「見えざる資源」は企業における競争力の源泉であり, ケイパビリティとも呼ぶ。具体的には, 情報シスデム, 会社のイメージ, 社員のやる気, 顧客・取引先との信頼関係, ブランドイメージ, 社員の経験・知識・ノウハウ, 品質意識, マーケットシェア, 組織風土, 企業文化などとなる。「見えざる資源」には, プラットフォーム構築, プロセス構築とその上位である改善型と創造型のケイパビリティが存在し, 階層となっている。
本論文では, 「見えざる資源」の定義, 事例, 構築ノウハウまでを考察するものである。
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