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クエリ検索: "臨地実習"
2,493件中 1-20の結果を表示しています
  • OSCE教育システムの確立を目指して
    櫻井 宏明, 岡西 哲夫, 杉浦 令人, 本谷 郁雄, 和田 陽介, 山田 将之, 伊藤 真美, 阿部 祐子, 冨田 昌夫, 澤 俊二, 寺西 利生, 金田 嘉清
    理学療法学Supplement
    2013年 2012 巻 G-P-03
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/06/20
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに、目的】 本研究の意義は、療法士教育における臨床能力評価の標準化を確立することである。新人療法士の成長にとっては、早期から客観的に臨床能力を把握し、それに合わせた卒後教育、臨床指導方法の統一化が最重要と考える。これまで我々は、客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE)成績と学内成績ならびに臨床実習成績の関連性を明らかにしてきた。今回の目的は、OSCE成績と学内成績ならびに
    臨地実習
    成績の関連性と相違性を明らかにすることによって、理学療法士・作業療法士教育における、「OSCEを用いた臨床能力評価」の標準化を目指すことである。【方法】 対象者は、平成16年から18年に入学し、すべてのテストならびに
    臨地実習
    が遂行でき4年間で卒業した1~3期生全学生227名と平成19年から20年に入学し4年間で卒業した4~5期生174名(4期生89名,5期生85名)であった。OSCEの実施項目において、レベル1(初期体験実習前後での評価)は、コミュニケーション、介助技術の獲得であり、レベル2(臨床実習前後での評価)は、検査・測定技術の獲得であり、レベル3(応用
    臨地実習
    前後での評価)は、分析・治療技術の獲得である。OSCE実施方法は、数カ所のステーションを準備し、各ステーションには、評価者2名と模擬患者1名をおき、いずれも理学療法士、作業療法士教員が行っている。1つのステーションの試験時間は5分で、1課題の試験の終了直後に2分間のフィードバックを実施している。学内成績は各学年1年間の平均得点とし、OSCE成績は2名の評価者間の一致率が低いところもあることから2名で検討した評価を採用し、
    臨地実習
    成績においては、3年次の臨床実習の平均成績と4年次の応用
    臨地実習
    の平均成績とした。分析方法は、
    臨地実習
    各時期においての3群間以上の比較ならびにOSCE教育システム改変前の1~3期生と改変後の4~5期生との比較は、対応のない2群間の比較を行った。
    臨地実習
    各時期の関係ならびにOSCE成績、学内成績、
    臨地実習
    成績の得点率を求め、各成績との関係ならびに
    臨地実習
    における態度、知識、技能について
    臨地実習
    各時期の関係を検討した。【倫理的配慮、説明と同意】 倫理面への配慮において、本学における倫理審査委員会の承認を得て実施した。【結果】 OSCE教育システムの改変により、
    臨地実習
    成績(態度,技能,知識)が全般的に向上した。また、OSCE教育の導入時からの課題であったOSCE成績と
    臨地実習
    成績の関連性も回を重ねることに高まりを見せた。
    臨地実習
    成績の技能、態度、知識の成績が、全て4~5期生が1~3期生に比べ有意に高かった。また、4期生より5期生のほうがOSCE成績と
    臨地実習
    成績との関係が高くなった。【考察】 
    臨地実習各期における臨地実習
    成績の比較では、4~5期生の方が1~3期生に比べ、点数が有意に向上する組み合わせが多かった。また、
    臨地実習
    各期での実習成績の関連性に関して、4~5期生では、態度面、技能面において有意な相関がみられ、OSCE導入による効果や技能の標準化が少しずつ定着してきていると示唆された。
    臨地実習
    成績の技能、態度、知識の成績が、全て4~5期生が1~3期生に比べ有意に高かった。この結果より、4~5期生に行ったOSCE教育は、1~3期生に行ったOSCE教育よりも精神運動領域や情意領域の教育に適切な内容に改変されたと考えられた。OSCE教育システムの改変後の4~5期生における学内成績と
    臨地実習
    成績との間、学内成績とOSCE成績との間、
    臨地実習
    成績とOSCE成績との間の3つの相関関係において、5期生の方が有意な相関関係を示す組み合わせが多く,OSCE教育を重ねるにあたり学内授業と
    臨地実習
    ならびにOSCE教育の連結性が強化されてきたのではないかと考えられた。これは、OSCE教育を通して各科目間の内容の関連性を学習し、そして学習内容を
    臨地実習
    での態度、技能へ反映させる能力を養い、さらにOSCE教育によって態度、技能、知識にフィードバックをかける仕組みが成立してきていることが示唆された。今後は、臨床実習施設における中堅理学療法士・作業療法士が学生、新人療法士を卒後教育する上での臨床技術のスタンダード化も進めていきたい。【理学療法学研究としての意義】 OSCEを用いた教育を通して各科目間の内容の関連性を学習し、そして学習内容を
    臨地実習
    での態度、技能へ反映させる能力を養い、さらにOSCEを用いた教育によって態度、技能、知識にフィードバックをかける臨床技術の標準化に向けての一指標になった。
  • 手嶋 哲子
    栄養学雑誌
    2012年 70 巻 5 号 316-323
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/12/13
    ジャーナル フリー
    【目的】市町村保健センターや市町村の保健福祉部局で
    臨地実習
    を行った学生の自己実現に向けた発達過程を質的に把握することを目的とした。
    【方法】管理栄養士養成課程の
    臨地実習
    を履修した学生のうち,市町村保健センター等で実習を行った学生に課した実習報告書の総括記述で,学びや将来像を表現している文章をカテゴリー化した後,自己概念の理論的な枠組みとの関連性について分析を行った。
    【結果】市町村保健センター等で
    臨地実習
    を行った学生26名の総括記述から10のカテゴリーを抽出した。そのうち6つのカテゴリーが自己概念の枠組みと対応を示した。学生は,地域保健事業の見学・体験や事前学習での取り組みを通して,モデル的人物像の確認できたこと,自己の現実的な評価ができたこと,人々のまなざしに映った自己が評価されていることを実感したことなどにより,自身の自己概念形成の萌芽が認められた。しかし,自己概念の枠組みとは異なる形で分類が必要なカテゴリーが4つあった。
    【結論】
    臨地実習
    終了後の学生による総括記述の検討を行った結果,自己概念の枠組みに従った分類をすることができた。地域保健事業と連携した
    臨地実習
    を通して,学生が自己実現に向けて質的に発達したことが認められた。一方自己概念の枠組みとは異なった形で分類の必要なカテゴリーがあり,教育学における知見を援用する際の課題が示唆された。
  • 髙畑 正子, 日浅 友裕, 奥村 玲子
    国際情報研究
    2020年 17 巻 1 号 15-21
    発行日: 2020/12/26
    公開日: 2020/12/28
    ジャーナル フリー

    The purpose of this study is to clarify the characteristics of “vicarious experiences” that enhance the self-efficacy of nursing students in practice of adult nursing. A questionnaire survey was conducted on 69 students who completed the practice of adult nursing at Faculty of Nursing, A University. As a result, four factors were extracted from the "vicarious experiences". They are 1 “relationship with respected patients", 2 “development of nursing by other students", 3 "education of patients toward reorganization of life" and 4 "nursing practice by certified nurses". It is found that the first three factors are directly related to self-efficacy, while the last factor, which nursing students rarely experience on their behalf, is also intimately related to self-efficacy, but in a different way.

  • 髙畑 正子, 日浅 友裕, 奥村 玲子
    国際情報研究
    2021年 18 巻 1 号 30-38
    発行日: 2021/12/25
    公開日: 2021/12/25
    ジャーナル フリー

    By the spread of Corona disease, some nursing students were forced to take on-campus training, giving up joining trainings on outside clinical scenes. The purpose of this study is to clarify the relationship between the self-efficacy of those nursing students who took on-campus training -- focusing on the change of thinking process occasioned by spread of Corona disease -- and the four sources of Bandura.

    A questionnaire survey was conducted on 67 students who completed the practice of adult nursing at the Faculty of Nursing, A University.As a result, it has been made clear that achievement of practical goals and vicarious experiences are related to awareness of students’ self-efficacy, "human relationship formation skills," "basic nursing skills," and "assessment skills." Linguistic persuasion and emotional state are associated with "human relationship formation skills," "basic nursing skills," "assessment skills," and "stress tolerance" of students’ self-efficacy.

  • 日本心理学会大会発表論文集
    2009年 73 巻 E_2PM181
    発行日: 2009年
    公開日: 2018/11/02
    会議録・要旨集 フリー
    タイトル変更 (誤)看護系大学生における専攻への適応度と
    臨地実習
    自己効力感との関連-中国語を母語とする初級日本語学習者を対象として- (正)看護系大学生における専攻への適応度と
    臨地実習
    自己効力感との関連
  • 遠藤 道代
    仙台白百合女子大学紀要
    2010年 14 巻 43-52
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/07/20
    ジャーナル フリー
  • 小坂 やす子, 文 鐘聲
    太成学院大学紀要
    2010年 12 巻 171-176
    発行日: 2010年
    公開日: 2017/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    臨地実習
    によっておこる心理的ストレスについて,精神看護学実習と成人看護学実習とを比較し,その違いを明らかにすることを研究目的として看護専門学校(3年課程) 3年生29人(全員女性)を対象に調査した。看護学生(以下,学生とする)の心身のストレス4因子「身体症状」,「実習の迷い」,「心理状態」,「指導」を領域別に比較した。分析の結果,「心理状態」の平均得点は,有意に精神看護学実習のほうが高く(p=0.010),「身体症状」の平均得点は,有意に成人看護学実習のほうが高く示された(p=0.047)。対人ストレス尺度の平均得点は,「実習の迷い」,「心理状態」との間に正の相関,精神的健康の平均得点は,「身体症状」,「心理状態」,「実習の迷い」との間に正の相関が認められ関連していることが示された(各p<0.05)。
    臨地実習
    における学生の心理的ストレスを低減するために,領域別に学生の心身の状態を考慮した実習準備,実習指導を行うことの重要性が示唆された。
  • 三柴 恵美子, 新井 智絵, 柏渕 真紀, 古川 珠紀, 新井田 孝裕
    日本視能訓練士協会誌
    2011年 40 巻 151-157
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/02/22
    ジャーナル フリー
    目的:
    臨地実習
    を体験する過程で学生たちはどのようなことに戸惑っているのか、指導者の指導に対する満足度や実習内容などの実態を具体的に把握することで、視能訓練士教育における重要な位置を占める
    臨地実習
    をより充実したものにし、よりスムーズに行えるようにすることが目的である。
    対象および方法:対象は、著者が所属する視機能療法学科の4年次生141名である。
    臨地実習
    に関するアンケート調査は、平成19年~21年の3年間、前期および後期
    臨地実習
    終了後に実施した。
    結果:アンケートの結果から、学生たちがさまざまな面で戸惑いを感じていることがわかった。戸惑いは前期で多く、経験を積んだ後期では少なくなることがわかった。このことから学生は、
    臨地実習
    で多くのことを学んでいることがわかった。
    結論:
    臨地実習
    に繋がる年次毎の取り組みを紹介し、アンケート結果を学内実習教育へ反映させ、今後の
    臨地実習
    をより充実させるためにどのようなことをすべきかを検討した。
  • 阿久澤 智恵子, 廣井 寿美, 古屋 敦子, 相澤 康子, 矢嶋 美恵子, 髙木 由美子, 富宇加 圭子
    桐生大学紀要
    2014年 24 巻 43-53
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/08/14
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    本研究の目的は,
    臨地実習
    における看護学教員と実習指導者に関する論文を分析し,研究動向と課題を明らかに することである.医学中央雑誌Web. 版を用いて「
    臨地実習
    」「看護学教員」「実習指導者」をキーワードとした原 著論文の検索を行った.文献レビューシート一覧を作成し,研究の種類・デザイン,研究方法,研究内容等の分 析を行った.その結果,対象文献は54件であり,研究の種類は量的研究が50.0%と半数を占め,研究デザインは因 子探索研究が最も多く47.5%であった.研究対象者は,実習指導者が最も多く41.9%,研究者の所属は看護大学が 35.2%であった.対象文献を内容分析の手法を用いて分類した結果,【看護学教員と実習指導者の連携・協働に関 する研究】【
    臨地実習
    指導におけるやりがいや困難感に関する研究】【効果的な
    臨地実習
    指導の検討に関する研究】 【
    臨地実習
    の評価に関する研究】【実習指導者の資質向上に関する研究】の5つのカテゴリーで構成された.今後の 研究課題として,1.看護学教員と実習指導者のそれぞれが認識している役割についての研究,2.看護学教員と実 習指導者の異なる役割や専門性・視点の明確化,3.看護学教員と実習指導者の連携・協働のあり方,4.指導力や 教授活動への自己効力感を高めるための要因,5.学生からの
    臨地実習
    評価の蓄積と分析,6.実習指導者講習会の 効果の分析,の6つを得た.
  • 谷村 厚子, 小林 法一, 石井 良和
    医学教育
    2020年 51 巻 5 号 577-580
    発行日: 2020/10/25
    公開日: 2020/12/09
    ジャーナル フリー
  • ‐基礎視能矯正学の学習到達度と臨地実習の実践力の関係‐
    吉武 美鈴, 内川 義和, 藤山 由紀子, 高木 満里子, 深井 小久子
    日本視能訓練士協会誌
    2009年 38 巻 305-311
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/03/25
    ジャーナル フリー
    【目的】視能訓練士の基盤は基礎視能矯正学であり、早期の土台作りが必要である。視能訓練士の業務である視力、屈折検査は基礎視能矯正学に含まれ、数学の内容を含んでいる。我々はこれまで、三角比の基礎学力と視角の算出問題の学習到達度の関係を検討し、基礎視能矯正学の一部で数学の基礎プログラムが有効であったことを報告した(第47回日本視能矯正学会)。今回、基礎視能矯正学の学習到達度が
    臨地実習
    での実践力に影響を及ぼすかを明らかにするために、
    臨地実習
    の実践力と基礎視能矯正学の学習到達度を調査し、2年間の
    臨地実習
    の実践力を比較検討した。
    【対象及び方法】K大学で2007年に
    臨地実習
    Iを履修し、2008年に
    臨地実習
    IIを履修した学生41名である。方法は、視力の評価、矯正レンズの軸変換、年齢に応じた加入度数計算の3項目の基礎視能矯正学の学習到達度と
    臨地実習
    の評価得点を求めた。
    【結果】基礎視能矯正学の学習到達度と
    臨地実習
    の実践力には、有意な正の相関があった。
    臨地実習
    の実践力は4年次で有意に高い結果となった。
    【考按】基礎視能矯正学の学習到達度の向上が臨床での実践力向上につながる可能性が示唆された。基礎視能矯正学の学習到達度の向上には導入教育を行い、実習等で実技を取り入れながら知識と技術の総合学習を行っていくことで3年次より4年次でさらなる
    臨地実習
    での実践力の向上が期待されるものと推測される。
  • 振り返りシートの結果から
    正保 里恵子, 内海 優子, 髙川 真路美, 菊地 弘子
    帯広大谷短期大学紀要
    2024年 61 巻 39-51
    発行日: 2024/03/31
    公開日: 2024/04/20
    ジャーナル フリー
    本報告は、病院の実習指導者等を対象に行った
    臨地実習
    指導者研修会(研修会Ⅰ)と、病院以外の実習指導者等を対象に行った
    臨地実習
    指導者研修会(研修会Ⅱ)において、参加者に振り返りシートを記入していただき、その記述内容より、研修内容が「ねらい」に対応していたかの評価を行うとともに、次年度の開催に向けての課題を明らかにすることを目的として行った。それぞれの研修会には多くの参加が得られた。参加者89人の記述内容から、今年度の
    臨地実習
    指導者研修会の目的である「指導の基本の理解」と「連携・協働体制の基盤構築」に深く関係する「ねらい」に着目して、その「ねらい」に対応した研修内容であったか、さらに、「次年度の開催に向けての課題」について考察し、おおむね研修内容は「ねらい」に対応していたと評価した。また、次年度の開催に向けての課題として、毎年3月に開催予定の「
    臨地実習
    指導者会議」や「各実習科目の実習施設との共同研修」における、内容や方法との調整が必要であることが明らかとなった。
  • ―学習状況との関連とCT使用状況―
    李 慧瑛, 下高原 理恵, 緒方 重光
    医学教育
    2019年 50 巻 2 号 160-168
    発行日: 2019/04/25
    公開日: 2019/11/28
    ジャーナル フリー

    要旨 :

    目的 : 実習前後における看護大学生のクリティカル・シンキング (CT) を測定し, 学習状況との関連を調査する. 次にCT使用状況と理由を明らかにする.

    方法 : 学生795名に自記式質問紙調査を行い, 統計的分析とテキストマイニング分析を行った.

    結果 : 有効回答数は実習前175名, 実習後177名. CT測定尺度平均点は実習前163.70±17.68, 実習後171.21±19.03であった.

    臨地実習
    中にCTを用いる状況として, 【問題解決】【意見交換】【患者理解】【看護展開】【内省】の5カテゴリーが抽出された.

    考察 : 実習体験によってCT測定尺度総得点が高くなる. 学生のCTを用いる状況や理由は, CT得点に影響している.

  • 大森 裕子, 岩瀬 貴美子, 友田 尋子
    日本小児看護学会誌
    2017年 26 巻 132-137
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/31
    ジャーナル フリー

     本研究は、看護系大学での小児看護学におけるプレパレーションに関する教授内容と教授方法を明らかにすることを目的として行った。全国の看護系大学を対象に質問紙調査を実施し、56校 (回収率24.0%) より回答を得た。回答のあった学校のすべてが講義、学内演習、

    臨地実習
    のいずれかの教授形式でプレパレーションの教育を行っていた。講義では、 「プレパレーションの概念・目的」、 「プレパレーションの各段階」、 「プレパレーションツール」、 「子どもの倫理的配慮」 等の教授内容が共通していたが、学内演習と
    臨地実習
    では時間数や方法にばらつきがあった。学内演習では、 「採血・点滴」、 「吸入」 の場面設定が多く、
    臨地実習
    では日常的なケア場面でプレパレーションを実施していた。また、プレパレーションの教育には、 「学生」、 「教育力」、 「学内演習」、 「
    臨地実習
    」、 「プレパレーション自体の難しさ」 を要因とした困難さがあった。以上より、プレパレーションの教育は、講義での学びが学内演習や
    臨地実習
    との一連の教育になっておらず、その教授内容や方法の検討が課題として示唆された。

  • 齋藤 美紀子, 中村 祥子
    バイオメカニズム学会誌
    2021年 45 巻 3 号 197-202
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/09
    ジャーナル フリー
  • 梶 貢三子, 前岨 亜優子, 大西 愛, 寺島 雅子, 尾形 祐己, 頭山 高子, 和唐 雅博, 田中 昭男, 今井 弘一
    歯科医学
    2023年 86 巻 1 号 30-37
    発行日: 2023/03/25
    公開日: 2023/06/25
    ジャーナル フリー

    歯科衛生士は,近年,国民の多種多様なニーズに対応するために国民の健康維持・増進に係る多職種と連携をとることが必要とされている.大阪歯科大学の歯科衛生士養成教育は,2017年4月に3年制の専門学校から4年制の大学へ移行した.今回,3年間の修業年限を基盤とする専門学校生と4年間の修業年限を基盤とする大学生に質問紙調査を行い,学修意欲の変化を把握することで効果的な学修支援のあり方を検討した.

    2017年度に入学した大学生39名と2017年度第2学年の専門学校生41名を対象とし,卒業するまでに5回,質問紙を用い学修意欲の変化を追跡調査した.質問紙の調査項目は,「計画・目標がある」「意欲がある」「自主的である」「歯科衛生士への願望」「学外学修時間」の5項目である.「学外学修時間」は0~3点,そのほかの項目は1~5点で自己評価した.

    専門学校生は,どの質問項目についても自己評価は

    臨地実習
    開始時に高く臨床実習期間中に下降し国家試験翌日には高くなる傾向があった.一方,大学生は,質問項目のうち「意欲がある」「歯科衛生士への願望」が
    臨地実習
    開始時には高いが,臨床実習期間中から国家試験翌日まで低いままであった.入学時の「歯科衛生士国家試験受験資格取得」のモチベーションを強く継続するためにも大学生の自主性,目的意識を入学時から継続して引き出しながら学修支援を行うことが必要であると示唆された.

  • 藪内 順子, 徳珍 温子, 井内 伸栄
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2012年 54 巻 PC-102
    発行日: 2012/11/05
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 隅田 千絵
    人間環境学研究
    2023年 21 巻 1 号 27-32
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/06/01
    ジャーナル オープンアクセス
    In this study, we investigated the relationship between a newly developed scale—the Sense of Overcoming Practicums Scale (provisional name)—and nursing competency among novice nurses to examine the scale’s predictive validity. As a result, the scale was confirmed to have a three-factor structure and be reliable and valid. However, additional refinement will be needed as Factor 1 included a mixture of items from different constructs. The scale was found to have a significant positive correlation with nursing competency among novice nurses. Furthermore, the results of exploratory investigation by educational institution type revealed significant standardized partial regression coefficients (β) for positive evaluation of independence and self/others on competency among novice nurses who were vocational school and junior college graduates, and for independence and positive evaluation of self/others on competency among novice nurses who were four-year college graduates, respectively.
  • 佐藤 光年
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2011年 53 巻 P5-64
    発行日: 2011/07/01
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 前田 史篤, 岡 真由美, 山下 力, 小林 泰子, 田淵 昭雄
    日本視能訓練士協会誌
    2012年 41 巻 229-234
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/03/15
    ジャーナル フリー
     視能訓練士の
    臨地実習
    では、従来、段階的な認定評価を用いていたが、多施設にわたる実習指導者の主観に左右される部分が大きく、評価基準を実習施設間で統一することが困難であった。また一部の実習生は、実習指導者による客観評価が実習生自身の自己評価より低いにも関わらず、その要因を見出して自己の課題に取り組むことができないことがある。
     これらの現状に対して、本研究では新しい試みとしてルーブリックによる評価を視能訓練士の
    臨地実習
    に導入し、その有用性について検討したので報告する。
     対象は、A大学実習生37名(男性4名、女性33名、20.3±0.5歳)であった。
     ルーブリックとは評価項目について段階的な判定基準が具体的に記されており、誰が評価しても結果が変わりにくいといわれている。ルーブリックの項目は実習の基本的事項を考慮した上で、6項目を作成した。評価は、良い(3ポイント)、普通(2ポイント)、もう少し(1ポイント)、不十分(0ポイント)の4段階とし、それぞれに具体的な判定基準を設けた。
    臨地実習
    終了後には、実習生(自己評価)と実習指導者(客観評価)のそれぞれからルーブリックの回答を得た。
     実習生には
    臨地実習
    の開始前にルーブリックを参照させることで、実習中の行動指針を明確化させることができた。またルーブリックには評価の判定基準が具体的に記されており、実習生と実習指導者の両者にとって評価の客観性向上に役立つと考えられた。
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