日本家畜管理学会誌
Online ISSN : 2433-0159
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39 巻, 2 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2003 年 39 巻 2 号 p. Cover1-
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2003 年 39 巻 2 号 p. Cover2-
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 39 巻 2 号 p. App1-
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
  • 魏 紅江, 高 秉大, 高山 耕二, 中西 良孝, 萬田 正治
    原稿種別: 本文
    2003 年 39 巻 2 号 p. 69-77
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
    環境温度が合鴨の雛の体温ならびに発育に及ぼす影響を明らかにするため,環境温度をそれぞれ15, 20, 25, 30および37℃の5水準に設定し,各温度処理区(50羽/区)で合鴨の雛をO〜28日齢まで飼育した.合鴨の雛の斃死率は30℃区で8%と最も低い値を示したが,環境温度の低下あるいは上昇に伴い,斃死率が増加した.2日齢における体温は20〜37℃区で41℃前後を示したのに対して15℃区では有意に低かった(P<0.01)。また,30℃区以外,8日齢で体温が42℃に達し,成鴨の体温とほぼ同水準になった.体重は6日齢まで他の区に比べ30℃区で有意に大きく(P<0.05),28日齢では20, 15, 25, 30および37℃区の順となった.飼料摂取量は環境温度が高くなるに伴って減少したが,逆に,飼料要求率は増加する傾向を示した.血中トリヨードサイロニンおよびサイロキシン濃度は環境温度の上昇とともに低下する傾向を示し,コルチコステロン濃度はいずれの区間でも有意差は認められなかった(P>0.05).体重1kg当たりの臓器重量について,15℃と20℃の間で甲状腺重量はほとんど差がなかったものの,それらは25, 30および37℃に比べ大きくなる傾向を示した.副腎重量は30℃で小さくなる傾向を示し,肝臓重量は有意に小さい値を示した(P<0.05).以上のことから,合鴨の雛の体温は8日齢前後で成鴨とほぼ同水準になることが明らかとなった.また,30℃区で0〜6日齢の合鴨の雛はほとんど死亡せず,成長が最も速かったことから,0〜6日齢の合鴨の雛の育雛温度は30℃前後,それ以降は20℃前後が成長にとって望ましいことが示唆された.
  • 伊藤 秀一, 河合 宏篤, 矢用 健一, 中村 正斗
    原稿種別: 本文
    2003 年 39 巻 2 号 p. 78-88
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
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    家畜の飼育履歴記録を簡易に行うことを目的として,市販のデータベースアプリケーション(File Maker Unlimited 6.0)を用いて,試験研究機関および生産農家で使用可能なデータベースシステムを構築した。試験研究機関用データベースシステムではMicrosoft Windows 2000を搭載したパソコンをサーバとして,イントラネット内にある複数のクライアントから利用できる形式とした。個体管理用のレイアウトとして,各個体に関するメモ,薬品投与記録,体重・体尺記録,供試記録・計画,払い下げ記録を作成し,すべてのレイアウトの上部に識別番号や出生日などの個体基礎情報を表示した。また,薬品管理用レイアウトを作成し,使用歴および在庫管理を行った。入力したデータは情報携帯端末へ転送し,現場でデータを閲覧できるようにした。生産農家用データベースでは,獣医師が電子カルテに入力後,治療報告を生産農家に電子メールで送信するシステムを構築することにより,一般農家が簡易に各個体の治療履歴を記録することが可能となった。
  • 時田 正彦, 森田 茂, 小宮 道士, 喜田 環樹
    原稿種別: 本文
    2003 年 39 巻 2 号 p. 89-93
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
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    わが国における自動搾乳システムの利用実態を明らかにすることを目的に,導入1年以上の自動搾乳システム導入農場31戸を対象とした聞き取り調査を行い,自動搾乳機1台あたり利用頭数,搾乳施設の併用,乳牛の行動制限,それぞれに区分し,農場の分布を調べた。さらに調査農場15戸から採取した搾乳データを基に自動搾乳機への進入頻度を区分間で比較した。その結果,1台あたり平均利用頭数は47.8頭であり,調査農場の51.7%はパイプライン(PL)やミルキングパーラ(MP)といった既存の搾乳施設を併用していた。搾乳施設の併用において,自動搾乳機の利用頭数が比較的多い農場にPL併用が多く,比較的少ない農場にMP併用が多かった。これは搾乳施設間の頭数配分目的の相違によるものと推察される。進入頻度については,平均進入回数および平均搾乳回数はそれぞれ3.8±1.2回/頭・日, 2.7±0.4回/頭・日であった。1台あたり利用頭数30頭以下では,進入頻度が平均進入回数,平均搾乳回数とも有意に高く,それぞれ5.3±2.0回/頭・日,3.3±0.6回/頭・日であったが,31頭以上の群間において有意な差はほとんど認められなかった。また,搾乳施設の併用や行動制限による特徴は見られなかった。本論は自動搾乳システムの利用実態を第一次的接近に止めたものであり,利用実態をさらに明らかにするため,併用施設間における自動搾乳機の稼動状況や乳牛飼養管理の特徴について詳細に検討する必要がある。
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 39 巻 2 号 p. 94-
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
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  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 39 巻 2 号 p. 95-
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 39 巻 2 号 p. 96-
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 39 巻 2 号 p. App2-
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2003 年 39 巻 2 号 p. App3-
    発行日: 2003/10/10
    公開日: 2017/10/03
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