犬の浅在性膿皮症135例に対する先発および後発セファレキシンの効果を比較検討した。先発薬治療群は40例で, 処方期間は1週間が16例 (40.0%), 2週間が13例 (32.5%), 3週間が7例 (17.5%), 4週間が4例 (10.0%) であった。後発薬治療群は95例で, 処方期間は1週間が54例 (56.9%), 2週間が31例 (32.6%), 3週間が8例 (8.4%), 4週間が2例 (2.1%) であった。以上より, 犬の浅在性膿皮症において先発および後発セファレキシンの効果に明らかな差は認められなかった。
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