持続可能な社会の実現へ向けスポーツ、会議、音楽フェスティバルなどの各種イベントに対しても環境、経済、社会の3側面から持続可能性の評価を行うことが重要である[1]。本発表ではスポーツイベントを対象として、主催者からの提供データ、実測したデータを用い、(1)環境面では産業連関法を用い資源(化石燃料・鉱物・水)の消費量、CO2排出量などのインベントリー分析を行いこれよりLIME2による環境影響評価を行う[2]。(2)経済面では産業連関法を用い経済波及効果評価を行なう[3]。(3)社会面ではHDI指標を用いた社会影響評価を行なう[4]。以上の環境、経済、社会の3側面からの評価をまとめてイベントの持続可能性を評価する。
(参考文献)[1] 伊坪・湯:日本LCA学会誌, Vol.5 No.4, p.510.
[2] 山口他:第5回日本LCA学会研究発表会要旨集, D2-07,p.204.
[3]松永・伊坪:第5回日本LCA学会研究発表会要旨集, C1-07,p.60.
[4]湯・伊坪: 日本LCA学会誌, Vol.6 No.4, p.338.
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