工業教育
Online ISSN : 1883-9002
ISSN-L : 0289-193X
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選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • "学び育つ"ための"素材と場"の提供
    島田 彌
    1994 年 42 巻 6 号 p. 21-25
    発行日: 1994/11/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    多様化する社会の要求に対応するためには,「個―On」―目標の自己設定力―と「調和―Hol」―組織変化への適応力―とを併せ持った「Holon」型技術者の育成が極めて重要である。そのためには,「学習者の状態に合わせて彼らが"学び育つ"ための"素材と刺激の場"とを提供する」"学育"が必要である。
  • 平岡 弘之, 井原 透
    1994 年 42 巻 6 号 p. 26-30
    発行日: 1994/11/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    生産システムについての体系的,実際的な教育の欠如は,将来の日本の産業の人的基盤を損なうおそれがある。生産技術者によって支えられ,急速な発展をとげている生産システムについて,基本的概念,その実態,先端的技術などを学び,また体験的に触れる教育が重要である。中央大学では,NCマシニングセンタ,NC旋盤,産業用ロボット,AGVなどをネットワークで統合した自律分散型工場システム実験装置を開発し,これを用いて集中管理生産方式,データキャリアを用いた自律分散生産方式,プログラマブル操作盤を介した人間主体生産方式,などの生産手法についての体験的学習を試みている。
  • 広瀬 茂男
    1994 年 42 巻 6 号 p. 31-35
    発行日: 1994/11/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    東京工業大学機械宇宙学科では,新しい創造性教育を行っているので紹介する。ここでは,学生にできる限り多く実際の機械に触れる場を与えることを主眼としている。カリキュラムはまず始めに,企業から寄付してもらった多くの機構を分解してみて「機械創造基礎」,電子回路を自作する「メカトロニクス」,そしてプログラミングを行う「計算機工学」である。これらの後,芸をするロボットを製作し,大道芸ロボット大会を行う「機械創造」を行う。最後に機械の仕様のみ与え,機構を自由に設計させる「設計製図」を行わせている。
  • 「地域共同教育」への発展
    林 貞男, 足立 新治
    1994 年 42 巻 6 号 p. 36-40
    発行日: 1994/11/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    労働生産性や付加価値生産性の低い当地域(鳥取県)では,技術開肇のための技術者の確保・育成は先進地以上に急務であるが,その実現はすぐには難しい問題である。
    現状では,人材確保・育成といったことは,個々の企業の自助努力によるところが大きく,産はそれこそ生き残りをかけ,また,官はそれを応援すべく,それぞれがその方策を真剣に考え,取り組んでいる。
    米子工業高等専門学校でも,実践的技術者教育と地域の人材教育を実施し,地域の人材確保・育成にいくらかでも貢献してきている。この実践を通して,地域の人材確保・育成は,産・学・官三者が共同してこれに当たることも必要になってきたのではなかろうかと考えるに至った。
    本報告では,このことについて,今までの本校の取り組みとその実践を系統だてリポートし,産学官が共同でこれに当たる「地域共同教育」とでも名付け得るものの構築を提案したい。
  • 石田 瑞穂, 那賀 修二, 麻生 正義, 佐藤 英二, 稲生 修一, 植木 弘
    1994 年 42 巻 6 号 p. 41-46
    発行日: 1994/11/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    最近,理工科系離れや魅力ある工学教育とは何か等が論じられており,本校の制御情報工学科でも様々な取り組みを行っている。その一環として,3年生の実習の一部において,模型スターリングおよび蒸気エンジンの製作を行い,5年生においてそれらの理論的な裏付け,また実用化に向けてのシミュレーションを行うという,従来とは逆方式の設計製図および製作実習の授業を試みたので,その結果について報告する。結果としては,学生の授業意欲が高まり,問題点を把握し,整理解決する能力や協調性が増した等の結果が得られた。また,設計製作の題材に多くの学生に興味のあるエンジンを取り上げたことが,教育効果を高ある要因であったと思われる。
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