日本静脈経腸栄養学会雑誌
Online ISSN : 2189-017x
Print ISSN : 2189-0161
31 巻, 1 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
総説
  • 田中 芳明, 石井 信二, 浅桐 公男, 深堀 優, 七種 伸行, 橋詰 直樹, 吉田 索, 小松崎 尚子, 升井 大介, 東舘 成希, 八 ...
    2016 年 31 巻 1 号 p. 3-12
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/02/27
    ジャーナル フリー
    酸化ストレスは、炎症や感染などを契機として、抗酸化酵素などの体内抗酸化システムや摂取された抗酸化物質による消去を上回って体内で過剰に生成された活性酸素種による酸化損傷力として認識される。即ち、生体内の活性酸素生成系の亢進や、消去系(抗酸化システム)の低下により引き起こされる。酸化ストレスによって生体膜、生体内分子の酸化傷害に起因した臓器障害が進行し、多くの疾病の発症、増悪の原因となることが注目されている。近年、フリーラジカルの捕捉、安定化に寄与する CoQ10やカテキンなどの抗酸化物質、さらには n-3系多価不飽和脂肪酸などの脂質や亜鉛やセレン、クロム等の微量元素、短鎖脂肪酸である酪酸などが NF-κBの活性化を抑制して、炎症反応を制御することが明らかにされてきた。酸化ストレスと抗酸化療法に関して概略する。
特別講演
特別プログラム
シンポジウム、パネルディスカッション
要望演題
一般演題(口演)
一般演題(ポスター)
feedback
Top