テレビジョン学会誌
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40 巻, 6 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 小原 正晴
    1986 年 40 巻 6 号 p. 442-448
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
  • 吉田 良
    1986 年 40 巻 6 号 p. 449-456
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
  • 江口 武夫
    1986 年 40 巻 6 号 p. 457-464
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
  • 明石 五郎
    1986 年 40 巻 6 号 p. 466-474
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    最近の記録技術の進歩によって, 単位面積当たりの記録密度が著しく向上し, ディスク形態の記録メディアの重要性がますます増大している.ここでは, 磁気記録ディスク, 光ディスクなどの各種の記録ディスク技術について, 最近の動向を概況すると共に, 今後の技術課題について述べた.
  • 山口 弘高, 加藤 裕司, 塩田 則男, 柳沢 雅広
    1986 年 40 巻 6 号 p. 475-480
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    RF2極スパッタ法により, 優れた磁気特性と耐食性を有するCo-Pt合金薄膜媒体に第3元素Mとして, VIa族のCr, Mo, WおよびVa族のV, Nb, TaおよびIVa族のTi, ZrおよびGeを添加し, 保磁力Hcおよび飽和磁束密度Bsを広範囲に制御できることを示した.高密度記録用として期待でき, 500Oe以上のHcを有している添加元素はCr, Mo, W, V, Geであることがわかった.耐食性については, Co0.72 Pt0.2 Cr0.08が優れていた.添加元素としてVを選び, その磁気特性の組成依存性と微細構造, 結晶構造を関連づけた.さらに, Co0.66 Pt0.30V0.04を媒体として磁気ディスクを作製し, 記録密度特性を測定したところ, D50として50 kFRPI以上が得られ, 高密度記録用媒体としての可能性が明らかにされた.
  • 野村 龍男
    1986 年 40 巻 6 号 p. 481-487
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    二酸化クロム磁気シート円板 (媒体) への熱磁気記録と磁性ガーネット膜による転写読出しを組合せた光磁気メモリーを構成し, 高速・広帯域信号記録の観点から光変調および磁界変調の2つの方法による信号の熱磁気記録を試みた.また, 記録状態を知る目的で磁気ヘッドによる記録も行った.その結果, 記録法によって読出し信号レベル, 周波数特性に大きな相違のあることがわかった.光変調記録では媒体の線速度が50m/sの時, 9MHzまでの信号の記録を確認し, CN比は4MHzにおいて最大43dBが得られた.熱伝導の計算から信号の記録される深さは媒体表面から0.8μm以下と推定され, これにより磁気ヘッド記録との間に見られる信号レベルと周波数特性の差をよく説明できた。一方, 磁界変調記録では媒体の冷却過程で信号磁界による減磁が生じ, 信号レベル, 周波数特性とも光変調記録の場合と比べて低下した.
  • 新居 亨一, 加藤 忠
    1986 年 40 巻 6 号 p. 488-493
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    磁気ディスク装置の高記録密度化をねらいに, 微分型等化による再生信号の波形干渉低減法を明らかにした.本等化は孤立波の半値幅を細化するだけでなく, 孤立波の非対称性も低減する.等化器は微分器を含むトランスバーサル型フィルタで構成した.本等化器は高周波帯域強調特性をもつ.
    孤立波の非対称性を無視できる場合, 孤立波の半値幅を約0.6倍に細化できる.これにより, 波形干渉に起因するピークシフトを低減し, また, 振幅低下を回復する.本等化を行うと, 等化を行わない場合の1.5倍から2倍まで, 記録密度を高めても, 波形干渉はほとんど増加しない.
    非対称性の顕著な孤立波に対しては, 等化定数を最適化して, 非対称性を低減する.これにより, 非対称性を無視した時よりも細化効果は向上する.例えば, 半値幅を0.55倍にまで細化できる.その結果, 孤立波の非対称性に起因した波形干渉も低減できる.
  • 鈴木 基之, 佐々木 昌志, 三浦 芳夫, 福井 幸夫
    1986 年 40 巻 6 号 p. 494-500
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    光ディスク装置のトラッキング性能向上およびアクセスの高速化を目的として, ディスクの偏心を補正する偏心補正回路を開発した.偏心によるトラックの変位がディスクの回転に同期して正弦波状に現われる点に着目し, トラック横切り数の情報だけを用いて偏心の検出を行い, 偏心に応じた振幅・位相の正弦波状補正信号をアクチュエータに印加して補正するようにした.偏心の検出および補正信号の生成は, マイクロコンピュータで処理するようにした.
    この偏心補正回路を光ディスク装置に実装・検討した結果, 200μmの偏心に対しても残留偏心量を10μm以下にすることができた.また, トラッキング制御の引き込み応答等のトラッキング性能向上, アクセス時間の短縮・安定化を図ることができた.
  • 竹内 崇, 村上 武志, 伊藤 保, 斉藤 規, 星野 隆司, 岡本 宏夫
    1986 年 40 巻 6 号 p. 501-507
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    CD-ROMは, ディジタルオーディオ用コンパクトディスク技術を基礎とする, 統一信号フォーマットを持つ読出し専用の光ディスク記憶装置である.音楽用CDシステムを計算機用記憶装置とするために, 以下の課題を取り上げた. (1) データ信頼度を向上するための誤り訂正, (2) 高速ランダムアクセス, (3) ユーザに好適なシステム開発環境を与えるインタフェース.特にデータ信頼度の確保は, 記憶装置としては不可欠であるが, ディスクの誤り率, 特に実使用下における誤りの様子を定量化することは難しい.本研究では, 実際のCDディスクの測定例から平均ランダム誤り率, バースト誤り長10フレームを想定し, CD-ROMに採用された2つの誤り訂正を検討した.CD用誤り訂正CIRCの新復号方式を開発, ランダム誤り訂正10-12以下, バースト誤り11フレームを達成, さらにCD-ROM用付加ECC復号をインタフェースソフトウェアに組込みデータ信頼度の向上をはかった.
  • 中根 靖章, 森本 登志郎, 大槻 正
    1986 年 40 巻 6 号 p. 508-513
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    記録データの高信頼性を得ることを目的に, 新しい追記型光ディスク装置を開発した.記録の原理に, 2種の薄層が合金化したときの反射率変化を利用する合金モードを採用した.直径30cmのディスクのCAVモードで2.2Gバイト, CLVモードで3.3Gバイトの記録容量を持つ.データの誤り率は, 強力な誤り訂正符号の採用により, 磁気ディスクなみの10-12以下に抑えることができた.不良セクタに対しては, 装置がこれを検出し, 交代セクタへの移動制御を行う.
    70℃, 90%の加速試験で室温に比べ200倍以上加速されると推定し, データ誤り率を評価した結果, 30年相当の試験後も顕著な差が見られず, 長期保存が可能であることを示した.
  • 龍口 和雄, 糸長 誠, 宮武 英明, 後藤 浩行
    1986 年 40 巻 6 号 p. 514-520
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    今回, 相変化型の追記および消去可能型媒体で, φ120, φ130のディスクサイズに対応した小型光ディスク記録再生装置を開発した.消去ビームの作成には非点収差を利用した方法を提案している.プリグルーブの形状に対する記録再生の諸特性について解析し, CNR, クロストーク, トラッキング信号, アドレス信号の観点から最適の形状を選択し記録再生特性を示した.追記型媒体において64dB以上, 消去可能型媒体では55dB以上のCNRが得られている.消去特性に関してはイニシャライズのパワーが重要な要因であり, 記録パワーの変化に対して安定に消去するためには, 深めのパワーで初期化することが必要であることが明らかになった.また, この装置による1125本高精細度静止画+PCM音声システムへの応用について述べた.
  • 安田 修朗, 市原 勝太郎, 堀 昭男
    1986 年 40 巻 6 号 p. 521-527
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    消去可能な光メモリーディスクの開発が非晶質希土類-遷移金属 (RE-TM) 合金膜を先頭として急ピッチで進められている.実用化には解決しなければならない諸点があり, 耐環境性改善もそのひとつである.これはRE-TM膜に含まれるFe成分の酸化 (さび) の防止でもある.筆者らは, さびないTbCo膜を選び, 垂直磁気異方性を持たせる成膜条件を探究した.Co系RE-TM膜にはバイアススパッタリング法が適しているとされるが, この方法では耐熱性の低い透明有機樹脂基板上に成膜できない.無バイアススパッタリング法での成膜条件を追究した結果, 膜のTbとCoの組成比を制約すれば充分であり, バイアススパッタの膜は緻密度が低下するため耐環境性が悪化した.また, スパッタで作製した透明下地膜には浮遊酸素が含まれており, これを除去すれば磁気特性が大幅に安定することが判明した.Feを含んだ膜よりも耐環境性の優れた光ディスクの作製技術を開発できたと思っている.
  • 斉藤 実, 武田 立
    1986 年 40 巻 6 号 p. 528-534
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    光ディスクのデータ信頼性上の問題点は, 媒体の初期欠陥が多いこと, および経時劣化が速いことである.本論文では, 初期および経時劣化後のビット誤り特性に基づく各種冗長構成技術の定量的な取り扱いを可能にすることをねらいに, ビット誤り特性を2方向のアプローチから解析する.すなわち, ビット誤り長分布の測定結果から導かれる統計モデルによる解析と, 欠陥の形状等を仮定した物理モデルに基づく解析である.両者ともビット誤り長分布の実測値を合理的に説明できることを示す.また, 前者の統計モデルの応用として, 状態遷移確率からシンボル誤り率, ブロック誤り率, 欠陥救済確率を導出し, 交代処理方式の定量的評価手法を明らかにする.
  • 小堀 博道, 村上 照夫, 星野 功, 森 昌文
    1986 年 40 巻 6 号 p. 535-540
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    光磁気ディスクメモリーが現行の磁気メモリーと同様に世の中で広く使われるためには, 記録媒体の信頼性ならびに情報の重ね書きの問題を解決することが現在最も重要な技術課題となっている.我々は, 従来のFe系記録材料に比べて長寿命のTbCo膜を記録膜に用いることで媒体の信頼性向上を図り, 消去用と記録用の2光磁気ヘッド方式とすることで磁気メモリーと同様に情報の重ね書きを可能にした130mmφ光磁気ディスクメモリー装置を開発した.光磁気ヘッドの小型化, セクタ構造と2ヘッドのアクセス方向の工夫により, 装置全体を5.25インチ標準磁気ディスクドライブと同じサイズに収めている.本装置は2ヘッド構成でほぼ実時間で情報の重ね書きができることから, 卓上型や個人用のコンピュータの汎用外部メモリーのみならず, 書き換え可能なコンパクトディスク (CD) やビデオディスク (VD) へも応用できる.
  • 太田 益富, 山田 善弘
    1986 年 40 巻 6 号 p. 541-544
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
  • 2. 画像の処理システム
    花木 真一, 岩下 正雄, 寺嶋 廣克
    1986 年 40 巻 6 号 p. 545-552
    発行日: 1986/06/20
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
  • 1986 年 40 巻 6 号 p. e1
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
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