北日本病害虫研究会年報

土壤線虫の生態と防除

国井喜章

1961 年 1961 巻 12 号 p. 1-3
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_1

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線虫類の分布ならびにその防除が他病害虫の発生に及ぼす影響

1961 年 1961 巻 12 号 p. 5-20
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_5

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一般講演病害の部

1961 年 1961 巻 12 号 p. 21-69
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_21

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一般講演害虫の部

1961 年 1961 巻 12 号 p. 70-110
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_70

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一般講演農薬の部

1961 年 1961 巻 12 号 p. 111-162
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_111

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セジロウンカの越冬ならびに発生予察に関する研究

第3報卵の越冬適応性について

花岡岩雄, 仲野恭助

1961 年 1961 巻 12 号 p. 163-165
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_163

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セジロウンカの越冬ならびに発生予察に関する研究

第4報寄主植物の選択性について

花岡岩雄, 仲野恭助

1961 年 1961 巻 12 号 p. 166-167
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_166

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セジロウンカの越冬態の解明に当り雑草とイネの間における交流を知るため, その際の寄主選択性をイネで育つた群とヒエで育つた群の両者を用いて実験した。その結果, 前者は比較的広範な選択を行ない, 後者とはかなり異つた選択性を示した。これは秋季イネから移住する際の生理・生態的特質と照し, 寄主転換時の重要な問題である。

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ボトリチス菌によるタマネギ斑点性病害の薬剤防除について

赤井純

1961 年 1961 巻 12 号 p. 168-174_1
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_168

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1. タマネギ生育中葉身に激しく白斑点を生ずる病害の防除法について試験を行なつた。
2. 発生しやすい気象条件として, 初発生は平均気温19℃以上の日が続き, 85%以の高い湿度が5日間以上続いた時にみられた。
3. 防除薬剤としてはトリアジン, マンネブダイセン, ダイセンが有効であり, 特にトリアジン400～600倍, マンネブダイセン300～400倍は効果が高く増収を示した。散布時期は初発生期より収穫期まで連続散布が最も望ましいが, 発生直前から5～7日間隔で3回適切に散布するならば充分に効果が期待できる。
4. 本病防除を行なつたタマネギは貯蔵中のボトリチス腐敗病にも効果が及んでいることがわかつた。

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薬害による落葉に関する研究

(1) 薬害による離層形成経過について

小宮康平, 田杉平司

1961 年 1961 巻 12 号 p. 175-179_2
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_175

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1) オウトウとモモの葉片に6種の薬剤を塗布し, 葉柄基部の脱離現象について組織解剖的に検討した。
2) 薬剤を処理した葉はいずれも落葉が著しく促進された。
3) 薬害による落葉の場合, 離層形成経過は自然落葉に比べて, 次の3つの異なる経過を示した。
a) PMA, CuSO₄, Ca-cyanamide, Nachromate等の薬剤を秋季落葉期近くに処理した場合, 自然落葉によく似た離層形成と葉柄基部の脱離が行なわれる。しかしオウトウの葉痕では保護層の形成が遅い。
b) 伸長期の葉に薬剤処理をした場合には, 自然落葉時の離層位置よりも葉柄側に寄つた部分に速かに木化層および離層を形成し落葉する。ついで第2次脱離が行なわれる。
c) 葉片切除区やエチレンガスにさらした区では各葉柄基部の離層形成には, ほとんど木化層や澱粉の集積等の現象が現われず, 直ちに離層形成が行なわれて脱落する。

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有機ヒ素化合物の研究 -化学構造と効力との関係-

第1報メチルアルシンビスアルキルサルフアイドについて

井出陽郎, 実裕三, 兼子隆夫, 石山哲爾

1961 年 1961 巻 12 号 p. 181-184
発行日: 1961年
公開日: 2011/11/08

DOIhttps://doi.org/10.11455/kitanihon1951.1961.12_181

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メチルアルシンビスアルキルサルフアイドCH₃As (SC_nH_2n+1) ₂, n=2～18のn数とイネもんがれ病菌に対する効力との関係について検討した。
1) 直接的抗菌力はn=3～8で制菌力が強く, n数の増加に従い, 漸次弱くなる傾向を認めた。
2) ソラマメ葉法による侵入防止の効果はn数の増加に従つて増大し, n=11～18で最大となつた。進展防止効果はn=7～12で比較的大となる傾向が認められた。
3) ポツト試験および圃場試験の結果はソラマメ葉法の結果にほぼ一致した。

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