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1,765件中 1-20の結果を表示しています
  • 宮脇 かおり
    記号学研究
    2023年 1 巻 1 号 20-36
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/24
    ジャーナル フリー
    本論文は人とモノとのコミュニケーションが生起する場としての
    ぬいぐるみ
    に着目する。本論文は『ユリイカ』2021年1月号の「
    ぬいぐるみ
    の世界」という特集を分析対象とした。愛好家たちの語りを「コミュニケーション」を軸概念として分析する中で、以下が明らかになった。
    ぬいぐるみ
    とのコミュニケーションは何もしない、何も起こらないことが前提となっている、変動要素が極端に少ないコミュニケーションである。
    ぬいぐるみ
    とのコミュニケーションは所有者が人間であることを再確認させ、所有者の感情を表出させる。また
    ぬいぐるみ
    の劣化に対し、その愛好家たちは一緒に過ごした証として肯定的な意味づけを行う。そして
    ぬいぐるみ
    は物でありながら視線や魂を感じさせるという、矛盾する概念を同居させている存在である。 今回の分析から、
    ぬいぐるみ
    というモノと人間のコミュニケーションは実践されているということ、そして人間が
    ぬいぐるみ
    を使うだけでなく、
    ぬいぐるみ
    が人間の(人間同士のコミュニケーションでは表出しなかった)ことばや感情、感覚を引き出すことも明示された。これらはコミュニケーションが人間同士以外でも起こりうることや、モノが人間の在り方に影響を与えうること示しており、コミュニケーション研究や記号論の人間中心主義からの脱却への一つの契機となりうるだろう。
  • *高野 友夏, 小宮 加容子
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2023年 70 巻 PB-08
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/12/13
    会議録・要旨集 フリー

    自分の好きなアーティストやキャラクターを応援する「推し活」が広がっている。本研究では、「推し活」の一種である

    ぬいぐるみ
    と一緒に生活する「ぬい活」をする人々を対象に、「ぬい活」の中で繰り広げられるクリエイティブな活動に着目する。なぜ
    ぬいぐるみ
    に対してさまざまな創造活動が行われるのか、「ぬい活」の何が人々をクリエイティブにするのかについて調査を行う。本研究における「クリエイティブ」は、「活発に創造活動をする」ことを意味する。研究を進めるにあたり、どのような観点から調査をするかを決めるため、最初に予備調査として「ぬい活」をする人、しない人を呼び対談を行った。その結果、
    ぬいぐるみ
    に対して「命が宿っている」と感じているかいないかという点で両者の違いが大きくみられた。
    ぬいぐるみ
    が生きているかのように感じることで、
    ぬいぐるみ
    の服を作るなどの創造活動が行われるのではないかと推測される。ここから、
    ぬいぐるみ
    に対して「生きている」と感じることで「愛でたい」という欲求が生まれ、それがきっかけとなり創造活動につながるのではないかと考えた。今後は
    ぬいぐるみ
    に対する「愛でたい」という欲求に着目して研究を進める。

  • *針原 素子, 青田 萌花
    日本心理学会大会発表論文集
    2021年 85 巻 PC-173
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/30
    会議録・要旨集 フリー

    ぬいぐるみ
    を主役に写真を撮り,SNS上でそれを投稿する「ぬい撮り」について,投稿内容の分析から文化比較をおこなった。具体的には「日本人は欧米人に比べて,
    ぬいぐるみ
    を物体ではなく,生きている存在として扱うのではないか」「日本人は欧米人に比べて,ぬい撮りの
    ぬいぐるみ
    を自分の分身として用いるのではないか」という予測を立て,インスタグラムの投稿内容を比較した。調査1では,日本語アカウントと外国語アカウントのインスタグラムに投稿された写真を分析し(
    ぬいぐるみ
    で検索した493枚,plushで検索した473枚),日本語アカウントの写真のほうが,生きている存在として扱われる割合が高いことが分かった。調査2では,“ぬい撮り”,“plushielife”などで検索した「ぬい撮り」を意図して投稿しているインスタグラムのアカウントについて分析した。その結果,外国語アカウントでは,
    ぬいぐるみ
    は持ち主とは別の人格として描かれることが多いこと,日本語アカウントでは,
    ぬいぐるみ
    を自分の代わりの主体として,自分語りをする「ぬい撮り」が行われることが多いことが分かった。

  • *森 悠紀, 五十嵐 健夫
    画像電子学会年次大会予稿集
    2007年 35vc 巻 07-i
    発行日: 2007年
    公開日: 2009/02/03
    会議録・要旨集 フリー
    手書きスケッチを利用したモデリング操作によって,
    ぬいぐるみ
    の形状を対話的にデザインしていくシステムを提案する.ユーザからの入力ストロークと物理的制約を元に常に
    ぬいぐるみ
    になるような3次元モデルをモデリングしていく.対応する型紙はユーザがモデリングするたびにインタラクティブに更新される.このようにオリジナルな
    ぬいぐるみ
    作成に必要な型紙生成の工程をコンピュータで支援することによって,素人にも手軽にオリジナルな
    ぬいぐるみ
    をデザインすることが可能となる.実際に
    ぬいぐるみ
    作成やバルーンに適用した例を紹介する. 本システムはシミュレーションとモデリングを同時に行うことにより,物理的に実現可能である3次元モデルを作成することができる.現実的な制約をデザインプロセスに組み込むことで効率よくモデリングすることが可能になる.
  • *京島 建多, 中里 裕一, 伊藤 章人
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2017年 2017A 巻 E17
    発行日: 2017/09/05
    公開日: 2018/03/05
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では、認知症の抑制を目的としたクマの
    ぬいぐるみ
    の外観を持つペットロボットの研究を行っている。アンケート調査の結果、より軽量化する希望が多く寄せられた。
    ぬいぐるみ
    の外観を持つため、布や綿により構成された
    ぬいぐるみ
    に匹敵する軽量化が求められたためである。そのため、骨格構造の材料に木材を使用するとともに、リンク機構を多用しアクチュエータの数を減らす設計を施したので報告する。
  • 岡崎 善弘, 丹治 敬之, 高下 心輔, 土田 健太, 貝畑 佑子, 小野 直紀
    日本教育工学会論文誌
    2021年 44 巻 Suppl. 号 101-104
    発行日: 2021/02/20
    公開日: 2021/03/08
    [早期公開] 公開日: 2020/08/07
    ジャーナル フリー

    ぬいぐるみ
    から届くポジティブなフィードバックが知的障害児の衣類着脱の自立レベルに与える効果について検討した.衣類着脱に課題を持つ知的障害児が本研究に参加した.ボタン型スピーカーを装着した
    ぬいぐるみ
    を児童の近くに置き,
    ぬいぐるみ
    を通してポジティブなフィードバックを児童に伝えた.フィードバックはスマートフォン専用のアプリを用いて送られた.ABABデザインを用いて効果を調べた結果,衣類の着脱に関する自立レベルはベースライン期よりも介入期の方が高かった.また,ペチャットを介する方が声援・称賛を児童に伝える頻度は多かった.

  • *益岡 了, 尾崎 洋, 渡部 陽佳
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2010年 57 巻 P52
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/06/15
    会議録・要旨集 フリー
    我々はビデオゲームのインタフェースデザインに、
    ぬいぐるみ
    を採用した.
    ぬいぐるみ
    は触感が柔らかいなど、ハードなゲームコントローラーにない特質がある。また身体的な動作を併用することで、従来に難しかった感覚的なインタフェースを可能とする。
    ぬいぐるみ
    にキャラクターを与えることで、ビデオゲームの総合的なデザインが可能となった。またビデオゲームのストーリーや設定を、そのキャラクターと適合させることで、ゲームデザインに与える影響について検討した。
    ぬいぐるみ
    を用いたインタフェースは、コントローラー自体にキャタクターを与えることができ、そのためにユーザーとビデオゲームの関係にも変化があった。これはユーザーの
    ぬいぐるみ
    に対する態度や言葉から類推出来る。これらの成果は、ビデオゲームだけでなく情報教育や介護福祉、リハビリテーションといった分野への応用も考えられる。
  • *菊池 瑛理佳, 中村 克樹
    霊長類研究 Supplement
    2011年 27 巻 P-25
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/08
    会議録・要旨集 フリー
     ヒトの子どもには、おもちゃの選好性に性差があることが報告されている。例えば、男の子は車の模型などの動くおもちゃを好み、女の子は
    ぬいぐるみ
    や人形などを好む。これらの選好性の性差が先天的なのか後天的なのかについては長らく議論が交わされてきた。以前はこれらの選好性が親の教育方針などによって左右されるという見解も多くあったが、出生後すぐに男の子は動くものに対する選好性を示すことや、こうした選好性は出生前のホルモン暴露の影響を強く受けていることなどが示されて来て、これらの選好性の性差には生物学的要素が影響しているという考えが支持されている。さらにヒト以外の霊長類でも、ベルベットモンキー(Alexander and Hines(2002))やアカゲザル(Hassett and Siebert and Wallen(2008))でもヒト用おもちゃに対する選好性の性差があることが報告されている。もちろんベルベットモンキーやアカゲザルがおもちゃの意味を理解しているとは考えにくいが、こうした物体の何らかの要素に対する選好性の性差がヒト以外の霊長類に共通して存在するという可能性が示唆される。
     本研究は、ベルベットモンキーやアカゲザルで報告されているような物体に対する選好性の性差が、新世界ザルであるコモンマーモセットにもみられるかどうかを調べることを目的とした。実験には2歳以上(アダルト)のコモンマーモセットのオス19頭、メス15頭を用いた。刺激物体としては、大きさがほぼ等しい
    ぬいぐるみ
    (8cm×5cm×5cm)と車の模型(8cm×2.5cm×3cm)を用いた。マーモセットの飼育ケージに
    ぬいぐるみ
    と車のおもちゃを同時に一つずつ配置し、その後30分間の物体に対する反応を、カメラを用いて記録した。カメラは1分間に1枚の静止画を取得し、各々の物体に触っている静止画枚数を数え、頻度のデータとした。すべての個体は中2日をおいて再度実験し、その合計を各々の物体に接した頻度とした。オスもメスも
    ぬいぐるみ
    よりも車の模型により多く触れた。しかし、多くのメスは、頻度は高くないが
    ぬいぐるみ
    にも触れていたが、オスは2頭を除いて
    ぬいぐるみ
    にはまったく触れていなかった。
    ぬいぐるみ
    に触れる頻度には性差が存在することがわかった。本実験の結果だけでは、この性差が
    ぬいぐるみ
    に対する関心・興味を反映しているものなのか、警戒すべき対象への接近行動を反映しているのか、
    ぬいぐるみ
    のどのような特徴がこうした反応の性差を引き出しているのか分からないが、コモンマーモセットにも新規な物体に対する反応に性差が存在することが示された。コモンマーモセットは霊長類における行動の性差を研究するモデルになると考えられる。
  • 菅井 清美
    繊維製品消費科学
    2012年 53 巻 8 号 651
    発行日: 2012/08/20
    公開日: 2017/05/30
    ジャーナル 認証あり
  • 浦谷 裕樹, 大須賀 美恵子
    人間工学
    2015年 51 巻 6 号 428-434
    発行日: 2015/12/20
    公開日: 2016/09/28
    ジャーナル フリー
    自然災害や事故・事件等の影響により,その後心の病である心的外傷後ストレス障害(PTSD:posttraumatic stress disorder)を発症する子どもたちがいる.心身を落ち着ける呼吸法の習得によりPTSDの症状を改善できるといわれている.そこで,子どもたちがリラックスできるように,2つのエアバッグを用いて呼吸計測をしながら,腹部を上下させて呼吸誘導ができる呼吸誘導
    ぬいぐるみ
    を開発した.7 ~10歳の健康な女児12名を対象に評価実験を実施した結果,エアバッグのセンサで呼吸計測ができ,
    ぬいぐるみ
    の腹部の動きによる呼吸誘導が可能であることが示された.開発した呼吸誘導
    ぬいぐるみ
    によるリラクセーション効果の検証は今後の課題である.
  • 浦谷 裕樹, 大須賀 美恵子
    バイオフィードバック研究
    2017年 44 巻 2 号 61-62
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/10/31
    ジャーナル フリー

     自然災害や事件・事故の後に心的外傷後ストレス障害 (PTSD) を発症する子どもが一定の割合で生じる. 数多ある治療法の中で, 呼吸法はPTSDを改善する手法として効果が高く, 習得が容易であるといわれている. そこで, 子どもの呼吸法習得を支援するバイオフィードバックを用いた呼吸誘導

    ぬいぐるみ
    を開発した. この呼吸誘導
    ぬいぐるみ
    に内蔵されたセンサにより呼吸計測が, 呼吸誘導装置の動きにより呼吸誘導ができるかを調べたところ, 共に可能であった. また, 呼吸誘導
    ぬいぐるみ
    による呼吸誘導は子どもたちをゆっくりとした呼吸へと導き, 呼吸誘導をした方が単にハグしているよりもリラクセーション効果が大きいことが示された. 今後, PTSD患者の症状緩和に応用することが期待される.

  • *菊池 瑛理佳, 三輪 美樹, 中村 克樹
    霊長類研究 Supplement
    2012年 28 巻 B-02
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/11/01
    会議録・要旨集 フリー
    ヒトの子どもには、おもちゃの選好性に性差があることが報告されている。例えば、男の子はミニカーなどの動くおもちゃを好み、女の子は
    ぬいぐるみ
    や人形などを好む。これらの選好性が親の教育方針などによって左右されるという見解も多くあったが、こうした選好性は、出生前のホルモン暴露の影響を強く受けていることなど生物学的要素が影響しているという考えが支持されている。さらにヒト以外の霊長類でも、ベルベットモンキー(Alexander and Hines, 2002)やアカゲザル(Hassett, Siebert, & Wallen, 2008)でもヒト用おもちゃに対する選好性の性差が報告されている。ヒト以外の霊長類がおもちゃの意味を理解しているとは考えにくいが、こうした物体の何らかの要素に対する選好性の性差が存在することを示唆する。本研究は、小型新世界ザルであるコモンマーモセットが物体の選好性に関する性差を示すか否かを、ヒト用おもちゃを刺激として調べることを目的とした。実験には1歳半以上のコモンマーモセットのオス9頭、メス9頭を対象に実験した。刺激として、
    ぬいぐるみ
    (ヒトの女児用おもちゃ)とミニカー(ヒトの男児用おもちゃ)を用いた。実験は飼育ケージで行なった。実験1では、
    ぬいぐるみ
    とミニカーを同時に30分間個体に提示し、実験2では、
    ぬいぐるみ
    2つとミニカー2つを用意し、一つずつ5分間個体に提示した。おもちゃの提示期間中、コモンマーモセットの行動をビデオ撮影した。結果、実験1において有意差は見られず、実験2においてメスが
    ぬいぐるみ
    に接触する時間がオスよりも有意に長かった(Mann-Whitney’s U test, P < 0.05)。コモンマーモセットにも物体の選好性に関する性差が存在することが示唆された。コモンマーモセットは霊長類における行動の性差を研究するモデルになる可能性がある。
  • *中伏木 新, 岡 夏樹, 伊藤 慶明
    人工知能学会全国大会論文集
    2005年 JSAI05 巻 3B2-01
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/10/26
    会議録・要旨集 フリー
    親が幼児と遊ぶように、
    ぬいぐるみ
    ロボットに声をかけながら、手をとって遊んでやると、音声と動作の対応づけを学習し、音声に対応した動作をすることができるようになるシステムを構築した。
  • 小学生を対象とした「ぬいぐるみ」の洗濯実習
    *福田 典子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2007年 50 巻 B3-1
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/01/08
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
     合理的・能率的・科学的な視点から生活事象や生活財を捉えなおす力をつけることの重要性は従来から変わりはない。衣生活の分野において,衣類という生活に不可欠な財を管理運用し,個々の生活に有効に活用していく力は,環境に配慮した実践的な行動力にもつながるものと考える。家庭生活においても,大量消費が美徳であった時代は反省され,いずれの資源にも限りがあることを生活者が意識すべきであると指摘されている。また,簡便さや迅速さによって失われがちな安全性や恒久性(持続可能性)を今一度確認し,生活者の消費のあり方が問われている。衣生活分野では,小中高校のいずれの段階においても,手入れの領域が重要な指導内容となり,見直されつつある。ここでは小中高を通してその必要性や衣服材料の特性に応じた手入れの方法を学ぶことに重点がおかれている。ところで,教師の指導力要素には様々なものが存在し,子どもとの関係において,相互に作用しつつ子どもの学びを導くものとなり,具現化される。より豊かな学びを実感するためには教師として,指導内容についての広く深い理解が必須であるが,子どもの興味関心に応じた教材開発および授業研究が重要である。また,家庭科での学習が家庭内での実践につながることは異論のないことであるが,これまで多くの課題を残してきた。それは,学習者の興味への寄り添いが不足し,被洗物の選定に無理がある場合や,実際の家庭洗濯の実情を考慮していない場合などがあり,効果的な指導のあり方を検討することが不可欠であった。そこで,本研究では,手入れ指導の改善を目的として,子どもの大好きな
    ぬいぐるみ
    を被洗物とした教材開発およびその授業研究を行なった。
    【方法】
     学習目標として,自分の
    ぬいぐるみ
    などを自ら進んで手入れしようとする。繊維製品を大切に保管するためには手入れが必要であることがわかる。素材に応じた洗い分けの重要性とその方法がわかる。小物の手洗いについて,その手順と留意点がわかる。自分の小物の形や色を崩さず,汚れを落としてきれいにすることができる。を設定した。授業は,
    ぬいぐるみ
    と紅白帽子の2つの手洗い実習を中心に構成した。
    ぬいぐるみ
    の洗い方に関しては1)洗い・中性 2)丸洗い・弱アルカリ性 3)拭き洗い・中性 4)拭き洗い・弱アルカリ性の4パターンを示し,その特徴を理解させた後に児童自身に自分の
    ぬいぐるみ
    の洗い方を意思決定する時間を取り,一人一人に4つから1つを選択させた。実際に
    ぬいぐるみ
    に適すると思う洗い方で手洗いをする実習を通して,型崩れ・汚れ落ち・色落ちの程度を児童に実感させた。ここでは,主体的な意思決定を重視した。次時では,丸洗い・弱アルカリ性での紅白帽子の洗い方に関して技能面を重視した師範を行ない,その基本的手順や留意点の定着を図るとともに知識および技能の習熟を目指した。開発教材の学習効果については,以下の手続きにより評価した。授業前後において1)洗濯方法や手順に関する一般的理解度 2)洗濯方法や洗剤選択の理解度に対する自己評価の2つの異なる表現を用いて学習者を対象とした質問紙調査を行なった。授業後において1)授業内容に対する児童の理解意識 2)家庭生活における洗濯の実践意欲について,いずれも質問紙調査により測定を行った。研究授業は平成17年12月1日と8日(木)長野市内におけるN小学校6年3組約40名を対象として実施した。
    【結果】
    1)洗濯方法に関する一般的理解度は,授業前後における拭き洗いの認識に関して正答率変化が著しく,56.7%増大した。さらに,素材による液性選択認識に関しての正答率も33.7%増大した。洗濯手順に関する一般的理解度は,事前事後における拭き洗いの正答率変化が著しく49.1%増大した。次に,乾燥前の整形の正答率変化も大きく,22.5%増大した。以上の結果より,本教材により,児童は授業前に少なかった拭き洗いという洗濯方法を認識するとともに,素材に応じた液性選択に対する理解を深め,総合的に,被洗物の特徴に応じた洗濯方法の選択力が増大したものと推察される。
    2)洗濯方法および洗剤の選択の理解度に対する自己評価は,授業前後における丸洗いと拭き洗いの違いおよびその使い分けに関して正答率変化が著しく,71.4%増大した。さらに,洗剤の種類(液性)の違いおよびその使い分けについては,それぞれ,44.9%および47.4%増大した。以上の結果より,洗い方や洗剤の違いの認識とその使い分けの認識に対しては児童がほぼ同様に受け止める傾向があること。さらに,「洗濯方法の違い」と「洗剤の種類(液性)の違い」では「洗剤の種類(液性)の違い」の方が児童にとって難易度が高いことなどが明らかとなった。
  • ―感情動作の特徴量分析による特徴抽出の検討―
    *田野 翔也, 鈴木 重央, 赤井 孝輔, 林 民通, 松丸 隆文
    システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
    2007年 SCI07 巻 1W2-2
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/06/16
    会議録・要旨集 フリー
    ぬいぐるみ
    型ロボットを用いて被験者が作成した4つの感情をあらわす動作から特徴量分析により特徴を抽出し,感情を判定する手法を検討した結果を報告する.
  • ―感情動作の主成分分析による特徴抽出の検討―
    *鈴木 重央, 田野 翔也, 赤井 孝輔, 林 民通, 松丸 隆文
    システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
    2007年 SCI07 巻 1W2-1
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/06/16
    会議録・要旨集 フリー
    ぬいぐるみ
    型ロボットを用いて被験者が作成した4つの感情をあらわす動作を,主成分分析により特徴を抽出し,感情を判定する手法を検討した結果を報告する.
  • 北海道博物館における新たな自然史展示の試み
    水島 未記, 堀 繁久
    日本科学教育学会年会論文集
    2016年 40 巻 1A1-G3
    発行日: 2016年
    公開日: 2018/08/16
    会議録・要旨集 フリー

    筆者らは、2015 年春にオープンした北海道博物館の総合展示のうち、北海道の生態系および生物多様性を扱ったテーマである「生き物たちの北海道」を担当した。そこでは、元々博物館に興味関心がある層に対してより深い学習効果をもたらすだけでなく、博物館好き層ではない層、興味レベルが高くない層も含めた「その他大勢」にリーチするための展示手法および表現手段について模索した。本研究では、企画意図を紹介するとともに、そのアプローチおよび考案した具体的な展示手法等について報告する。

  • 椎名 美奈, 長谷川 晶一
    ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
    2008年 2008 巻 2A1-G11
    発行日: 2008/06/06
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    This work proposes mechanism of stuffed animal robot having friendly face and soft sense of touch, that wants to touch by person and becomes it. Today, the robot that cohabits with man is actively researched. As the one, the stuffed animal loved by a lot of people regardless of the age, sex or the country was paid to attention. The stuffed animal robot of this research achieves seeming the stuffed animal it by softening the moving part. The actuator is brought together at the center of the stuffed animal robot's body. Its arm and leg consist of only soft such as cloth, cotton and sponge. The actuator is driven with string.
  • 長谷川 可津, 松野 孝博, *平井 慎一
    ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
    2023年 2023 巻 1P1-I08
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/01/25
    会議録・要旨集 認証あり
  • 浦谷 裕樹
    バイオフィードバック研究
    2023年 50 巻 1 号 30-32
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/04/26
    ジャーナル フリー
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