下記のとおりマダニ人体刺症論文にみられたマダニ類の誤同定4例を訂正した：小笹ら（2001）におけるヒトツトゲマダニ雌成虫→タカサゴキララマダニ若虫，高本ら（2001）におけるカモシカマダニ雌成虫→タカサゴキララマダニ若虫，神戸（2002）におけるヤマトマダニ雌成虫→カモシカマダニ雌成虫，泉谷（2014）におけるタカサゴキララマダニ成虫→タカサゴキララマダニ若虫．誤同定の訂正により，島根県のマダニ科の種リストからヒトツトゲマダニとカモシカマダニが削除された．また，神戸（2002）が静岡県におけるカモシカマダニの初記録となった．

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アフリカのケニアから船舶により横浜港へ陸揚げされ，さらに陸路で神奈川県茅ヶ崎にまで輸送されたコンテナから，アフリカ産と判断されるアリが発見された．2 つのコンテナ中から見出されたアリは，次の2種である：Camponotus (Tanaemyrmex) maculatus (Fabricius, 1782), Crematogaster sp. nr. castanea Smith, 1858.

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2015 年7 月30 日，東京都内の住居から撤去したイワツバメの空巣からツバメヒメダニを採集した．これは，東京都で約50 年ぶり2 例目となる本種の記録である．

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2017 年5 月22 日，三重県松阪市でコウモリマルヒメダニが撮影された．これは，三重県における本種の初記録である．

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