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クエリ検索: "中国語"
15,039件中 1-20の結果を表示しています
  • — 調査精度向上への応用 —
    *安藤 俊幸, 有賀 康裕, 金澤 祐孝, 乾 智彦
    情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
    2012年 2012 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/10/09
    会議録・要旨集 フリー
    これまで中国特許公報より
    中国語
    キーワードを高精度かつ低コストで抽出するのは困難であり中国特許情報解析への応用もあまり進んでいなかった。最近下記(1)の方法で中国特許公報より
    中国語
    キーワードを簡単に抽出できるようになり、
    中国語
    キーワードを用いた中国特許情報解析に関して下記の検討を行った。
    (1) パテントマップ EXZ による
    中国語
    キーワード抽出
    (2)
    中国語
    キーワードを用いた中国特許情報解析
    (3) 英語キーワード解析結果との比較
    (4) 解析結果の中国特許調査への応用
    中国語
    キーワード抽出は機械系の風力発電分野を対象として確認した。中国特許公報より抽出した
    中国語
    キーワードを適切に用いることで調査精度、再現率の向上に有用である。
  • 藤原 優美
    JSL漢字学習研究会誌
    2015年 7 巻 50-55
    発行日: 2015年
    公開日: 2017/05/29
    ジャーナル フリー
    周知のように,日本語と
    中国語
    の中に同形漢語が数多く存在している。しかし,同形漢語と言っても,必ずしも意味が同じとは限らない。しかも,日中両語に文法的ズレもあると考えられる。
    中国語
    母語話者が日本語を学習する際,母語がプラスの働き(正の転移)をすれば,学習を促進することができる。本研究は語構成という視点から,AV型のサ変動詞とそれに対応する
    中国語
    の動詞と対照し,日本語であるときの自他性と
    中国語
    であるときの自他性がどのような異同を持っているかについて明らかにする。そこで得られた結果は今後の
    中国語
    母語話者の日本語学習に役に立つことを期待する。
  • 発音編を中心に
    馬 叢慧
    日中言語文化
    2021年 14 巻 59-71
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/29
    ジャーナル オープンアクセス

    日本の

    中国語
    学習者数の増加に伴い、ここ30年来多くの
    中国語
    教科書が作られ、教科書に対する研究も多方面でなされているものの、日本の学生が難しく感じる傾向にある
    中国語
    の発音部分についての研究はあまりなされていない。本論は2010年~2021年に出版や再版、あるいは増刷された28冊の
    中国語
    初級教科書を調査対象とし、従来まで看過されがちであったテキストごとの発音編の記載の相違について考察したものである。

  • — 調査精度向上への応用 —
    *安藤 俊幸, 金澤 祐孝, 小山 裕史, 沖 祥嘉
    情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
    2013年 2013 巻
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/09/24
    会議録・要旨集 フリー
    最近、
    中国語
    キーワード抽出方法の選択肢が増え、キーワード解析とその応用の範囲が広がってきた。今回次の(1)~(5)の検討を行った。(1) 複数の
    中国語
    キーワード抽出方法の比較検討、(2)テキストマイニング手法による重要キーワード、同義語抽出、(3) 各種
    中国語
    特許データベース検索との相互補完的な活用、(4)
    中国語
    の概念(類似)検索の解析とその応用、(5) キーワード解析の応用として1次元(直線上)での公報の類似率ソート、2次元(平面上)でのクラスタリングによる可視化。
    中国語
    キーワード抽出は化学分野:ヒアルロン酸、機械分野:風力発電をテーマにして確認した。中国特許公報より抽出した重要な
    中国語
    キーワードを用いることで検索集合の適合率向上に有用である。さらにダウンロードした検索集合に対して文書の類似率ソートを用いた調査の効率化手法を提案する。
  • 日本の中国語公共サイン作成とともに
    王  楓
    APU言語研究論叢
    2023年 8 巻 1 号 17-29
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/03/28
    ジャーナル オープンアクセス
    世界各国との交流が盛んになり、人口移動が頻繁に起こる中、日本を含む多くの国や地 域では、多言語社会の充実が進んでいる。新型コロナウイルスが世界的に流行するまでは、 在留外国人の数、年間訪日外国人の数は年々増加していた。コロナ禍の影響を受け、この 数値は2020 年に減少したものの、感染拡大が収束し、国際観光産業が回復すれば、訪日 外国人旅行者数は再び増加すると予想される。このような状況を踏まえ、多言語社会を着 実に発展させていくことが重要であり、多言語公共サインはその重要な一翼を担ってい る。しかし、日本における
    中国語
    公共サインには話し言葉の要素が多い。また、構成が緩 く、リズムのバランスが悪く、文章が長いなどの問題があり、まだまだ質の改善が求めら れている。日本における
    中国語
    公共サインの質を高めるためには、
    中国語
    公共サインの言 語特性を十分に理解する必要があるが、現在
    中国語
    公共サイン自体の言語特性に関する研 究は十分であるとはいえない。  本研究では、中国大陸で収集された
    中国語
    公共サインを主な研究対象とし、さらに台湾 で集めた
    中国語
    公共サインを補足資料として、
    中国語
    公共サインにおける関連詞の使用特 徴をまとめ、分析した。同時に、日本で収集された
    中国語
    公共サインの実例と比較し、現 段階における日本での
    中国語
    公共サインの関連詞の使用上の具体的な問題点を指摘し、適 切な改訂のための提言を行うことを試みる。
  • 王 楓
    APU言語研究論叢
    2024年 9 巻 44-52
    発行日: 2024/03/30
    公開日: 2024/04/09
    ジャーナル オープンアクセス
     現代
    中国語
    において、程度副詞は数が多く、使用頻度も高く、使用範囲が広いと同時に、
    中国語
    教育上の 難点の一つでもある。王力氏が程度副詞を絶対的程度副詞と相対的程度副詞に分類して以来、多くの学者が この枠組の下で程度副詞について議論を行った。しかし、多くの研究は話し言葉や小説をコーパスデータと して使用し、取り上げた用例には常に口語的な要素が含まれている。また異なる文体での程度副詞の使い分 けを分析した研究は多くない。陳羽、徐素萍(2019)は、程度副詞が話し言葉と書面語で使用頻度と使用レ ベルに差があることを指摘し、典型的な書面語の中では出現頻度は明らかに低いことを述べている。李宇鳳 (2007)は、実際のデータを調査することにより、程度副詞が主に相互的なコメント文脈で用いられると指 摘している。  本研究は、さらに程度副詞が典型的な書面語での使用頻度が低いことを明らかにするために、
    中国語
    公共 サインを典型的な書面語の代表として、中国大陸と台湾の一定数量の
    中国語
    公共サインの実例を収集し、考 察した。また、程度副詞と
    中国語
    公共サインの特徴を分析した上で、程度副詞と
    中国語
    公共サインのテキス ト的な特徴が一致せず、
    中国語
    公共サインでの程度副詞の使用頻度が低く、使用範囲が狭いという仮説を提 起した。そして、
    中国語
    公共サインの例に基づいて、この仮説を証明する。同時に、日本で現れた
    中国語
    公 共サインについても一定範囲の考察を行った。その上で、現代
    中国語
    書面語教育における程度副詞の位置及 び教育上の注意事項についても探究した。
  • 何 秋林
    ことば
    2022年 43 巻 93-110
    発行日: 2022/12/31
    公開日: 2022/12/31
    ジャーナル フリー

    本稿は、特定の人物の属性を叙述する

    中国語
    の“X有着Z的Y”と“X是Z的Y”を研究対象とし、談話機能の面から両構文の違いを考察し、同時に日本語の「Xは[Z+Y]をしている」と「Xは[Z+Y]だ」との対照の観点から、日中の構文間の違いについても検討するものである。具体的には、
    中国語
    の“X有着Z的Y”は談話の中で人物の属性を「描写」する機能を持つのに対して、“X是Z的Y”は談話の中で背景情報としての人物の属性を聞き手に「確認」させる機能を持つと指摘する。一方、日本語の両構文は談話機能において
    中国語
    のような違いが見られず、どちらの構文も「描写」と「確認」の機能を持ち、更に
    中国語
    の両構文が持たない「認定」の機能も持つ。日本語と
    中国語のこのような違いが生じている理由の一つとして中国語
    の連体修飾は既知性などの面でより厳しい制約を受けていることが考えられると主張する。

  • 須曽野 仁志, 下村 勉, 王 博, 彭 宇
    日本科学教育学会年会論文集
    2007年 31 巻 2G2-H3
    発行日: 2007/08/17
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では、我が国の小学校で学ぶ必修漢字(約1000字)に着目し、日本において
    中国語
    を学ぶ学習者のために「日中漢字データベース」の開発を行った。データベースソフト「ファイルメーカーPro8」(Windows XP)を用いて、
    中国語
    学習者のために「日中漢字データベース」へデータを登録を進めている。データを登録する上で設定した項目は、1)漢字(日本語)、2)対応する
    中国語
    での漢字、3)発音記号(ピンイン)、4)漢字分類、5)小学校で学習する学年、6)発音音声 等である。学習者は、データベースを活用し、漢字(日・中)や発音記号を検索したり、
    中国語
    での漢字の読み方(ネイティブ音声)を聞くことができる。
  • ―中国語系学習者の聴解における漢字語彙処理の研究―
    魏 娜
    JSL漢字学習研究会誌
    2015年 7 巻 77-85
    発行日: 2015年
    公開日: 2017/05/29
    ジャーナル フリー
    中国語
    と日本語に使われている漢字は字形,字義の共通性が高いため,
    中国語
    系学習者は,漢字語彙の視覚呈示での処理に比べ,聴覚呈示での処理の方が劣っていると言われている。そこで,
    中国語
    系学習者の聴解における漢字語彙の処理を検討するために,漢字語彙の新聴解テストを試作し,調査を行った。本稿はその調査結果の一部を報告するものである。
  • ――「ために」の過剰般化は中国語話者に特有か――
    福田 純也, 稲垣 俊史
    日本語教育
    2013年 156 巻 31-44
    発行日: 2013年
    公開日: 2017/03/21
    ジャーナル フリー

     本研究は,稲垣(2009)の追試により,目的を表す表現「ために」と「ように」における,

    中国語
    話者によるタメニの過剰般化が第一言語からの転移によるものなのか,実証を試みた。先行研究が示唆するように,タメニの過剰般化が
    中国語
    の「為了」との形式の類似に起因するものならば,この現象は
    中国語
    話者特有の現象だと考えられる。本実験では,日本語話者11名,
    中国語
    を第一言語とする日本語学習者11名,
    中国語
    以外を第一言語とする日本語学習者11名によるタメニとヨウニの習得状況を比較した。その結果学習者2グループ間でタメニの容認度に大きな差はみられない一方,
    中国語
    以外を第一言語とする学習者はタメニとヨウニの両方を容認する傾向が見られ,
    中国語
    話者はヨウニの代わりにタメニを容認するタイプの過剰般化が多いことが示された。以上の結果により本研究は,タメニとヨウニの習得における第一言語の影響を確認し,更に詳細な知見を付加したと言える。

  • 布目 孝子, 宇都木 昭
    音声コミュニケーション研究会資料
    2021年 1 巻 2 号 論文ID: SC-2021-19
    発行日: 2021/12/11
    公開日: 2024/02/15
    研究報告書・技術報告書 認証あり

    本研究は

    中国語
    普通話の3つの無声歯擦子音[c], [s], [s] の音韻的特性に注目し、
    中国語
    CV 音節の摩擦子音 部分と後続母音部分の音響的特徴が知覚的手がかりとしてそれぞれどのように機能しているか、また[s] と [s]の弁 別しか持たない日本語母語話者の知覚的手がかりが
    中国語
    母語話者とどう異なるかについて、
    中国語
    母語話者と中 国語を学ぶ日本語母語話者を対象に音声モーフィングによる合成音声を使用した知覚実験を行った。母語話者は、
    中国語
    の音韻体系に基づいて子音部分と母音部分の情報を知覚的手がかりとして状況に応じて使い分けているのに 対し、学習者はどの場合においても子音の音響的特徴の影響をより強く受ける傾向があった。

  • — 中国語を用いた特許調査の網羅性向上 —
    *石田 政司, 山本 光三, 田畑 文也
    情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
    2013年 2013 巻
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/09/24
    会議録・要旨集 フリー
    中国特許の
    中国語
    キーワードを用いた調査において、網羅性を上げるためには、(1) 適切な
    中国語
    キーワードの網羅的かつ効率的な抽出、(2) データベースのキーワード検索ロジック(部分一致、インデキシング等)の把握が必要となる。本報告では、
    中国語
    キーワード抽出の手法事例を紹介し、更に中国特許の原語データベースの代表であるCNIPRについて、キーワード検索用インデキシングを検証した結果を紹介する。
  • 村田 茂
    情報管理
    1983年 26 巻 2 号 85-94
    発行日: 1983年
    公開日: 2012/09/28
    ジャーナル フリー
    図書館業務のコンピュータ化が進むにつれて,
    中国語
    で書かれた文献をどう扱うかが大きな問題となってきている。本稿では, 図書館員との対話を通じて, 字体問題, 文献検索方法問題, 中国文献取り扱いの基本思想問題, の3問題を論じた。また, それらの問題の根本に位置する,
    中国語
    における情報とは何か, という問題を探った。最後に,
    中国語
    情報の組織化の方途を論じ,
    中国語
    機械辞書システム開発の必要性を展望した。それぞれの議論においては, 中国の動向についての分析を加えた。
  • 卜 朝暉, 池田 尚志
    自然言語処理
    2004年 11 巻 3 号 97-122
    発行日: 2004/07/10
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    日中機械翻訳において, 日本語の否定文を
    中国語
    に翻訳する際,
    中国語
    否定辞の訳し分けと文中での否定辞の位置の決定は二つの大きな問題であり, 市販の日中MTシステムでも, 否定文の翻訳に関する誤りが多く見られる. その原因は次の2点にある.
    (i) 否定辞の対応が一対多である. 日本語の基本的な否定辞は「ない」であるが,
    中国語
    に翻訳されると, その否定の意味と文法上の規定により, 「不, 没 (没有), 別」の三つの可能性がある.
    (ii) 否定辞の文中での位置も相当に異なっている. 日本語の「ない」はいつでも述語に後接しているが,
    中国語
    の「不, 没 (没有), 別」は否定の焦点と
    中国語
    の構文上の約束によって, 謂語, 状語, あるいは補語の前などに現れる.
    我々は日中機械翻訳システムjaw/Chineseを開発中であるが, そこでは否定文の翻訳は, 否定辞を除いた基本文の翻訳はパターン変換処理によって行い, 否定辞の翻訳は
    中国語
    否定辞の選択規則と否定辞の位置規則を用いて翻訳する. 本論文では日中両言語における否定文を分析し, (i) に対して, 日本語文の構文特徴,
    中国語
    文の構文特徴述語とその連用修飾語の属性などを利用して否定辞の選択規則をまとめた.(ii) については否定焦点の日本語と
    中国語
    構文上での反映の相違, 及び
    中国語
    否定辞の構文上での位置制限と結びつけて考察し, 否定焦点の曖昧性保留も検討した上, 機械で処理できる形で位置判定規則を示した. そしてその二つの規則を中心として, 否定文の翻訳方法を提案した. 日英対訳例文集から抜き出した約1000文中の113文の否定文に対して, 手作業で実験評価した結果, 約94%の精度であった.
  • 盧 少波, 仁田 義孝, 横田 勇
    廃棄物学会論文誌
    2005年 16 巻 3 号 198-205
    発行日: 2005/05/31
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    本文は中国の廃棄物事業における計画策定に関する最近の動向として, (1) 社会環境に配慮した計画策定, (2) 情報開示, (3) 石炭エネルギーから天然ガス, 石油への転換, (4) 廃棄物の“三化” (無害化, 減量化, 資源化) 処分の推進, (5) 循環型経済の基本法: クリーン生産促進法, (6) 廃棄物処理の企業化, 産業化, の6点を特徴的な傾向を取り上げて, その内容を整理した。次に, 最近導入され始めた廃棄物処理事業におけるPFI導入に関する問題点について指摘した。
  • イエ リンリン, 出口 敦
    都市計画論文集
    2019年 54 巻 3 号 282-289
    発行日: 2019/10/25
    公開日: 2019/11/06
    ジャーナル オープンアクセス

    中国における「復墾」とは、住宅、工場等が立地する既存の開発地を農地に戻す事業のことである。本研究は、我が国で一般に良く知られていない中国の復墾の制度とを理解すると共にその効果や課題を考察する基礎的な研究として、上海市における復墾事業の背景と制度、および実施状況を把握すると共に、抽出した事例の現地調査を通じ、復墾事業の効果と課題を整理し、これまで一般に不可逆的と思われてきた都市開発の逆パタンと言える開発地を農地に戻す事業の実態を明らかにすることを目的とする。まず上海市における1999年開始以降の復墾の制度の変遷を3段階の過程で整理すると共に、開発地総量のマイナス成長の政策の下、補償制度やインセンティブ制度を導入することで復墾の目的を達成している実績と事業パタンを整理した。更に、同市の新浜鎮の復墾事業のケーススタディでは、現地調査やヒアリング調査を通じ、居住環境の改善や鎮の生産性の向上に寄与するなどの効果が認められている一方、復墾事業期間の後期では事業実施の困難さが増す傾向にある点や、農村住宅地から移転した農民の居住環境の変化への対応に対して課題がある点を指摘した。

  • 井上 優
    社会言語科学
    2018年 21 巻 1 号 146-159
    発行日: 2018/09/30
    公開日: 2018/12/26
    ジャーナル フリー

    日本語と

    中国語
    の不定要素つき真偽疑問文(不定代名詞的な要素を含む真偽疑問文)と疑問詞疑問文の使い分けには,次の二つのずれが観察される.(1)日本語では不定要素つき真偽疑問文が自然に使えるところで,
    中国語
    では不定要素つき真偽疑問文が使いにくいことがある.(2)日本語では疑問詞疑問文が使いにくいところで,
    中国語
    では疑問詞疑問文が自然に使えることがある.このようなずれは,日本語と
    中国語
    とで疑問発話の前提のあり方が異なることに由来する.具体的には,次の二つのことが関係している.①語用論的要因:日本語よりも
    中国語
    のほうが,「場の本来的機能」が疑問の前提の設定に関与する度合いが高い.②文法的要因:疑問の前提の設定に際して,
    中国語
    は「話し手の認識」を基準にするが,日本語は「現実世界」を基準にする.

  • 呉 剣明, 楊 達, 浦野 義頼
    日本教育工学雑誌
    2003年 27 巻 3 号 295-304
    発行日: 2003/12/20
    公開日: 2017/10/20
    ジャーナル フリー
    最近,
    中国語
    学習への関心が以前にも増して強くなっている.しかし,従来の学習方法ではあまり良い効果が得られていないのが現状であり,より効果的な
    中国語
    学習システムの需要が増えている.早稲田大学文学部では,リスニングを中心としたCD-ROM型
    中国語
    学習システムを開発し,2002年に行われた
    中国語
    の一斉授業でこのシステム有効性を実証してきた.この研究成果をもとに,さらに学習者がインターネット上でいつでもどこでも利用でき,また自分のペースで自学自習できるようにすることを狙いとして,ウェブ版
    中国語
    学習システムを開発した.本学習システムでは,マルチメディアウェブ教材記述言語を用いることにより,マルチメディアを駆使した教材を比較的容易に作成でき,かつ各メデイアを同期・連動させ,インターネットを介して効果的に配信することを可能としている.
  • -日本語母語話者との比較を通じて-
    黄 明侠
    専門日本語教育研究
    2011年 13 巻 25-32
    発行日: 2011/12/16
    公開日: 2012/08/20
    ジャーナル フリー
    本稿は、日本語母語話者と、
    中国語
    を母語とする日本語学習者の書いた意見文を対象に、序列の接続表現の種類とその組み合わせの傾向、およびその背景にある要因を明らかにしたものである。調査の結果、日本語母語話者と
    中国語
    を母語とする日本語学習者は全く異なる傾向が見られた。日本語母語話者が「一つ目」系列と「第一」系列という組み合わせを多く使用していたのに対し、
    中国語
    を母語とする日本語学習者は「一つ目」系列と「第一」系列をあまり使用せず、「まず」系列を使用していた。また、
    中国語
    を母語とする日本語学習者の作文の中に出てきた序列の接続表現の系列選択は、中国国内で使用されている日本語教科書の影響だけでなく、同じテーマで書かれた母語による作文との比較・検討の結果、母語である
    中国語
    の影響を受けていることが示唆された。
  • ―日本語との比較を通して―
    李 文鑫
    ことば
    2020年 41 巻 53-70
    発行日: 2020/12/31
    公開日: 2020/12/31
    ジャーナル フリー

    本稿は

    中国語
    コーパス、日本語コーパスを利用し、語共起の情報に基づき、共感覚的比喩における<強><重>の使いわけを分析し、その要因を考察した。その結果、日本語では、「強い」は五感、心的状態、抽象領域まで転用できるが、
    中国語
    の場合、「重」は五感と心的状態まで拡張し、「强」は抽象領域の転用が多いことがわかった。

    さらに、

    中国語
    では、自分か第三者が観察できる外部からの刺激(身体動作)は有界と考えるパターンをとりやすく、物だけでなく、動作も個体(複数個体)として捉えられている傾向があることを明らかにした。

    以上のことから、

    中国語
    は、<個体(複数個体)>のスキーマによって支えられるため、<重>の使用が好まれるのに対して、日本語は<連続体>のスキーマによって支えられるため、<強>の使用が好まれることが明らかになった。

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