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クエリ検索: "視能訓練士"
1,962件中 1-20の結果を表示しています
  • 花形 麻衣子, 大久保 真司, 宇田川 さち子, 杉山 和久
    神経眼科
    2021年 38 巻 3 号 292-297
    発行日: 2021/09/25
    公開日: 2021/09/28
    ジャーナル 認証あり

     調節痙攣により屈折が変動,近視化した小児の3症例に対し,調節麻痺下屈折検査を施行,累進屈折力眼鏡を処方し,効果が得られたので報告する.症例1(7歳女児)では,Spot Vision Screener(SVS)を用いることで,調節痙攣発症時の屈折の変動,縮瞳,内斜視の様子を記録することができた.SVSは,調節痙攣の状態と累進屈折力眼鏡装用の効果を判定する方法として有用であった.症例1と3(10歳女児)では心因性の要因もみられた.症例1と2(8歳女児)では経過観察中に累進屈折力眼鏡を自己中断し,調節痙攣の再発がみられたが,再装用により改善した.調節痙攣をきたした小児に対する累進屈折力眼鏡の常用は,過度な調節を抑制し有効であった.

  • 丸尾 敏夫
    医学教育
    1975年 6 巻 6 号 374-376
    発行日: 1975/12/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 木原 満子, 近藤 晶子
    日本ハンセン病学会雑誌
    2024年 92 巻 3 号 71-77
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/03/06
    ジャーナル フリー

     ハンセン病後遺症による視覚障害者は、手指の変形や感覚障害のためロービジョンケアツールの使用が難しい場合が多い。症例の特性に応じた補装具や生活環境の提案でロービジョンケアを動機づけ、QOLの向上を目的とした。

     視覚障害2~6級(ロービジョン者)26名と、障害等級に該当しないが見え方に不自由を感じる者(視覚困難者)18名に対し、聞き取り調査をし、効果があると思われる補装具の処方や使用の工夫、居住空間の安全確保、日常活動の利便性の獲得を検討した。

     聞き取り調査で羞明はロービジョン者で半数、視覚困難者では約90%が不自由を感じていた。読み書きは介助があるため不自由の訴えは少ないが、食事配膳位置は2~3級で確認が難しくなる。聞き取り後、残存視覚を活用する訓練をおこなった。

     ロービジョンケアで残存視覚を最大限活用する援助をすることにより、高齢化に伴う社会活動の低下を防ぐことが期待できると思われた。

  • 川村 緑
    順天堂医学
    1969年 14 巻 4 号 395-398
    発行日: 1969/01/10
    公開日: 2014/11/22
    ジャーナル フリー
  • 加藤 和男
    順天堂医学
    1969年 14 巻 4 号 391-394
    発行日: 1969/01/10
    公開日: 2014/11/22
    ジャーナル フリー
  • 伊東 藍, 中村 由紀子, 松岡 雄一郎, 河野 千佳, 大澤 麻記, 小沢 愉理, 小沢 浩, 菊池 信介
    脳と発達
    2020年 52 巻 6 号 384-389
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/11/20
    ジャーナル フリー

     【目的】近年, 眼科疾患の早期発見・介入に対する眼科検診の有用性から, 眼科スクリーニング検査の普及が進んでいる. しかし神経発達症などの患者には眼科検査が困難な例が多く異常の早期発見が難しい. 他覚的屈折検査機器のSpotTM Vision Screenerを導入する機関が増加しているが, 障害児・者を対象とした報告はまだ少ない. 本研究は療育外来通院中の障害児・者における当該検査の適応可能性, 有用性を明らかにすることを目的とした. 【方法】2017年10月から2018年9月に本検査が依頼された当センター療育外来通院中の患者を対象に, 臨床的特徴, 検査結果, 眼科的介入等について診療録を用いて後方視的に調査した. 【結果】対象患者134例中, 初回検査の困難例が15例であったが再検査で成功した例もあり計129例に実施できた. 診断は自閉スペクトラム症30例, 注意欠如/多動症28例, 知的能力障害35例などであった. 異常値を呈したのは48例81眼, うち著者らで作成した当センターの紹介基準をこえたのは18例24眼であった. 本検査実施後に眼鏡を新規に作製した8例中4例で視覚反応の改善や集中力向上を認めた. 【結論】本検査は対象患者においても高確率に実施可能であった. 屈折異常や斜視の早期発見により, 発達の阻害因子となりうる視機能異常の早期治療につながると考えられた.

  • 野原 尚美, 松井 康樹, 山本 欽一, 牧田 京子, 高橋 宏子, 岐阜県眼科医会
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    2010年 39 巻 207-215
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/03/28
    ジャーナル フリー
     設立21年目を迎えた当養成校は、一人でも多くの学生確保のために高等学校訪問を行っているが、進路指導の教官より「就職先は確保できるか」との問がよく返ってくる。そこで雇用側である眼科医師が
    視能訓練士
    の必要性に対しどのように考えているのかについて、岐阜県眼科医会会員の先生方にアンケート調査を依頼した。
     
    視能訓練士
    の雇用を強く希望するか、あれば欲しい、希望しないか等の項目を含んだアンケートを作成し、岐阜県眼科医会会長より会員の先生方にFAXを送信し回答を得た。回収率は73.6%であった。
     今回の調査で、岐阜県においては全体の62%の眼科医師が、今後の
    視能訓練士
    の雇用を希望しており、早急に知名度を上げる努力をし、岐阜県内の学生を確保することが必要であった。また知識や技術が優れていても、人との協調性に欠けていると雇用側は、期待はずれであったと感じていたことから、今まで以上に人間性を高める教育を行う必要があった。また眼科医師が
    視能訓練士
    に期待する業務として斜視・弱視検査が一番多かったことより、
    視能訓練士
    の専門分野である視能矯正の教育の強化も必要であると考えられた。
     今後、我々は今回の調査から得たことを活かして、眼科医師から診療パートナーとして絶対に必要と感じてもらえるような
    視能訓練士
    の育成に勤めるよう努力していかなければならない。
  • 内田 冴子, 江藤 はるか, 内川 義和, 岡野 真弓, 中村 伸江, 澤田 惇
    日本科学教育学会年会論文集
    2001年 25 巻
    発行日: 2001年
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    21世紀の医療は患者中心の医療といわれている。九州保健福祉大学 保健科学部 視機能療法学科が目指す
    視能訓練士
    は、
    視能訓練士
    法に基づいた国家資格を有するコ・メディカルであり、当然時代のニーズである患者中心の医療に対応できる教育を行わなければならない。このためのコンテンツは科学(専門知識)を自らの責任下に置く学習、相手の痛みをわかり、人(患者)を思いやる人間性の育成、インフォームド・コンセントに必要な感性と表現の研磨である。これらの背景に加え、本学建学の理念である「学生一人ひとりのもてる能力を最大限に引き出し引き伸ばす」を基盤に、KJ 法による独創的問題解決法を試みた。本稿ではその手法と結果などを報告する。
  • 中村 志保, 郡司 朋子, 木村 愛美, 西村 麻衣, 菊川 千波, 菊地 紗和子, 村上 純子, 上田 渚, 石倉 智子, 鶴川 香緒利, 横須賀 美紀, 奥森 留美子, 神前 あい, 井上 吐州
    日本視機能看護学会誌
    2018年 3 巻 8-10
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/02/01
    ジャーナル オープンアクセス
    目的:甲状腺眼症の斜視手術後患者に対するリハビリテーション( 以下リハビリ) として、効果的で簡易な方法を検討し、 病棟オリジナルの視野チャートを作成した。看護師の指導にて実施したので報告する。 方法:甲状腺眼症による複視のため斜視手術を行った15 名を対象に、
    視能訓練士
    の助言を得て作成した視野チャート にて、入院時・手術翌日・退院時に両眼単一視野(以下単一視野)の変化を比較した。またこれを用いた術後のリハビ リ方法を指導し、退院時にアンケートを実施し有用性を評価した。 結果:対象患者全員が、視野チャートを用いたリハビリが分かりやすく、積極的に取り組めたと回答した。入院時と退 院時の単一視野の比較では、14 名が拡大し1 名は明らかな変化がなかった。 考察:視野チャートにより注視目標を明確にでき、簡易的なリハビリが考案できた。また患者がリハビリに積極的に取 り組めた。よって斜視手術後における視野チャートは有効であった。
  • 近澤 めぐみ, 江崎 秀子, 原田 暢子, 山之内 夘一
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    1994年 22 巻 39-42
    発行日: 1994/12/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    視覚障害者老人施設で,大分
    視能訓練士
    専門学校の生徒27名が実習を行った.入居者59名の検査を約4時間で終えた.検査内容は生徒による問診・視力検査・板付きレンズによる簡単な矯正と医師による診察を行った.問診可能者57/59名(96.6%)視力検査可能者54/59名(91.5%)だった.視力が障害者手帳の1級に相当する人は26/59名(44%)いた.また,白内障・眼球癆などの疾患がみられた.
    視覚障害者施設での実習は,短時間で多くの症例に触れることができ,有用な実習と考えられた.また,法令改正で,
    視能訓練士
    の業務は拡大し,その職域は保健・福祉の分野にまで広がってきている.このような状況の下で,これからの
    視能訓練士
    はやって行くのであるから,老人施設での実習という意味でも有用な実習といえると考えられた.
  • 臨床面から
    川村 緑
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    1989年 17 巻 37-45
    発行日: 1989/12/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    日本の眼科医療に於いて専門教育を受けた
    視能訓練士
    の業務役割分担は,臨床面にも定着しつつある.医療内容の向上,多様化とともにその医療技術を発揮するためにも,教育の充実はますます重要である.
    視能訓練士
    の業務は,地域社会のニーズに応える公的活動にも展望が開けている.
    視能訓練士
    の業務は,専門教育を受けたとはいえ,信頼の置ける結果を出すには経験を豊富に持つこと.習熟は,短時間には養成されない.疑問矛盾を見逃さない教育が必要である.
    視能訓練士
    の絶対数の不足を補う養成校の増加による解消は,まだ先のことではあるが前進をみた.半面これらの臨床実習教育の整備の必要があげられる.特に臨床実習期間の短さは,技能修得の支障であってはならない.
    現在の臨床上教育上の問題点をあげた.
  • 田邊 宗子, 深井 小久子, 内田 冴子
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    2008年 37 巻 199-206
    発行日: 2008/10/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    平成5年、
    視能訓練士
    法が改正され、
    視能訓練士
    の業務に散瞳下の眼底撮影が法律的に認められた。また、Evidence-Based-Medicine(以下のEBMと略す)が謳われ、evidenceの観点からも眼科写真は、疾病に関する客観的データとして診断、治療、予後の推測に活用され、その重要性が認識されてきた。
    そこで、著者らは医療現場における眼科写真撮影の現状と、
    視能訓練士
    学校養成施設における眼科写真撮影教育の実態を調査するために、無記名式アンケートを学校養成施設22校、医療施設110施設に行った。調査期間は、平成16年11月から平成17年6月末日までとした。有効回答率は、学校養成施設86.4%(19/22校)、医療施設84.5%(92/110施設)であった。学校養成施設では、眼底撮影100%(19/19校)、9方向眼位写真撮影94.7%(18/110施設)と高率であったのに対し、医療施設における
    視能訓練士
    の写真業務の順位は、眼底撮影67.4%(62/92施設)、9方向眼位撮影が65.2%(60/92施設)であった。
    以上の結果をふまえて、眼科写真撮影の質の向上を図る必要性と、眼科写真学の科目立ての重要性を認識し、眼科写真を眼科検査学の一つの独立した検査部門として位置づけることが必要であると考え、新しい時代の要請に対応できる
    視能訓練士
    教育ガイドラインの策定を試みた。
  • 内田 冴子
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    1987年 15 巻 134-139
    発行日: 1987/12/25
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
  • *粟田 陽光, 水科 晴樹, 陶山 史朗
    映像情報メディア学会技術報告
    2017年 41.2 巻 IDY2017-1
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
    会議録・要旨集 フリー
    左右眼に視力差がある不同視において,アーク3D表示が二眼式と比べて,奥行き知覚が良好にできることを明らかにした.二眼式立体表示では,片眼視力が0.2に減少した付近より知覚される奥行きが急激に低下し,片眼視力が0.1になると奥行きが知覚できなくなる.これに対して,アーク3D表示は,片眼視力が0.1になって二眼式では奥行きが知覚できなくなった場合でも十分に奥行きを知覚でき,さらに片眼視力が0.01になっても奥行き知覚が可能であることが分かった.以上,滑らかな運動視差をもつアーク3D表示について不同視の影響を評価し,このアーク3D表示の微小な運動視差が不同視における奥行き知覚に影響している可能性が示唆された.
  • 佐々木 信, 帆足 悠美子
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    2007年 36 巻 177-182
    発行日: 2007/10/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    目的と方法:弱視治療用眼鏡箔は不完全遮蔽法として一般的に使用されているが、眼鏡箔が表示通りに低下しないことは従来から指摘されている。今回、我々はRyser社製の弱視治療用眼鏡箔®を用いて片眼の視力を低下させ、実際にどの位の視力になるのか測定し、眼鏡箔の遮蔽効果および視力と立体視の関係について比較し検討した。
    結果:遠見および近見視力ともに眼鏡箔の表示通りに低下しない場合が60%を超え、優位眼と非優位眼の間に明らかな差を認めなかった。遠見立体視、近見立体視ともに、優位眼あるいは非優位眼の視力の低下に従い徐々に低下した。
    結論:眼鏡箔は、箔の種類によっては遮蔽効果が期待できないことはもとより、箔の効果が予想よりも強すぎた場合、眼鏡箔の表示視力の種類によっては遮蔽弱視を誘発する恐れがあることが判明した。眼鏡箔を用いる際は、治療に適切な遮蔽効果のものか、また治療の目的に沿ったものか注意深く見極めて処方することが重要である。
  • 安斎 博, 五味 重春, 植村 恭夫, 柴田 貞雄, 岩井 喜典
    医学教育
    1972年 3 巻 3 号 236-241
    発行日: 1972/06/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 教員養成 これからの展開
    深井 小久子
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    1997年 25 巻 195-200
    発行日: 1997/07/20
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    視能訓練士
    教育は多元的な養成形態がとられ,1996年4月には,大学院教育へと発展してきた。これを機会に積極的に教育,研究活動のできる資質の高い人材の育成を行う。
    視能訓練士
    教員の資格については,厚生省指定規則における教員資格と文部省大学設置基準の教員資格では大きな格差がある。
    社会構造上で遜色のない教員資格とする為の要件とその対策を考えた。
    1.
    視能訓練士
    専任教員の育成は大学院で行う。
    2.教員資格には学歴,研究歴,教育歴を明確にする。
    3.社団法人日本
    視能訓練士
    協会又は第三者機関で指定講習会と資格試験等を行う。
    4.臨床現場の若い
    視能訓練士
    を実習助手として登用する。
    視能矯正学は後継者あっての学問である。資質の高い人材の育成に一丸となって取り組むシステムづくりをする。
  • 古賀 聖典, 南 慶子, 戸高 奈津美, 川本 晃司
    日本農村医学会雑誌
    2010年 59 巻 4 号 518-523
    発行日: 2010/11/30
    公開日: 2011/01/14
    ジャーナル フリー
    〔目的〕当院勤務の
    視能訓練士
    (以下ORT) が山口県柳井市保健センターでの3歳児集団健診および当院小児科での3歳児健診に介入することによる視機能異常検出に対する有用性について検討を行なった。
    〔対象と方法〕対象は平成21年7月から平成22年2月末までに柳井市保健センターで実施される3歳児集団健診と当院小児科で3歳児健診を行ないORTによる眼科健診を希望した48名の児とした。方法は,柳井市保健センターでの3歳児集団健診では当日保護者が提出した問診票を用いて,保健師が再度保護者へ児の眼についての詳細な問診を行ない,家庭にて視力検査ができなかった児および家庭での検査で視力が0.5未満であった児に対しては2.5mの視力検査を行なった。当院小児科で3歳児健診を受けた児に対しては,保護者の希望があればORTが小児科外来で2.5mでの視力検査,レフトラクトメーターによる屈折検査,眼位検査,両眼視機能検査を行なった。眼科的検査終了後,保護者へ3歳児眼科健診の意義や希望について,アンケートを実施した。
    〔結果〕柳井市保健センターおよび当院での3歳児眼科健診を受診した3歳児のうち8人 (16.6%) が二次健診受診の対象となった。二次健診で眼科を受診した児の行なった検査では,遠視が3人,不同視弱視が1人であった。アンケートからは視機能検査の専門職であるORT介入による3歳児眼科健診に対して高い評価が得られ,約半数の保護者が家庭で行なう視力検査に不安を持っているという結果が得られた。
    〔結論〕山口県柳井市における3歳児眼科健診にORTを介入させることにより,放置すると将来的に弱視へ至る可能性のある不同視弱視を検出することができた。
  • 石川 祥子, 臼井 千恵
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    1989年 17 巻 86-90
    発行日: 1989/12/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    帝京大学附属病院において最近行われている卒後教育の内容について紹介した.
    入職後1年目は医師と先輩
    視能訓練士
    から指導をうけながら一般検査手技,斜視,弱視の検査手技の習得と,手術室勤務により診療の流れを習得し,2年目には斜視,弱視の診断と治療,及びリハビリテーションについて指導を受けた.また研究面として,1,2年間を通じて医師と共に症例検討会等に参加した.3年目には2年間の臨床経験を基に自己の業務に責任をもって従事している.
    2年間の研修の結果,豊富な症例数と確立した指導法によりスムーズに検査手技や弱視の診断と治療の基礎を習得できた.
  • 深井 小久子, 筒井 純
    日本
    視能訓練士
    協会誌

    1991年 19 巻 160-163
    発行日: 1991/12/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    日本でのコメデイカル教育の大半は,専修学校,各種学校の体系をとっている.
    視能訓練士
    養成学校も,1年制,3年制ともにその分野に属する.今日の医療は,コメデイカル職種の助けがなくしては成り立たないといわれているが,これにもかかわらず,これに関与する職種の教育の現状は,寒々しいものがある.川崎学園では,2学部6学科構成の川崎医療福祉大学を来春4月に発足させる.この1学科に感覚矯正学科があり,視能矯正専攻と言語聴覚専攻の2分野の日本で初の
    視能訓練士
    の4年制大学が誕生する.
    オーストラリアのLincoln Institute of Health Sciences 4年制と川崎医療福祉大学のカリキュラムをみると,基礎医学,臨床実習ら40~41%の時間を計画している.これらを重視することは,コメデイカルの一生涯の発展につながる.
    視能訓練士
    は眼科福祉医療の担い手になるように,画一的な教育でなく時代に相応した柔軟なカリキュラムが必要である.
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