詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "ミネストローネ"
43件中 1-20の結果を表示しています
  • *大矢 智子, 熊田 早紀, 明神 千穂, 庄子 佳文子, 稲熊 隆博, 山口 智子, 高村 仁知, 的場 輝佳
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2004年 16 巻 2D-a7
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/09/09
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】野菜類には活性酸素・フリーラジカルを消去し、ガンや生活習慣病を予防するポリフェノールやアスコルビン酸などの成分が多く含まれている。野菜は生食するよりも加熱調理した方が、より多く摂取することができる。本研究では、イタリアの代表的な野菜料理である
    ミネストローネ
    を取り上げ、その調理過程におけるラジカル捕捉活性の変化について、アスコルビン酸量と総ポリフェノール量の変化と併せて検討した。また、加熱方法による違いについても検討した。
    【方法】トマト・キャベツ・タマネギ・ズッキーニ・ナスを素材とし、調味料としてコンソメ・塩・コショウを用いた
    ミネストローネ
    を、ガスコンロおよび電子レンジで調理した。調理前後の素材とスープについて、ラジカル捕捉活性をDPPH-HPLC法により、総ポリフェノール量をFolin-Ciocalteu法により、アスコルビン酸量をHPLC法により測定した。
    【結果】調理後の
    ミネストローネ
    のラジカル捕捉活性は、生の素材に比べて約80%に減少した。また、
    ミネストローネ
    のアスコルビン酸量は生の素材に比べて約45%に減少したが、総ポリフェノール量は約85%残存していた。活性成分の約半分はスープ中に存在していた。5種類の素材の中で、トマトにおいてラジカル捕捉活性、アスコルビン酸量、および総ポリフェノール量の変動が大きく、最も加熱による影響を受けやすい野菜であることがわかった。ガスおよび電子レンジによる加熱を比較した結果、両者の違いはほとんどみられなかった。現在、個々の野菜に対する各調味料の影響を検討中である。
  • *園田 純子, 江藤 優穂, 定岡 愛子, 武鑓 美和, 西村 弥恵
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2013年 25 巻 1P-14
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/23
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】日本の食文化として受け継がれてきた食品の保存法である「乾物」に関し、若い世代の利用実態を把握するとともに、日常の食事に取り入れられるよう家庭料理への普及啓発の方法を検討した。
    【方法】本学1~4年の学生734名を対象として、平成24年6~7月に乾物に関する意識や利用状況の調査を行った (回収率78.9%)。次にこの乾物利用の調査をふまえ、食品乾燥機(木原製作所SM4S-EH型・SP-1型)を用いて身近な農産物の乾物を作成し、家庭で簡単に作れるレシピを考案した。さらに、考案した干し野菜レシピを活用できるよう、乾物の普及啓発活動の取り組みを行った。
    【結果及び考察】本学の学生で乾物を料理に利用している者は全体の45%で、乾物利用者のうち乾物を作成したことのある者は8%にすぎなかった。食べきれない生鮮食品の活用法としては冷凍保存が54%と最も多く、乾燥させるとの回答はわずか1%であった。家庭で残りがちな生鮮食品はキャベツが最も多く、人参、じゃがいも、玉ねぎと続いた。これら家庭で残りがちな野菜を用いた干し野菜の作成を試み、作成した干し野菜9種類を用いて「
    ミネストローネ
    」や「キャベツハンバーグ」など乾物独自の凝縮した味や食感といった干し野菜の特徴を活かせる料理を計18品考案した。作成したレシピは本学学生を対象とした料理教室で活用し、参加者の乾物に関する知識を深め、今後の乾物利用促進を図った。今回、従来乾物としての使用は少ないものの、日常的によく購入される生鮮食品を用いて干し野菜を作成したことで、若い世代にも乾物を身近に感じてもらえたと推察される。
  • 調理実習の実習記録および振り返りから
    *河村 美穂, 小清水 貴子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2005年 48 巻 m4
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/01/13
    会議録・要旨集 フリー
    研究目的 数多くの実践がある調理実習に関しては、児童生徒の実習中の行動分析やグループにおける学びの様態について様々な知見が示されている。近年では、家庭科の学習を振り返る感想文分析から役立ち感と学習意欲の関連も明らかにされており、さらに生徒の側から学びの実態を明らかにすることが求められている。 そこで、本研究では生徒が調理実習の直後に何を学んだと感じているのかを生徒自身の記録から読み取り、さらに実施後約1ヵ月後の振り返りをあわせて検討することにより、生徒が調理実習で学んだことを明らかにすることを目的とする。研究方法表に示す調理実習3回を高校家庭科「家庭基礎」において実施し、実習直後に記述した実習記録をデータとして、生徒が学んだと考えることについて検討を加えた。○調査対象:国立大附属高校1年生(40名)。○調査時期:2005年1月_から_2月。○データの収集:毎回の授業後に生徒40名が記述した実習記録、   および、実習後約1ヶ月に記述した振り返りシートをデータとし  て用いた。この他、生徒の実態を把握するために事前アンケート 調査を実施した。また、10班のうち2班を抽出し、実習中の様子 を観察、ビデオ録画、録音により記録し補足データとして用いた。全体的な目標
    ●1日に食べる食品の量と質を体験し、朝・昼・夕食に食べるものを理解する●包丁で切る技術を学ぶ。●料理にあう皿を選んで盛り付ける。●班で協力して作業を行い、時間内に手早く調理・試食・片づけをする。●食材を大切に扱い、できるだけ生ごみを出さないように工夫をする。
    題材
    オムレツ・
    ミネストローネ
    ・ヨーク゛ルト・ロールハ゜ン・ハ゛ナナ
    本時の目標●卵の調理性(熱凝固性)を理解する。(オムレツ)●食材の形をそろえて切ることを理解する。(
    ミネストローネ
    )●調理実習室に慣れる。
    題材 スハ゜ケ゛ティミートソース・ク゛リーンサラタ゛・ハ゜ンナコッタ(いちご添え)
    本時の目標●ミートソースを手作りする方法を知り、味わう。(スハ゜ケ゛ティ)●ハ゜スタのゆで方を知る。(スハ゜ケ゛ティ)●ゼラチンの調理性と取り扱い方を知る。(ハ゜ンナコッタ)●ドレッシングを手づくりできることを知る。(サラタ゛)
    題材 肉じゃが・ほうれん草の胡麻和え・米飯・味噌汁(豆腐とワカメ)・うさぎりんごと木の葉りんご
    本時の目標●混合だしの取り方を理解する。(肉じゃが・味噌汁)●調味料の浸透性を理解し、手順よく調味料を扱うことができる。(肉じゃが)●無洗米の扱い方を知る。(米飯)●青菜のゆで方を理解する。(ほうれん草の胡麻和え)●肉じゃがが簡単にできることを知る。(肉じゃが)●りんごの飾り切りができる。(りんご)
    結果と考察
     生徒が調理実習で身についたと考えていることは、「実習した料理そのものの作り方」「その後に応用可能な知識・技能」「グループ学習としての学び」の3つに大別できる。「その後に応用可能な知識・技能」のうち多くを占めるのは「材料を切る」など包丁を使う技能であった。包丁を使う技能は、調理実習で多く使用されるだけでなく、生徒にとっては技能の習得を実感しやすいと考えられる。また、振り返りにおいて調理に対する自信を持つようになった生徒は、直後の記録においては「その後に応用可能な知識・技能」を多く記述していた。これは、調理を一つ一つの料理を作る方法としてではなく、複数の調理方法や知識・技能が複合して成立するものとして捉えていることを示していると考えられる。
  • *塚本 幸太郎, 柿木 太志, 飛田 博章
    人工知能学会全国大会論文集
    2023年 JSAI2023 巻 2T6-GS-9-03
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/07/10
    会議録・要旨集 フリー

    料理において、各調理工程を的確に行うことと調理工程全般を俯瞰的に見ることの両方が料理上達の上で重要となる。しかし、料理のレシピの多くがテキストと画像を用いて表現されているため、初心者にとって全体の手順を俯瞰して把握することが困難となっている。 本稿では、調理に使用するレシピをフローチャート形式に変換して表示するWebアプリケーションについて述べる。Webアプリケーションはシングルページアプリケーションとして実現され、フローチャートと調理画像から構成される。フローチャートは全体の手順が簡潔な形式で表現され、現在の調理工程の進捗状況や次の作業内容を一目で把握することができる。提案システムでは、レシピのテキスト解析から調理動作の各ステップを切り出したのち、仮定表現や終了条件は判断を表すひし形、通常の調理工程は長方形を使い自動的にフローチャートの描画が行われる。例えば、

    ミネストローネ
    を作る工程はひし形が4個、長方形が8個で表現される。実装したシステムを利用し、レシピサイトから取得した簡単なレシピを入力したところ、適切なフローチャートが描画されていることを確認した。

  • ~野菜摂取と減塩に焦点をあてて~
    村元 由佳利, 光森 洋美, 松井 元子, 大谷 貴美子(故人)
    日本食生活学会誌
    2018年 29 巻 3 号 175-183
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/02/01
    ジャーナル フリー

     A shokuiku (dietary education) program focusing on vegetable intake and salt reduction was conducted among seniors aged ≧60 years (n=29; 6 men, 23 women) in order to improve healthy dietary behaviors. The program comprised three classes, each comprising a lecture with group work, cooking lunch, eating lunch, and homework, combined with a lecture. A follow-up class was performed 4 months after the last class in order to check the effects of the program on their diet. The effects of the shokuiku program were verified by a questionnaire survey. The results obtained were as follows:

     1)The percentage of seniors who made efforts to reduce salt intake was increased from 81.5% to 100.0% after the program; 95.0% continued 4 months after the program.

     2)The percentage of seniors who ate more than 1-2 servings of vegetables during every meal increased from 60.0% to 80.0%; 95.0% continued 4 months after the program.

     3)All seniors who attended the follow-up class at 4 months after the program made efforts to maintain a well-balanced diet.

     4)All seniors answered that "the program was very helpful for them to practice healthy dietary behaviors” in the questionnaire after the program.

     These results suggested that the present shokuiku program performed by combining lecture with cooking and eating lunch was effective for seniors to improve healthy dietary behaviors.

  • -さいたまヨーロッパ野菜研究会の地域ブランド化に向けた挑戦-
    北 康信
    フードシステム研究
    2021年 28 巻 2 号 101-106
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/19
    ジャーナル フリー
    Saitama European Vegetables Study Group was established in 2013 to locally produce and distribute European vegetables used in Italian restaurants around Saitama City. A group of young farmers in the area produce European vegetables, and a wholesaler who handles dried foods delivers them to restaurants around the city, forming the distribution system of this group. Farmers have been increasing the shipment value of European vegetables year by year under this distribution system. Additionally, the group has also provided vegetables for school lunches to foster local love and create fans. The activities of the group have been highlighted by the media and are increasingly attracting attention. At the G20 Agriculture Ministers' Meeting (2019), the group's efforts were presented as an advanced example of high value-added vegetable production in Japan. In the wake of the COVID-19 pandemic, the group is working on rebuilding the distribution system to increase the number of wholesalers, operating e-commerce sites to enable direct sales to consumers, opening an antenna shop, and developing processed products.
  • 高松 伸枝, 村松 毅, 近藤 康人
    看護科学研究
    2014年 12 巻 1 号 38-43
    発行日: 2014年
    公開日: 2017/11/06
    ジャーナル フリー
    アレルギー表示は食物アレルギーの症状発現防止に繋がるものの、成長に伴って症状の誘発がなくなる過程である程度食べられるようになった患者にとっては、逆に表示があるがゆえに必要以上に食物選択の幅が狭められ、QOLに影響を及ぼすことがある。そこで大分県内のスーパーマーケットに流通する市販食品を用い、原材料に「小麦」の記載のある9種、複合原材料に「小麦を含む」36種、小麦の注意喚起表示のある9 種、及び通信販売等で市販されるアレルギー代替食品9 種中の特定原材料(小麦)の測定を行った。測定にはFASTKITエライザ小麦キットを用いた。米菓、冷凍食品に「醤油(小麦を含む)」表示が多く、小麦総タンパク質量は一部を除き数μg/gまたは検出限界以下であった。個別表示の対象原材料を確認した上で摂取できる加工食品を選択することが、家族の負担を軽減して患者の誤食を防ぎ、安全な食生活に繋がると思われた。
  • 多賀 圭次郎
    化学と教育
    2010年 58 巻 7 号 291-
    発行日: 2010/07/20
    公開日: 2017/06/30
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 株田 文博
    フードシステム研究
    2021年 28 巻 2 号 107-108
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/19
    ジャーナル フリー
  • 小島 唯, 阿部 彩音, 安部 景奈, 赤松 利恵
    栄養学雑誌
    2013年 71 巻 2 号 86-93
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/23
    ジャーナル フリー
    【目的】学校給食の食べ残しと児童の栄養摂取状況との関連を検討すること。
    【方法】2009年5~6月,東京都公立小学校に通う5・6年生の児童112名を対象に,給食の食べ残しに関する自記式質問紙調査と残菜調査を実施した。残菜調査は,対象者一人につき2回ずつ行い,延べ人数のデータを用いた。残菜調査の結果から,食べ残しの有無により,残菜率0%の児童を完食群,それ以外の児童を残菜群とした。この2群の栄養摂取量の中央値の差について,一般化推定方程式(generalized estimating equation: GEE)を用いて検討した。解析対象の栄養素等は,エネルギー,たんぱく質,脂質,炭水化物,ミネラル5種,ビタミン4種,食物繊維とした。
    【結果】延べ人数で,218名分の残菜データを得た。そのうち,男子104名(47.7%),女子114名(52.3%)であった。全体で,残菜群が80名(36.7%),完食群が138名(63.3%)であった。残菜率は0.2%~84.3%の間に分布していた。残菜群と完食群のエネルギーの中央値(25,75パーセンタイル値)は,各々 562(435,658)kcal,715(699,715)kcalであった(p<0.001)。また,ビタミンCの中央値(25,75パーセンタイル値)は,残菜群で 26(16,35)mg,完食群で 41(41,47)mgであった。同様に,その他すべての栄養素等で差がみられた(すべてp<0.001)。
    【結論】残菜群のビタミンCを除く栄養摂取量は,完食群に比べて2~3割少なかった。残菜群のビタミンC摂取量は,完食群に対して4割程度少なかった。
  • 片山 直美, 岡野 志美, 近藤 祥子, 中山 ゆい, 松原 愛香, 伊藤 美穂子, 市江 美津昭, 田村 孝志
    美味技術学会誌
    2017年 16 巻 1 号 17-26
    発行日: 2017/07/31
    公開日: 2018/09/18
    ジャーナル フリー
    近年,日本は数多くの災害に見舞われ,災害時における備えの重要性が認識されつつある。そこで本研究はより多くの人々に対して,突然起こる災害に際しての「食の備え」について啓発することを目的に,市販されている災害食を組み合わせた1週間の献立を作成した。献立の種類は水が使用できる場合と水が使用できない場合,男女別,病態にも対応できるように食塩摂取量にも考慮し,さらに食後の血糖値測定を行い実践的に使用できるように検討したので報告する。
  • 山口 栄三
    らん:纜
    2003年 61 巻 63-65
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2018/03/01
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • —小学生の保護者を対象として—
    村井 陽子, 奥田 豊子
    日本食育学会誌
    2014年 8 巻 2 号 111-120
    発行日: 2014/04/25
    公開日: 2015/09/19
    ジャーナル フリー
    A questionnaire survey was conducted among all parents/guardians at four elementary schools in Osaka City with the aim of proposing various bean menus and creating opportunities to cook beans in the home. For the 422 respondents who were suitable for analysis, we examined the preferences and cooking motivations for six kinds of bean dishes made using dried or precooked beans and their relation to bean intake background factors. In the three kinds of Japanese-style bean menus made using dried beans, significant differences were shown between preferences and cooking motivations. Both the highest preference and cooking motivation were for minestrone made using precooked beans. On the other hand, regarding bean and vegetable salad, the preference and cooking motivation were quite low and significantly related to many bean intake background factors. The number of menus selected as bean dishes to cook was affected by the number of menus selected as beans dishes to eat, nutritional awareness concerning beans, and the frequency of eating beans. This result suggests that proposal of easy-to-cook and attractive bean dishes and education concerning the nutritional value of beans are effective means of encouraging cooking of beans in the home. The cooking motivation for bean dishes made using precooked beans was significantly higher than that for bean dishes made using dried beans in the group who had a lower intake frequency or did not like beans. Therefore, it is possible that bean dishes made using precooked beans might encourage home cooking in the group who rarely eat beans.
  • 奥山 みどり, 小川 宣子, 大竹 美登利, 坂田 隆, 佐々井 啓, 中島 明子, 浜島 京子, 生田 英輔, 吉井 美奈子, 萬羽 郁子, 山崎 泰央, 石原 慎士, 宮野 道雄, 李 東勳, 久慈 るみ子, 加藤 浩文, 野田 奈津実
    日本家政学会誌
    2015年 66 巻 4 号 158-166
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/04/16
    ジャーナル フリー
      The foodstuffs and menus for voluntary distribution needed after future emergencies are proposed based on an analysis of current food trends and a nutritional assessment of the rations distributed by Peace Boat, a non-governmental organization.
      The distribution of food supplied by the NGO incorporated many vegetables which were likely to be in shortage for the victims, although there was insufficient meat, fish and milk/dairy products to provide protein. Meal menus consisting of multiple dishes and hot dishes were provided. An insufficiency of staple food, main dishes and milk/dairy products resulted in a nutritional value below the desirable level. We therefore focused on providing sufficient levels of energy, vitamin B2, and calcium, which were all low on the nutritional evaluation, and propose menus in consideration of their shelf lives to provide an adequate supply of these components.
  • 石山 寿子, 柴﨑 美紀, 佐野 淳也, 阿部 久美子, 小野 真理子, 大西 由夏, 横山 雄士, 丸山 道生
    日本静脈経腸栄養学会雑誌
    2018年 33 巻 5 号 1177-1181
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/20
    ジャーナル フリー

    我々は2015年に東京都多摩地区を中心に食支援の会を立ち上げ、活動している。メンバーは医療専門職にとどまらず、市民を含めた幅広い職種で構成している。主旨として、家庭で展開しやすい情報の発信と、地域に根ざした食支援活動の活性化を目指している。活動内容として、医療専門職のみならず、非医療専門職も対象とした公開セミナー、およびクッキングセミナーを継続的に実施している。今回、各セミナー参加者にアンケートを実施し分析した。アンケート結果から、医療専門職、非医療専門職ともに地域での情報共有の機会としての本会の活動に好意的であった。公開セミナーでは、全体で嚥下機能評価についての興味度が最も高く、嚥下調整食の作り方は低い結果となった。医療専門職と非医療専門職に分けての分析においては、地域での資源利用についての興味度にのみ両群で差がみられなかった。クッキングセミナーについても、嚥下評価についての困難度の認識が最も高く、物や人への地域資源の認識が低かった。今後は各セミナーが医療専門職と非医療専門職をつなぐコミュニティの場になるように、地域作りの視点を持って具体的な活動を展開していく必要性を再認識した。

  • 小野塚 知二
    歴史と経済
    2016年 58 巻 2 号 48-50
    発行日: 2016/01/30
    公開日: 2018/01/30
    ジャーナル フリー
  • 張 楓
    歴史と経済
    2016年 58 巻 2 号 50-52
    発行日: 2016/01/30
    公開日: 2018/01/30
    ジャーナル フリー
  • 木村 友子, 阿知和 弓子, 亀田 清, 菅原 龍幸
    日本食生活学会誌
    2001年 12 巻 3 号 233-241
    発行日: 2001/12/31
    公開日: 2011/01/31
    ジャーナル フリー
    栄養士を目指す女子大学生に合理的な献立作成と大量調理の技能を付与する目的で, 1年次 (1998年, 110名) にコンピュータによる予定献立作成と家庭での実践およびその献立について自己・他者評価を課した. その効果を知るために, 2年に進級した同学生に献立作成に関する意識調査と給食管理実習への利活用・対応状況を調査した.
    1. 予定献立では1年次はエネルギー, 炭水化物, カルシウム, 鉄, 食物繊維が喫食者の食物摂取基準量を下回ったが, 2年次では炭水化物以外はすべて上回った. 脂肪エネルギー比は1年次30. 3%と高かったが, 2年次では24.8%に有意に低下した (p<0.01). しかも, 各成分値の変動係数は小さく, 料理数も増した.
    2. 予定献立の「自己・他者評価」では, 1年次でC評価は16.4%あったが, 2年次では5.5%に減少し, その多くがB評価に移行した. これは評価法を適用した繰り返し学習が有効であり, 学生の学習意欲および関心が高まり意識改革が出来たためと思われた.
    3. 実施献立の調理様式 (和食・中華食・洋食) 別では, 2年次は料理の組み合わせが広がり, 食品の品目数・給与量も増加傾向を示し献立内容の改善が認められた.
    4. 献立の情報は教科書38.4%, 雑誌・新聞21.9%, 家庭19.8%, インターネット18.7%の順で, 授業時間内に作成できたA群に対し苦手のB群は時間を要したが, 献立内容には両群間の差はなかった.
  • 阿古 真理
    生活協同組合研究
    2020年 530 巻 13-19
    発行日: 2020/03/05
    公開日: 2023/04/05
    ジャーナル フリー
  • 和洋女子大学高齢者食生活調査プロジェクト
    日本調理科学会誌
    2010年 43 巻 2 号 143-148
    発行日: 2010年
    公開日: 2014/10/24
    ジャーナル フリー
feedback
Top