仙台市科学館研究報告

表紙

仙台市科学館

2015 年 24 巻 p. 0
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_0

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目次

仙台市科学館

2015 年 24 巻 p. 00
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_00

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中扉

仙台市科学館

2015 年 24 巻 p. 000
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_000

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奥付

仙台市科学館

2015 年 24 巻 p. 0000
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_0000

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実験 191「アサリのくらしとからだのしくみ」

松本敏秀, 中澤堅一郎, 佐藤賢治

2015 年 24 巻 p. 1-7
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_1

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学習指導要領では，第 2 学年において無脊椎動物の観察を行い，脊椎動物の体のつくりと特徴を比較することとしている。授業では，軟体動物の観察としてイカを用いることが多い。2014 年度に新規授業となる生物分野科学館学習では，生徒一人一人が実験や解剖に携わることができるよう，アサリを用いた新規の実験学習の開発を行った。アサリの摂食行動に焦点を絞り，米のとぎ汁を餌として与えたときの水の浄化実験と，消化管を取り出す解剖などを行うものである。

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中学校理科気象分野における学習指導に関するアンケート調査の結果報告

花田義輝, 中田晋

2015 年 24 巻 p. 8-13
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_8

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仙台市内の中学校理科教諭に対して，「気象とその変化」の単元に関する学習指導状況についてアンケート調査を実施した。今回の調査では，気象観測や実験の実施状況などを中心に，学習の理解のようすについても調査した。その結果，気象観測については，観測機器や実施時数が不足していると感じている教諭が多くいることが分かった。また，雲のでき方に関する実験は，多くの教諭が実施しているものの，生徒の理解度は低いのではないかと考えている教諭が半数近くいることが分かった。今回の調査では，気象分野に対して，生徒に理解させるために苦慮している教諭が多くいることが分かり，今後，科学館としてもサポートをして行く必要性があることを感じた。

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学生サークル東北大学 Windnauts と連携した「人力飛行機」の展示について

中澤堅一郎, 宮崎元晴

2015 年 24 巻 p. 14-18
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_14

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平成 26 年 11 月から，2011 年，2012 年｢鳥人間コンテスト｣において連覇を果たした学生サークル東北大学 Windnauts の優勝機体の展示を開始した。構想から機体復元，展示設営までの経緯について述べる。

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解説パネルの効果および課題について

宮崎元晴, 中澤堅一郎, 佐藤淳

2015 年 24 巻 p. 19-24
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_19

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仙台市科学館理工系展示室にある展示物に解説パネルを新規に追加した。新規解説パネルの効果，課題および改善点等について来館者への調査および科学館ボランティアへのアンケートをもとに考える。

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ガイドツアーの実施における来館者の反応と課題

橋本ひとみ, 板橋誠二, 鈴木直行, 庄子加奈子, 菅野綾子

2015 年 24 巻 p. 25-30
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_25

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仙台市科学館では，一般の来館者向けの展示解説の一つであるガイドツアーを実施してきた。今回，ガイドツアーの１実施例において，参加者アンケートをとり来館者の反応をまとめた。アンケート結果から，多くの来館者の希望に合うガイドツアーを目指し，新たな内容などを検討する必要がある。

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仙台市科学館における館内学習活動の現状と今後の課題

庄子加奈子, 橋本ひとみ

2015 年 24 巻 p. 31-37
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_31

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新学習指導要領の導入に伴い，仙台市科学館では 2009 年からモジュール学習の開発を行い，2011年から本格的に実施してきた。さらに 2012 年からはバックヤード見学，サイエンスショーや科学工作を組み込んだ新しい形の館内学習活動が展開された。今回は 2011 年から 2014 年までの館内学習活動の記録を整理することで，現状と今後の課題や展開の可能性を探る。

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非常変災時の科学館ボランティア活動に関する検討－東日本大震災からの復興業務を事例として－

長島康雄, 髙橋真実

2015 年 24 巻 p. 38-42
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_38

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東日本大震災からの復興に関わった科学館ボランティアの取り組み状況に対してアンケート調査を行い，その結果を示すとともに，非常変災時のボランティア活動の在り方について検討した。ボランティア活動の主体が高齢者であることから，作業の内容について配慮，安全への配慮が必要であることを指摘した。

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義務教育課程における生物多様性教育の位置づけ

庄子加奈子, 長島康雄

2015 年 24 巻 p. 43-48
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_43

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近年，環境問題が叫ばれるなか，2012年に「生物多様性国家戦略2012-2020」が発表された。これは1995年に策定された「生物多様性国家戦略」から5回目の改正となる。我々の生活に恩恵をもたらす生物多様性が人間活動によって危機に晒されている状況がいよいよ現実感を持ち始めた。生物多様性を保全・維持するためには生物多様性教育を行っていく必要がある。昨年時は小学校における理科教科書の生物種の取り扱いから生物多様性教育の位置づけを検討した。今回は中学校理科で学習する自然環境と遺伝子の内容と合わせて生物多様性教育を行うことを提案し，生物多様性教育の課題点を明らかにする。

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生物多様性に配慮した仙台版学校植栽に関する検討地形条件に着目して

長島康雄

2015 年 24 巻 p. 49-61
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_49

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これまで仙台市内小学校の校庭の植物を用いた出前授業の実践事例を整理し，生物多様性の観点から望ましい学校植栽について検討した。景観区分図毎に，学区の特性について地形条件に着目した。その結果，学校植栽を修景の視点だけではなく，生物多様性の視点からも検討していく必要があること，そのために地域の自然に対する理解を一層推し進める必要があることを指摘した。

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仙台西北部における北限ソヨゴ林の研究 1. ソヨゴ小林分の樹型に着目した検討

長島康雄, 攝待尚子, 髙橋真実真実

2015 年 24 巻 p. 62-67
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_62

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仙台北西部の宅地造成地に隣接する二次林でソヨゴ小林分の調査を行った。先行研究の知見が示すところによると本州西部に分布するとされているが，飛び地的に仙台で小林分が見出された。その小林分の種組成，階層構造，樹型に着目して調査を行った。その結果，種組成的には，クリ-コナラ群集に含まれること，ソヨゴが多様な樹型を示すことを明らかにした。

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台原森林公園における蝶類の生態観察Ⅱ

山崎聡, 長島康雄

2015 年 24 巻 p. 68-70
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_68

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2012年～2014年度の2ヵ年にわたって都市緑化公園である台原森林公園で蝶類の分布調査を行った。長島ほか（2012）で報告した42種に加えて，新たに16種を見いだした。その結果，日本国内の実に24％に該当する種が台原森林公園で確認できたことを指摘した。

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2011 年東北地方太平洋沖地震津波後の蒲生干潟の地形変遷その4

中田晋, 花田義輝, 長島康雄, 西城光洋, 菊池正昭

2015 年 24 巻 p. 71-74
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_71

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2011 年東北地方太平洋沖地震に伴って発生した津波によって，七北田川河口に広がる蒲生干潟はその姿を大きく変えた。震災後3年間で大きく変動したのち安定した干潟内部の汀線は，その後もほぼ安定な状態を保っているが，河口付近や海岸側の汀線，さらに海岸の地形には小規模な変化がみられる。

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2011 年東北地方太平洋沖地震後の蒲生干潟におけるカニ類を中心とした生物の様子

佐藤賢治

2015 年 24 巻 p. 75-77
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_75

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仙台市宮城野区の七北田川河口にある蒲生干潟は，2011 年東北地方太平洋沖地震により大きな被害を受けた。2011 年度から継続してカニ類の分布調査を行ってきたが，2014 年は魚類など他の生物の様子も加えてまとめてある。

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2011 年東北地方太平洋沖地震後の蒲生干潟におけるイシガレイの成長（2014 年度調査報告）

佐藤賢治

2015 年 24 巻 p. 78-81
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_78

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仙台市の七北田川河口にある蒲生干潟は，2011 年東北地方太平洋沖地震により大きな被害を受けた。地形も大きく変わり，そこに住む生物は多大なる影響を受けている。2013 年度までの調査では，イシガレイの稚魚は地震後の環境の変化にもかかわらず順調に成長していた。2014 年度も引き続き調査を続け，干潟が生物を育む環境を維持しているか，調査・考察を行った。

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仙台市科学館研究報告編集規程

仙台市科学館

2015 年 24 巻 p. 82
発行日: 2015年
公開日: 2021/09/07

DOIhttps://doi.org/10.24650/scsm.24.0_82

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