1988年10月から1989年1月にかけて埼玉県嵐山町から東松山にかけての都幾川で,セグロセキレイ83羽を捕獲し,測定を行った。その結果から風切羽,最外側小翼羽,初列雨覆など(Fig 1. Table.2参照)に性・齢によって違いが認められ,成鳥の性別,幼鳥との判定に有効であることがわかった。また,身体の各測定値(Table.1参照)では,オーバーラップがあるものの性による差が認められた。
本報告をまとめるにあたり,原稿を校閲していただいた山階鳥類研究所の茂田良光氏や貴重な御助言をいただいた大阪市立大学の大迫義人氏に深く感謝いたします。
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