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近代教育フォーラム
Online ISSN : 2423-8570
Print ISSN : 0919-6560
ISSN-L : 0919-6560
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表紙
原稿種別: 表紙
2010 年 Suppl 巻 p. Cover1-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_Cover1
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(1392K)
教育思想史コメンタール(標題紙)
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. App1-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_App1
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(132K)
序 : 刊行の趣旨
松浦 良充
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. i-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_i
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(149K)
目次
原稿種別: 目次
2010 年 Suppl 巻 p. Toc1-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_Toc1
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(59K)
創刊号を読む : 近代教育学批判という思想運動のアルケー(第I部 思想の草創: 近代教育[学・思想]批判と教育目的論)
丸山 恭司
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 1-11
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_1
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本稿では、まず創刊号を読むことを通して、「近代教育フォーラム」というプロジェクトのデザインコンセプトが確認された。具体的には、創刊号に収められた諸資料、「創刊のことば」、「編集後記」から、研究会設立の趣旨や創刊号への期待として次の二つの目論見(プログラム)が読み取られた。1.取り組み内容として、今日の教育的思考の歴史的構造を解明するために、近代教育を批判的に考察すること、2.取り組みの進め方として、自由で徹底したディスカッションにより近代教育(学)批判を進めること、である。続いて、「近代教育学批判という思想運動」にその始点(アルケー)である創刊号において運命づけられていた特徴が明示された。すなわち、創刊号それ自体は批判の対象とされず、自己批判の基準として位置づけられていることである。創刊号は立ち返るべき聖地であり、そうした呪縛として機能することを一つの動力源に、この思想運動は展開してきたのである。
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(1030K)
教育目的論の近代と批判の未来 : ポストモダニズムの残照のなかで(第I部 思想の草創: 近代教育[学・思想]批判と教育目的論)
小野 文生
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 13-32
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_13
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教育目的論は、「何のために、何に向かって教えるのか」という教育の目的・目標を基礎づけ構想する。それは教育学の発生当初から原理的要素であり続けてきた。それゆえにこそ、教育思想史研究が教育学の歴史的出自としての<近代>を批判的考察の対象と定めたとき、教育学の思考様式の相対化作業のなかで教育目的論のあり方-<教育目的論の近代>-も問いに付された。普遍妥当的基礎づけを疑うポストモダニズムも、その動向に関与していたのだろう。本章は、教育思想史学会の前身である「近代教育思想史研究会」の創設期に展開された「教育目的論論争」(特に創刊号と第2号)を取り上げ、提出された問い、反論、疑義、課題、展望などを整理し、際立たせる。教育目的の基礎づけ、近代教育学、教育思想史研究という三幅対が、ポストモダニズムの思潮の只中でどのような照応を見せたか、その痕跡を辿る。そして、その<残照>にある現在にあってなお、教育思想史研究の継承すべき<批判の未来>を展望する。
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教育目的の倫理 : 教育思想史の考え方(第I部 思想の草創: 近代教育[学・思想]批判と教育目的論)
田中 智志
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 33-44
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_33
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本章の目的は、「教育思想史学会」の最初期を彩った教育目的論を踏まえつつ、教育思想史の考え方(思考様式)を示すことである。主要なところをあげるなら、教育思想史の考え方は、現代にまで引きつがれている近代教育の様態を支えている基礎概念の内容を歴史的に跡づけること、その概念がはらんでいる危うさ、その概念に回収されない思考を明示すること、そうすることでよりよい教育目的論を喚起することである。教育思想史学会の最初期に展開された教育目的論は、教育目的の語り方を問題にしながら、また見失われてきた近代初期の教育目的論を開示しながら、こうした教育思想史の考え方をよく体現している。
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近代批判とディシプリンの制度化 : 教育思想史の研究会から学会への転換期に何が語られたのか(第II部 拡張と格闘: 歴史的視点と「古典」の読み直し)
山名 淳
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 45-58
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_45
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1997年、「近代教育思想史研究会」は、それまでの活動実績を基盤として、「教育思想史学会」となった。本稿のねらいは、『近代教育フォーラム』の第4号(1995年)から第6号(1997年)までを読み直すことをとおして、当該の時期に何が語られたのかを学会化という視点から鳥瞰することにある。学会となることによって、その集団に一般に求められるようになる条件をめぐる議論の揺れが、とりわけ研究会から学会へと移行した1995年から97年までの時期に増幅した、ということが点滅してくるように思われる。この時期にあらわれたのは、第一に、研究者集団の存在意義(理論的実践の効用)をめぐる問いであり、第二に、方法論をめぐる問いであり、そして第三に、集団としての自己同一性(アイデンティティー)をめぐる問いである。本論では、そのような三つの視点を軸にして、1990年代半ばに近代教育思想史研究会および教育思想史学会において展開された議論の特徴を整理する。
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(1520K)
守るに値する思い出? : 教育思想研究と歴史的視点(第II部 拡張と格闘: 歴史的視点と「古典」の読み直し)
相馬 伸一
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 59-70
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_59
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本コメンタールは、教育思想史学会が教育思想研究における過去への視座(歴史的視点)の必要性を自覚した現れであるはずである。1995年から97年にかけての『近代教育フォーラム』における論議を振り返ると、西洋教育史研究の退潮傾向にもかかわらず、<近代教育思想史像の相対化>という歴史的関心が論者に共有されていたのを看取できる。他方、論者の意図は、粗く区分すれば、歴史派対哲学派、批判派対再構築派で大きく隔たっていた。さらに、対象と方法論の拡散のなかで、議論が収斂に向かったとはいえない。方法論の多様性が許容された背景には唯名論的スタンスがある。しかし、この行き過ぎは歴史的関心を無用のものとしてしまう。その後の『近代教育フォーラム』の論調を見ると、教育思想研究における歴史的視点の必要性について、今一度、検討するべき時を迎えているように思われる。
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(1254K)
重なり合う「古典」 : 1990年代後半における「古典」の読み直しとフーコー(第II部 拡張と格闘: 歴史的視点と「古典」の読み直し)
北詰 裕子
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 71-84
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_71
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1995年〜1997年の『近代教育フォーラム』誌上では、近代教育学の「古典」とされてきたテクストの読み直しが数多く行われている。再読の特徴の一つに、「古典」がフーコー解釈/評価と共に読み直されるという動向が挙げられる。本論ではその一様相を提示するために、「古典」再読の動向から鳥光美緒子氏と鈴木晶子氏のフォーラム論文と各コメント論文を取り上げ、以下の点を明らかにする。第一に、諸論文にはそれぞれの観点からのフーコー解釈が組み込まれていること、むしろフーコーへの評価が議論の共通の場として前提されるなかで、「古典」の問い直しがなされている点。第二に、各論者によるフーコーの捉え方の違いは、それぞれが論じる「古典」の扱い方と地続きであり、枠組みや方法論のみを対象から切り離して抽出し論じることの困難に直面するという点。最後に、90年代後半の「古典」の読み直しが「現在」の私たちにいかなる問題を提起するのかを考察する。
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(1347K)
現代と近代のあいだ : 教育思想史の場を求めて(第III部 近代へのこだわり: 教育思想史の方法と多様化する方略)
鈴木 晶子
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 85-95
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_85
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教育思想史はディシプリンとして確立可能だろうか。確立すべきだろうか。現代という時代は、近代という時代のなかでも歴史研究の対象とはなり得ない近代である。本会がミレニアムを挟んだ4年間に『近代教育フォーラム』誌上で議論してきたことを一言で表すならば、この現代と近代のあいだに、教育思想史という研究の場を求めて、方法論や存在意義を語ることであったといえる。教育思想史研究というもののディシプリンとしての確立を求めることが、近代問題と立ち向かうこととを同じ地平で捉えるという構えこそが、本会発足の契機となっていた。だが、その構えこそが、教育思想史研究というものを、近代問題というものを矮小化して捉える危険を孕んでいたとはいえないだろうか。
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(1177K)
「美と教育」は如何に論じられたか?(第III部 近代へのこだわり: 教育思想史の方法と多様化する方略)
西村 拓生
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 97-113
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_97
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『近代教育フォーラム』第8号所収のシンポジウム「美と教育」を中心に、それに先立つ今井康雄のフォーラムや、それに続く出版や共同研究など、本学会とその周辺において「美的なもの」に対する<期待>と<批判>が如何に論じられてきたのかを通覧して、このテーマに関するこれまでの本学会における研究の蓄積と達成に見通しをつけ、今後の議論の展開に資するものとしたい。
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(1752K)
「学級」再考(第III部 近代へのこだわり: 教育思想史の方法と多様化する方略)
今井 重孝
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 115-125
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_115
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本稿においては、2000年に出版された『近代教育フォーラム』第9号に掲載されている「シンポジウム:学級の思想」の報告論文、コメント論文、司会論文を総括しそこで提起された問題群を指摘した上で、その中でもっとも重要と思われる『学級の作動を、生命的、創造的、生成的なものとして描く』という課題に一つの解決を示そうとした。具体的には、ルーマンのコミュニケーション論に依拠しながら、8点にわたって、オートポイエーシス・システムとしての学級についての特徴を仮説的に提起し、さらに、授業コミュニケーション・システムの三段階を提起したうえで、佐藤学の熟練教師と新任教師の実践的思考様式の研究成果を、ここでの8つの特徴づけと三段階により再解釈し、さらに、斉藤喜博の実践を、オートポイエテイック・システム論により再解釈が可能なことを示し、生命的、創造的、生成的な叙述が、オートポイエーシス概念により可能になることを示そうとした。
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(1033K)
知る・学ぶ・教養をめぐる問題圏 : 教育思想研究における歴史的アプローチを再考する(第IV部 「教育」の彼方へ?: 思想史のなかの「学ぶ」「教える」)
綾井 桜子
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 127-137
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_127
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教育思想史研究において、知る、学ぶという営為、ときにこれらと深い関連をもつ教養ならびに人間形成は、どのような位相のもとに意味づけられ、問題化されてきたのだろうか。今日の教育学研究においては、近代的な学習概念を乗り越えるべく、「学び」の新たなメカニズムと実態の解明が進められている。類似のテーマ群を扱いつつも、以下に取り上げる教育思想史研究は、知る、学ぶという営為、教養ならびに人間形成という概念を教育の時代状況と関連づけ、時代的特異性を明らかにし、これらの営為や概念を自明化している枠組みについて相互に批判的検討を行う。そこでは近代教育の構造把握に加え、存在論的アプローチとは別様に、近代以前(中世、ルネッサンス、近世)の時代状況にまで遡り、知る、学ぶという営為、教養ならびに人間形成の概念を問題化するための視点の獲得が目指されている。
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(1115K)
新教育の彼方へ : 学ぶこと・教えることの新たなヴィジョンに向けて(第IV部 「教育」の彼方へ?: 思想史のなかの「学ぶ」「教える」)
松下 良平
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 139-152
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_139
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新教育の思想の中に「教育的価値」を見いだそうとする従来の教育思想史研究を、教育思想史学会の思想史研究は批判してきた。だが「学ぶ・教えるとはどういうことか」という問いについては、新教育の"肯定的"遺産に依拠する前者の思想史研究と異なり、後者の思想史研究は明確な答えをもっていない。新教育からその"肯定的"遺産を救出しようとする思想史研究の問題点を改めて確認するとともに、新教育が直面した問題を引き継いで、「学ぶこと・教えること」の新たなヴィジョンの可能性を探ってみたい。
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(1519K)
教育思想史におけるポストコロニアルの視点(第IV部 「教育」の彼方へ?: 思想史のなかの「学ぶ」「教える」)
小玉 重夫
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 153-161
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_153
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支配者-被支配者、開発者-被開発者、援助者-被援助者といった二項対立図式を組みかえ、異質なものの間の葛藤を含んだ関係を追究しようというポストコロニアルの視点は、教育関係を批判的に組みかえていくうえでも重要な手がかりを提供する。そうした視点の出発点にあるのは、学ぶ側の主体性を重んじる思想が「子ども中心主義」の名の下に子どもの他者性を隠蔽、収奪してきたことへの批判である。しかし他方で、こうしたポストコロニアルな他者性への着目に対しては、他者を了解不可能なものとしてシニカルに神秘化し他者への呪縛を増幅してしまうことになるのではないかという疑念も指摘されている。そうしたシニシズムを回避しつつ、ポストコロニアルの視点を徹底させるための一つの条件は、他者に対して応答する側、教育を行う側の主体の明証性を問い直し、それを脱中心化することである。
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(871K)
近代教育学を思想史研究として問うことは何を問うことだったのか : カノン形成から見た教育思想史研究史覚書(第V部 省察から展望へ: 近代批判と教育思想史のゆくえ)
矢野 智司
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 163-173
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_163
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教育思想史学会における近代教育学の批判的読解の成果を再検証するために、カノン形成を手がかりに日本における教育思想史研究の歴史的コンテクストを探求する。教育思想史研究は、教育思想のカノンによって作りだされた言説空間でなされてきた。カノン形成は特定の有力な制度や社会集団の利害・関心によってなされており、戦後の日本では「戦後教育学」を担った人々によってなされてきた。そこで選別されたカノンが、教育思想史研究の研究主題を切り開くとともに、教育思考を制限してもきた。教育思想史学会における近代教育学批判とは、このようなカノンに近代の理念に由来する「真理」を求めることから、カノン形成自体を問い直し、その「教育思考の歴史的構造」を明らかにすることをへの転換であった。2009年『近代教育フォーラム』掲載「検証:思想運動としての教育思想史学会-私たちには何ができたのか/できなかったのか」の再検証のための覚書。
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(1162K)
「近代批判」のゆくえ(第V部 省察から展望へ: 近代批判と教育思想史のゆくえ)
今井 康雄
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 175-184
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_175
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本稿は、奨励賞受賞者によるフォーラム論文4本を取り上げて再論し、そのことを通して「近代批判」という解釈枠組みのアクチュアリティを問うことを目的とする。そのために、4論文が「近代」をどう捉えているか、どのような「教育」概念が4論文にあらわれているか、という2つの視点を設定した。4論文はいずれも、「近代批判」という枠組みによって構築された「近代」像と「教育」概念を再度疑おうとしている。その結果、「近代」像の複数化やほぐれが生じ、近代を単純に批判すべき対象として立てることは困難となる。むしろ、私たち自身の「教育」概念を揺るがすような問いを研究対象から引き出すことが試みられている。こうした試みは、「近代批判」の枠組みのなかに含まれていた自己吟味という課題を、方法化された近代批判からは距離をとりつつ、それぞれの流儀で追究していると言える。「教育」の概念そのものを吟味の対象とするようなラディカルな問いを教育思想史研究が立てるために、近代批判は依然として有効な構えを提供しているように思われる。
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(1052K)
近代批判から教育人間学へ? : 失われた<歴史>を求めて(第V部 省察から展望へ: 近代批判と教育思想史のゆくえ)
下司 晶
原稿種別: 本文
2010 年 Suppl 巻 p. 185-198
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_185
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『近代教育フォーラム』第15号(2006)〜第18号(2009)の特徴を分析した上で、学会として確認すべき事項を提案する。この時期の特徴は、第一に、学会や近代批判の意義自体が問い直されていることである。近代批判の自明性が失われ、妥当性が問題となっている。第二に、教育人間学的な議論が前面に出ることである。問題関心の拡張にともない、「思想史」と「近代批判」の融合例は減少する。第三に、「歴史色」が薄まることである。教育哲学(会)に接近するとともに、教育史(学会)との距離は遠のく。歴史を軸とした近代教育学/戦後教育学との対決というモチーフが失われている証左である。以上を踏まえて最後に、学会・研究のテクストとコンテクストを再確認する必要があると指摘する。具体的には(1)外部との関係、(2)学会の基盤、(3)研究方法論の3点である。
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(1313K)
資料1 近代教育思想史研究会~教育思想史学会/理事・編集委員等一覧
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. 199-202
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_199
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(158K)
資料2 『近代教育思想史研究会』(仮称)発起人会へのお誘い
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. 203-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_203
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資料3 「近代教育思想史研究会」へのお誘い(設立趣意書)
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. 204-205
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_204
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(115K)
資料4 近代教育思想史研究会 会則(発足時)
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. 206-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_206
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(33K)
資料5 『近代教育フォーラム』(創刊号~第18号)主要目次
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. 207-222
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_207
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(769K)
むすび
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. 223-226
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_223
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(315K)
『教育思想史コメンタール』編集委員会
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. App2-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_App2
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奥付
原稿種別: 付録等
2010 年 Suppl 巻 p. App3-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_App3
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裏表紙
原稿種別: 表紙
2010 年 Suppl 巻 p. Cover2-
発行日: 2010/10/20
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.Suppl.0_Cover2
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