教育実践学研究
Online ISSN : 2436-0945
Print ISSN : 1880-2621
14 巻
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 神永 典郎
    2010 年 14 巻 p. 1-11
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/04/30
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  • 大谷 千恵
    2010 年 14 巻 p. 13-24
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/04/30
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  • 森山 賢一
    2010 年 14 巻 p. 25-32
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/04/30
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  • 石川 臣紀
    2010 年 14 巻 p. 33-46
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/04/30
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    本論文は、サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(以下SPPと略す)の一貫として、茨城県立古河第三高等学校(以下、本校と略す)と東京理科大学の伊藤稔研究室と太田尚孝研究室との連携による研究の成果を発表したものである。本研究は、「生物Ⅰ」の授業への生徒の主体的な参加を促すために、授業の活性化を目指すプログラムを開発したものである。プログラムでは、生徒を実験リーダーとして育成するためにグループワークの手法と遺伝子関連の実験を用いた。参加生徒が授業においてTAとして活躍し、授業の活性化がみられた。 実験前にグループワークの実習を行い、意図的に生徒の意識を変容させることが、授業の活性化に向けた実験リーダーの育成に対して効果的であるという結果が得られた。 この実践は、参加生徒が、近隣の小中学校へ出前実験のTAとして活躍するまで発展した。 このように多くの教育的効果が得られたので、ここに報告する。
  • 一中学校就学時における生徒と保護者の不安との関係からー
    山口 豊一, 大川 久
    2010 年 14 巻 p. 47-60
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/04/30
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    本研究では、中学校就学時における生徒と保護者の不安との関係から「地域・保護者との密接な連携を図った学校経営の在り方」を明らかにしようとした。その際、中学校就学時の「保護者自身の不安」「保護者の対子ども不安」「子ども自身の不安」の3つの尺度を作成し、調査を行った。その結果、保護者は、思春期の子育てに不安を抱いていることが明らかになった。また、保護者の対子ども不安は、子どもの学習面、進路面、人間関係に関するものが多いことが示された。 子ども自身は、部活動や中学校の生活などに対する不安が多いことが明らかになった。
  • 大内 善一
    2010 年 14 巻 p. 61-69
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/04/30
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    国語科教育用語に「鑑賞」 という言葉がある。「鑑賞」とは、何を (どうする〉ことなのか。 この用語を実践レベルで、使用していくことには、ある種の困難さが予想される。「鑑賞」という言葉と類似の用語に、「感想」「批評」という言葉が存在する。いずれも小学校及び中学校の「学習指導要領(国語編)」に取り上げられている用語である。特に、中学校では第1学年に「鑑賞」、第3学年に「批評」という用語が出現している。そして、両者の用語の概念に関しては、重なり合う部分も想定される。両者の概念の異同に関しても明確に把握しておかないと、実践自体を暖昧にする恐れがある。なお、「批評」という用語の概念とその指導への対応に関してはすでに考察を加えたことがある。そこで、本小論では、「批評」という用語の概念との異同を踏まえつつ、「鑑賞」という用語に関する考察と概念規定を行い、「鑑賞文」指導に関する先行実践の検討を加えることを通して、中学校における「鑑賞文」 指導への具体的な方法を提案した。
  • 一茨城大学教育学部附属小学校教育実践「総合学習」と「総合的な学習の時間」の分析を通してー
    梶 正憲
    2010 年 14 巻 p. 71-85
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/04/30
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    「総合的な学習の時間」への取り組みについては「総合性」の視点,「総合カリキュラム」の存在,「各教科」の横断的繋がりに対する学習者の自覚,「生活科」 との関連性という4点から捉える必要がある。本研究の目的は上記4点から小学校における「総合的な学習の時間」への取り組みを捉える必要性があることを論証するところにある。現在, 我が国で実施されている「総合的な学習の時間」の取り扱いが教科等への結びつきを含む学習の総合性への配慮を欠いている状況の中で, 筆者の考える「総合的な学習の時間」 の要点は学習の総合性にある。この目的を果たすために, 茨城大学教育学部附属小学校の「総合学習」実践記録の分析に基づき, 教科等との横断的繋がりを含む学習の総合性をもたせた「総合学習」 の存在を同実践記録において解釈する。そして, その解釈に従い, 精力的に進められてきた茨城大学教育学部附属小学校教育実践の構成要因でもある「総合学習」が,「総合的な学習の時間」の要点( 教科・生活科等との横断的繋がりを持った学習の総合性) を持った学習の場のあり方をすでに示していたことをさらに解釈する。この解釈を以って,筆者の考える「総合的な学習の時間」の要点が教科等との横断的繋がりを含む学習の総合性を持つところにあるということの論証とする。本研究の成果としては, 望ましい「総合的な学習の時間」への取り組みに関して,「各教科」と「生活科」との関わりと連携で総合的で統合的な能力が育成されることが期待される。
  • 一教師への夢とカを育てる授業の工夫ー
    森 猛, 瀬尾 京子, 森山 賢一
    2010 年 14 巻 p. 87-97
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/04/30
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    教師を目指そうとする学生は、自分が学び育ってきた過程で、心に残る教師との出会いがあり、その教師から大きな影響を受けて教師になってみたいという想いを抱いているのではないかという仮説のもと指導に当たってきた。学生の心をとらえた教師の資質を分析し、その影響を将来の教師像に生かそうとする学生のカを高めることに生かすことは、教師の想いをつなぐ意味で重要な課題である。学生が思い描く教師像に迫るために、授業のどこを工夫したら具体的・実践的に迫れるのかとらえ直してみることは、教職課程の授業実践を進める上で有効なことと考えられる。また、その考察を通して、教育を成功させる最大のポイントである「教師の資質とは何か」という大きな課題に迫ってみたい。
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