繊維機械學會誌
Online ISSN : 1883-8715
ISSN-L : 0285-905X
5 巻, 3 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 上林 慶喜
    1952 年 5 巻 3 号 p. 125-128
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
  • 中島 粂男
    1952 年 5 巻 3 号 p. 129-133
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
  • 藤野 清久, 三浦 義人
    1952 年 5 巻 3 号 p. 134-138
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
    研究目的フライヤを定速回転し、糸の雀取リボビソはスピンドル又はスピンドルチコープに弛く挿入して摩擦紐或は摩擦盤によつて回転に対する抵抗を与え、駆動モーメントが抵抗に打勝つた場合にだけホビンが糸を雀取る形式の桝糸機構に関し、各作用力の平衡條件を検討して使用方法改善の資料としたものである。研究結果製造される糸の張力に影響を及ほす重錘、摩擦紐の接触角、ホピンの角速度、ボビンの重量等の関係を明かにし、摩擦紐と摩擦盤を使用した両者について比較した。
  • 渡辺 茂, 服部 匡宏, 井筒 正夫
    1952 年 5 巻 3 号 p. 139-144
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
    研究目的ビスコース・ギャ・ポンプの吐出量試験を行い、その部品を精密測定して適正間隙を推定し、同時に、インボリユートギャの呈する閉込容積、吐出量弧動を理論的に解析したものである。研究結果 (1) ピスコース・ギャ・ポンプの吐出量曲線にいろいろの性質があることを再確認した。 (2) 吐出量の歯型特性による脈動の式を導いた。 (3) 逃溝の位置により吐出量は約3%も変ることが理論的に説明できる。 (4) 吸入側圧力や吐出側圧力の変化によつて、歯車がギャケースに押しっけられる位置が変り歯車の中心距離が変化する場含には、吐出量も変化する。 (5) 閉込容積はギャのデデンダムを大にすることにより、その変動を押えることができるから、逃溝はなくても気泡発生は押えることができる。 (6) ビスコース・ギャ。ポンプに最高性能を与えるには、ギャの軸の回りの間隙を小にして (ギャケース孔径) - (ギャ外径) =10μ 以下、 (ギャケース厚さ) 一 (ギヤ厚さ) =10μ 以下であることが望ましい。
  • (第1報) 靜電気発生量の測定結果について
    奈良 裕宏, 荒井 渓吉
    1952 年 5 巻 3 号 p. 145-148
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
    研究目的最近米国で紡績用に皮革ローラ、エプロンに代つて合成樹脂が盛んに使われだし概ね8割位はこれにかわつた。また英国その他フランス、ドイツでも使用されており、日本でも何れ使われる気配にある。従来の皮に比較してどこがよくどこが悪いか、そのいくつかを解析して大方の参考にしたい。そこで手はじめに靜電気の発生量を調べて見たところ、実験環境の不備から完壁は望み得なかったが.およその定性的傾向は知り得た。研究結果皮をやめて合成樹脂のローラなリエプロンを使用すべきか否かは大体次のことからきまる。紡績の際合成樹脂の方か皮より糸か切れないかとうか、均斉な糸か紡出出来るかどうか、取扱いか簡単で操業に具合かいゝかどうか、が主な点である。これを技術的に解析して見ると、繊維の把持か適切であり理論的ドラフトを確実に実施し得る弾性をもつているかど5か、靜電気の発生量にっいて大きな相違はないか、長期使用に当つてそのローラ、エプロンの寿命が十分で実際操作に至便であるかないかの別である。この中靜電気の発生量の測定結果を見ると、本実験においては合成樹脂としてはArmstrong, DYCO, 和製合成樹脂 (某社) を使用し、繊維としては綿、羊毛、絹、レーヨンスフ、ナイロンスフ、オーロソスフ等を使用して見たが. (1) 一般に皮に比して、合成樹脂ローラを使うと緻維に発生する靜電気の発生量が多いようである。 (2) 皮にっいては始めより相当期間使用したものゝ方か靜電気の発生量が少ない。 (3) 湿度の影響か靜電気発生量に大きくひ黛く。実際に工場で使用された結果とこの基礎実験とどこか符合する点かあれはと思い一応御紹介することにした。
  • 工藤 精治
    1952 年 5 巻 3 号 p. 149-152
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
    研究目的精梳棉工程におけるリボン・ラップ機に取付けられたカール・プレートは、従来その曲面の性状が詳らかでないので、製作が容易でないのみならず、この上を流れるラツプに定常的流れを与えることが困難である。本研究はこの曲面の解析を試みた。研究結果カール・プレート曲面の一部に円筒面を用いた場合の計算式を導いた。円筒巻付角φ・ラヅプ投入線が水平面となす角γ, 投入平面 [P] と引出平面 [Q] とが作る角αの間には次の関係が成立するtan2φ=Cos2γ=Cosα単位軸ベクトルa, 単位投入線ベクトルb, 単位引出線ベクトルcの方向余弦は本文第3表の如くなる。曲面の姿勢をきめるために、ラップのある線素の出発線と到達線上の点をb, Fとすると、ベクトルDFは本文 (31) 式の如くなる。
  • (第3報)一様吸引ダグトの設計に関する考察
    新津 靖, 倉橋 明次
    1952 年 5 巻 3 号 p. 153-158
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
    研究目的単にニューマユーズのみでなく、広い応用面を考えて、一様吸引ダクトの各種設計法を研究し、cut and try motbodによらず、設計々算だけで寸法を決める理論式を求めようとtた。研究結果1.一様吸引の條件式を求めた。2.支管侵さを変える方法、支管セツチを変える方法、本管の断面変化方式等について夫々設計式を導いた。3.構造、工作を簡易にするノズル又はオリフイス制御型ダクトの設計式を求めた。
  • 一場 久美, 吉村 元一, 林 謙二郎
    1952 年 5 巻 3 号 p. 159-161
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
    研究目的製織中のシヤツトルの速度を測定する比較的便利な力法として磁束変化の応用を考え、種々の型の磁石を試作して実験の結果最も便利なものを見出した。研究結果磁石はレースに埋め込むか、リードキャツブに取りつけることによつて製織の邪魔にならぬよ5にする。棒状の電磁石と永久碗石及び馬蹄型の永久磁石を用い、シヤツトルには鉄片を底に2個入れたもの、永久磁石を両端に2個入れたものを用いる。一番簡単でよい方法は棒状の電磁石を用い、シヤットルの両端に永久磁石の小片を2個はめこんだものを用いるものである。最低速度は組合せによつて違るが0 .3m/secまでは測定出来る。
  • 栴沢 文雄, 加藤 由美
    1952 年 5 巻 3 号 p. 162-166
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
    研究目的力織機の緯打機構について多くの研究か行われているが、殆んと綿・絹織機か対象であり.毛織機特に広巾でr2/r1の小さいワン・シヤフト・ルームについては考察されてないのでこれに重点を置き、各リソクの関係寸法並にその寸法精度か織機の円滑運転に及ほす影響、及びシヤツトルの通過の安全性と緯打効果についても解析を行い緯打機構の設計基准を与え製作公差を定めるために本研究を行った。研究結果以上の結果を要約すれは (1) 緯打機構は4リソク回転機構として取扱5べきであるが.r22-r21-L2+R2=0の條件を満駐する場合には、往復機関の滑り子機構と同一に取扱い得る。 (2) トルクの変動、及ひソードの振動を少く.打込力を大きくする條件は、β=0にすれ'は良く.そのためにはr22-r21-L2+R2=0とすることである。 (3) この條件のもとで1はr2/r1が大きい場合は各リソクの寸法精度1は悪くても良いかr2/r1の小さい場合は第2, 3, 4図の如く、Rの少しの変化に対するβの変化か大きいので、寸法精度を高めなけれはならない。 (4) r2/r1を小さくすると機械の調整が楽になる。
  • 荒井 宏
    1952 年 5 巻 3 号 p. 167-170
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
    研究目的コーソ・ワイソダのラージ・パツケイジにっいて研究するためには、運転中の諸特性を知る必要かある。この研究は糸の張力.速さ及びあやふり運動を測定する装置をつくり、まず現用の機械にっいて測定し、ラージ・パツケイジに適するよろ改善するため必要な基礎的資料を得ようとするものである。研究結果1 あやふり運動…あやふりを生せしめるカムのカム軸の回転速度にむらか生じるたあ.あやふりの速さにもむらが出来る。この原因は、主軸からカム軸に動力を伝達する機構にある。 (本文第10図参照) たゞしこの速さの変化は、糸の雀き取りに大きな影響をあたえる程度のものではない。2. 糸の張力…巻き取り中の張力はバネによつて測ることかできた。その結果では.張力は雀き取り速度とは無関係にほゞ一定の周期で張力の大きい点か出る。この大きさは糸の雀き取り速度が速くなる程大きくなるか、この点以外では張力は速さとは大体無関係で、その値も小さい。この張力の大きい点をなくすには、現用の張力付加装置の機構をかえる必要かある。3. 糸の速さ…張力付加装置を通るときの糸の速さは.円錐形の管に巻くため、管の軸方向の位置により直径か相違することによるほか.糸の張力の変化による糸の伸縮およびあやふりによつて変化する。これは糸を掛けた滑車の回転速度を測ることにより測定することかできた。
  • 宮城 幸正
    1952 年 5 巻 3 号 p. 171-172
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
  • 服部 匡宏
    1952 年 5 巻 3 号 p. 173-179
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
  • 1952 年 5 巻 3 号 p. 179-180
    発行日: 1952/03/01
    公開日: 2010/02/12
    ジャーナル フリー
  • 1952 年 5 巻 3 号 p. 186
    発行日: 1952年
    公開日: 2010/02/12
    ジャーナル フリー
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