工藤 優, 市川 啓
    東北数学教育学会誌
    2022年 53 巻 14-24
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/03/31
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究の目的は,シークバーによって引き出される児童のインフォーマルな知識を活かした,割合の素地形成のための学習指導を開発することである。本稿では,第3 学年の児童を対象とし,児童が日常的に目にしているシークバーから,全体が異なる数量を同じ長さで表す図を想起し,割合が1/2 にあたる数量,割合が3/4 にあたる数量を求める問題解決を構想し,実践を行った。授業のプロトコルとワークシートと事後の評価問題を考察した結果,対象児童全てが,全体が異なる数量を同じ長さで表す図において,分数で示された割合が同じとき,同じ割合であっても割合にあたる数量が異なることを把握することができていた。そして,事後調査によって,8 割を超える児童が,「全体の数量も分数で表された割合も異なる場面」でも,割合にあたる数量を求め,その大小判断をすることができていた。以上のことから,本研究で開発したシークバーを用いた割合分数の指導が,割合の素地形成に資することが明らかになった。

  • 坂井 武司, 高橋 正, 齋藤 昇, 廣瀨 隆司
    数学教育学会誌
    2015年 56 巻 1-2 号 15-26
    発行日: 2015年
    公開日: 2020/04/21
    ジャーナル フリー
    全国学力・学習状況調査の結果では,割合に関する概念的知識と手続き的知識が統合されていない現状が述べられている。本研究では,割合に関する概念的知識と手続き的知識の統合を促進するために,一般化の過程と反復過程を考慮した授業設計を行い, その設計に基づく授業実践が割合の概念形成に及ぼす影響とその効果を明らかにする。小学5年生72人を対象として事前・事後調査を行った結果, 次のことが明らかになった。本授業設計による授業は, 基礎・基本としての割合に関する教科書で学習した知識の獲得及び活用としての割合に関する概念的知識と手続き的知識の向上に効果がある。また,これら3つの知識は,相互に影響し合いながら向上している。
  • 小学校第3学年「乗法」の学習におけるユニット化に着目して
    *加藤 久恵, 山下 裕己, 山本 紀代, 寺井 あい, 重松 敬一, 指熊 衛
    日本科学教育学会年会論文集
    2023年 47 巻 1
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/01/22
    会議録・要旨集 フリー

    本研究では,第3学年「数と計算」領域の「乗法」と「除法」の学習を関連づけつつユニット化の進展を目指すために,数を代数的に捉えることを意図した教具であるキズネール棒を用い,具体的操作をもとにユニットを可視化することを促す学習をデザインした.特に本稿では,「乗法」の学習について報告する.授業実践の結果から,児童がユニット化や組み立てユニットにかかわる活動を行っていたと解釈できる.これらの活動では,それぞれの色棒をユニットとみなすだけでなく,色棒を複数本まとめて考える様子もみられた.後者は,ユニットのユニット化と捉えることもできる.しかし,色棒はおはじきなどの離散的なモデルとは異なり,ユニット化を容易にする抽象的特徴を有するとも考えられる.児童がどの程度ユニット化を意識できているかについては,より詳細な分析が必要と考える.

  • −等分除の意味の捉え直しに焦点を当てて−
    平山 秀人
    日本数学教育学会誌
    2021年 103 巻 10 号 2-11
    発行日: 2021/10/01
    公開日: 2022/10/01
    ジャーナル フリー
  • 新井 仁
    日本科学教育学会年会論文集
    2004年 28 巻 8J1-23
    発行日: 2004/07/30
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は、欠損値問題の解決に着目し、関数領域において統計資料を用いることの有効性を明らかにすることを目的とした。その結果、生徒は2量の関係を何らかの関数とみてグラフ化し、数学的モデルとして求めたグラフを問題解決の道具として用いた。さらに、より信頼できる結論を得るために、事象に潜む背景を読み取り、モデルの修正を行うに至った。このことから、関数領域において統計資料を用いることにより、生徒の数学的モデリング能力が高まることが明らかとなった。
  • 山内 優果, 下村 岳人
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2020年 35 巻 3 号 117-120
    発行日: 2020/12/13
    公開日: 2020/12/09
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本研究の目的は,算数科における比例的推論の発達を目指した具体的な学習指導への示唆を得ることである.そこで本稿ではコモグニション論を視座とすることから,小学校6年生分数の除法における除数,被除数と商の関係に関する実験授業を計画・実施することから分析を行った.具体的には,抽出児童を選定し,数直線への意味づけと除数,被除数と商の関係に関する認知との関連について事例的に考察を行った.また,数直線への意味づけの際に,どのような相互作用がみられたのかについても考察した.調査結果からは,数直線を有意味な対象として翻訳するうえで必要な視点を得られていなかった児童が,他の児童とのやりとりを転機に,数直線への意味づけを行う様子について詳述した.さらに,そこでは数直線を翻訳できるようになるうえでの,他者とのメタルールの擦り合わせの機会が重要になってくる点についても指摘した.

  • ―大学生を対象とした実験授業の解答類型に焦点を当てて―
    今井 壱彦
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2018年 33 巻 3 号 183-188
    発行日: 2018/12/08
    公開日: 2018/12/05
    研究報告書・技術報告書 フリー

    筆者は,中学校段階での比例式と比例の接続に向け,デジタル教科書作成ツール「dbookPRO」で,比例関係を用いる変化の割合に関するデジタル教材を開発した.本稿では,実験授業での,デジタル教材の定規ツールの拡大・縮小機能利用時における変化の割合の捉えの変化を明らかとした.事後課題に関しては, 26名の解答に変化の割合の捉えに変化がみられた.被験者の解答の「yの増加量は,xの増加量に比例する」という記述から,本デジタル教材は,ある教科書に記載されている「yの増加量は,xの増加量に比例する」ということの指導に活かせるのではないか.また,比例式を用いた記述から本デジタル教材を用いることで,比例式の利用を促進しているという示唆を得た.

  • 坂井 武司
    数学教育学研究 : 全国数学教育学会誌
    2005年 11 巻 141-159
    発行日: 2005年
    公開日: 2019/01/17
    ジャーナル フリー
      In "Ratio," I have investigated aspects of emotions, conceputual knowledge, procedual knowledge, and school lessons. I make some investigations of "Ratio" and clarify processes for conceptualizatin of "Ratio" in children, I hope.
      In this paper, I have mentioned the investigation for comparison of two objects from the viewpoint of consideration to aspects of conceputual knowledge in "Ratio." The investigation was carried out in the third term. The subjects are 205 pupils of two elementary schools in Kobe and their grades are five and six.
      Reliability of the investigation was guaranteed by stability of it, Cronbach's a coefficient, GP analysis, and x^2-test.
      Validity of the investigation was guaranteed by D index and differentiation of statistical category.
      By the way, I have set up the following 4 hypotheses and examined to verify them.
    Hypothesis (1)
      Maybe the highlier subjects of Control Group (N=167) score, the highlier they compare in some standards.
      By the right table 1, statistical categories of subjects and their answer patterns verified "Hypothesis (1)"

    Table 1. Answer patterns of Question 1〜6 for CG of each Category

      Hypothesis (2)
      Maybe there don't exist meaningful differences between 5th grade pupils and 6th grade pupils (i.e. Control Group (N=167)) who don't take lessons in "Ratio" which I have proposed.
    Hypothesis (3)
      Maybe there exist meaningful differences between 5th grade pupils (i.e. Experimental Group (N=38)) who take lessons in "Ratio" which I have proposed and 5th grade pupils and 6th grade pupils (i.e. Control Group (N=167)) who don't take ones.
      As the result of the investigation on Control Group (N=167), F-test and t-test verified "Hypothesis (2)" (i.e. F (100,67)≒2.005 > F (100,65), t≒1.896 < 1.98 (p≦.05)).
      As the result of the investigation on Experimental Group (N=38) and Control Group (N=167), F-test and t-test verified "Hypothesis (3)" (i.e. F (37,166)≒2.170 > F (30,160), t≒5.635 * (* p≦.05)).
    Hypothesis (4)
      Maybe there exist obviously differences for comparison by "Ratio" between Experimental Group (N=38) and Control Group (N=167).
      As the result of the investigation, the following table 2 verified "Hypothesis (3)."

    Table 2. The percentage of comparison by "Ratio" between Experimental Group (N=38) and Control Group (N=167)
  • *熊倉 啓之
    日本科学教育学会年会論文集
    2019年 43 巻 1
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/31
    会議録・要旨集 フリー

    本研究の目的は,フィンランドの小中高における割合指導について,国家カリキュラムや教科書分析を通して日本との違いを明らかにした上で,日本の中学校以降における割合指導の可能性について示唆を得ることとする.まず国家カリキュラムでの位置付けを調べたところ,基礎教育(小・中)には位置づけられていたが,高校には特に記載がなかった.次に教科書を調べたところ,基礎教育6年,8年,9年と,高校1年(短い数学)に,10~30ページにわたって割合の内容が扱われていた.分析の結果,日本と異なるフィンランドの割合指導の特徴として,a)小~高でスパイラルに指導,b)子どもの理解を踏まえて体系的に指導,c)‰,%ptを指導,の3点を挙げた.日本の中学校以降の指導への示唆として,a)1次方程式の活用で第3用法を扱う,b)文字式の活用でPPタイプの問題を扱う,c)データの活用領域でP/Pタイプと%ptを扱う,の3点を得た.

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