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近代教育フォーラム
Online ISSN : 2423-8570
Print ISSN : 0919-6560
ISSN-L : 0919-6560
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表紙
原稿種別: 表紙
2010 年 19 巻 p. Cover1-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_Cover1
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(1347K)
近代教育フォーラム(標題紙)
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. App1-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_App1
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(46K)
巻頭言
鳥光 美緒子
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. i-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_i
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(105K)
目次
原稿種別: 目次
2010 年 19 巻 p. Toc1-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_Toc1
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(73K)
共存在概念の起源へ : 聖パウロの「弱さの力」と「愛」(会長就任論文)
田中 智志
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 1-14
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_1
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『新約聖書』のなかのパウロの書簡を彩る言説は、真理の言説をまぬがれつつ、真理にかかわろうとする言説、「弱さの力」を恢復しようとする思考である。「弱さの力」は、かけがえのない一つ一つの命という贈与を享受すること、そして他者と共に生きることすなわち「愛」に向かう。「弱さの力」は、人が、見返りのために努力すること、操作し利用する「強さの力」を求めることを棚上げし、この世界の外に臨みつつもこの世界の内にとどまり、「愛」を実践する。この「愛」に向かう「弱さの力」は、キリストの出来という「出来事」を、人がいかなる正当化の言説も排除しつつ、ただ真理として受け容れることで、生じる。ナンシーがいう、そしてデューイやレヴィナスが暗示してきた共存在の起源は、こうしたパウロの「弱さの力」が向かう「愛」に見いだされるかもしれない。
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(1238K)
生成と物語 : 語りと語り直しの可能性の思想史(報告論文,生成と物語-語りと語り直しの可能性の思想史-,フォーラム1)
野平 慎二
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 15-30
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_15
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物語論(Narrative Approach)によれば、物語は物事や出来事の存在と意味を構成する基本的なメカニズムであるとされる。物語をとおした自己の存在(自己物語の語り)および変容(自己物語の語り直し)はいかに可能なのか。これについて考察することが本論の第一の課題である。また今日では、「大きな物語」の終焉の後に、「小さな物語」への囚われとでも呼ぶべき現象がみられる。こうした現象の歴史的な背景を探ることが本論の第二の課題である。「小さな物語」への囚われを回避するためには、弁証法的な発達の物語を支える、物語の存在論的な次元に目を向けることが必要である。このことは、自己物語の語り直し(語りえないものの意味づけ直し)が世代間の有意味な経験の伝承となるための条件ともなる。
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物語論を公共性に開くために : 主体の脱中心化へ向けて(司会論文,生成と物語-語りと語り直しの可能性の思想史-,フォーラム1)
小玉 重夫
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 31-36
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_31
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物語を、他者との出会いと共同作業のなかでの語り直しのプロセスとしてとらえる場合、重要なのは他者の性格とその位置である。そこには、了解可能な他者と了解不可能な他者という、二重の他者性があり、この両者の関係をどのようにとらえるかが問題となる。この問題は、他者の側からだけでなく、他者を了解、あるいは不了解する語りの当事者=主体の側からも、深められなければならない。この点について近年精力的な問題提起を行っているジュディス・バトラーの議論をふまえていえば、他者からの問いかけに対する応答を迫られることによって、物語る主体が脱中心化されるという視点は、他者の他者性を徹底させるうえで、重要なてがかりを提供する。
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(585K)
崇高と生成(コメント論文,生成と物語-語りと語り直しの可能性の思想史-,フォーラム1)
矢野 智司
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 37-44
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_37
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野平氏の論文は、前半部の物語論をめぐる思想史的な概論にではなく、後半部の理論的試行ともいうべき論考に焦点を当ててみれば、カントの『判断力批判』をめぐるアーレント-ハーバーマスの解釈とリオタールの解釈という相互に鋭く対立する流れのなかで、崇高論から両者を捉え直そうとする試みといえる。リオタールの崇高論を他者論に読みかえようとすること自体の問題点を指摘することもできようが、しかしながら、野平論文は、いまそこにいる「子ども」の「他者」性を弁証法的な発達の物語に回収し「理解」してしまうことなく、「子ども」と呼ばれている者との出会いという出来事において、その過剰な出来事を語りさらに語り直し、あらためて自己物語をも語り直す者の理論的解明を目指すという困難な課題を引き受けようとしたものである。野平論文は、このような課題意識のもとで、理論的な隘路をあえて歩もうとする果敢な試みとして評価することができる。
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(787K)
物語的理性批判(コメント論文,生成と物語-語りと語り直しの可能性の思想史-,フォーラム1)
山内 清郎
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 45-55
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_45
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本コメント論文の主要な話の筋立ては、次の四点である。第一に、人間の存在を、物語的な存在と捉えることによって、物語が人間にとってはたす機能を確認する。そして、そうした人間の有様を、仮に「物語的理性」というように呼称することにする。第二に、野平氏が物語なるものの推移を語る際に大きな参照点としたベンヤミンによる物語についての論考をあらためて検討することによって、物語なるものを歴史的な条件から論究する際のやっかいさについて若干の指摘を行なう。第三に、物語なるものの論究のやっかいさを示す傍証として、アウエルバッハ『ミメーシス-ヨーロッパ文学における現実描写』より「オデュッセウスの傷痕」を、その物語の巧みな分析手法とともに紹介する。第四に、物語(論)が射程とすべき主戦場の範囲を明らかならしめることによって、物語(論)が、今後問うていくべき問題の領野、ならびに、そのための方法論への示唆を記す。
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(1060K)
デューイというモナドが映す有機的統一の思想 : 若きデューイと「個人の時代」を考える(報告論文,デューイというモナドが映す有機的統一の思想-若きデューイと「個人の時代」を考える-,フォーラム2)
古屋 恵太
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 57-72
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_57
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本論文は、初期デューイのライプニッツ論そのものとそれを育んだヘーゲル主義という近景にまず焦点を合わせる(中心化)。次に、アメリカを離れ、フランスのタルドを、同時代にライプニッツ論を著したという理由だけで視野の外から取り上げて提示する(脱中心化)。ヘーゲル主義の影響が生涯デューイに残り続けたとする近年の研究や、同時代にデューイと同様にライプニッツについて論じたタルドも手掛かりとしながら、若きデューイの有機的統一の思想と個性論を考察することを通して、「個人の時代」(ルノー)と対時してみたい。それは、本論文の方法論的枠組みであるライプニッツの中心化-脱中心化の論理を、タルドと同じく「ライプニッツの子ども」である初期デューイの思想そのものに見出すことでもあるだろう。
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形而上学の可能性 : デューイとライプニッツのもう一つのつながり(司会論文,デューイというモナドが映す有機的統一の思想-若きデューイと「個人の時代」を考える-,フォーラム2)
松下 良平
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 73-82
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_73
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デューイが「ライプニッツの子ども」であるならば(古屋)、デューイの自然主義的形而上学はライプニッツの形而上学を継承しているということもできる。古屋によれば、ローティが見たいと思っていた社会民主主義者としてのデューイは、ライプニッツから学んだ若きデューイの中に見いだせるのだが、見方を換えれば、ローティが見たくなかった形而上学の構築者としてのデューイもまたライプニッツから学んだといえるのだ。ここでは、フィルムのポジをネガにするかのように古屋論文を反転させ、形而上学を徹底的に批判したポストモダン的思潮の中で受け入れられたデューイが、本質主義や「存在-神-論」には与しない形而上学の構築を最期まで試みたことに注目する。そのうえで、ライプニッツとも関連づけながらデューイの形而上学の現代的意義について考察し、さらには形而上学の自然主義化の試みを田中智志による自然の再宗教化の試みと比較してみたい。
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(1009K)
初期デューイ思想における個と普遍(コメント論文,デューイというモナドが映す有機的統一の思想-若きデューイと「個人の時代」を考える-,フォーラム2)
松下 晴彦
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 83-91
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_83
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古屋論文は、多くの課題を提示しているが、主要なテーマは1888年のデューイによる個体性、個と普遍(国家、社会)、民主主義の観念の検討である。古屋論文では「中心化と脱中心化」(モナドロジー)という方法をとるが、本稿では、観念の歴史(認識)という観点から、有機体的観念論期のデューイ思想の発展を辿る。すなわち「1888年のデューイというモナド」に焦点化するというよりも、初期デューイ思想の形而上学的・倫理学的展開において、ライプニッツや民主主義がどのように扱われたかという視点である。「個と普遍」論争については、古屋論文がライプニッツを起点としているのに対し、デューイ(タルド)とライプニッツを結ぶ線は、アリストテレスに行き着くこと、またこの観念史を19世紀末に受け継いだパースが個的なものに対し、「不確定なもの」から解釈している点を再評価する。
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(853K)
デューイにおける有機的統一の思想がもつ可能性 : アレンジメントの教育思想に向けて(コメント論文,デューイというモナドが映す有機的統一の思想-若きデューイと「個人の時代」を考える-,フォーラム2)
國崎 大恩
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 93-102
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_93
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デュルケームとの論争で敗れ去り、その後の社会学から忘れ去られたとされるガブリエル・タルド。自然主義へと移行することで、その後の思想から消え去ったとされる初期デューイ。タルドと初期デューイを結びつけるという古屋の試みに、私たちは何を賭けることができるのだろうか。歴史の闇へと捨てられたものに光を当てる可能性だろうか、それとも私たちが慣れ親しんでいる思想に別の光を当てる可能性だろうか、あるいは別の何かだろうか。本稿は、時には古屋の直接的な意図を超えながら、時には古屋論文をも超えながら、古屋論文がもつ可能性そのものを問うてみたい。そのことにより、ポストモダン以降の教育思想・思想史研究が取りうる一つの態度が示されることになるだろう。それは人・物・言説などのアレンジメントを問題とするような微視的なまなざしである。
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(1018K)
教育思想の解釈をめぐる戦略・戦術と倫理(報告論文,教育思想の解釈をめぐる戦略・戦術と倫理,フォーラム3)
岡部 美香
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 103-116
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_103
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現実に生起している教育の課題や問題を解決するための処方箋を提示したり、「ブラックボックス」たる教育を統御可能にするかのような「テクノロジー」の生産に直接的に参与したりするのではなく、また、近代批判に定留するのでもなく、日常に生起する教育現実のなかにありつつ、教育思想を読み解くことがその教育現実とかかわることにもなるような、そうした教育思想の読解は考えられないだろうか。本稿では、このような社会的実践としての教育思想読解の一つの可能性を探る。具体的には、W・ディルタイ以降の西洋における解釈学とこれに影響を受けつつ変遷してきた日本の教育思想読解の足跡を辿るなかで、教育思想という(コン)テクストに作用するさまざまな戦略・戦術を読み解くという解釈の可能性を導出するとともに、この解釈に臨むのに必要な倫理について考察する。
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(1368K)
戦略・戦術という視座への希望と懸念 : 研究活動は「戦い」なのだろうか(司会論文,教育思想の解釈をめぐる戦略・戦術と倫理,フォーラム3)
鳶野 克己
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 117-125
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_117
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教育思想(史)研究と「教育現実」とが乖離しているという危機感を携え、岡部会員は「教育思想を読み解く」ことがそのままで「教育現実にかかわる」ことになるような読解の可能性を探る。解釈学の方法の変遷を辿り、その現状と課題を解き明かすなかで、コンテクストをめぐる問題意識のもと、岡部論文がセルトーやシャルチエらから導き出した「戦略・戦術」という視座は、「教育思想読解」と「教育現実」との今日的なかかわりを新たに開く力を持つだろう。しかし、「戦い」や「争奪」のイメージを抜き差し難く含むこの視座は、私たちを教育思想読解へと促すものの核心を語るに果たしてふさわしいだろうか。人間の生死の根源に触れる場とかかわって教育が存在することに対する圧倒的な驚きと抑えがたい悲哀の感覚に、教育への関心の起源をみることが許されるなら、教育思想読解は、「戦い」や「争奪」には加わらず、「祈り」と「祝福」の途を求めるだろう。
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<教育的>知識人たちの表象(コメント論文,教育思想の解釈をめぐる戦略・戦術と倫理,フォーラム3)
相馬 伸一
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 127-135
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_127
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岡部氏の報告の意図は、教育の基礎研究の危機的状況に私たちがいかに向き合うことができるかというところにあるだろう。その真摯な姿勢には共感できる。しかし、テクノロジーの生産に直接的には参与しないという限定は、教育を事とする知識人にとって、可能ではあっても、必ずしも妥当とはいえないのではないだろうか。また、この半身の構えを可能にする「オフ(off)」というスタンスは、ポスト・モダンを乗り越えてはいないのではないだろうか。いわゆる<教育的>知識人の行動は、<革命的>知識人のそれと比べて一貫性がなく、しばしば日和見主義と見なされる。しかし、<教育的>知識人の行動の「プレ」は、見方を変えてみれば、不動の点としてのスタンスそのものを相対化する運動(動き)であったともいえるのではないだろうか。サイードのいう亡命知識人に属するはずのコメニウスには、亡命者的な状況への距離感と教育技術の創案への関与という両面性が認められる。
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社会的実践としての教育思想読解の可能性 : 解釈学的視点からの応答(コメント論文,教育思想の解釈をめぐる戦略・戦術と倫理,フォーラム3)
大関 達也
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 137-145
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_137
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本稿は、解釈学的視点から、岡部美香氏のフォーラム報告論文の意義と問題点を明らかにするものである。岡部氏は社会的実践としての教育思想読解の可能性を探究している。社会的実践とは、教育現実のなかでさまざまな人々とともに教育のオルタナティブを生成・創出することであるという。そのために教育思想の(コン)テクストに作用するさまざまな人々の戦略・戦術を解明することが提案されている。このような試みは、教育思想史を専門とする研究者と教育実践家との間の交流を促すとともに、そこで発見された新しい研究テーマのもとに多様な専門分野を横断する学際的研究の可能性を示唆するものといえよう。しかしながら、ポストモダンの思想家たちに依拠した解釈学の全否定および文化史的研究の正当化という二者択一的な論理については再考を要するのではないか。なぜなら、社会的実践としての教育思想読解には解釈学的視点が必要になるからである。
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(959K)
<近代=世俗化>の物語を再考する : Ch. Taylor, A Secular Age (2007)をめぐって(コロキウム1)
室井 麗子, 生澤 繁樹, 矢田 訓子
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 147-158
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_147
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(1173K)
ウィーン、その思想的磁場の解読 : ユダヤ性、精神分析、科学哲学、教育思想(コロキウム2)
丸山 恭司, 下司 晶, 小野 文生
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 159-172
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_159
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(1294K)
主体性の超克は現か夢か : 「不眠症」の時代の教育思想(コロキウム3)
井谷 信彦, 宮崎 康子, 平石 晃樹
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 173-185
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_173
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(1277K)
城戸幡太郎の教育技術論と総力戦体制の構築 : 大衆教育システムの構想とその挫折
川津 貴司
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 187-201
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_187
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城戸幡太郎は戦前の「教育科学」運動の中心的指導者として知られるが、その言説を戦時期の社会史においてどのように位置づけるのかは論争的な問題とされてきた。本論文では、「国家総力戦体制が確立されていなかった」ことに日本の敗戦の要因があると批判した戦後の発言を手がかりとして、戦時下において様々な社会的領域に渡って展開された城戸の言説が、全体としていかなる教育システムの構築を目指すものだったのかを明らかにする。1930年代を通じて城戸は、青年大衆や社会的マイノリティに対する保護と教育の充実を求めてきた。それは、「生活技術の教育」という視座から、青年の就職難や失業、子どもの貧困や障害や犯罪といった生活リスクに対する解決案(大衆教育システム)を提示し、国家の関与を引き出すことでその制度化を目指すものであった。そして戦時下において城戸は、「国家総動員」という要請に応えることで自らの構想を実現させようとしたのである。
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(1506K)
田中智志著, 『教育思想のフーコー-教育を支える関係性』, 勁草書房, 2009年6月
関根 宏朗
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 203-208
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_203
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(567K)
田中智志著, 『社会性概念の構築-アメリカ進歩主義教育の概念史』, 東信堂, 2009年11月
北野 秋男
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 209-213
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_209
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(496K)
高橋舞著, 『人間成長を阻害しないことに焦点化する教育学-いま必要な共生教育とは』, ココ出版, 2009年2月
藤井 佳世
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 215-219
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_215
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(494K)
西平直著, 『世阿弥の稽古哲学』, 東京大学出版会, 2009年11月 : 伝書と「伝書」
鈴木 晶子
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 221-224
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_221
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(459K)
片桐芳雄著, 『教育と歴史、あるいはその認識と記述』, 世織書房, 2009年4月
山崎 洋子
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 225-231
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_225
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(754K)
今井康雄編, 『教育思想史』, 有斐閣, 2009年6月
青柳 宏幸
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 233-237
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_233
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(480K)
齋藤直子著, 『<内なる光>と教育-プラグマティズムの再構築』, 法政大学出版局, 2009年2月 : 最も内なるものが、やがては最も外なるものになる。
齋藤 直子
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 239-244
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_239
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(625K)
平野正久編著, 『教育人間学の展開』, 北樹出版, 2009年1月
柴山 英樹
原稿種別: 本文
2010 年 19 巻 p. 245-249
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_245
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(542K)
寄贈文献
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 251-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_251
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(35K)
教育思想史学会規則
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 253-254
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_253
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(194K)
編集規定
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 254-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_254_1
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(115K)
投稿要領
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 254-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_254_2
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(115K)
著作権について
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 255-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_255
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(43K)
Colophon
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 257-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_257_1
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(63K)
(Editorial Board)
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 257-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_257_2
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奥付
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 258-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_258_1
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理事会・編集委員会
原稿種別: 付録等
2010 年 19 巻 p. 258-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_258_2
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裏表紙
原稿種別: 表紙
2010 年 19 巻 p. Cover2-
発行日: 2010/09/19
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.19.0_Cover2
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