石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第56回研究発表会
選択された号の論文の60件中1~50を表示しています
特別講演
受賞講演
[受賞講演-野口記念賞]
[受賞講演-技術進歩賞]
[受賞講演-学会賞]
精製技術
環 境
バイオケミカルズ,リスク管理
改質反応
石油化学
酸触媒反応
触媒調製
  • 横井 俊之, 渡邉 亮太, 辰巳 敬
    セッションID: B17
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/07/17
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    塩基性アミノ酸の存在下Si(OCH2CH3)4 (TEOS) の加水分解、重縮合反応により、極めて規則的に配列した単分散シリカナノ粒子を合成することができる。このシリカナノ粒子は様々な分野への応用が期待され、その一つとして触媒としての応用が挙げられる。そこで本研究ではチタノシリケートに代表される酸化触媒と同様にシリカ骨格中に高分散したTiを含有したシリカ粒子を合成することを試みた。
  • 吉永 勝己, 村松 淳司, 高橋 英志, 山本 勝俊
    セッションID: B18
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/07/17
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    本研究室では全く新しい触媒調製法、液相還元選択析出法を開発したが、その原理は前駆錯体の選択的吸着と固体表面上での不均一核生成・成長によるものである。これを気相系に応用し、気相中で基板表面上に選択的にナノ粒子を析出制御することを目的とした、全く新しい気相還元選択析出法の開発・研究を行った。その結果、前駆金属錯体の吸着とそれに引き続く還元剤吸着による錯体の還元、表面上での二次元核生成・成長をいうステップを経ることにより、チタニア薄膜表面へのニッケルナノ粒子の担持に成功した。
  • 稲垣 怜史, 辻内 翔, 窪田 好浩, 辰巳 敬
    セッションID: B19
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/07/17
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    本研究ではCDO型ゼオライトの前駆物質である層状シリケートPLS-1に層間シリル化処理し,その物質の吸着特性について評価した。結果,層間シリル化処理により層間が拡張した新規ゼオライト構造を得ることができた。またシリル化処理中にテンプレート分子が層間から除去され,シリル化直後にミクロ孔が空洞となった構造体が得られることがわかった。さらにこのシリル化直後の構造体はベンゼンなどの有機分子を多量に吸着することが可能であることを見出した。
  • 環境触媒の高性能化を目指したゼオライトの合成・修飾
    小倉 賢
    セッションID: B20
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/07/17
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    資源逼迫の状況から石油化学分野における触媒の役割が益々重要となっている。グリーンプロセスが推奨されていることもあり,ゼオライトが触媒として有用であることに変わりはない。ゼオライトはしかし,その剛直さがしばしば欠点となり,結晶内部や触媒活性サイトへの拡散に適さない場合がある。そのため,現在では大孔径,超大孔径をもつ新規ゼオライトの合成,ナノサイズのゼオライト粒子の合成,メソポーラスゼオライトの合成が主に研究対象となっている。  本研究で目指したものは,分子サイズの細孔をもつゼオライトへ良好な分子拡散性を示すメソ孔を付与することによって触媒性能を向上させることである。方法としては,_丸1_ゼオライト結晶内部へメソ孔を形成させる,_丸2_メソ多孔体の細孔壁をゼオライト性にする,の2通りが考えられる。本公演では,主に酸触媒としてのゼオライト利用の観点から,演者らのこれまでの研究を総括する。
  • 複合化による新しいゼオライト系物質の合成に関する研究
    山本 勝俊
    セッションID: B21
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/07/17
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    ゼオライトのような多孔質材料は、規則的な細孔構造、広い表面積を持つため、触媒や吸着剤として広く利用されてきた。これらの多孔質材料を、複合化を通じて高機能化、多機能化できれば、その適用範囲をさらに広げることができるため、これら多孔質材料をベースにした新しい複合物質の合成が近年盛んに行われている。本発表では、新しいタイプのゼオライト系複合物質の合成、及び新しい複合化手法の開発について紹介する。
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