成形加工
Online ISSN : 1883-7417
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ISSN-L : 0915-4027
18 巻, 7 号
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目次
巻頭言
研究総覧 : プラスチック成形加工の最近の研究動向
講座―高分子レオロジーと成形加工 CAE の基礎―その中身と周辺問題―
技術報告
日本の大学・試験・研究機関の研究 : 144
会議・見本市だより
製品・技術紹介
論文
  • 寺本 弦正, 阿江 晴彦, 金井 俊孝
    2006 年 18 巻 7 号 p. 510-516
    発行日: 2006/07/20
    公開日: 2009/11/18
    ジャーナル フリー
    We investigated the microcellular foaming of polypropylene with supercritical nitrogen (N2) in order to understand the most influential factors. In these experiments, an average diameter of 30μm, typically difficult to attain, was achieved for the foamed polypropylene. The most influential molding factors for the microcellular foaming process were found to be ΔP (the difference between the injection pressure of the supercritical N2 in the cylinder and the back pressure of the screw), the throughput of the supercritical N2 and the resin temperature.
  • 李 光洙, 川竹 謙一, 李 欣, 山田 敏郎, 多田 薫, 勝尾 憲一, 石原 英昭
    2006 年 18 巻 7 号 p. 517-523
    発行日: 2006/07/20
    公開日: 2009/11/18
    ジャーナル フリー
    セグメント化ポリウレタンウレア(SPUU)の乾式紡糸工程には溶剤としてDMFまたはDMAcが使われている.乾式紡糸工程のシミュレーションでは拡散係数が基礎データとして必要不可欠である.しかしSPUU中へのDMFの拡散係数に関しては大沢らの報告以外には見当たらない.その上,この拡散係数は液体中への液体の相互拡散に限られているため,糸条がノズル付近の液体状態から巻き取り付近の固体状態に変化する乾式紡糸の全工程にわたって適用することはできないと考えられる.そのため本研究では石英スプリングを用いた実験装置を新たに製作し,収着実験よりSPUUフィルム中へのDMF(またはDMAc)の拡散係数を新たに求める.そして実験データから,拡散係数と温度の関係をアレニウス式で表現する.
    この論文では,実験で求めたDMFとDMAcの拡散係数の温度依存性の比較と,モアレパターン法とフィルム法で求めた拡散係数の比較検討する.フィルム法で求めた拡散係数はモアレパターン法で求めた拡散係数の10分の1ぐらいである.そしてフィルム法で求めたDMFとDMAcの拡散係数はほぼ同じである.
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