ため池周縁部に生育する植物の侵入や生育を阻害していると考えられるクズ
Pueraria lobata Ohwi を効果的に駆除、管理する手法を検討した。クズの生育状況を調べるためにため池の水位と光合成速度の関係を調べ、クズの他の種への侵入阻害を検証するために希少種であるフジバカマ
Eupatorium Fortunei Turcz.の発芽に対するアレロパシー効果を検証した。その結果、ため池周縁部に生息するクズは、生育場所の水面からの距離の違いにより光合成特性が異なることやクズのフジバカマに対するアレロパシー効果を調べたところ、その発芽を制御することがわかった。
抄録全体を表示