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2,440件中 1-20の結果を表示しています
  • 友近 晃
    北海道矯正歯科学会雑誌
    2000年 28 巻 1 号 85-
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
  • 次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理研究
    三成 由美, 冨永 美穂子, 武富 和美, 望月 美左子, 秋吉 澄子, 秋永 優子, 寺師 美里, 喜屋武 ゆりか
    日本調理科学会誌
    2024年 57 巻 3 号 193-197
    発行日: 2024/06/05
    公開日: 2024/06/11
    ジャーナル 認証あり
  • 松江 勇次, 尾形 武文, 浜地 勇次
    日本作物学会紀事
    1998年 67 巻 4 号 516-519
    発行日: 1998/12/05
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    強稈で休眠性が浅い中生糯品種のサイワイモチと, 赤米の粳品種の対馬在来を交配し, 休眠性が浅い赤米の糯品種"つくし赤もち"を育成した.本品種の成熟期はサイワイモチより8日遅い晩生で, 長稈で, 草型は両親の中間型である.耐倒伏性はやや弱で, 穂発芽性は難, 脱粒性は難で, 休眠性は対馬在来より浅い.芒と穎の色は穂揃期に赤紫色を呈する.玄米は濃赤褐色である.収量はサイワイモチより低いが対馬在来より高い.もちの色は清色系淡黄ピンク色(淡い赤色)で, 食味はサイワイモチと同程度で優れる.アミログラム特性や硬化速度はもちの加工に適する値を示した.本品種は高付加価値を有した地域特産物米に適すると考えられる.玄米の色は遅植えや多肥で赤色の発現が劣り, 搗精歩合が高い
    ともち
    の食味や赤色の発現が低下した.
  • 佐藤 洋子, 緒方 順子, 中沢 文子, 野口 駿
    家政学雑誌
    1977年 28 巻 6 号 403-407
    発行日: 1977/09/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    うるち米およびもち米の脂質の脂肪酸組成を分析し, 次の結果を得た.
    1) うるち米の脂質の脂肪酸は, 35~42%のオレイン酸, 34~42%のリノール酸, 15~22%のパルミチン酸, 1~2%のリノレン酸および1~2%のステアリン酸であり, これら5種の脂肪酸が全脂肪酸組成の95%以上を占める.もち米についてもほぼ同様の結果を得たが, うるち米に比べてパルミチン酸含量がやや多い.
    2) パターン分析の結果, うるち米の産出地域によってその脂肪酸組成には明瞭な差が認められ, 硬質米産出地帯といわれる地域でとれた米は軟質米産出地帯といわれる地域の米に比べてリノール酸含量が多く, オレイン酸含量が少ないごとが明らかとなった.また, もち米の分布はかなりの部分でうるち硬質米産出地帯米と重なり, 稲という一つの種の特徴が少量成分である脂質の脂肪酸組成にも現われることが示された.
  • *柴山 晴香, 原田 美奈子, 高根 恵美, 日置 梨沙, 望月 里奈, 森下 紗帆, 川上 栄子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2015年 27 巻 2P-28
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/24
    会議録・要旨集 フリー


    【目的】静岡県浜松市天竜区水窪地域は、市の最北部に位置し、長野県と愛知県の県境にあり、地区全体の97%が森林地帯である。そのため自然は豊かであるが、平地が少なく稲作に適した環境ではなかったため、山地で作ることができる雑穀を中心とした食文化が発展してきた。本研究は食の多様化により、薄れつつある日本独自の食文化を後世へ伝承とすることを目的とし、水窪の地や食文化の調査を行った。

    【方法】伝承の状況を把握するために、1)地域在住の4名にインタビュー調査を行なった。2)地域で収穫した食材を中心とした料理を提供している飲食店で、試食取材を行なった。3)特産物の店の市場調査を行なった。4)文献調査を行なった。1)から4)を基に、年中行事に関わる「もち」を再現した。

    文献:「水窪の民俗」「静岡県の食」「長野県の食」「愛知の食」「ふるさとの家庭料理 もち」

    【結果】毎年行われている年中行事や祭礼の中で、もち文化は深い関わりを持っている。12月では正月に向けたもち作りから始まり、1月は若水汲を使った「雑煮」、2月にはお稲荷様に供える「まゆだんご」、3月の雛祭りはもち米を使った「ひし餅」、4月の花祭りでは「とじくりだんご」、5月は朴の葉で包む「柏餅」、11月の霜月祭「はやし餅」を作っていた。この地域は、米の収穫が十分ではなく、昭和40年代まで雑穀を中心に食していたため、白米
    ともち
    は重要なハレ食であった。使用する食材の変化や衰退してしまったものもあるが、現在でも水窪の年中行事には欠かせない文化である。
  • 米ともち類を中心に
    新澤 祥惠, *川村 昭子, *中村 喜代美
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2017年 29 巻 P-k20
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】石川県におけるおやつの特徴を検討した。
    【方法】平成25~27年に実施した「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」の聞き書き調査(穴水町、金沢市、野々市町、白山市、小松市、白峰村)及び文献等により検討した。
    【結果】1)石川県全域で出現するものは「かき餅(欠餅とも書く)」がある。1月下旬に寒の餅をつき、赤、青の色をつけたり、黒豆、切り昆布、胡麻など混ぜてトボ型に入れ、薄く切ったものを縄で結んで屋内で乾燥するものである。これを1年中焼いて食したが、細かく切って煎り、砂糖や黒砂糖をまぶした「はぜ」としても利用した。「かき餅」は農山村では自家製であるが、都市部では菓子屋で搗いたもちを切ってもらい、自宅で干した。 2)「かき餅」以外にも餅類は多く、正月の終わりには、お鏡をおろして「善哉」とし、春と秋の彼岸、報恩講にはご飯を半殺し(半分だけつぶす)にした「おはぎ」を作った。また、春にはよもぎ団子、初夏になるとササゲを塩味にゆでてもちにまぶした「ささげ餅」が、また、笹のあるところでは笹の葉に包んだ笹餅が作られた。この他、春や秋に訪れるパクーン業者(パクーンとは米を煎り砂糖をまぶしたもの)に煎り米を作ってもらった。 3)夏は、スイカ、まくわ瓜、みの瓜を、秋は柿、ぐみ、栗、イチジクなどの果実がよく食べられた。渋柿は干してさわし柿とした。 4)以上の他に、大麦粉に砂糖を入れて水で掻いた「おちらし」、さつまいもを蒸して細く切り乾燥させた「干しいも」、さつまいもやじゃが芋(砂糖を加える)をつぶした「茶きん絞り」やテングサから作ったところてん、ザラメから作ったカラメル焼きなどが出現した。 5)白峰村では炒り豆や豆板、びやゆり・じゃが芋のデンプンに砂糖を入れ湯でかいた葛湯、かまし粉を番茶で掻いて砂糖を入れたおちらしや、栃の実の粉で作ったとち餅などこの地域独特のものがみられた。
  • 上部 光子, 秋山 舞子, 西成 勝好
    日本調理科学会誌
    2004年 37 巻 4 号 336-343
    発行日: 2004/11/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    白玉粉調理の生地作りでは,水を白玉粉の80~90%加えて捏ねる. この混捏時は,水分の多少により,生地のひび割れやだれを生じ,生地の捏ね操作上で扱い難い欠点がある. 白玉粉生地の調理操作性改善方法としては,捏ねた生地の一部をゆで生地量の違いによる生地の取り扱いやすさや,生地のレオロジー特性値を検討した. さらに,元宵と白玉団子の食味の官能検査について検討し,以下のような結論を得た. 1)生地作り操作上の難易度の評価,および,ゆで後の食味の官能検査については,ゆで生地5%混入試料が捏ね時に操作しやすく,ゆで後の食味の官能検査結果から美味しいと認められた. 2)円柱形に成形した生地についてテクスチャー・プロフィールアナリシスの結果, (1) ゆで生地無混入試料は硬く,多少べたつき,ぼそぼそとまとまりが悪い生地で,圧縮応力が最高値を示し,硬かった. また,ゆで生地混入試料は,混入量が多くなるにつれ圧縮応力が小さくなり,生地が柔らかく,捏ね操作がやりやすくなった. しかし,ゆで生地7.5%以上の混入試料は生地が柔らかすぎて扱い難いことが示された. (2) ゆで生地5%混入試料ではゆで生地2.5%混入試料に比べ付着量が少なく,触感から見て粘り気をおびて扱いやすかった. 3)円盤形の生地の周縁を保持し,中心部を球形プランジャーで圧縮して引き伸ばす測定において,ゆで生地が増すにつれ,生地が柔らかく,粘り気が加わり伸びやすいことがわかった. ゆで生地5%混入試料は,荷重一変形曲線から見ても,生地作りの操作上で扱いやすい生地であることを見出した.
  • *藤井 久美子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2023年 34 巻 2P-2
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/09
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】グルテンフリー米粉パンについての先行研究では,小麦グルテンの代わりに米粥を用いる方法がある。精白米に比べてビタミンやミネラル,食物繊維が豊富な玄米やもち性大麦粉を用いることによって,米粉パンの付加価値を高めることができると考える。そこで本研究では,玄米粥

    ともち
    性大麦粉を使用して付加価値を高めたグルテンフリー米粉パンの製パン性を検討することを目的とした。

    【方法】材料は,米粉 ,玄米,きらりもち粉,ドライイースト,グラニュ糖,食塩,スキムミルク,食塩不使用バターおよび水を使用した。まず,玄米で粥を作り,玄米粥入り米粉パン(以下,米粉のみと表記)の配合を検討し,ホームベーカリーで試作した。その後,米粉の一部をもち性大麦粉に置換した玄米粥入り米粉パン(以下,もち性大麦粉置換と表記)の配合を検討し,試作した。パンの比容積の算出,外観および断面の観察,食味評価を行い,製パン性の検討を行った。

    【結果】比容積は米粉のみは1.51,もち性大麦粉置換は1.49であり,米粉のみが危険率5%で有意に大きかった。パンの断面では,もち性大麦粉置換は全体に気泡が発生したことにより,小麦グルテンを含む市販の食パンに近い断面になった。食味評価では米粉のみ

    ともち
    性大麦粉置換の評価平均値を比較すると,総合評価は全く同じ数値となった。栄養価では玄米粥の使用によりカルシウムや亜鉛など不足傾向のミネラル量が増大し,またもち性大麦粉置換によりパン生地50 g当たりの食物繊維量が米粉のみの約2.8倍となった。この結果から作成したホームベーカリーを使用しない手づくりレシピでは,付加価値の高いグルテンフリー米粉パンを手軽に摂取できると考える。

  • 上野 千穂
    児童青年精神医学とその近接領域
    2019年 60 巻 2 号 220-222
    発行日: 2019/04/01
    公開日: 2020/02/28
    ジャーナル フリー
  • 神山 紀子, 芦田 かなえ
    日本食品科学工学会誌
    2024年 71 巻 5 号 167-173
    発行日: 2024/05/15
    公開日: 2024/05/15
    [早期公開] 公開日: 2024/01/23
    ジャーナル オープンアクセス

    主食の栄養バランスを改善し生活習慣病を予防するため, 玄米

    ともち
    性大麦を美味しく混合炊飯する加水条件を検討した. 「ゆきむつみ」玄米と「キラリモチ」丸麦を同時に30℃で3時間浸漬し吸水させ混合炊飯すると, それぞれを単独で炊飯した場合に比べ炊飯玄米粒の水分が低く, テクスチャーがかたくなり, 炊飯丸麦粒の水分が高くなった. 吸水速度が遅い「ゆきむつみ」玄米を30℃で2時間浸漬した後に「キラリモチ」丸麦を加えてさらに1時間浸漬する時差吸水後に混合炊飯すると, 玄米と丸麦ともに炊飯粒の水分とかたさは単独炊飯した時の数値に近くなり, 玄米のテクスチャーが軟らかくなり食味を改善することができた.

  • -もち粉普及をめざしたレシピ開発に向けて-
    *福士 一恵, 宮崎 早花, 久保田 のぞみ
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2024年 35 巻 1P-32
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/06
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】北海道名寄市及び近郊は日本一のもち米産地であり、多くのもち製品に使用されている。一方、もち米の消費量は年々減少し、需要月や消費層も偏っている。名寄市立大学栄養学科(以下栄養学科)学生は、産地での消費拡大を目的に、農家と共同して、もち米を活用した商品開発を行っている。そこで、地域住民のもち米消費状況および嗜好を把握するために調査を実施した。

    【方法】調査は2023年、名寄市近郊で行われた4回のイベント会場において、栄養学科学生が開発したもち粉スイーツ購入者を対象に実施した。内容は、もち米に対する嗜好、もち粉の認知及び使用状況、もち粉スイーツの購入理由等とした。調査は名寄市立大学倫理委員会の承認を得て実施した。

    【結果・考察】購入者82人の94.9%は名寄市及び近郊住民で、年代は40代23.1%、50代と60代がそれぞれ20.7%であった。86.6%がもち米を好きと回答し、最もよく食べるもち米料理・製品は、赤飯36.6%、次に大福24.4%で、もち米を食べる頻度は2~3ケ月に1回が36.6%、月に1回が30.5%であった。もち粉の認知度は82.9%であったが、料理やお菓子に使用した経験は、よくある15.8%、数回46.3%、1度6.0%、まったくない26.3%であった。もち粉スイーツの購入理由は、「栄養学科学生が考案したレシピに興味がある」が42.4%(n=59)で、自由記載では「地域を盛り上げる活動」と評価され、地域貢献につながることが推察された。生産地ではもち粉の認知度は高いものの、家庭での利用が一般化でないため、栄養学科の学生による商品開発や家庭用レシピを提案することで、もち粉の普及に寄与することが示唆された。

  • 間野 康男, 藤野 安彦
    澱粉科学
    1975年 22 巻 1 号 1-5
    発行日: 1975/03/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
     1.米澱粉中の脂質の含量は,うるちで1.02%,もちで0.88%で,その中の中性脂質と極性脂質の比率は,うるちで64:36,もちで82:18であった。 2.米澱粉中の主な脂質クラスはうるち,もちともに遊離脂肪酸,トリグリセリドおよびリゾホスファチジルコリンであった。 3.米澱粉中の少量脂質クラスの組成は,うるち
    ともち
    でかなり異なっていた。 4.米澱粉中の全脂質の主な構成脂肪酸はうるち,もちともにリノール酸,パルミチン酸およびオレイン酸であった。 5.米澱粉中の主要脂質クラス,とくに遊離脂肪酸とリゾホスファチジルコリンの脂肪酸組成は,うるち
    ともち
    の間にかなりの違いがみられた。
  • 次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理研究
    佐藤 恵美子, 立山 千草, 太田 優子
    日本調理科学会誌
    2025年 58 巻 1 号 54-57
    発行日: 2025/02/05
    公開日: 2025/02/06
    ジャーナル 認証あり
  • うるち米粉ともち米の配合割合による凍み餅の物性変化
    *永嶋 久美子, 前田 文子, 小澤 陽子, 福永 淑子, 蓮沼 良一, 大楽 勝弘, 福島県 県南地方振興局, 陳 美慧
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2007年 19 巻 2B-a5
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/30
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     前報では、福島県鮫川村などにおいて冬の寒さを利用して作られる伝統食品の凍み餅の調理科学的特性について報告した。本研究では、物性の異なる凍み餅を製造するため、うるち米粉
    ともち
    米の配合割合を変えて凍み餅を製造する方法の検討を目的とした。
    【方法】
     試料には福島県鮫川村で調整されたうるち米粉、もち米および山ごぼう葉を用いた。配合割合によって、対照区として、(1)もち米のみ、実験区として(2)うるち米粉0:もち米10+山ごぼう葉、(3)うるち米粉3:もち米7+山ごぼう葉、(4)うるち米粉5:もち米5+山ごぼう葉の3種類を設けた。なお、(3)の実験区は、福島県鮫川村の割合に近い。製造は伝統的な製造方法にならい、もち米とうるち米粉を混ぜて、山ごぼう葉を加えて搗きあげた餅を、冷水に浸漬して製作した。その後、冷凍庫中で-20℃で凍結し冷蔵庫中(5℃)で乾燥を行った。乾燥終了後、戻し方を変えて調理し、物性測定を行った。
    【結果】
     製造した対照区および3実験区の餅の戻し条件を水、ぬるま湯、熱湯として浸漬を行った。すべての餅において、水戻しとぬるま湯戻しものは、表面が軟らかく、内部が硬いままで戻っていなかった。熱湯戻しでは内部がやわらかくなったが、表面が固かった。戻し後、これらを茹で加熱し、内部および表面の柔らかさや硬さの状況を調べたところ、戻し後の凍み餅の状況と同様であった。このように、冷凍庫中で-20℃で凍結し、冷蔵庫中(5℃)で乾燥を行った実験では伝統的な凍み餅と同じものは出来なかった。そこで、凍結温度やその凍結速度および乾燥温度について検討した結果についても報告する。
  • 高橋 祥吾, 趙 越, Khuat Thi Thu Hien, 水谷 五郎
    日本物理学会講演概要集
    2016年 71.2 巻 16aAL-11
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/12/05
    会議録・要旨集 フリー

    光第二高調波発生(SHG)とは、物質に光を照射すると、非対称な分子や構造により2倍の周波数の光が発生する現象である。この性質を利用したSHG顕微鏡でデンプンなどを選択的に観察できる。従来の研究で、米種子の断面における胚と胚乳の境界である破砕細胞層から増強したSFG信号が検出された。しかし、この原因はまだ解明されていない。本研究では、SHG顕微鏡で、うるち米

    ともち
    米を観察して、破砕細胞層での対称性の破れを調べた。

  • 色付き飯の嗜好
    奧田 弘枝, *小園 佳美
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2006年 18 巻 P-40
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/09/07
    会議録・要旨集 フリー
    目的 食物の色彩は人間の食欲に影響を与え、視覚情報による色彩と味覚にも関連があることが、これまでの演者らが行った研究で明らかになった。本研究では身近な飯ものやもち類について、色の濃さと食欲増進あるいは減退にどのような関連性があるのか、これらの色から連想する食べ物と、五味(甘味・塩味・酸味・苦味・旨味)によって違いがあるか否かについて検討を行った。
    方法 広島市近郊の女子大学生、女子高校生、その保護者ら115名を対象に、2005年7月_から_8月にかけて、色付き飯に関する視覚的官能検査を行った。さらに、色付き飯
    ともち
    類の市場調査もあわせて行った。
    結果 視覚的官能検査の結果、食べたいと思う色は黄>無彩色>茶>赤>黄緑>紫の順に多く選択された。食べたくないと思う色としては紫>無彩色>赤>黄緑>茶>黄の順に多く選択された。五味を連想する色としては、甘味は赤、塩味は無彩色(白)、酸味は黄、苦味は無彩色(黒)、旨味は茶、黄が多く選択された。身近な飯ものについても、食体験の影響が大きいことがわかった。色付き飯
    ともち
    類の市場調査の結果、しょうゆやソース類の調味料を用いた茶系のものが多かった。様式別にみると和風料理では、茶、黄、黄緑、紫系の薄い色の飯もの、もち類、西洋料理では暖色系(赤橙色系)の濃い色の飯ものが多かった。近年の健康食ブームとの関連性がみとめられた。
  • 森咲 夕美, 伊藤 暖太, 加古 彩人, 伊藤 光星
    化学と生物
    2024年 62 巻 1 号 50-53
    発行日: 2024/01/01
    公開日: 2025/01/01
    ジャーナル フリー

    もち小麦はデンプンがアミロペクチン100%であることから,パンの原料として混合し加工すると,もちもち感,のどごしのよさなど他の小麦粉にない特徴的な食感が出る(1).本研究では,もち小麦の製粉時に発生する末粉(すえこ;小麦粉として製品にならない外皮を除く胚芽,外胚乳などの粉末)のパンへの有効利用について検討した.そのまま添加するとえぐみや苦味が感じられ膨らみが悪いという課題があるが,微粉末に処理することで,膨らみ

    ともち
    もち感が増加し,のどごしの良さで有意な差が認められた.

  • 柳原 誠司, 池橋 宏, 荒木 均, 丸山 清明
    育種学雑誌
    1992年 42 巻 1 号 15-21
    発行日: 1992/03/01
    公開日: 2008/04/18
    ジャーナル フリー
  • 中塚 康雄
    日本食品科学工学会誌
    2022年 69 巻 11 号 529-540
    発行日: 2022/11/15
    公開日: 2022/11/15
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究では, グルテンを添加しない大麦混合パン (以下, 大麦パン) の膨化特性について大麦4品種と製粉4方法を組み合わせた14種類の大麦粉を調製し, 実践的スケールの製パン試験 (山型食パン, 大麦配合率;10~50 %) を行った. 大麦品種として, 食物繊維量の異なるうるち性2品種

    ともち
    性2品種を用いた. 製粉方法として, 気流粉砕法, ピンミル法, ロール製粉法, 高速グラインダ法を比較した. その結果, 大麦パンの膨化特性に影響を与える重要な因子は, 大麦粉中のβ-グルカンやアラビノキシランを主体とする細胞壁や食物繊維の粉砕状態, および大麦パン中に含まれる食物繊維の総量であることが示唆された.

    (1) 膨化特性に優れた大麦粉の製粉条件は, デンプン粒子が糊化しない30℃以下の低温製粉技術とデンプン粒子が胚乳細胞から散逸しやすい細胞壁の破れを作り出す微粉砕化技術と考えられた.

    (2) 膨化特性は大麦パン中に含まれる総食物繊維量と有意な負の相関性が認められた.

    (3) うるち性大麦パン

    ともち
    性大麦パンで回帰分析を行った結果, アミロース含量は膨化特性に影響しないと推察された.

  • *佐野 恵夢, 鈴木 理沙, 西堀 すき江
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2013年 25 巻 2P-48
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/23
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】我が国は戦前まで米を中心とした食生活を送っていたが、戦後食生活の急速な欧米化により米の消費が減り、畜産物や油脂の消費が増え、食料全体の自給率が低下した。そこで自給率を上げるため、従来小麦粉が使用されてきた製パン分野において米を使用しようという取り組みが増えてきている。本実験はご飯を使用したごパンに着目し、うるち米
    ともち
    米の配合割合における膨化と嗜好性について検討する。【方法】試料は宮城県産ささにしきと佐賀県産ヒヨクモチを用いた。ごパンの調整はPanasonic社製ライスブレッドクッカーSP-RBM1000型を用い、ごはん・食パンモードに設定し、うるち米
    ともち
    米の比率を変えて焙焼した。ごパンが冷めた後、体積の測定は菜種法を用い、パンの焼き色の測定は日本電色工業社製SpectrophotometerSE6000型を用いた。官能検査は、表面部分と中心部分に分けて硬さ・食感・焼き色・キメ・香り・味・甘みについて検討した。【結果】膨化率は、4:6と5:5の配合比率がよく膨らんだ。焙焼初期においてはもち米の比率が高いほど膨化率が高くなったが、焙焼後期は徐々に萎んでしまった。パンの色は、もち米の比率が多いほど上部が白っぽい色になったが、内部と外部について差は見られなかった。官能検査では、もち米が多いほど甘みが強く、美味しいという結果になった。【考察】もち米の比率の高いごパンはもち米の特性である強い粘りによって膨らみが増すと考えられる。これはアミロペクチンが膨化に大きく関与すると考えられる。もち米の比率が高いほど甘みが強く美味しくなるのは、うるち米に比べもち米の糖度が高いためであると考えられる。
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