システム制御情報学会論文誌
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3 巻, 3 号
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  • 塚本 充, 亀井 且有, 井上 和夫
    1990 年 3 巻 3 号 p. 69-75
    発行日: 1990/03/15
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    地形など三次元形状を平面上に表現する方法としては, 等高線や立体図などを用いる方法が一般的である.これに対して, 筆者らは形状の表現方法のひとつとして人間が地形の特徴を表わすときに使う言葉を用いることを提案している.本手法は, その言葉が持つイメージから人間がたやすく形状の概念を形成できるだけでなく, 地図上の情報を効率的に処理するための知識の表現方法になると考えられる.本論文では, まず, 実験を通して人間が地形を表わす時に用いる言葉を抽出し, その結果を踏まえて, 形状表現のためのキーワードを定義する.つぎに, 本手法を地形図へ応用し, 地形の特徴のキーワードによる表現を試みる.
  • 壺内 清彦, 池田 雅夫
    1990 年 3 巻 3 号 p. 76-83
    発行日: 1990/03/15
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    ゴム空気圧駆動型ロボットアームは, 空気の圧縮性のため負荷の影響を受けやすく, また応答にむだ時間が生じるなど, 制御しにくいシステムと考えられている.本研究では, 数式モデルを構築し, 制御系設計を行なうという正統的アプローチを適用すれば, このシステムも決して制御できないものではないことを示す.具体的には, 手首の先に取り付けた倒立振子の安定化制御を行なった結果を報告する.
  • 辺見 一男, 井上 和夫
    1990 年 3 巻 3 号 p. 84-89
    発行日: 1990/03/15
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    本論文はカーソルの移動速度を制御できるカーソルキーについて述べたものである.ここではカーソルキーの入出力特性として次の4種類を考える.
    (1) 線形特性
    (2) 2段階特性
    (3) ロジスティック特性
    (4) 指数特性これら4種類のカーソルキーを用いてポインティング実験を行なった結果次のことが明らかとなった.指数特性キーのポジショニング時間は4種類の中で一番短く, 特にターゲットサイズが小さい (直径3mm) 場合に顕著となる.確定動作時間, すなわちカーソルをターゲット内に微調整しながら導くのに要する時間については指数特性キーが4種類のキーの中で最も短かかった.しかしながら, このとき, 確定動作時間に占めるキー入力時間の割合は指数特性キーが最も大きかった.これらより, 被験者は指数特性キーを, キートップに加える力で制御しているのに対して, ほかのキーについては, キー入力を行なう時間によって制御していると考えることができる.さらに, カーソルキーのポジショニング特性をマウスと比較した結果, ロジスティック特性キーと指数特性キーによるポジショニング時間は, ターゲットサイズが最も大きい (直径12mm) とき, マウスと同等となることが確認できた.
  • 石渕 久生, 田中 英夫, 黄 承国
    1990 年 3 巻 3 号 p. 90-92
    発行日: 1990/03/15
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    本研究では,ファジィ線形回帰分析を用いて作業時間の解析を行なうことを目的に,ファジィ回帰分析の定式化の方法を考察する.このとき,'従来の方法では少数のファジィ係数のみが幅を持ち,ほかのファジィ係数の幅は0となることを示し,このような欠点を取り除いた定式化を提案する.
  • 1990 年 3 巻 3 号 p. 207a
    発行日: 1990年
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
  • 1990 年 3 巻 3 号 p. 207b
    発行日: 1990年
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
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