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クエリ検索: "池田英男"
342件中 1-20の結果を表示しています
  • 池田 英男
    電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌)
    2011年 131 巻 6 号 200-205
    発行日: 2011/06/01
    公開日: 2011/06/01
    ジャーナル フリー
    Recently, much attention is paid on the plant factory, as it enable to grow plants stably under extraordinary climate condition such as high and/or low air temperature and less rain. Lots of questions such as decreasing investing cost, realizing stable plant production and developing new growing technique should be solved for making popular this growing system. However, I think that we can introduce a highly developed Japanese industrial now-how to plant factory system and can produce a business chance to the world market.
  • 池田 英男
    農業機械学会誌
    2011年 73 巻 2 号 82-86
    発行日: 2011/03/01
    公開日: 2013/04/24
    ジャーナル フリー
  • 安 東赫, 池田 英男
    園芸学研究
    2009年 8 巻 4 号 439-443
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/10/25
    ジャーナル フリー
    露地栽培における根域への多頻度水分管理の有効性を検証するため,液肥管理に適した新しい給液制御システムを開発し,ハクサイとナスについて慣行栽培との比較を行った.液肥の濃度や制御方法を異にして栽培を行い,養分吸収や生育,収量ならびに土壌養水分含量を調査した.給液管理を行った処理区の土壌水分は安定して推移した.液肥区では頻繁な養水分管理によって生育が促進され,ハクサイとナスはそれぞれ,慣行栽培である基肥区の54%と71%の施肥量でも,基肥区と同等の収量が得られることが確認できた.
  • 安 東赫, 池田 英男
    農業施設
    2004年 34 巻 4 号 257-263
    発行日: 2004/03/25
    公開日: 2011/09/05
    ジャーナル フリー
    異なる時期に播種してビニルハウス内で砂耕したニラ‘グリーンロード’5作を, それぞれ2ヶ月毎に刈り取って, 年間を通じてのニラ地上部の収量と刈り取り後の葉の再生に及ぼす気温の影響を調査した。
    10月に播種した第1作のニラを2ヶ月毎に刈り取った場合, 地上部収量と刈り取り後の葉の伸長は, 刈り取り時期によって変化した。また, 播種から刈り取りまでの期間と刈り取り回数を同じにして比較した場合, 刈り取り後の再生は, 刈り取り時の気温によって大きく異なった。しかし, 異なる時期に異なる期間養成されたニラでも, 刈り取り時期が同じであれば, 刈り取り後の葉の再生量とパターンは同様であった。これらの結果から求めた, 刈り取り後の葉の再生と積算気温とは有意な関係を示し, 刈り取り後の気温が再生に強い影響を持つことがわかった。刈り取り後20日間で積算気温が約470℃に達する時期, すなわち, 日平均気温が23-25℃となる時に, 葉の再生は最も大きかった。一方, 日長は, 刈り取り後の葉の再生に及ぼす影響は小さいと見られた。
  • 早川 和一, 蛯名 令子, 松本 美枝子, 宮崎 元一
    分析化学
    1984年 33 巻 7 号 390-392
    発行日: 1984/07/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
    Determination of inorganic anions and cations in some vegetable juices was examined by ultraviolet photometric ion chromatography with a conventional HPLC system equipped with a UV monitor and a separating column packed with popular ion exchangers. Inorganic anions such as Cl-, NO3-, and SO42- in sample solution were completely separated on a Zipax SAX packed column (50 cm x 2.1 mm I. D.) with 5×10-4 M disodium phthalate as an eluent and detected at 240 nm. Inorganic cations such as Na+, NH4+, K+, Mg2+, and Ca2+ in sample solution were completely separated on a Zipax SCX packed column (25 cm×4.6 mm I. D.) with 2.5×10-3 M copper sulfate as an eluent and detected at 220 nm. Under the conditions described above, the three anions in juices of chinese cabbage, tomato, and radish, and the five cations in Sep-pak C18 treated juice of chinese cabbage were determined.
  • 吉岡 宏
    農業機械学会誌
    2011年 73 巻 2 号 81
    発行日: 2011/03/01
    公開日: 2013/04/24
    ジャーナル フリー
  • 大沢 孝也, 池田 英男
    園芸学会雑誌
    1985年 53 巻 4 号 427-431
    発行日: 1985年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    培養液のN形態とpHがそ菜のZn過剰障害に及ぼす影響について検討するため, 数種そ菜を供試して水耕試験を行った. Znは0.05, 3, 10ppmの3レベル, Nは12me/l一定としてNO3, NO3+NH4(1:1), NH4の3区, pHは4, 6の2レベルとし, これらの組み合わせによる18処理区を設けた. 処理は原則として3週間行った.
    1. Zn標準レベル (0.05ppm) ではNH4区に種々のNH4害症状がみられた. Zn高濃度ではpH6のNO3区において, 一部のぞ菜にZn誘導クロロシスが発生したが, NH4を含む区では発生しなかった. 同症状はpH4ではほとんど認められなかった.
    2. Zn標準レベルにおける生育は, 一般にNO3,NO3+NH4両区は大差なく良好なのに比べてNH4区はかなり劣った. Zn高濃度処理によってNO3, NO3+NH4両区では生育が阻害されたが, 概して後者のほうが生育が優れた. NH4区の生育量はZnレベルとは無関係にほぼ一定して低かった. Zn高濃度のNO3, NO3+NH4両区では, 概して低pHのほうが優れた生育を示した.
    3. Zn高濃度処理区における葉中Zn集積は, NH4の施用, 低pHによって抑制される効果がみられた.NO3, NO3+NH4両区では葉中Zn含有率と生育阻害の間に密接な関連があったが, NH4区では葉中Zn含有率とは無関係に生育量がほぼ一定して低かった.
    4. 以上より, NH4+, H+はそれら自身の害作用が問題にならない濃度範囲内においては, そ菜のZn吸収を抑制し, Zn過剰障害を軽減する効果があると認められる.
  • 大沢 孝也, 田附 明夫
    園芸学会雑誌
    1990年 59 巻 3 号 519-525
    発行日: 1990年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    培養液のN形態とpHがそ菜のCu過剰障害に及ぼす影響について検討するため, インゲンマメ, ホウレンソウ, レタス, ハツカダイコンを供試して水耕試験を行った. Cuは0.02, 0.3, 1ppmの3レベル, Nは全N濃度を12me/l一定としてNO3, NO3+NH4(1:1), NH4の3区, pHは4, 6の2レベルとし, これらの組み合わせによる18処理区を設けた.
    1. Cu標準レベル(0.02ppm)における生育は, 各そ菜ともNO3, NO3+NH4両区では良好なのに対して, NH4区ではレタス以外は著しく劣った. またインゲンマメ以外では, pH 6の方がpH 4より生育が優れた. Cu高濃度処理による生育阻害は, pH 6よりもpH 4の方が著しかった. PH 4では, NO3区よりもNO3+NH4区の方がCu害を軽減する効果を示すことから有利であったが, NH4区ではNH4害のため同様の効果は認められなかった.
    2. 各そ菜とも葉より根に高濃度のCuを蓄積し, その較差はCu高濃度区ほど大きかった. また根中のCu蓄積は, おおむねpH 6よりpH 4の方が著しかった. これは培養液中のCuとFeに随伴するEDTAの錯結合がpHに影響される結果, pH 4の方がCu2+濃度が著しく高いためと考えられた. NH4施用は根中のCu蓄積を抑制する効果があった. 一般にNO3, NO3+NH4両区では, 根中のCu蓄積と生育阻害との間に等しく密接な関係が認められた.しかし, NH4区ではこれら両区と著しく異なった関係がみられ, とくにホウレンソウとハツカダイコンでは, 根中Cu含有率とは無関係に生育量がほぼ一定して低かった.
  • 大沢 孝也, 田附 明夫
    園芸学会雑誌
    1990年 59 巻 2 号 365-370
    発行日: 1990年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    培養液中のK, Ca濃度がそ菜のCu過剰障害に及ぼす影響について検討するため, インゲンマメ, ホウレンソウ, レタス, ハツカダイコンを供試して水耕試験を行った. 処理はCu 0.02, 0.3, 1ppmと, KあるいはCaの2, 6, 18me/lの組み合わせとし, Cu-KシリーズのCa濃度及びCu-CaシリーズのK濃度はいずれも6me/lとした. 培養液のpHは5に調節した.
    1. Cuが標準濃度(0.02ppm)の場合には, 多くのぞ菜における最高の生育•収量は, K 2me/l区及びCa6me/l区で得られた. Cu耐性はインゲンマメが最も強く, ハツカダイコンがこれに次ぎ, ホウレンソウとレタスは弱かった. Ca増施(2→18me/l)は,各そ菜ともCu1ppm処理における生育阻害を軽減する効果があった. しかしK増施(2→18me/l)は, ハツカダイコンのCu1ppm処理においてのみ同様の効果を示した.
    2. 各そ菜とも葉より根に多くのCuを蓄積し, その較差はCu処理濃度が高いほど大きかった. このような根中のCu蓄積は, Ca増施によって抑制されたが, K増施によっては必ずしも抑制されなかった. 一般に, 根中Cu含有率の高まりと生育阻害程度との間には密接な関係が認められた.
  • 塚越 覚, 伊東 正, 篠原 温
    生物環境調節
    1994年 32 巻 1 号 61-66
    発行日: 1994/03/30
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    培養液濃度と培養液中の全窒素に対するNH4-N比が, イチゴ‘女峰’の生育, 収量および生理的特性に及ぼす影響を調査した.処理は培養液濃度2水準 (EC0.9, 1.7mS/cm) と全Nに対するNH4-N比3水準 (10%, 20%, 30%) を組み合わせ, 計6区とした.
    生体重は低濃度区では30%区で, 高濃度区では20%区で高かった.全収量は低濃度-30%区が最も高かった.腋果房開花期の根への13C-光合成産物の分配率は高濃度区で, 低濃度区に比べて低下した.低濃度区ではNH4-N30%で, 頂果房への分配率が低下し, 腋果房への分配率が増加した.C-N比は低濃度区の30%区および高濃度区の20%, 30%区で低下した.根のカリウム含有率は, 高濃度区あるいはNH4-N比が高い区で増加した.根のエスキュリン酸化速度は, NH4-N比の増加に伴い高くなった.
    以上の結果から, 培養液を低濃度管理し, NH4-N比を全窒素の30%とすることで, 生育促進, 収量増加が認められた.これは, 根への光合成産物の分配, 根のリン, カリウム含有率および呼吸速度の増大によると考えられた.
  • Prommart Koohakan, 池田 英男, 草刈 眞一, 曽田 孝雄, 真野 和人, 増田 竜司
    園芸学研究
    2003年 2 巻 3 号 215-219
    発行日: 2003年
    公開日: 2008/02/19
    ジャーナル フリー
    二酸化チタン光触媒を利用した培養液殺菌装置を開発し,その効果を検討した.フザリウム菌では100 literの,ピシウム菌では30 literの水道水に,それぞれ別に培養した分生胞子あるいは遊走子を懸濁し,5~20 liter・min−1の流速で殺菌装置を通過させて殺菌効果を検討したところ,前者ではいずれの流速でも分生胞子の発芽率は速やかに低下し,処理開始10分後には50%の,また60分後には約90%の発芽阻害率となった.しかし,後者ではその程度は流速によって異なり,遊走子の90%の発芽抑制が認められたのは,流速5,10 liter· min1でそれぞれ10分,60分後であった.
    ピシウム菌を接種した培養液で育てると,トマト苗は処理2日後にはほぼ90%が,3日後には全個体が発病した.しかし,培養液を殺菌装置を通過させると,処理3日後では発病率は25%以下であり,全個体が発病するのは処理5~6日後と遅れ,殺菌装置による発病遅延効果が認められた.
    培養液を殺菌装置で処理した場合,トマト苗に鉄欠乏様の黄化が発生し,二酸化チタン膜が褐色となった.培養液中の重金属濃度を測定したところ,鉄と亜鉛の急速な濃度低下が認められたことから,二酸化チタン光触媒を培養液殺菌に利用する場合には,これらの欠乏症の対策が必要と考えた.
  • 水耕培養液の窒素形態と pH がそ菜のマンガン過剰障害に及ぼす影響
    大沢 孝也, 池田 英男
    園芸学会雑誌
    1980年 49 巻 2 号 197-202
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    培養液のN形態とpHがそ菜のMn過剰障害に及ぼす影響について検討するため, キュウリ, トマト, ホウレンソウ, キャベツ, レタス, セルリーを供試して水耕試験を行った. 処理はMn0.5, 30, 100ppmと, NO3,NO3+NH4 (1:1), NH4 を組み合わせ, さらにpHを4と6の2段階とした. なお施用全N濃度はいずれも12me/lの一定とした. 処理は原則として3週間行った.
    1. Mn 標準レベル (0.5ppm) では, NH4区に種々の害症状がみられ, pH4 のほうがpH6よりも著しい傾向があった. Mn高濃度のNO3, NO3+NH4両区では, トマト, ホウレンソウに上位葉の葉脈間クロロシスが, またキャベツ, レタス, セルリーに下位葉の葉縁クロロシスが発生した. これらの Mn 誘導クロロシスはNO3+NH4区のほうがNO3区よりも軽度の場合が多く, また pH4 と pH6 とを比べると同等かもしくは前者のほうが軽度であった. Mn 過剰によるネクロシスの褐斑の発生は, NH4 の施用割合の多い区ほど軽度であった.
    2. Mn 標準レベルにおける生育はNO3, NO3+NH4両区とも大差がなく優れたが, NH4 区はかなり劣った. Mn 処理濃度の高まりにつれて NO3, NO3+NH4 両区の生育は阻害されたが, 後者のほうが前者を上回る生育を示す場合が多かった. NH4区の生育量は多くの場合, Mn レベルとは無関係にほぼ一定して低かった. pHの影響については, Mn 標準レベルでは各N処理区を通じてpH4のほうがpH6より生育が劣ったが, Mn高濃度では両pH間の生育差は縮まり, NO3, NO3+NH4両区では逆に pH4 のほうが上回る場合も生じた.
    3. Mn処理濃度の高まりにつれて, 各種そ菜の葉中Mn 含有率は著しく増大したが, NH4 の施用割合の増大は Mn 集積を抑制した. また pH4 のほうが pH6 よりも葉中 Mn 含有率が低い傾向がみられた.
    4. NH4区は多くの場合, 葉中 Mn 含有率の高低にかかわらず生育量がほぼ一定して低かった. しかし NO3, NO3+NH4 両区においては, 一般に葉中Mn含有率が高いほど生育阻害が著しく, またこの関係は両N処理区間で差が認められなかった. ただ, ホウレンソウでは, pH4 におけるこれら両区の生育は, Mn よりも低pHの影響を強くうけた.
    5. 以上より, NH4+, H+はそれら自身の害作用が問題にならない濃度範囲内においては, そ菜のMn吸収を抑制し, Mn過剰障害を軽減する効果があると認められる.
  • 大沢 孝也, 池田 英男
    園芸学会雑誌
    1989年 58 巻 3 号 673-678
    発行日: 1989年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    培養液中の Fe 濃度がそ菜の Cu 過剰障害に及ぼす影響について検討するため, インゲンマメ, ホウレンソウ, レタス, ハツカダイコンを供試して水耕試験を行った. 基本培養液には Hoagland 第1液を用い, 処理は Cu0.02, 0.3, 1, 3ppmと, Fe (Fe-EDTA による) 1, 3, 10, 30ppm の組み合わせ (計16処理区) とした. 培養液のpH は5.0に調節した.
    1. Fe 1ppm 施用の場合には, Cu 処理濃度の上昇につれて各そ菜とも生育が著しく阻害され, Cu 1 及び3ppm区ではレタスを除くそ菜の上位葉に葉脈間クロロシスが発生した. Cuが標準濃度の0.02ppmの場合には, 一般に正常な生育にとってFeは1ppmで充分であり, また10ppmをこえるような高濃度は不必要或しくは有害であった. しかしCu 0.3及び1ppmではFeを3ないし10ppmまで高めると, 生育阻害を軽減し, クロロシスの発生を防止する効果がみられ, とくにインゲンマメ, ホウレンソウにおいて顕著であった. Cu 3ppmでは各そ菜とも下葉の枯れ上がりや根のかっ変が著しく, Fe 増施によってクロロシスの発生は防止できたものの, 生育阻害を軽減する効果はあまり認められなかった.
    2. 以上のように適度なFe増施がCu害を軽減する効果は, 植物体とくに根中におけるCu蓄積の抑制によるものと考えられた. クロロシス発生区では, 葉中の1N HCl可溶性 Fe 含有率が明らかに低く, 葉中における Fe の不溶化が示唆された.
  • 後藤 逸男
    日本土壌肥料学雑誌
    2004年 75 巻 4 号 527-528
    発行日: 2004/08/05
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 小田 雅行, 高戸 淳二, 池田 英男, 古川 一
    園芸学研究
    2002年 1 巻 1 号 27-30
    発行日: 2002年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
    レタスを3.8,8.2および45mLのセルに播種し,相互遮蔽がない広い株間で育苗して24日後に定植した.茎葉,根ともに,3.8mLでは播種後19日,8.2mLでは播種後24日に生育抑制が認められた.セル容量の減少による生育抑制は,茎葉よりも根で大きく,定植しないとその後の植物体乾物量の増加は小さかった.定植後の個体相対生長率(TRGR),茎葉相対生長率(SRGR)および根相対生長率(RRGR)は,セル容量が小さいほど高かった.RRGRは,SRGRよりも高く,特にセル容量が小さいほど顕著に高くなった.定植時の還元糖および非還元糖濃度は,セル容量が小さいほど高かった.定植時の根の酸素吸収速度は,セル容量が小さいほど小さかった.定植せずにセル育苗を続けると,酸素吸収速度は変化しないかやや低下したが,定植すると増加し続けた.その増加程度はセル容量が小さいほど大きい傾向であった.これらのことから,レタスは,セル育苗により生育が抑制されるが,定植後の活着への影響は小さいことが明らかになった.
  • 池田 英男, 大沢 孝也
    園芸学会雑誌
    1982年 51 巻 3 号 309-317
    発行日: 1982年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    実験1では, 培養液中のK, Ca濃度がそ菜の NH4 害に及ぼす影響について検討するために, 8種類のそ菜を供試して水耕試験を行った. 処理は NO3, NO3+NH4 (1:1), NH4 の各N区 (全N濃度12me/l) と, K あるいはCa 2, 6, 18me/lとの組合せとした. また実験2では, 随伴陰イオンを異にする数種のK及びCa塩が,レタスとホウレンソウのNH4害に及ぼす影響について検討した. 培養液のpHはすべて6.0に調節し, 処理期間は原則として3週間とした.
    1. NO3+NH4区ではいずれのそ菜もNO3区と同程度ないしはこれを上回る良好な生育を示した. またNO3及びNO3+NH4区では, 培養液中のK, Ca濃度は葉中のK, Ca濃度に強く影響したが, 生育にはほとんど影響しなかった.
    NH4区では, トウモロコシを除くそ菜は生育を阻害され, 一般に葉中K, Ca濃度は低下した. 培養液中のK, Ca濃度が増加するにつれ, 葉中のK, Ca濃度もそれぞれ増加したが, NH4区で培養液中のK濃度の増加によって生育改善効果が認められたのはトマトとインゲンマメのみであり, またCa濃度の増加で生育改善効果が認められたのはトウモロコシ, キュウリ, レタス, キャベツのみであった. しかし, それらのいずれの場合でもNH4区の生育は, トウモロコシを除いてNO3区の生育にははるかに及ばなかった.
    2. KやCaをCO3やSiO3の塩で施用すると, NH4区でも培養液のpHは長期間高めに維持された. この効果は特にCaCO3において大であった. しかし, いずれの塩を施用しても, レタス及びホウレンソウのNH4害は軽減されなかった.
  • 位田 晴久, 陳 莉
    植物工場学会誌
    2001年 13 巻 2 号 130-136
    発行日: 2001/06/01
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    For nitrate nitrogen reduction, Japanese bunching onion (Allium fistulosum L.) cvs. 'Kincho' and'Yakko'were cultivated in a nutrient solution in which nitrate nitrogen was wholly replaced by ammonium nitrogen. The softening of the root by ammonium nitrogen nutrition significantly decreased under gentle air flow. The occurrence of leaf tip withering was negatively correlated with the Ca content in the leaf blade of 'Kincho' which is comparatively resistant to the high ammonium nitrogen, and it was reduced by Ca application and/or air flow. On the contrary, in 'Yakko', a cultivar sensitive to the high ammonium nitrogen, there was no correlation, and there was no reduction effect by Ca application and/or air flow. In 'Yakko', excess salt concentration in the nutrient solution by the Ca addition increases the physiological disorder, and the growth was better at Ca 1 meL-1 which is lower than the standard concentration of 2 meL-1. The fact that even in the plants without nitrate nitrogen nutrition contained nitrate nitrogen in the leaf sheath and blade about the same level as usual plants, suggests nitrification occurs considerably in this soilless culture.
    Growing management according to the cultivar may be necessary for the increase of the ratio of ammonium nitrogen to nitrate nitrogen, which is commonly done before the harvest for quality improvement.
  • 榎園 正人, 戸高 孝, 若山 勝彦
    日本応用磁気学会誌
    1992年 16 巻 2 号 397-402
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2007/12/03
    ジャーナル オープンアクセス
    Stacked three-phase three-limbed model transformer core has been assembled from POWERCORE strip sheet and the localized rotational flux distributions and distortion factors are measured using arrays of cross-type search coils. In the studies of two-dimensional magnetic properties for amorphous magnetic materials, we have reported that a remarkable anisotropy was observed under high magnetic flux density conditions. Therefore, it is necessary to make clear the influence of the anisotropy to the flux distributions at the T-joint part in the threephase transformer core. In this paper, the rotational flux distributions in the amorphous transformer core are investigated by using the three-phase threelimbed model core assembled POWERCORE strip.
  • 森泉 豊栄
    電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌)
    2011年 131 巻 6 号 197-199
    発行日: 2011/06/01
    公開日: 2011/06/01
    ジャーナル フリー
  • 橘田 浩二, 中村 隆, 森田 尚文, 今堀 義洋, 鈴木 敏征, 池田 英男
    園芸学研究
    2005年 4 巻 2 号 229-232
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/10/28
    ジャーナル フリー
    地方品種‘水ナス’果実の抗酸化活性をDPPHラジカル消去活性測定法によって評価するとともに, 外傷被害が抗酸化活性に及ぼす影響を調査した.
    外果皮中のアントシアニン含量とDPPHラジカル消去活性との間には正の相関が認められ, 相関係数r=0.93 (n=9) で, 統計的に有意であった.
    クロロゲン酸は, 果肉中に多量に含まれており, 果肉中のDPPHラジカル消去活性の約1/2の活性を示した.
    外果皮では重量比は1.77%と小さかったが, 単位重量当たりのDPPHラジカル消去活性が高かったため, 寄与割合は15.9%と大きかった. 果肉では, 重量比が98.2%を占めるため, 寄与割合は84.1%を占めた.
    外傷果実の最外部におけるDPPHラジカル消去活性は, 正常部では3.46μmol・Trolox当量/g・f. w.であったのに対し, 外傷部では8.05μmol・Trolox当量/g・f. w.と有意に高かった.
    以上のように, 地方品種‘水ナス’の正常果実は抗酸化活性が高いこと, および外傷果実は抗酸化活性がさらに増加していることが明らかになり, 近年関心が高まっている健康食品の中で, より高い抗酸化活性を有する素材として利用できる可能性が示唆された.
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