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クエリ検索: "リブロース"
679件中 1-20の結果を表示しています
  • 中西 直人, 河上 眞一, 山田 知哉, 青木 康浩
    日本畜産学会報
    2006年 77 巻 1 号 37-43
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/09/02
    ジャーナル フリー
    リブロース
    部位の胸最長筋の理化学的測定値と他の部分肉の代表的な筋肉の理化学的測定値の関係を明らかにするために,黒毛和種去勢牛の筋肉内脂肪含量,剪断力価,総色素含量について筋肉間の関係を調べた.その結果,
    リブロース
    部位の胸最長筋と他の筋肉の間でもっとも相関係数が高かったのは総色素含量で,脂肪含量,剪断力価の順であった.各筋肉の理化学的測定値を目的変数として,
    リブロース
    部位の胸最長筋の理化学的測定値,生体重,枝肉重量,日齢,枝肉中の筋肉,骨,脂肪重量,枝肉中の脂肪割合を説明変数として変数増減法により重回帰分析した.その結果,脂肪含量,剪断力価,総色素含量のいずれにおいても,重回帰分析でもっとも高い頻度で選択された説明変数は,
    リブロース
    部位の胸最長筋の理化学的測定値であり,枝肉格付けにおいて
    リブロース
    部位の胸最長筋により他の筋肉の性状を予測することは適切であると考えられた.
  • 赤沢 堯, 高倍 鉄子, 西村 幹夫
    化学と生物
    1975年 13 巻 2 号 127-130
    発行日: 1975/02/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 上原 喜八郎, 菅野 浩一, 溝口 正, 武田 誠郎
    ビタミン
    1960年 19 巻 165-
    発行日: 1960年
    公開日: 2017/12/22
    ジャーナル フリー
  • 赤沢 堯
    化学と生物
    1976年 14 巻 3 号 201-204
    発行日: 1976/03/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 橋元 大介, 福田 修, 中西 良孝
    日本畜産学会報
    2014年 85 巻 4 号 509-515
    発行日: 2014/11/25
    公開日: 2014/12/25
    ジャーナル フリー
    ウシ枝肉脂肪交雑の生体時推定法を確立するため,肥育牛の最後位胸椎位の胸最長筋(以下,サーロイン)の生体インピーダンス(以下,BIA)値,脂肪交雑基準(以下,BMS No.)および枝肉第6-7肋骨間切開面胸最長筋(以下,
    リブロース
    )粗脂肪含量の相互関係を検討した.出荷約1ヵ月前の黒毛和種肥育牛去勢28頭および雌11頭に対し,生体左側の第1腰椎位より腹側約100mmから頭方へ25,100および25mm間隔で同一線上の4ヵ所に生検針(18G × 200mm)をサーロイン内部へ50mmの深さまで垂直に差し込み,外側を電流印可,内側を電圧計測とし,インピーダンスメーターによりBIA値を測定した.そのBIA値から細胞外抵抗,細胞内抵抗(以下,Rin)および細胞膜容量を算出した.その結果, RinとBMS No.および
    リブロース
    粗脂肪含量の間に,それぞれ有意な単回帰式が得られ(r=0.70,RSD=±1.5,P < 0.01およびr=0.75,RSD=±5.3,P < 0.01), BIA法によってウシ枝肉脂肪交雑を生体時に推定する可能性が示唆された.
  • 生合成
    西村 幹夫
    化学と生物
    1978年 16 巻 6 号 376-380
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 松尾 加代子, 後藤 判友
    日本獣医師会雑誌
    2013年 66 巻 9 号 638-640
    発行日: 2013/09/20
    公開日: 2013/10/20
    ジャーナル フリー
    乳廃用牛ホルスタイン種30頭を用いて,心筋及びかた,
    リブロース
    ,ばら,ももの5つの各部位に含まれる住肉胞子虫シスト保有数を比較した.検査した組織切片において,枝肉各部位のシスト陽性率は,心筋の100%に比べ,かた43.3%,
    リブロース
    33.3%,ばら33.3%,もも36.7%と枝肉各部位では低かった(P<0.01).検出されたシスト数も枝肉では心筋に比べ有意に少なく(いずれの部位もP<0.01),心筋で平均8.7個(範囲1~58)に対し,かた2個(1~5),
    リブロース
    1.1個(1~2),ばら1.9個(1~5),もも1.8個(1~5)であった.次に,県内の食肉処理施設の協力を得て,市販用にカットされた交雑種26頭及び黒毛和種30頭のもも肉部位について,シストの有無を検査した.その結果,交雑種ではシストは検出されなかったが,黒毛和種では5検体からシストが検出された(16.7%).切片当たりのシスト数は1個が2検体,その他はそれぞれ3個,8個,11個であった.本調査で検出されたシストはいずれも形態学的にSarcocystis cruziと同定された.
  • 橋元 大介, 岩元 禎, 早田 剛, 中西 良孝
    日本暖地畜産学会報
    2014年 57 巻 2 号 141-145
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/01/01
    ジャーナル フリー
    肥育牛の低コストかつ客観的な脂肪交雑推定法を検討するため,肥育牛最後位胸椎位胸最長 筋(以下,サーロイン)の生検筋肉材料をバイオプシーにより採取し,その水分または粗脂肪含量,枝肉第 6-7 肋骨間切開面胸最長筋(以下,
    リブロース
    )の粗脂肪含量および
    リブロース
    の脂肪交雑基準(以下, BMS No.)の相互関係を検討した.黒毛和種肥育牛去勢37 頭,雌12 頭ならびにホルスタイン種肥育牛去勢6 頭を 供試した.出荷約1 ヵ月前に生体左側の第1 腰椎位より腹側約100 mm から頭方へバイオプシーを行い,生 検針を頭方へ約60°の角度で差し込み数回穿刺した.サーロイン生検筋肉材料の水分または粗脂肪含量とリブ ロースの粗脂肪含量およびBMS No. との間でそれぞれ有意な単回帰式が得られた.以上から,出荷1 ヵ月前 の肥育牛最後位胸椎位胸最長筋生検筋肉材料の水分または粗脂肪含量によってBMS No. を推定する可能性が 示唆された.
  • 長谷川 未央, 口田 圭吾, 齋藤 邦彦, 熊谷 周一郎, 小西 一之, 撫 年浩
    日本畜産学会報
    2004年 75 巻 2 号 213-220
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/07/12
    ジャーナル フリー
    黒毛和種とリムジン種の交雑種117頭から得られた枝肉横断面画像より,各筋肉の面積や横断面に対する筋肉の面積割合(筋肉面積比)を算出し,それら画像解析形質と枝肉の部分肉量との関連について検討した.横断面画像から,各筋肉の面積,脂肪の面積,筋肉面積比,胸最長筋の脂肪面積比および整形皮下脂肪面積を算出し,画像解析形質とした.部分肉調査では,骨量,整形脂肪量,腎周囲脂肪量およびその他除去部分の重量,さらに,
    リブロース
    などの各パーツの肉量が計測され,これらと枝肉重量から,部分肉歩留ならびに各パーツの重量割合を算出した.部分肉歩留と,もっとも高い関連が示された画像解析形質は,筋肉面積比であり,その相関係数は0.66であった.部分肉歩留を推定する重回帰式に選択された変数は,整形皮下脂肪面積,広背筋の面積,胸最長筋の脂肪面積比,菱形筋の面積および背半棘筋の面積であり,その決定係数は0.57であった.全調査日(16日間)のうち,部分肉歩留と筋肉面積比との相関係数が0.90以上となった日(3日間)の22頭を抽出し,部分肉歩留を推定する重回帰分析をおこなったところ,その決定係数は0.92と非常に高くなった.また,この22頭について,各パーツの重量割合を推定する重回帰分析を行ったところ,
    リブロース
    以外では比較的高い決定係数(0.78∼0.82)となり,パーツの重量割合を画像情報から推定する可能性も示された.
  • 谷本 秀夫, 嘉儀 隆, 守田 伸六
    園芸学会雑誌
    1993年 62 巻 2 号 437-441
    発行日: 1993年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    本研究はBegonia×hiemalisの葉柄片培養において,CO2培地中糖濃度の測定により培養植物体の¢培地からのCO2糖の吸収を抑制する光合成の開始時期£を推察し, そCO2れをCO2施用開始適期の推定方法として検討した.
    CO21.培地中の全糖濃度は培養後40日から急激に減CO2少するが, 60日から減少が抑えられ始め, 70日以降CO2はほとんど減少しなくなった. 60日から減少が抑えCO2られ始めたことは培養植物体が¢培地からの糖の吸収CO2を抑制する光合成£を始めたためと推察され, この光CO2合成速度が増大する時期がCO2施用開始適期と推定CO2された.
    CO22.培養後70日以降, 培地からの糖の吸収がないCO2ことから培養植物体は独立栄養生長を行っていると推CO2察された. また, この時期に培地中に糖が多量に存在CO2することから, 光合成で生合成された糖が, 培地中のCO2糖より優先的に呼吸に利用されることが示唆された.
    CO23.培養初期に培地中ショ糖のブドウ糖と果糖へのCO2分解が認められた. この現象は不定芽が分化しない培CO2地でも認められ, 葉柄片による酵素的な分解と推察さCO2れた.
    CO24.培地のブリックス糖度の測定によってもHPLCCO2と同様に培養植物体の¢培地からの糖の吸収を抑制すCO2る光合成の開始時期£の推察が可能であった.
    CO25.培養期間中の全糖濃度の減少量は9葉柄片区よCO2り5葉柄片区のほうが多く, 培地中のショ糖の存在がCO2培養植物体の培地中の糖吸収を良くすると仮説が立てCO2られた. さらに, 糖の吸収が少なかった9葉柄片区とCO21,5葉柄片区での培養植物体の生育が同じであったCO2ことから, 9葉柄片区では1,5葉柄片区より光合成CO2量が多かったと考えられ, 培地中のショ糖の存在が培CO2養植物体の光合成を抑制すると推察された.
    CO26.培養後60日以降にCO2施用を開始した培養植CO2物体は展開葉が多く生育も良好であったが, 培養後CO250日以前のものは芽が分化した状態で生育が停止すCO2る葉柄片が多かった. 培養後40日から50日頃は不定CO2芽が分化しかけている時期で, このときのCO2施用CO2は不定芽分化を抑制することが示唆された.
    CO27.培地中の全糖濃度変動による推定と実際のCO2CO2施用開始適期は一致し, 培地中の全糖濃度の経CO2時的な測定によるCO2施用開始適期の推定が可能でCO2あることが示された.
  • *山本 明友美, 飯田 文子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2016年 28 巻 1P-15
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/28
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】和牛の食味性を反映するテクスチャー測定法を検討することを目的とし,摩擦および破断測定と官能評価のテクスチャー項目との関連性を検討した。
    【方法】和牛3品種16頭の
    リブロース
    を使用し,摩擦および定速圧縮破断測定,官能評価を行った。摩擦測定は僧帽筋部の生試料を使用し,破断測定および官能評価は胸最長筋部の焼試料を使用した。加熱条件はホットプレート200℃で内部中心温度60℃までとした。官能評価は訓練パネル7~9名により,7項目「やわらかさ(前:ひと噛目の印象)」「やわらかさ(後:咀嚼中の印象)」「線維感」「多汁性」「脂っぽさ」「総合的食感」「総合評価」,8段階尺度の分析型官能評価を行った。摩擦および破断測定には山電製レオナーRE-33005Bを使用し,摩擦係数および破断特性値を算出した。摩擦測定条件は摺動速度1.0 mm/sec,垂直荷重は0.1,0.2,0.3 Nの3種類とし,破断測定条件はロードセル200 N,圧縮速度1.0 mm/secとした。
    【結果】摩擦係数および破断特性値は「やわらかさ(前)」「やわらかさ(後)」「線維感」「多汁性」「脂っぽさ」「総合的食感」と有意な負の相関を示し,特に垂直荷重0.3 Nの摩擦係数,圧縮80%の応力と強い相関を示した(r =-0.707~-0.929)。また「やわらかさ(前)」は破断特性値,「線維感」「多汁性」「脂っぽさ」は摩擦係数と強い相関を示したことから,破断測定により歯ざわり,摩擦測定により口当たりの指標を得られる可能性が示唆された。以上より,牛肉の摩擦および破断測定を行うことで,官能評価のテクスチャー特性を外挿できる可能性が示唆された。
  • 山口 彦之
    計測と制御
    1987年 26 巻 9 号 744-750
    発行日: 1987/09/10
    公開日: 2009/11/26
    ジャーナル フリー
  • オキシゲナーゼ活性
    浅見 純生
    化学と生物
    1979年 17 巻 1 号 42-47
    発行日: 1979/01/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 山口 高弘, 小堤 恭平, 大和田 修一, 米谷 定光, 鈴木 惇, 松本 恒, 坂本 澄彦, 八巻 邦次, 吉武 充, 佐藤 晃三, 星野 忠彦
    日本畜産学会報
    1992年 63 巻 9 号 942-946
    発行日: 1992/09/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    MR画像(Magnetic Resonance Imaging)において,牛枝肉の筋肉内脂肪(脂肪交雑)の程度を非破壊的に推定することを試みた.格付けの異なる枝肉の
    リブロース
    (第6胸椎-第7胸椎間)で,MR画像は胸最長筋の断面積(ロース芯),脂肪交雑を正確に描出した.これらの像は実際の同部位のカット写真像と良く一致した.脂肪交雑はA-2の胸最長筋ではA-5の胸最長筋より少なく,粗く分布し,両者間でその相違が明りょうに区別できた.画像上で脂肪交雑の量的評価ができるTASplus画像解析装置で測定されたMR画像での脂肪交雑量は実際の同部位の写真像から得られた結果および化学分析による筋肉内脂肪含量測定結果とほぼ同様であった.このことは,格付けの異なる枝肉胸最長筋の脂肪交雑量がMR画像により推定できることを示す.MR画像において,牛枝肉の
    リブロース
    での脂肪交雑の分布および量的変化が非破壊的にかつ客観的に把握できることが判明した.
  • (5)分子生物学的アプローチ
    小林 裕和, 赤沢 堯
    化学と生物
    1981年 19 巻 9 号 583-593
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 杜 玉春, 野瀬 昭博, 川満 芳信, 村山 盛一, 和佐野 喜久夫, 内田 泰
    日本作物学会紀事
    1996年 65 巻 4 号 714-721
    発行日: 1996/12/05
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    リブロース
    -1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ(Rubisco)活性の分光光度測定法はRubisco活性測定法において重要な方法である. しかし, リボース-5-リン酸から合成した
    リブロース
    -1,5-ビスリン酸を基質として用い, 分光光度測定法でRubiscoの活性を測定する時, NADHの酸化が始まるまでに数分間の遅延時間(Lag time)が生じる. 本研究では, 先ず遅延時間の程度が反応液中の3-ホスホグリセリン酸キナーゼ(PGK). グリセルアルデヒド-3-リン酸脱水素酵素(GAP-DH), ホスホクレチアチンキナーゼ(PCK)の濃度に密接に関係することを示した. PGKとGAP-DHの濃度を増やすと, 遅延時間は短くなったが, 完全になくすことができなかった. しかし, PCKの濃度を増すと, 遅延時間は完全になくなった. つまり遅延時間をなくすためには反応液中のPGKとGAP-DHの濃度ではなく, PCKの濃度を増加することが最も重要であることが分かった. 分光光度測定法で遅延時間が生じる原因については, 反応液中のADPの蓄積が関係していることが明らかになった. 以上のようなことを参考にした抽出・反応系を用いて, サトウキビの葉においてRubiscoの高いinitialとtotal活性を得ることができた.
  • 鈴木 啓一, 小松 智彦, 水野谷 航
    日本畜産学会報
    2021年 92 巻 2 号 181-189
    発行日: 2021/05/25
    公開日: 2021/07/09
    ジャーナル フリー

    黒毛和種の肉質等級,性,ロース部位の違いと筋線維型割合,化学成分との関連を検討した.肉質等級が3,4,5の雌と去勢を2頭ずつ合計12頭の

    リブロース
    ,サーロインを1kgずつ,屠畜後約2週間熟成後に凍結保存したものを用いた.I型筋肉線維とII型筋肉線維の割合,粗脂肪含量,脂肪酸,糖成分,核酸関連物質,遊離アミノ酸,ペプチドを測定した.肉質等級の増加に伴い,粗脂肪含量,脂肪酸組成のオレイン酸割合は増加し,糖成分,イノシン酸と核酸関連物質,多くのアミノ酸含量は有意に減少した.筋線維型,化学成分について有意な性間差は認められず,サーロインは
    リブロース
    よりオレイン酸,モノ不飽和脂肪酸割合が有意に多かった.I型筋線維割合は剪断力価と0.50,グルタミンと0.61の有意な相関を示した.粗脂肪含量の増加に伴いグルコース,イノシン酸と核酸関連物質,多くのアミノ酸は有意に減少することが示唆された.

  • 中橋 良信, 丸山 新, 関 晋司, 日高 智, 口田 圭吾
    日本畜産学会報
    2007年 78 巻 4 号 441-446
    発行日: 2007/11/25
    公開日: 2008/05/25
    ジャーナル フリー
    画像解析によりロース芯内脂肪交雑の断面部位による変化について調査するために,黒毛和種去勢牛12頭のロース芯をスライスし,画像解析を行った.第6~7胸椎から第10~11胸椎までを2 cm間隔でスライスし,12枚のスライス肉を得た(
    リブロース
    ).また,第10~11胸椎から23~28枚のスライス肉を得た(サーロイン).ミラー型枝肉撮影装置を用いて各スライスの高精細デジタル画像を得た.画像解析ソフト(Beef Analyzer II)により,各スライスにおけるロース芯面積,脂肪面積割合,小ザシ数,小ザシ指数,全体あらさ指数,最大あらさ指数,慣性主軸短径長径比,ロース芯複雑度の8形質を求めた.また,第6~7切開面,サーロインの第1面,ロース芯終端面それぞれの画像解析形質と,全スライス平均との相関係数を求め,どの面がロース芯をより代表するか調査した.ロース芯の形状は
    リブロース
    からサーロインに進むにつれて細長くなった.脂肪面積割合は尾側に向かうにつれ
    リブロース
    では減少し,サーロインでは増加した.脂肪交雑のあらさは尾側に向かうにつれあらくなった.最大あらさ指数が高くなる特定の部位は存在せず,大きな粒子は突発的に発生することが示唆された.第6~7切開面と全スライス平均との相関係数は脂肪面積割合を除く形質でr=0.15~0.61の範囲にあった.それに対しサーロインの第1面と全スライス平均とのそれは,最大あらさ指数を除く形質でr=0.68~0.92の範囲にあった.個体によって第6~7切開面のロース芯における脂肪交雑の状態と,サーロインにおけるそれに差が存在する場合が確認されたため,詳細に肉質を調査する場合,第10~11胸椎の切開面の脂肪交雑の状態を追加情報とする必要性が示唆された.
  • 小出 可能, 石原 邦
    日本作物学会関東支部会報
    1990年 5 巻
    発行日: 1990/12/06
    公開日: 2017/08/24
    会議録・要旨集 フリー
    光合成産物を利用貯蔵する場であるsinkと, 光合成産物を供給する場であるsourceとが, どのような関係にあるかを知るために, 開花後のコムギの穂を切除し, 止葉の光合成に対する影響を調べた. その結果, 穂切除区の拡散伝導度と光合成速度は穂切除後11日目まではやや低い傾向にあったが, 対照区との間に有意な差は無かった. その後の光合成速度は対照区より高く, 穂切除によって止葉の老化が遅れることがわかった. 本報告は, 穂切除が光合成に及ぼす影響を光化学系と炭酸固定系とに分けて, それぞれについてみかけの光利用効率とクロロフィル含量, みかけのCO_2固定効率と
    リブロース
    1,5-二リン酸カルボキシラーゼ(RuBisCO)含量から検討した結果である.
  • 長谷 栄二, 長船 哲斎
    日本農芸化学会誌
    1989年 63 巻 9 号 1513-1516
    発行日: 1989/09/15
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
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