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全文: "点頭てんかん"
730件中 1-20の結果を表示しています
  • 平山 義人, 帆足 英一, 森 彪
    脳と発達
    1975年 7 巻 1 号 43-45
    発行日: 1975/01/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
  • 大塚 親哉, 高橋 系一
    脳と発達
    1975年 7 巻 1 号 57-58
    発行日: 1975/01/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
  • 土屋 節子, 植松 文江, 香川 和子, 福山 幸夫
    脳と発達
    1980年 12 巻 4 号 266-272
    発行日: 1980/07/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    点頭てんかんと予防接種の因果関係について, 前回は1968年3月から1972年3月までに女子医大を受診した点頭てんかん患者185例につき調査を行ない報告したので, 今回はその後の1972年4月から1977年3月までの199例につき報告する.
    予防接種後30日以内に点頭てんかんが発症した症例は22例あり, これらは両者の因果関係か否定できない症例として検討した.すなわちa) 他の原因となる傷害要因の有無, b) 予防接種前の精神運動発達状況, c) 予防接種から点頭てんかん発症までの期間, の3条件を組合わせて, 予防接種と点頭てんかんの因果関係の密接さを評価した.
    この基準に従うと1) 予防接種以外に原因となる因子の存在しないこと, 2) 予防接種前の発達が正常であったこと, 3) 予防接種から点頭てんかん発症までの期間がDPTは48時間以内, 種痘, ポリオ, BCGでは4~18日内のものが最も両者の因果関係の強いものである.しかし, この基準にあてはまる症例は神経合併症のほとんどないとされているポリオとBCGワクチンの各々1例にすぎなかった.
    また本邦では, 1975年予防接種法の改正があり, DPTは2歳以後, 種痘は3歳以後接種に変更された.しかし, 大幅な接種対象年齢の引き上げにもかかわらず, 点頭てんかんの発症年齢分布には何の変動も認められなかった.
    以上より, 予防接種が点頭てんかんの直接原因となり得る可能性は前回の報告より更に強く否定され, 両者は単なる時期的偶然の一致と考えられる.
  • 香川 和子, 土屋 節子, 村上 文江, 福山 幸夫
    脳と発達
    1977年 9 巻 2 号 171-174
    発行日: 1977/03/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
  • 大田原 俊輔
    脳と発達
    1976年 8 巻 4 号 336
    発行日: 1976/07/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
  • 小国 弘量, 須貝 研司
    脳と発達
    2010年 42 巻 2 号 144-146
    発行日: 2010年
    公開日: 2016/05/11
    ジャーナル フリー
  • 友利 典子, 田島 節子, 杉立 真理子, 関 亨, 福山 幸夫
    脳と発達
    1976年 8 巻 3 号 198-208
    発行日: 1976年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    1968年5月から1972年3月までの間に東京女子医大小児科で診察した点頭てんかん185例中,予防接種歴の明らかな110例について,予防接種と点頭てんかん発症との因果関係を検討した.44例(C群)は予防接種を受けたことが全くなく,他の44例(B群)は発症の1カ月以上前または発症後に接種を受けており,予防接種との関係を完全に否定しえた.残りの22例(A群)は,点頭てんかん発症前1ヵ月以内に予防接種を受けていた.A群の点頭てんかん発症年齢は,点頭てんかん全般のそれと完全に一致していた.A群での予防接種の種類は,百日咳ワクチンと他ワクチンとの混合または併用15例,種痘4例,ポリオ1例,日本脳炎2例であった.また接種から発症までの間隔(百ワク48時間以内,日脳・種痘18日以内,ポリオ7日以内のもの,を有意とす),他の傷害要因,発症前発達遅延の有無の3条件の組合せによって,因果関係を,compatible,probable,possible,notrelatedの4段階に分類する判定規準を設け,A群症例を検討したところ,各々5例,2例,12例,3例となった.以上から,点頭てんかんの大部分の例では,予防接種が原因とは考えられないこと,両者の因果関係を否定しきれない例は4~5%以内に止まること,そしてこの小さな数字は偶然の重畳と解釈する方が妥当と思われることを考按した.
  • 桑島 克子, 福山 幸夫, 商田 良甫
    脳と発達
    1975年 7 巻 1 号 38-39
    発行日: 1975/01/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
  • 順天堂医学
    1975年 21 巻 4 号 415-416
    発行日: 1975/12/10
    公開日: 2014/11/21
    ジャーナル フリー
  • 高谷 清, 橋本 加津代
    脳と発達
    1978年 10 巻 4 号 291-296
    発行日: 1978/07/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    点頭てんかんに治療を行ない, その治療効果を検討した.点頭てんかん全例にACTH (Cortrosyn-Z) を1日0.25mg (1才以下), 0.5mg (1才以上) 毎日連続筋注を30日間行なった. これにnitfazepam (Benzalin) を併用した.これで効果のないものには他の薬剤を加え, さらに種々の薬剤によって効果の認められない症例にはケトン食療法を行なった.
    対象は点頭てんかん47例, Lennox症候群11例で, 点頭てんかん47例中ACTH+nitrazepamによって発作消失したものは20例, 他の薬剤を加えて発作消失したもの6例, ケトン食で発作消失したもの4例, 計30例 (63.8%) であった.
    ACTHの治療効果がはっきりしている17例について, 発作消失までの日をみると3日目から9日目に9例, 10日目から19日目まではみられなくて, 20日目から30日目までに8例消失した. 特発群5例はいずれも10本目までに発作が消失し, 知能障害群10例, 脳性マヒ群2例は10本目までのグループと20本以後のグループに分れていた.
    以上によりACTHは2週間連用で漸減にうつるのではなく, 30日連用するのがよいと考える.
  • 岩瀬 勝彦, 渡辺 一功
    脳と発達
    1972年 4 巻 4 号 339-344
    発行日: 1972/07/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    34 cases with infantile spasms with hypsarrhythmia were examined polygraphically (EEG, EOG, EMG and: respiration) during the spontaneous night sleep. The EEG in paradoxical sleep stage was studied, In 12 of 34 cases (35%), 14-19c/s, fast wave bursts of ca. 1 second duration appeared periodically in all leads. In 2 cases a certain number of fast wave bursts were seen to occur periodically during the course of paradoxical sleep until clinical attacks occurred at last in association with the same form of fast wave bursts. 16 of 34 cases (47%) showed the spike focus mainly in occipital region.
    The ictal EEG in (infantile) spasms has been known to show one of the following: a) desynchroniza tion, b) paroxysmal hypersynchrony or c) no changes. A striking similarity between the above mentioned wave bursts seen during paradoxical sleep and ictal EEG findings led us to postulate that the same neurophysiological mechanism would be involved in paradoxical sleep and in attacks of infantile spasms. In view of the recent work by Jouvet et al, pontile reticular formation may be responsible for the attacks of infantile spasms.
    On the other hand, the persistence or appearance of focal spikes in some cases of infantile spasms strongly suggests the participation of the cortex in pathogenesis of this disorder.
  • 藤井 邦生, 林 正樹, 村田 良輔
    脳と発達
    1978年 10 巻 1 号 10-16
    発行日: 1978/01/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    抗痙攣剤服用中のてんかん患児39名と点頭てんかん4名を対象に, 血中セロトニン, 尿中5-HIAAを測定した. このうち, てんかん患児6名, 行動異常を伴うてんかん患児3名, 点頭てんかん4名について, 髄液中のHVA, 5-HIAAを測定し, これらにprobenecid負荷, 並びにACTH, L-DOPAによる治療を行ない, 次の結果を得た.
    1) てんかん患児の血中セロトニン値と尿中5-HIAA値は, 対照と差はなかったが, 点頭てんかんでは, 血中セロトニン値, 尿中5-HIAA値に高値を示すものがいた.
    2) 髄液中のHVAは, てんかん患児, 点頭てんかん共に対照とに差を認めなかった. 一方, 髄液中5-HIAAは, 点頭てんかんにおいて明らかに高値を示した.
    3) てんかん患児について, probenecidを投与して髄液中HVA, 5-HIAAをみたところ, いずれも投与後に増加した.その上昇度は, 対照との間に差はなかった.
    4) 点頭てんかんにACTH治療を施行すると, 髄液中5-HIAA, 血中セロトニン共に低下した.
    5) 行動異常を伴うてんかん患児に, L-DOPAを抗痙攣剤と併用投与したところ, 髄液中5-HIAAは下降した.
    てんかん患児では, 脳内モノアミンの代謝異常を示唆する成績は認められなかったが, 点頭てんかんでは, 脳内セロトニンのturnoverが亢進している可能性を示す結果を得た. ACTH, L-DOPAは, セロトニン代謝にも影響を及ぼしていると考えられた.
  • 児玉 荘一, 根岸 宏邦, 荻野 仁志, 松尾 保
    脳と発達
    1974年 6 巻 4 号 313-319
    発行日: 1974/07/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    点頭てんかんに対して, その脳内セロトニン代謝を観察する目的でVan Praagが提唱したprobenecid負荷, 及びprobenecid, 5HTPの同時負荷後の脳脊髄液中5HIAA値の動態, 又Serotonergic Agentsの下垂体機能に及ぼす影響を見る目的で, 5HTP負荷後の血中コーチゾル, 成長ホルモンを測定した結果.
    1.probenecid, 5HTP同時負荷後の脳脊髄液中5HIAA増加量は, 対照群に比し有意に低値を示した.2.点頭てんかんに対するACTH, Steroid療法の作用機序解明の目的で5HTP負荷後の血中コーチゾルを測定したところ, 血中コーチゾルのみならず成長ホルモン分泌においても, 対照群に比し有意に抵値を示した.
    以上の結果より, 点頭てんかんにおけるセロトニン代謝異常の成因は, L-Aromatic AminoacidDecarboxylase活性抵下によるものと考えた.
  • 児玉 荘一, 瀬尾 明, 根岸 宏邦, 荻野 仁志, 伊坂 稔
    脳と発達
    1973年 5 巻 1 号 59-67
    発行日: 1973/01/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    The children with infantile spasms (West's syndrome) were studied electroencephalographycally and bioc, hemically.
    1) Forty-four percent (8 of 18 cases) of infantile spasms, most of which showed no response to the ACTH-Z treatment, changed into the Lennox syndrome.
    2) Tn 8 of 18 cases, the electroencephalographic pattern changed from hypsarhythmia to 2 c/s spike nd wave pattern.
    3) The cases of infantile spasms with a history of perinatal injuries were associated with cerebral palsy in high percentage.
    4) The 5-hydroxyindolacetic acid (5-HIAA) level in lumbar cerebrospinal fluids of these patients with Lennox syndrome is low (29-56 ngm/ml) in comparison with that of the other neurological patients (45-82 ngm/m/).
  • 三宅 捷太, 山下 純正, 山田 美智子, 岩本 弘子, 関戸 謙一, 山口 和郎, 原 正道, 佐々木 佳郎
    脳と発達
    1986年 18 巻 4 号 316-321
    発行日: 1986/07/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    脳腫瘍により点頭てんかんが発症したと考えられる症例報告は少ない. 大脳皮質運動領の限局性脳腫瘍が認められた点頭てんかんの1例を報告した. 症例は10カ月男児で生後7カ月の突発性発疹症の発症後にBNS発作を示し, 生後10カ月に受診し点頭てんかんと診断された. 初診までの発達・発育は正常で理学的・神経学的所見に異常を認めなかった. 入院時のCT・髄液に異常なく, 脳波上, 焦点性異常のないmodified hypsarhythmiaを認めた. 種々の抗痙攣剤, ACTH療法に抵抗した. 生後11カ月に, 軽度の左下肢麻痺が出現し, CTにて右頭頂葉傍矢状部付近にmass effectを伴わない高吸収域を認めた.2歳時に摘出術を行い, gangliocytomaの病理診断を得た. 症状は術後にやや改善したが, 依然として治療に抵抗性である.
  • 高橋 寛, 本田 利博, 高橋 系一, 大塚 親哉
    脳と発達
    1980年 12 巻 4 号 281-286
    発行日: 1980/07/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    点頭てんかんの予後を脳のCTスキャン所見から推察する可能性を明らかにするため, 27例の点頭てんかん患児の脳のCTスキャン所見を, 型の類似性から6型に分類し, それぞれの型と, 周生期異常の有無, 発症時の年齢, 発症時までの神経学的発達異常の有無発症から治療開始までの時間, すなわちtreatment lag, 最近の発達指数 (D.Q.) およびACTH療法後の臨床経過などとの関係を検討した.
    CTスキャンの所見を次のように分類した. (1) Type1: 皮質萎縮が主で, 脳室拡大は軽度なもの (6例),(2) Type2: 脳室拡大が主で, 皮質萎縮は軽度なもの (5例), Type3: 皮質萎縮および脳室拡大のあるもの (7例),(4) Type4: 側脳室壁にhigh density spotsを認めるもの (5例),(5) Type5: 大脳半球の一側性に萎縮を認めるもの (2例),(6) Type6: 異常所見を認めないもの (2例).
    Type1の6例中5例は発作が消失し, 現在も認めない.Type2の5例中1例は発作が消失し, 3例が再発し, 1例が強直性けいれんへ移行した.Type3の7例中2例は発作が消失し, 1例は強直性けいれんへ移行した.再発したり, Lennox-Gastaut症候群へ移行したものがそれぞれ2例あった.Type4の5例中4例はLennox-Gastaut症候群へ移行し, 1例は発作が消失した.Type5は1例は発作が消失し, 1例は強直性けいれんへ移行した.Type6の2例はともに発作が消失した.
    Type1および6の所見を示す点頭てんかんの予後は良く, Type2および3の所見を示す点頭てんかんの予後は悪い。Type4の所見を示す点頭てんかんは, Lennox-Gastaut症候群へ移行するものが多かった.
    Type2, 3および4の所見を示す点頭てんかんは特に予後が不良で注意深い経過観察が必要と考える.
  • 橋本 俊顕, 大原 克明, 日浦 恭一, 鈴江 純史, 小林 美子, 河野 登, 高橋 民夫, 福田 邦明, 遠藤 彰一, 宮尾 益英
    脳と発達
    1978年 10 巻 4 号 297-302
    発行日: 1978/07/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    点頭てんかん患児8例と中枢神経系に異常のみられない対照児9例の終夜睡眠ポリグラフを記録し, REM睡眠中の水平急速眼球運動について分析した・点頭てんかんは特発性群と症候性群の二群に分類し検討した.
    特発性群ではREMs/min.6.12±0.41, REM density20.89±1.63%, REMs burst/min.0.39±0.12, time interval between REMs (I) /min: I<1sec.1.63±0.28, 1sec.≦I<2sec.1.09±0.04, 1≧2sec.3.57±0.27, 症候性群ではREMs/min.3.00±0.49, REMdensity11.41±1.21%, REMsburst/min.0.08±0.03, I/min.: I<1sec.0.43±0.28, 1sec.≦I<2sec.0.42±0.06, I≧2sec.2.28±0.25であり, 特発性群のREMsburst/minを除き両群とも対照群 (REMs/min9.15±1.69, REM density26.67±4.01%, REMsburst/min.0.43±0ユ2, I/min: I<1sec.2.84±0.91, 1sec.≦I<2sec.1.66±0.33, I≧2sec.4.27±053) より低値を示し, 特に症候性群で著明であった (p<0.01).
    動物実験によれば, 橋ネコでは単発性のREMしか出現しない. 更に正常ネコの上丘および中脳被蓋の破壊ではREM群発が消失し, 除皮質したものではREM群発の増加がみられるという (Jeannerodら, 1965). このことより点頭てんかんでは橋, 中脳被蓋, 網様体 (特に橋網様体) の障害が重要な意義をもつものであると推測され, 症候性群においてはその程度が高度であると考えられた.
    一方REMの頻度と予後との関係では, REM数の少ないものはDQが低く, 発作の消失, 脳波の改善も不良であり, 本症においてREM睡眠中のREMの頻度を調べることは予後の判定に有用であると考えられた.
  • 加我 君孝, 田中 美郷
    AUDIOLOGY JAPAN
    1979年 22 巻 5 号 359-360
    発行日: 1979年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 玉井 勇, 太田 秀臣, 武井 忠夫, 前川 喜平
    脳と発達
    1981年 13 巻 4 号 295-303
    発行日: 1981/07/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    点頭てんかんの治療において, 合成ACTH-Zは第一選択治療剤とされてきた. しかし本剤により頭部コンピューター断層写真 (CT) 上に著明な退縮像を示す事が周知となり, 本剤の乳幼児に対する治療は再評価を要する時期に来たと思われる. このため本剤の薬用量, 治療時年齢, 精神発達の予後およびCT上の退縮像との関係を前回の症例報告1) に続いてさらに多くの症例で検討を行なった.
    対象は合成ACTH-Z治療を受けた点頭てんかんおよびレノックス症候群の29例, ネフローゼ症候群でprednisoloneのパルス療法を行なつた2例, 合成ACTH-Zを使用せず, 抗痙攣剤のみで経過観察を行なった1例で以下の結果を得た。
    1) CTの経時的観察を行なった点頭てんかん9例総てに治療直後CT上に退縮像が見られ, 治療終了後回復傾向が見られた. 退縮像は年齢が幼若, 大量投与, 治療前にすでに退縮像の見られた症例で著明となる傾向が見られ, 今後さらに多数例で検討を要すると思われた
    。2) 過去に合成ACTH-Z治療を受けた点頭てんかんおよびレノックス症候群の20例中18例に知能障害が見られた. しかし本剤治療以前にすでに発達遅延を示していた症例も多く, 本剤と知能予後との関係は今後なお検討を要すると思われた.CT正常例は8例あり, CTで退縮像を示した症例では前頭部退縮像, シルビウス溝の拡大が多く見られた. しかし基礎疾患を考慮すると本剤治療より長期間経過した症例ではCT上での影響はあまり残存しないようであった.
    3) Prednisoloneのパルス療法を受けた2例 (ともに4歳) のネフローゼ症候群においてCTの経時的観察を行なったところ, パルス療法後著明な脳溝の拡大と軽度の脳室の拡大が見られた。
    しかしパルス療法終了それぞれ6ヵ月後と10ヵ月後の脳波, 精神運動発達に異常は見られなかった.
    4) 合成ACTH {を使用せず抗痙攣剤のみで軽快し, CTに著変を見なかった点頭てんかんの1例を経験した.
    以上の結果より, 合成ACTH-ZによるCT上の退縮像と精神運動発達の予後への影響の関係を考えると, 年長児ではあまり影響が無かったように思われた. 1~2歳以下の幼若児では完全な退縮像の回復の見られなかった症例があり, なお未解決な問題を残していると考えられた.
    このため点頭てんかんの治療においては合成ACTH-Zは第二選択治療剤として考え, 従来より少量, 短期間, CT像に注意して使用する事を我々は考えた.
  • 吉岡 三恵子, 黒木 茂一, 小林 健一郎, 斉藤 潤, 松本 茂男
    てんかん研究
    2000年 18 巻 3 号 212-219
    発行日: 2000/10/31
    公開日: 2012/07/17
    ジャーナル フリー
    部分発作を合併した点頭てんかんの3症例を経験し、発達に視点をおいて、治療と予後を検討した。3症例は周産期や点頭てんかん発症までの発達には異常なく、2例では点頭てんかん発症前に部分発作が認められていたが、後に両発作が併存するようになった。他の1例では両発作が同時期に発症し併存した。両発作の併存は長時間ビデオー脳波同時記録で確認した。画像上の局在病変として、1例はMRIで左側頭部に嚢腫様腫瘤、他の1例ではSPECTで左側頭部に低灌流域を認めた。3例とも発作はパルプ口酸とビタミンB6の併用またはACTHによりいったん抑制されたが、いずれも再発した。2例ではACTHと他の抗てんかん薬によって再び抑えられたが、他の1例は難治であり、左側頭葉部分切除によって発作の消失と発達の改善をみた。部分発作を合併する点頭てんかんの症例には切除術の有効な例もあると考えられた。
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